トムとジェリー
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トムとジェリー(英語原題 Tom and Jerry)は、アメリカ合衆国の映画会社メトロ・ゴールドウィン・メイヤー (MGM) に所属していた、ウィリアム・ハンナ (William Hanna) とジョセフ・バーベラ (Joseph Barbera) が制作したアニメーション、カートゥーン。略称は「トムジェリ」(ワーナー・ブラザーズHPより)「TJ」など
その後、ジーン・ダイッチ (Gene Deitch) やチャック・ジョーンズ (Chuck Jones) らによって続編が制作されたが、ハンナ=バーベラの2人による初期の作品に対しての評価がずば抜けて高い。
人気が非常に高い上、子供からも親しまれるキャラクターのため、十六銀行(岐阜県岐阜市)などイメージキャラクターとして使用する企業も多い。
目次
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[編集] 概要
体が大きく凶暴だが、おっちょこちょいでどこか憎めない部分のあるネコのトムと、体は小さいが頭脳明晰で、追い掛けてくるトムを事も無げにさらりとかわすネズミのジェリーのドタバタを、ナンセンスとユーモアたっぷりに描いた作品で、アカデミー賞を幾度となく受賞。日本でも、1964年にTBS系列で地上波初公開されて以来、幾度も繰り返し再放送(2007年現在は地方の民放やCSなどで放送されている)、ビデオとDVDも数多くリリースされ、非常に馴染みの深い作品である。プレイステーション・ポータブル向けのUMDとしてもリリースされており、こちらはワーナーのUMD980円キャンペーン時に最も高い売り上げを誇っている。なお日本のテレビ放送ではトムとジェリーの双方に声優が付いたが(テレビ朝日版の「新トムとジェリー」を除く)、元々は例外的な一部作品を除いて明確な台詞はなく、ナレーターの他は叫び声や効果音・音楽のみ(まれに歌声)で構成されていた。
劇中のパイの投げ合いなど、このアニメに於けるドタバタは、後年製作されていくテレビのお笑いバラエティ番組などにも、少なからず影響を与えていると見られる。『8時だョ!全員集合』では、日本のバラエティ番組で初めてパイ投げが用いられるなど、特にザ・ドリフターズの番組にそれが見受けられるようである。
また、現在ではぬいぐるみや文房具など、キャラクター商品でも人気が出ている。最近では、作品をモチーフにしたCM(日本生命の保険口座「生きるチカラ」)も放映されているほか、みちのく銀行(青森県)・十六銀行(岐阜県)等一部の金融機関、西日本旅客鉄道(JR西日本)のコーポレートキャラクターにも採用されている。キャラクターゲームとしても度々題材に選ばれるなどしている。
[編集] 誕生の背景
1930年代後半、当時アメリカでアニメーション、正しく言うならカートゥーンの分野では、ウォルト・ディズニー・カンパニーが人気面で先頭を走っており、これに目を付けた他の映画会社が負けじと、カートゥーンを手掛けることとなった。MGMも例外ではなく、新しいカートゥーンを創るべく、先述のウィリアム・ハンナ、ジョセフ・バーベラの2人のアニメーターに製作を依頼。こうして誕生したのが「トムとジェリー (TOM and JERRY)」であった。
だが当初、この猫と鼠の追い掛けっこをモチーフにしたカートゥーンは、現場サイドでの評判は決して良くなかったと言われている。そういった背景の中、1940年に第1作目「上には上がある (Puss Gets the Boot) 」をアメリカで公開。ただしこの作品が初めて公開された当時、"TOM and JERRY"というタイトルは付けられておらず、トムは別名の「ジャスパー (Jasper)」、ジェリーに至ってはまったく名前が付けられていなかった。製作も、お馴染みのハンナ=バーベラの2人の連名ではなく、ルドルフ・アイジング (Rudolf Ising) という、全く別の製作者の名前が冒頭で公開されていた。このあたりに、当初置かれていた「トムとジェリー」の立場というものが窺い知れる。
しかしいざ公開すると、この作品の人気が瞬く間に上昇し、ハンナ=バーベラの2人のアニメーターの名をアメリカ中に轟かせる結果となった。
