デジタル数字

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7セグメントディスプレイでの16進表示
デジタル数字を使ったガソリン価格の表示

デジタル数字(-すうじ)とは、7セグメントディスプレイによるアラビア数字の表示手法、またはその直線的デザインを模した書体の俗称である。

[編集] 概説

物事を数量的に表すというデジタル本来の語義に立脚すれば、数字とはそれ自体がデジタルの概念を体現したものであるが、その内の特定の書体を指して「デジタル数字」という(本来的外れな)呼称が世間一般に定着するきっかけとなったのは、1974年カシオ計算機が発売を開始したデジタルウォッチである。

従来の針によるアナログ式腕時計に対比して、液晶を用いた7セグメントディスプレイで時刻を数字で直接表示するというスタイルは、当時の消費者に斬新な未来的イメージをもって受け入れられた。まだデジタルという用語や概念が日常に存在しなかった時代に、カシオはこの商品を山口百恵の声による「デジタルは、カシオ」の印象的なキャッチコピーで大々的に宣伝したことから、やがて『デジタル』の語がその特徴的な7セグメントディスプレイそのものを指す単語として一人歩きし、同時にこの文字デザインそのものを含め、「デジタル数字」「デジタル」などと俗称されるようになった。

もともとは、初期の表示素子であるLEDの技術的制約と実用度との、ある種の妥協点から採用された表示手法であったが、現在では表示手法に関わらず『機能美』を伴った文字デザインの一つとして広く認知されており、今日でもネット上においてデジタル数字フォントが多数制作・公開されるに至っている。

最終更新 2008年11月1日 (土) 08:33 (日時は個人設定で未設定ならばUTC)。
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