トキコ
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トキコ(Tokico )は、かつて日本に存在した自動車部品メーカー。日立製作所による買収・合併を経て、現在は日立オートモティブシステムズの一ブランドとなっている。トキコテクノは系列会社であり、ガソリンスタンドの計量器、エコ・ステーションの充填器、ディスペンサーを製造・販売している。
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[編集] 沿革
- 1937年(昭和12年) - 東京瓦斯電気工業の計器部が独立する形で東京機器工業株式会社[1]が設立。初代社長は内山直(十五銀行重役)。当時の製品は圧力計・戦闘機用キャブレター・流量計類・自動車用油圧緩衝器・ブレーキシリンダであり、特に戦闘機用キャブレターは日立航空機納入品を作成した関係から逆に零式戦闘機に全面採用される形で中島飛行機等に国内唯一の製造納入となり、一時は千葉県柏に工場を設立するに至った。
- 1938年(昭和13年)4月 - 東京瓦斯電気工業の過半数株主であった十五銀行が全株式を日立製作所に譲渡したためその子会社となり、東京瓦斯電気工業は東京機器工業の株式の約78%を所有していたため東京機器工業も日立製作所の関連会社となった。5月に横田千秋が第二代社長に就任した。
- 1948年(昭和23年) - 正式に日立グループ傘下となった。旧産業再生法適用のため、名目上の設立年月日は1949年(昭和24年)5月2日となっている。その後ガソリン計量器・自動制御装置の開発に伴いメーター部門の大幅機種増加、自動車産業の興隆に伴うブレーキ・油圧緩衝器の増産、さらには日立製作所から小型空気圧縮機の移管を受け本格的に増産となったなどの経緯を経て、神奈川県内・山梨県内に工場を新設した。
- 1964年(昭和39年) - 「トキコ」に社名変更。都市対抗野球などで知名度のあった旧社名「東京機器工業」の電報略号を用いた。
- 2004年(平成16年)10月1日 - 日立製作所に買収された。
[編集] 主な製品
- サスペンション
- ガスダンパー
- ショックアブソーバー
- ブレーキシステム
- 免震システム
- コンプレッサー(ベビコン:日立産機システムが販売)
[編集] トキコ(当時)
1997年(平成9年)平成9年ごろの様子
- 本社・営業本部 - 神奈川県川崎市川崎区富士見1丁目1-6-3(一時期本社社屋改築に伴う暫定処置により登記上の本社を川崎区東田町に動かした時期がある。)
- 資本金 81億6279万円
- 川崎工場 - 神奈川県川崎市川崎区富士見1丁目
- 製品:流量計・ガソリン/LPG計量器・一部の計装機器・塗装ロボットなど(のち計装機器は相模工場・福島工場・静岡工場に業務移管(一部の業務は撤退))。のち流量計・ガソリン/LPG計量器は静岡工場に業務移管。尚、塗装ロボットは安川電機に業務・職員を移管し撤退。全社製品の研究所を併設。(引き続き名称を変更するも業務を継続中。)
- 静岡工場 - 静岡県掛川市淡陽
- 製品:流量計・ガソリン/LPG計量器・計装機器・CNG/H2充填装置。川崎工場の業務内容をほぼ全部移管したもの。日立製作所に引き継がれず、現在はトキコテクノの静岡工場となっている。
- 相模工場 - 神奈川県綾瀬市小園
- 製品:小型空気圧縮機(コンプレッサ)・圧力容器・油圧緩衝器(自動車・鉄道用他)
- 山梨第一・第二工場 - 山梨県南アルプス市櫛形町
- 製品:自動車・自動二輪車用ブレーキシステム全般
- 福島工場 - 福島県伊達郡桑折町(この当時は子会社として運営)
- 製品:油圧緩衝器(自動車用など)ガススプリングなど応用製品(日立製作所との合併直前には、旧ユニシアジェックス社の油圧緩衝器部門の製造も継承)
このほか、鹿児島県国分市に計装機器部品の工場を持っていた時期があった。
[編集] 参考文献
- 富士紡績株式会社五十年史 S22 387p
- 流れわざのシルクロード 小川著 H18 ISBN-81901-1803-5 162p他
- トキコ50年史
[編集] 外部リンク
[編集] 脚注
- ^ 当初が考えられた社名は「東京部品工業」であったが、社名が「部品」では夢がないということで次に考えられたのは「東京機械器具工業」であったが長すぎるということで「東京機器工業」に落ち着いた。
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