なお、現在ではなかった話になっているが、もともとトムとジェリーは、大人向けのコミカルな風刺映画として公開されていた(新聞の4コマ漫画や風刺漫画のような)ものである。 当時のアメリカの映画館では、典型的な娯楽映画以外にも、テレビを持てない労働者向け、あるいは戦時中にはプロパガンダも兼ねてニュース映画なども上映されており、これらの上映時のフィルムの架け替えの時間を埋める作品として製作された。 1話の時間が短いのはそのためである。なお日本では、毎週・毎日放送する連続テレビアニメとして放送されたが、原作は不定期で年に数本の製作である。
従って、公開年次と内容をよく観察すると、作品一つ一つにその当時の社会風俗の描写、あるいは社会風刺が入っている。 風刺には、大都会へ上京したジェリーが、結局は都会に馴染めずに郊外の田舎に戻るといった分かりやすい物から、閑静な住宅街に住む黒人が飼い主として描写されているエピソード(当時のアメリカの状況を考えると、これは殆ど不可能)といった、現代の視点では一見気づき難いが、実は微妙な描写まで様々である。そもそも、タイトルの「トムとジェリー」自体が、アメリカ(あるいはイギリス)とドイツの当時の俗称である(* トムとジェリー (曖昧さ回避)も参照のこと)。
現代では、アメリカでも、普通のスラップスティックなアニメとして鑑賞されることも多いが、ある程度の年配者やアメリカの社会風俗を学んでいる人に対して、トムとジェリーを幼年向けのアニメ文化という前提で話すと困惑されるので、話題にする際は注意が必要である。
注意:以降の記述で物語・作品・登場人物に関する核心部分が明かされています。
[編集] 登場キャラクター
[編集] トム
ドタバタコンビの一方。猫。正しくは"Thomas Cat (トーマス・キャット)"。(普段は「トム・キャット」が多い)色はグレーまたは水色。ジェリーをいじめることが好きだが、実はジェリーがいないととても寂しがるセンチメンタルな面も持ち合わせている。また、ジェリーとの共通の敵が表れると、共同作戦をすることもある。製作時期により顔の形、色が若干異なる。また、雌猫(トゥードル)に対して、非常に惚れっぽい一面も持っており、親友でもある野良猫のブッチとは恋の鞘当てを演じることもある。ちなみに両利きである。
音楽の才能に長け、特にピアノの演奏は絶品であるが(足の指でリストを弾けるほど)、指揮者としての才能はドタバタ劇の末、ジェリーに負けてしまう。しかし、プロの指揮者の形態模写は、過去二回の指揮振りを見る限りでは完璧であった。また、オーケストラの楽器の大半をこなすことができるほど、楽器への順応性が強い。なぜか大富豪の遺産を引き継ぐこともあるが、ジェリーの悪戯により相続を台無しにされることもある。
運動神経もはっきり言って異常ともいえるほどで、テニス、ボウリング、サーフィン、ビリヤード、やり投などレパートリーも広い。特にビリヤードではプロ顔負けのドローショット(引き球)を披露する。またバンクショットの名手であり、イージーボールでも必ずクッションを使う。ただし、ゴルフはPAR4で33打たたくなど、得意ではないようだ。水泳も大の苦手にしていたが、新作などで普通に泳いでいることから、現在は克服しているようだ。
軽業のような妙な芸当にも秀でていて、ジャグリングなどを披露することもしばしばだが、これは専らジェリーに遊ばれている時に急場を凌ぐための芸当であることが多く、大抵は途中でジェリーに邪魔されて散々な結果に終わる。また、倒立の状態で、手の指だけで進むことができる。
ミルクと魚(缶詰類も含む)が大好物だが、ジェリーの大好物であるチーズは苦手である。
ジェリーの穴やビリヤードのポケットなど、空間をねじ曲げることができる。
ジェリーの仕掛けた罠によく尻尾を挟まれるが、この時すさまじいまでの叫び声をあげる(大きく分けて「オゥーッホッホッホッ!」「アアアアアアアーーー!」の2種類がある)。マッチを擦るときはなぜか自分の尻で擦る。ただしこれはトム特有ではなく、ジェリーも同様に自分の尻を使うことがある。なお1940年当時のマッチは何に擦っても、火が点いた。
「首切りの刑」・「車にひかれる」・「高い場所から落ちる」等の行為によっても死なない不死身の猫である(マンガ物理学)。
物を作るのには才能があるらしく、作品によっては「ネズミ捕り機(失敗)」・「レースカー」・「ロケット」等を作ったことがある。
