デッサン

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曖昧さ回避 この項目では、目に見えるものを鉛筆や木炭で描いたものについて記述しています。1997年に日本テレビ系列で放送されたテレビドラマについては「デッサン (テレビドラマ)」をご覧ください。
曖昧さ回避 ドローイングは、この項目へ転送されています。その他の用法については「ドロー」をご覧ください。
宮殿建築のためのデッサン

デッサン(Dessin、デサン、素描)は、単色の描画材料でものの形体、明暗などを描いたもの。線画はドローイング(Drawing)と呼ぶ。下絵を意味する場合もある。

西洋のデッサン及び西洋に倣ったデッサンは線的に描く場合であっても、形体表現が基礎に据えられ明暗の表現を尊重し描かれる。これは単に明暗の比例、尺度を写そうとする活動という意味ではなく、線の効果が明暗の表現を担うということである。

目次

[編集] 概要

絵具で面を塗る peinture(仏)とは対照的な画法。一般に、ペン鉛筆木炭パステルコンテなどが用いられ、輪郭線によって対象の視覚的特徴をつかむことが目的となる。したがって、輪郭線そのものの強弱や太さなどが、主題的となる。対象に見える陰影や固有色、質感、などをハッチングなどによって描き出すこともある。 面的な描画を含む制作を含む、鉛筆画や木炭画、パステル画などを、「デッサン」と呼ぶ場合も少なくない。

古代において、線彫や木墨によるデッサンは、呪術的な意味を持っていた。ルネサンス時代には、絵画や彫刻、建築の試作方法として大いに用いられるようになる(たとえば、ダヴィンチドガの素描など)。また、近代の銅版画リトグラフの線描(デッサンとはまた別の技法)や日本の浮世絵の影響を受けた様式も現在では存在する。

デッサンは、簡便な絵画の試作法・下絵であるだけでなく、絵画の基本的な訓練の方法として今日でも尊重される。挿絵としてのイラストレーションとは区別される。描画に用いる主要材料に従って木炭デッサン鉛筆デッサン、描く対象によって静物デッサン人物デッサン石膏デッサンなどという。

通常の人体を描いた時に、右手と左手の長さが極端に違っているようにしか描き出せないとき、それはしばしば不適切とされ、「デッサンが狂っている」などと言われる。

描き手が思ったとおりに描き出せているか視覚的に検証判断できる能力はデッサンの能力である。意図通りに描けないことと(例えば)通俗と異なる描画を意図的に為すことの異同をわきまえることが肝要である。

[編集] 木炭デッサン

木炭デッサンとは木炭ヤナギクワなどを燃焼させて硬質に炭化させたもの)と、木炭紙という特有の凹凸を具えた紙を使用する。

木炭

デッサン用木炭は、木材の種類や産地・仕上げの状態で品質の差(色・太さ・堅さ・密度)が出やすい。そのため、求める質感や色味を出すために、数種類の木炭を使う場合もある。伊研が大手筋であり、ヤナギ、高熱ヤナギ、ミズキ、クワがよく使われる。

デッサン用木炭には木材の芯がそのまま残っているものがあり、スポンジ状の芯が描画の際に邪魔になることがある。この芯を予め取り除くことを芯抜きと云う。 描画が全て済んだ場合、フィキサチーフ(定着液)で木炭を固定させる必要がある。


[編集] 鉛筆デッサン

鉛筆デッサンとは鉛筆を使用したデッサンである。

鉛筆の硬度の種類には、9H〜2H・H・F・HB・B・2B〜8Bなどがあり、メーカーやシリーズによって色合いや描画感に差がある。紙は、TMKポスターや画用紙がよく用いられる。

[編集] 参考文献

[編集] 関連項目

ウィキメディア・コモンズ

最終更新 2009年11月2日 (月) 14:38 (日時は個人設定で未設定ならばUTC)。
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