テナガザル

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テナガザル科
シロテテナガザル
シロテテナガザル Hylobates lar
分類
: 動物界 Animalia
: 脊索動物門 Chordata
亜門 : 脊椎動物亜門 Vertebrata
: 哺乳綱 Mammalia
: サル目 Primate
亜目 : 真猿亜目 Haplorhini
下目 : 狭鼻下目 Catarrhini
上科 : ヒト上科 Hominoidea
: テナガザル科
Hylobatidae
 Gray, 1870
: テナガザル属
Hylobates Illiger , 1811

テナガザルはテナガザル科に属するサルの総称である。

目次

[編集] 分布

インドシナ半島マレー半島からスマトラ島ボルネオ島

[編集] 生態

熱帯雨林に生息している。体長45-90cm。樹上生活者であり、長い腕で「枝わたり」(ブラキエーション)をして林冠を移動して生活する。

1夫1妻で、子供を含めた4頭程度の群れを形成している。テナガザルは歌を歌うことで知られている。主にカップルのオスとメスが交互に叫びあいながら、複雑なフレーズを取り混ぜたデュエットを行うのである。種によっても異なるが、歌は2時間程度続けられることもある。この歌は家族間の絆を深めたり、他の群れに対してなわばりを主張したりすることに役立っていると考えられる。この歌い方は、種によってそれぞれ特色があるため、歌を聞き分けることにより、種の判別が可能である。

[編集] 分類

本稿ではテナガザル科に属する全種がテナガザル属(Hylobates )1属に属するとしているが、フクロテナガザルのみをフクロテナガザル属(Symphalangus )にしてあとの8種はテナガザル属とする説や、さらにテナガザル属からフーロックテナガザル属(Hoolock )やクロテナガザル属(Nomascus )を分離する説などがある。

[編集] 保護上の位置づけ

[編集] 人間との関係

テナガザルの生活域である熱帯雨林は、伐採により減少しており、生活環境が脅かされている。また、ペットのための捕獲もその生存を圧迫してきた。この類の飼育は歴史が長く、古くは中国古代の王侯がこの類を飼育していた記録がある。水墨画にもこの類がよく描かれ、特に水面の月を掬う意匠が有名である。

最終更新 2009年11月16日 (月) 06:09 (日時は個人設定で未設定ならばUTC)。
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