前述の通り、ジェリーがいないととても寂しがるセンチメンタルな面があり、作品によってジェリーが苦しがるふりをした際、急いで「救急箱」を持ってきたり、さらにはジェリーが死んだと勘違い際には泣き出した事もあった。
ネズミ嫌いで、トムそっくりのいとこがいる。
下着(?)としてランニングシャツと猿股を着用する。ブッチはじめ他のネコは、猿股だけか下着そのものを着ないことが多い。
作品によっては、世界猫連盟の事務総長、ねずみ取り選手権のチャンピオン。
なお、作中で登場する他の動物が人語を話す場合があるのに対し、トムは台詞を喋らないキャラクターとして設定されており、必要がある場合は筆談を用いる事もある。ただし日本語版においては、日本の視聴者に対しての説明のため、台詞を喋る場合がある(筆談のため英語でトムが書いた文章を、日本語の台詞で喋るなど)。
[編集] ジェリー
ドタバタコンビの一方。鼠。正しくは"Jerry Mouse (ジェリー・マウス)"。色は茶色。劇中、ハツカネズミに間違われることもある。トムに悪戯をすることが好きだが、トム同様、実はトムがいないととても寂しがるセンチメンタルな面も持ち合わせている。このため、トムが家から追い出されるとトムが家に戻れるように画策することもある。従兄弟のニブルスをトムがいじめたとき、脅威的な力を発揮することもある。空手や柔道などの格闘技の素養もある。両利き。
チーズが大好物だが、別段偏食はしない。文筆の才能に秀で、自ら手掛けた小説が大ヒットし、5万ドルの印税を手にしたこともある(トムと折半)。剣の腕前はトムと互角だが、ニブルスが加わることにより(加勢というよりはジェリーの邪魔ばかりしているのだが)トムに勝ってしまう。また、ダンスの腕も一流である。
普段はマッチ箱や菓子の箱などを利用した家具、オイルサーディンの缶でできたベッドのある(両親らしき写真も飾ってある)壁の鼠穴に住んでいるが、その旺盛な食欲を満たすために冷蔵庫や食卓を蹂躙する。また、家中のありとあらゆる場所に非常口とその経路を張り巡らせており、金庫の中さえも進入することができる。これによって、トムの隠したミルクを強奪したこともあった。
力持ちで、ジェリーそっくりのいとこがいる。
いかなる場所に閉じ込められても必ず脱出できる。その脱出劇はイリュージョンさながらであり、トムをたびたび驚愕させる。携帯できるのこぎりのようなものを常備しているとも考えられる。トムがジェリーを飲み込んだ話もあったが、その時はジェリーはトムの鼓膜をぶち破って脱出している。
作品中では、圧倒的な勝率を誇り、トムの攻撃を完封することもあった。しかし、物語の序盤または中盤では劣勢なものの、最後に巻き返す作品が大半である。ジェリーが敗北する作品は実に3本ほどしかない。
小さい体なのか、小動物とはすぐに仲良くなりやすい。
飲酒や葉巻を吸っているシーンから、こちらも人間年齢では成人していると思われる。息が切れやすい。
トム同様に人語を喋らないキャラクターとして設定されているが、日本語版では同じく台詞を喋る場合がある。
[編集] その他
トムとジェリーを語る上で重要視されているものに、脇役の存在が挙げられる。事実、ハンナ=バーベラ第1期には、ニブルスやスパイク、ブッチなど、個性的な脇役たちによって、話を盛り上げていくこともしばしばあった。なお、トムとジェリーが人語を喋らないキャラクターとして設定されているのに対し、脇役の動物の中には台詞を喋る者もおり、中にはテレビ出演して歌を歌った者すらいる。
- ニブルス(ジェリーの従兄弟、または孤児)
- タフィーという別名(類似の別のキャラクター?)もある。また、インディアンの恰好をして、2匹登場することもある。灰色で、大きな安全ピンで留めたおむつを着用している点が特徴的。ジェリーとともに、トムとフェンシング対決をすることが多い。
- このキャラクターの登場する話は、数あるトムとジェリーの話でも特にドタバタの激しい点が挙げられる。アカデミー賞を獲得した「パーティ荒し(The Two Mouseketeers)」などは、その最たる例と言えよう。
- なお、ジェリーの従兄弟はニブルスの他にもう一匹腕力の強い者(Mr.ダイナマイト)がいる。
- スパイクとタイク(ブルおじさんと息子)
