ツングース
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ツングースまたはトゥングースは、満州からロシア領のシベリア・極東にかけての北東アジア地域に住み、ツングース諸語に属する言語を母語とする諸民族のこと。ツングースの語は本来は、現在自称を用いてエヴェンキと呼ばれることが一般的な民族を指すロシア語であり、ツングース族とは狭義にはエヴェンキ人を指した。これに対し、広義のツングース族であるツングース諸語の話し手の諸民族は、現在ではツングース系諸民族、ツングース語系諸族などと呼ばれている
ロシア語の「トゥングース(Тунгус;Tungus)」の語源は、中国語の「東胡」であるとする説が広く知られているが、この説は否定されている。ロシア語では狭義のツングースについてはソ連以降、エヴェンキと呼ぶことが一般的になったため、ツングースの民族名はほとんど使われないが、ツングースの形容詞系であるツングースキーがシベリアに地名としていくつか残っている。そのうちのひとつ、エニセイ川の支流ポドカメンナヤ・ツングースカ川の上流において1908年6月30日に起こった巨大爆発は、ツングースカ大爆発という名で知られている。
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[編集] ツングース系諸民族
ツングース系諸民族は12世紀以降の女真人、17世紀以降の満州人を除いて固有の文字をもつことがなく、その歴史については不明なところが多い。ただし、中国の歴史書に漢字の名をもって登場する北東アジアのいくつかの民族はツングース系であったと推定されている。
日本列島との関わりでは、いくつかのツングース系民族が樺太でアイヌと接触していたことが知られる。
新村出は、日本語「ナナ(7)」とツングース語のナダン(7)系の数詞との関連を唱える。その他の学者は、高句麗語と日本語の数詞をはじめとした単語の類似を指摘する。
[編集] 歴史上のツングース
中国の歴史記録上に登場する民族・国家でツングース系と考えられているのは、以下の諸民族・国家である。
[編集] 現在のツングース
現在民族集団を形成しているツングース系民族は以下が知られている。
これらの民族は満州民族を除いて人口が少なく、中国化・ロシア化が進んでおり、固有の言語文化が危機にさらされている。清の支配民族であった満州民族は17世紀以来漢民族との同化が進み、ツングース系の満州語を話す者はほとんどいない。(※「族」とつくのは 中国の少数民族分類による民族名。)
[編集] 脚注
[編集] 関連項目
- ツングース諸語
- シャーマニズム(シャーマン)
- 東北工程
- 北海道立北方民族博物館
[編集] 外部リンク
最終更新 2009年11月15日 (日) 15:10 (日時は個人設定で未設定ならばUTC)。
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