デ・トマソ・マングスタ

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デ・トマソ・マングスタ
乗車定員 2名
ボディタイプ 2ドア クーペ
エンジン OHV・V型8気筒4728cc/4949cc
変速機 5速MT
駆動方式 ミッドシップ
全長 4275mm
全幅 1830mm
全高 1100mm
ホイールベース 2550mm
車両重量 1185kg
最高速度 250km/h
生産台数 約400台
先代 デ・トマソ・ヴァレルンガ
後継 デ・トマソ・パンテーラ
-このスペック表は試行運用中です-

デ・トマソ・マングスタ (De Tomaso Mangusta)イタリアの自動車メーカー・デ・トマソが1967年から1971年まで生産したミッドシップ2座席スポーツカーである。

[編集] 概要

デ・トマソ初の市販車であったが、技術的完成度が低く生産台数も50台余りに留まったヴァレルンガに代わる、本格的な市販モデルとして登場した。その最大の特徴はヴァレルンガ同様にフォード製エンジンを用いながらも、今回は遥かにパワフルなアメリカ製V8を用いたことで、これによって軽量スポーツカーであったヴァレルンガとは別種のスーパーカーの仲間入りをし、北米のフォード系販売網で売られた。「マングスタ」とはコブラの天敵であるマングースを意味するイタリア語であるが、この命名の背景には同じくフォードV8エンジンを用いてスポーツカー・AC・コブラを製作していたキャロル・シェルビーアレハンドロ・デ・トマソの間で、マングスタの開発かフォードからのエンジン供給を巡って何らかのトラブルがあったためと言われている。

マングスタのもう一つの特徴は、カロッツェリア・ギアに移籍直後のチーフスタイリスト、ジョルジェット・ジウジアーロが手がけたボディで、[1]、ガルウイング式に開くリアセクションを特徴とした野性味に溢れた豪快で繊細なデザインで、ジウジアーロの傑作の一つに数えられている。

エンジンは標準が289cubic inch(4728cc)305馬力であったが、米国向けは公害対策による性能低下を補うため302cu-in(4949cc)が搭載され306馬力を発した。ギアボックスはZF製5速で、最高速度は250km/hと公表された。

マングスタはアメリカ製V8エンジンを搭載しており、自製のV12やV8を搭載するライバルのランボルギーニ・ミウラフェラーリ・365GTB/4マセラティ・ギブリなどと比較すると価格は割安で、エンジンの調整も比較的容易であったが、重いエンジンによって前後重量配分は32:68と極端にテールヘビーで、直進性や操縦安定性には問題が残っていた。また、最低地上高もスーパーカーの中でも低く、街乗りには細心の神経を遣う必要があった。

生産コストが遥かに低い対米輸出の戦略車種、パンテーラが1970年に登場したことを受けて、マングスタの生産は1971年に打ち切られた。現存台数は200台以下と言われるが、ヒストリックカーとして珍重されている。

日本にも1970年代半ばのスーパーカーブーム当時、シーサイドモーターなどの専門輸入業者によって何台かが輸入された。

[編集] 出典

[編集] 注釈

  1. ^ デ・トマソとギアはヴァレルンガの車体をギアが製作して以来親密であった。ただしヴァレルンガの原型はフィッソーレ作のロードスターで、ジウジアーロの作品ではない。その後アレハンドロ・デ・トマソは1967年にギアを買収したが、ジウジアーロは翌年、イタルデザイン社を設立し独立した。

最終更新 2009年6月9日 (火) 14:19 (日時は個人設定で未設定ならばUTC)。
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