- もともとは凶暴なキャラクターとして登場したスパイクだが、登場回数を重ねていく毎に性格が次第に丸くなっていった。子供を授かったあとその傾向が強い。子供のタイクを授かっているが、なぜ子供が誕生したのかは謎のままである。骨を好物にし、しばしばそれを舐めているが、この骨を巡るドタバタ劇もある。怪力で努力家であるが、割と間抜けな面も持ち合わせている。諸般の事情でトムをしばしば目の仇にするが、これを出し抜こうとするトムとのやり取り(更にこの試みを邪魔するジェリー)を軸に展開するストーリーも多い。ジェリーとは比較的友好関係にある場合が多いものの、そのジェリーによっても散々な目に遭うこともある。
- なお、登場する話によっては、スパイクという名前ではなく、キラーやブッチ(トムの悪友の名前)という名前で登場することもある。また、「天国と地獄」では、地獄の釜ゆでの番人役も務めている。毛皮は灰色であるが、服のように脱いだりすることができる。
- 彼らが登場する回で、一度だけトムが勝利した作品がある。ごくまれにだが、トムと共同戦線を張ることがある。
- 初登場時の「共同作戦」ではかなり凶暴でトムはおろか、ジェリーにも吠え付いた。
- 後にスパイクとタイクは「Spike and Tyke」という作品でスピンオフしている。
- トムの悪友(ブッチ他)
- 悪友の代表格である野良猫のブッチ(黒猫、時に赤毛)はしばしばトムと恋人を巡って争う関係で、自信家で喧嘩も強い。どちらがジェリーを食べるかで揉めることもあるが、一緒に遊ぶこともある。テニスもうまい。ブッチが単独で登場する際は、最初に、「虹の彼方に (Over the Rainbow)」を口ずさんでいたり、BGMとして流れたりすることが多い。
- その他にも、赤い猫や茶色い猫、灰色の子猫など、複数の野良猫が登場する。ブッチ同様に敵として登場する回もあるが、仲間として登場する回もあり、彼らとのパーティーで行ったジャズセッションはかなりのものであった。赤い猫は「ジョー」、茶色い猫は「フランキー」と呼ばれていたシーンが存在するが、これらのキャラクターは話や翻訳によって名前が変わることがあるので、正しい名前は定かではない。
- 雌猫(トゥードル他)
- 優美な白猫で、主にトムとブッチを誘惑しては、彼等の友情と恋仲を天秤に掛けさせる存在。ちょっと太目で子供っぽいトゥーツなど複数が登場する。時々ジェリーとも仲が良かったりする。
- 金魚
- 金魚鉢などに住んでいる。ジェリーと親友であることが多いが、ブッチが狙っていて、主人に怒られることを怖れたトムが守ることもある。
- アヒル
- 全く泳げなかったり、トムを母親と思い込んだり、童話を読んで鬱になり自殺願望からトムに食べられたがったり、アヒルは冬になると南へ飛ぶものだと思い込んだりする、登場する話によってキャラクターも様々な子供のアヒル。黄色い毛。ぐちっぽくて傍迷惑な泣き虫であることが多い。猫をも恐れぬ気の強い母親アヒルがいる。
- カナリア
- 勇敢な性格で、ジェリーの友達。ジェリーの危機にボウリングの球を持って飛ぶなど、意外と力持ちである。物理が得意。
- キツツキ(啄木鳥)
- 木製製品なら何でも粉々にしてしまう嘴を持つキツツキの子供。生まれたばかりの時にジェリーを見て母親と思い込む。数学が得意。
- 主人(男性・女性)
- 白人夫婦・赤ちゃんもいるようだが、あまり登場しない。よく出かける。男性の方は無類のイヌ派でもあるようだが、女性の方は小さくか弱い生き物が好きなようだ。その点で何故トムが飼われているのかが謎となるが、どちらもいたって動物好きのようではある。犬と猫・猫と小鳥や金魚やハツカネズミと仲良くするよう言い付けるなど少々無茶な要望をする、のんき家族である。
- お手伝いさん
- 登場すると足や手しか見えない・全身が出たのは後姿のみで、顔が出たことはない大柄で気の強い黒人女性。トムの飼い主にも見えるが、イタズラしたトムには容赦がない(実際はジェリーのイタズラなのだが)。野球の外野手顔負けの、遠投の名手でもある。腕力も相当なものがある。ネズミが大嫌いなため悲鳴を挙げてしまうほどで、しばしばトムとジェリーの追い掛けっこに巻き込まれては散々な目にあっているほか、時々ジェリーにからかわれている。しかしそれでもジェリーを家から追いだしたことがある。お手伝いさんというわりには家でパーティーの準備するなど、まるで自分の家のように振舞う事もしばしば。コントラクトブリッジに目が無いようで、その歳にはお手伝いさんとはとても思えないような豪華な宝飾品を身につけている。寝室は家の二階。入れ歯をしているらしいが、いつでも元気いっぱいである。
