デ・トマソ・ドーヴィル

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デ・トマソ・ドーヴィル
乗車定員 5名
ボディタイプ 4ドア セダン
エンジン OHV・V型8気筒5763cc300馬力/5400rpm
変速機 3速AT
駆動方式 FR
サスペンション 前後とも独立 ダブルウィッシュボーン コイル
全長 4886mm
全幅 1878mm
全高 1368mm
ホイールベース 2770mm
車両重量 1940kg
最高速度 230km/h
生産台数 244台
後継 マセラティ・クアトロポルテ
-このスペック表は試行運用中です-

デ・トマソ・ドーヴィル(De Tomaso Deauville)イタリアの自動車メーカー・デ・トマソが1970年から1985年まで生産した高級車である。

[編集] 概要

1970年のトリノ自動車ショーでデビューしたデ・トマソ初のフロントエンジン車であり、イタリアのスーパーカーメーカーが生産する4ドアセダンとしては前年に生産中止となっていたマセラティ・クアトロポルテⅠ、イソ・リヴォルタ・フィディアに次ぐ登場であった。同年にデビューしたミッドシップ2座スポーツカー・パンテーラと同じ米国フォード製の「クリーブランド351」型5763cc(351cu-in)330馬力エンジンを用いて、最高速度は230km/hと公表された。

パンテーラを手がけたカロッツェリア・ギアのチーフスタイリスト、トム・ジャーダが手がけたボディスタイルやダッシュボードなどのデザイン、そして後輪サスペンション形式など、全体的に1968年に発売されたジャガー・XJ(シリーズ1)に酷似していた。そのためか、パンテーラのように北米フォード販売網を利用した輸出も行われず、欧州域内向けの少数生産車として売られ、日本にも輸入されなかった。

エンジンはアメリカンV8であるが、四輪独立サスペンション、全輪ベンチレーテッドディスクブレーキ(後輪はインボード式)などの高度なシャシーを持つ点は他のデ・トマソ車同様である。このフロントエンジンシャシーは1972年に登場する2+2座2ドアクーペ、デ・トマソ・ロンシャンにも応用される。

1976年以降は、アレハンドロ・デ・トマソマセラティを傘下に収めたため、同じシャシーをベースにマセラティ自製のV8エンジン、ジョルジェット・ジウジアーロのデザインによるボディを持つマセラティ・クアトロポルテⅢが生産されることになり、もともと少なかったドーヴィルは受注生産の扱いとなり、毎年ごく僅かしか作られなくなった。1985年まで15年にわたって生産が行われたものの、総生産台数は244台、月産平均で2台に満たなかった。生産時期によってシリーズ1(1974年まで、シャシーナンバー1000-1200番台)、シリーズ1後期(1974年から77年まで、1400番台)、そしてシリーズ2(1978年以降85年まで、2000-2100番台)に分類される。

スペシャルモデルとしては、アレハンドロ・デ・トマソ夫人のためにエステートワゴンが1台、ベルギー王室とイタリア政府のためにそれぞれ1台ずつ防弾仕様が製造されている。

[編集] 参考文献

ウィキメディア・コモンズ

最終更新 2009年6月1日 (月) 13:16 (日時は個人設定で未設定ならばUTC)。
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