チェ (映画)
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『チェ』(Che)は、革命家チェ・ゲバラの半生を描いた、2008年のアメリカ・フランス・スペインの合作伝記映画。
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[編集] 概要
監督をスティーブン・ソダーバーグが、主役のチェ・ゲバラ役をベニチオ・デル・トロが務めた。
全編の上映時間が4時間30分に及ぶため、フルヘンシオ・バティスタによる独裁政権をフィデル・カストロと共に倒す、キューバ革命までを描いた「チェ 28歳の革命」(原題:The Argentine)と、ボリビアでの敗北と処刑までを描いた「チェ 39歳 別れの手紙」(原題:Guerrila)の二部作に分けられた。
2008年5月21日、カンヌ国際映画祭で初上映され、作品がパルム・ドールにノミネート、主演のデル・トロが男優賞を受賞した[1]。
デル・トロは幼い頃からチェ・ゲバラは“悪者”だという認識を抱いていた[2]が、彼の人生を演じることでその考えを改めたという。撮影前には、彼の著書を読んだり、彼の妻・ガデアや弟などと会い、革命活動以外の彼を知り[3]、更に自らキューバへ赴くなど、7年を費やして[4]、まさに彼を研究し尽くした。キューバを訪れた際には、フィデル・カストロと5分間だけ面会できたと言う[4]。チェに関するリサーチは、チェの日記、ニューヨークへ行く際のアメリカ国務省の機密文書(機密解除されていた)、ボリビア滞在時に書いたメモにまで及んだ[5]。
撮影は2007年5月から開始され[6]、デル・トロは撮影に際し、25kgの減量をして[7]、チェになり切った。
脚本家のビックフォードとデル・トロは、キューバ革命とボリビアでチェと共闘し、生き残っているハリー・“ポンボ”・ヴィジェガス、ウルバノ (Urbano)、ベニグノ (Benigno)ら3名と会った[5]。彼ら3人に個々に話を聞き、ポンボとベニグノはキューバとボリビアでの体験を語ってくれた。ウルバノはスペインでの撮影中にアドバイザーとして、どのように銃を構えていたか、など俳優たちの細かい相談に乗った[5]。
[編集] キャスト
[編集] 28歳の革命
詳細は「チェ 28歳の革命」を参照
- チェ・ゲバラ:ベニチオ・デル・トロ
- ハリー・“ポンボ”・ヴィジェガス:ベンジャミン・ベニテス
- リサ・ハワード:ジュリア・オーモンド
- タマラ・ブンケ:フランカ・ポテンテ
- ベニグノ:アルマンド・リエスコ
- アレイダ・ゲバラ:カタリーナ・サンディノ・モレノ
- フィデル・カストロ:デミアン・ビチル
- ラウル・カストロ:ロドリゴ・サントロ
- カミロ・シエンフェゴス:サンティアゴ・カブレラ
- シロ・レドンド:エドガー・ラミレス
- Israel Pardo:アルフレド・デ・ケサダ
- フアン・アルメイダ・ボスケ:ロベルト・サンタナ
- ロヘリオ・アセヴェド:ヴィクター・ラスク
[編集] 39歳 別れの手紙
詳細は「チェ 39歳 別れの手紙」を参照
- チェ・ゲバラ:ベニチオ・デル・トロ
- ベンジャミン・ブラット
- タマラ・ブンケ:フランカ・ポテンテ
- マリオ・モンヘ:ルー・ダイアモンド・フィリップス
- ウルバノ:カリ・メンデス
- リサ・ハワード:ジュリア・オーモンド
- シロ・レドンド:エドガー・ラミレス
- アレイダ・ゲバラ:カタリーナ・サンディノ・モレノ
- フィデル・カストロ:デミアン・ビチル
[編集] 上映
カンヌでの上映後、ソダーバーグはそれぞれのフィルムから5分から7分分のシーンをカットした[8]。その後、第46回ニューヨーク映画祭[9]、第33回トロント国際映画祭でも15分の休憩を挟んで上映された[10]。2008年11月1日、アメリカ映画協会のフェスティバルの一環としてグローマンズ・チャイニーズ・シアターで行われたロサンゼルス・プレミアでは、チケットが完売した[11] 。
チェ・ゲバラの故郷・アルゼンチンでも2008年11月に上映されたが、首都ブエノスアイレスでは、チェに扮したデル・トロの巨大なポスターがそこかしこに貼られた。
2008年12月、キューバの首都・ハバナで行われる第30回新ラテンアメリカ国際映画祭、通称ハバナ映画祭 (Festival Internacional del Nuevo Cine Latinoamericano de La Habana) で、ヤラ映画館(12月6日)とカール・マルクス劇場(12月7日)の両日、2作とも上映されている。[12][13]。キューバの外相フェリペ・ペレス・ロケによると、キューバとの交易を断っているアメリカ政府がキューバでの撮影許可を下ろさなかったために、撮影はスペインやボリビアで行われたと言う。
[編集] 脚注
- ^ [[1]]. (2008年5月26日) 2008-11-25 閲覧。
- ^ “The Big Preview”. エンパイア(雑誌): pp. 104. (2008年8月)
- ^ 'Che' Lives Backstage, November 19 2008
- ^ い ろ [[2]]. (2008年10月27日) 2008-11-25 閲覧。
- ^ い ろ は “[Che]”. Festival de Cannes program. (2008年) 2008-09-06 閲覧。
- ^ [[3]]. (2006年11月6日) 2008-11-25 閲覧。
- ^ [[4]]. (2008年10月9日) 2008-11-25 閲覧。
- ^ [Cannes of worms for indie films”]. (2008年7月31日) 2008-07-31 閲覧。
- ^ [[5]]. (2008年9月30日) 2008-11-25 閲覧。
- ^ “[fest adds 20 films to lineup]”. バラエティ(雑誌). (2008年8月13日) 2008-08-14 閲覧。
- ^ “[takes a revolutionary approach to Che]”. ロサンゼルスタイムス. (2008年10月13日) 2008-11-02 閲覧。
- ^ Benicio del Toro presents Soderbergh’s Che - DIGITAL Granma International (December 6, 2008 at the first Havana premiere of Che at the Yara Theater)
- ^ 「チェ・ゲバラ描いたソダーバーグ監督の映画、キューバで絶賛」[6](CNN.co.jp 2008年12月13日)
[編集] 外部リンク
- Official International Site(スペイン語) - Official UK site(英語)
- 『★チェ 28歳の革命|チェ 39歳 別れの手紙』公式サイト
- チェ 28歳の革命 - Internet Movie Database (英語)
- チェ 39歳 別れの手紙 - Internet Movie Database (英語)
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最終更新 2009年6月25日 (木) 10:39 (日時は個人設定で未設定ならばUTC)。
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