- ジョージ
- トムのいとこでトムそっくり。ところがネズミ恐怖症。トムと団結してジェリーを撃墜した。トムが勝利する数少ない作品に登場した。
- アンクル・ペコス
- ジェリーのおじさんで、ギターを弾きながら歌う歌手。TV出演のためテキサスからやってきた。演奏中によく弦を切るため、トムのヒゲを弦に欲しがる。TV出演中にも弦を切り、ブラウン管越しにTVを観ていたトムのヒゲを抜く。
- ライオン
- サーカスから逃げてきた気の弱いライオン。
- 子象(ジャンボ)
- 列車から転げ落ちた子象がジェリーと仲良くなる。全身にペイントを施して巨大ネズミに変装し、トムを大いに慌てさせた。
- 熊
- サーカスから逃げてきた熊。音楽を聴くと踊り出す。
- オットセイ
- サーカスから逃げ出したオットセイ。ジェリーと友達になる。
- 白いネズミ
- 研究所で作られた新型爆弾を食べたネズミ。ジェリーがこれのマネをした。
- 蟻の群れ
- 行進曲とともに現れる蟻。なぜか頭の部分が赤い。ステーキ肉や果物・野菜・サンドイッチなど、ありとあらゆる食料品を強奪していく。その集団力は驚異的なもので、誰も阻むことができない。また、小さい身体にしては歩く時の衝撃が非常に大きく、トムが乗っているハンモックをも地震のように揺らすほどである。先頭のリーダーと思われる蟻はなぜかラッパのようなものを持っている。
[編集] MGM製作分
作品一覧は、こちらを参照。
[編集] ハンナ=バーベラ第1期(1940年 - 1958年)
全作品がテクニカラー製作。アカデミー賞受賞、ノミネート作品が多く並ぶ。第二次世界大戦が行われた時代だけに、「勝利は我に」に代表されるような、戦時色(国威発揚)を色濃く残している作品も見受けられ、ヒトラーを揶揄するような表現も登場する。
1955年公開の「ひげも使いよう」までは、ハンナ=バーベラの2人は監督という立場で作品製作に携わっているが(製作はフレッド・クインビー名義)、その次の「素敵なママ」以降は、製作・監督の両面において、彼らがメインとして携わっている。
この時期の音楽を担当した作曲家スコット・ブラッドリーは、映像のあらゆる細かい動きにタイミングを合わせてふさわしい音楽を付けていくという、緻密な構成を備えたフルオーケストラ曲をそれぞれの作品のために書いている。同じ作品内でも場面によってジャズ風からクラシック風まで曲調がめまぐるしく変化する独特の伴奏音楽は、この時期の作品群の大きな魅力の一つである。
この時期のオープニングは実写映画と同様だが下に「CARTOON」のロゴが入るMGMのロゴ(動画)で始まり、タイトルカード、サブタイトルカード、クレジット1、クレジット2となる。著作権標記はクレジット1に入る(リニューされたかどうかは不明)(但し、「上には上がある」のみ、著作権標記が入らない)。BGMは、1949年まではファンファーレ、1950年以降はテレビにも使われた統一テーマとなる。なお、製作時期により異なる。
1950年代後半、テレビの普及と撮影所システムの崩壊でMGMの経営は傾き始めた。しかし、トムとジェリーも予算は削られたものの人気は依然高かった。MGMは当初、アニメーションなどの短編映画もシネマスコープ化して対抗しようとしたが、やがて旧作の上映のほうが新作上映よりも儲かる事実に気付いた。その結論は、MGMのアニメーション部門の閉鎖だった。1957年スタジオは閉鎖され、1958年8月1日公開の作品が最後となった。ハンナとバーベラは独立し、ハンナ・バーベラ・プロダクションを設立する。
[編集] ジーン・ダイッチ期(1961年 - 1962年)
1960年、MGMはトムとジェリーの新作短編シリーズを再開することにしたが、プロデューサーのウィリアム・L・スナイダー(William L. Snyder)はチェコスロバキアのプラハに拠点を置くジーン・ダイッチ(Gene Deitch)のスタジオ、レンブラント・フィルム(Rembrandt Films)に製作させた。ダイッチとスナイダーのコンビは、シュルレアリスティックな短編13編を作った。全作品カラーフイルム製作。
しかし製作者たちはトムとジェリーの旧作をほんの少ししか見ずに作ったため、作品は旧作ファンからは奇妙なものと見られた。キャラクターの手振りはモーションブラーを使うなど非常に高速で、むしろ病的にすら見えた。またサウンドトラックはまばらでしかもリバーブ(反響音)が大きく、音響効果はSF映画のような音を使い、会話も話すというよりもごもごするように聞こえた。
この時期のオープニングは実写映画と同じMGMのロゴ(動画)で始まり、タイトルカード、サブタイトルカード、クレジットとなる。BGMは、後にTBS版で使われる統一版となる(但し新カルメン物語のみ、カルメン序曲となる)。
この期のトムとジェリーは、唯一ラストに「メイド・イン・ハリウッド、USA」が付いていない。しかもダイッチのスタジオは東側陣営のチェコにあり鉄のカーテンの反対側だった事情もあり、スタジオがどこの街にあるかはクレジットからは完全に省略された。通常版のDVDには未収録だが1コインDVDには一部収録。
この期間の作品にはサブタイトルカードに著作権標記が入るが、リニューされたかどうかは不明。
[編集] チャック・ジョーンズ期(1963年 - 1967年)
ダイッチ製作分の最後の一本が公開されたあと、MGMは『ルーニー・テューンズ』や『メリー・メロディーズ』など、バッグス・バニーやダフィー・ダックを主人公にしたアニメーション短編シリーズで名高かったアメリカ人監督チャック・ジョーンズ(Chuck Jones)を起用することとした。ジョーンズは30年以上在籍したワーナーのアニメーションスタジオを辞し、新たに自らのスタジオである「シブ・タワー・12プロダクションズ(Sib Tower 12 Productions)」をパートナーのレス・ゴールドマン(Les Goldman)と立ち上げたところだった。
ジョーンズとゴールドマンは1963年から34本の短編を製作した。全作品メトロカラー製作。これらの作品はジョーンズの演出が特徴的であったが(同時期のサイケデリック・ムーブメントの影響も見られた)、批評的には賛否両論である。トムを応援するファンは、ジョーンズ版ではトムがジェリーに全く敵わない存在に落ちてしまったことを批判する。ジョーンズは、トムとジェリーのブランドに自分のスタイルを当てはめようとしたがこれも賛否ある。ストーリーラインやキャラクターの個性も変わり、キャラクターデザインも変わった。トムはボリス・カーロフのような太い眉毛になり、頬の毛もふさふさになった。ジェリーは目や耳が大きくなり、甘い印象になり、ポーキー・ピッグ(Porky Pig、ワーナーのルーニー・テューンズのキャラ)のような姿形になった。
この時期のオープニングは日本のテレビ放送でもおなじみの「ライオンの代わりにトムが吠える」MGMのロゴで、真ん中の丸が、そのまま、TOMのOになり、そのあと、JERRYのYの上にジェリーが降りてくる。この後、サブタイトルカード、クレジット1、クレジット2となる。著作権標記はクレジット1に入る(リニューされたかどうかは不明)。
シブ・タワー・12はMGMのアニメーション部門になり、MGMは1967年にはアニメーション短編の製作を停止した。ジョーンズはすでにテレビスペシャルや、ノートン・ジャスターの児童書『マイロのふしぎな冒険』の長編映画化・『The Phantom Tollbooth』など他の仕事に取り掛かっていた。ここまでは劇場用に作られたため収録時間が6~9分の間で一定しない。
この期にはBGM作曲家が3人いて、第一話の「おこのみサンド」から「忠犬ブル公」まではEugene Poddanyが、その次の「果てしなき決闘」から「アベコベ時代」まではDean Elliottが、最終回の「夢よもう一度」ではCarl Brandtが担当している。
[編集] テレビでの放送(1965年 - )
1965年以降、ハンナ=バーベラ第1期の作品がCBSで土曜の朝からテレビ放映され人気を博した。チャック・ジョーンズの製作班はテレビ放送や政治的正しさへの配慮のために黒人のお手伝いさんをロトスコープで取り除き、白人女性に入れ替える描き直し作業や声の差し替えも行っていた(近年の再放送では描き直し前の黒人のお手伝いさんが放映されているが、声はステレオタイプな黒人英語を和らげている)。また、テレビ向けには暴力的とされたアクションも編集で削られた。CBSは1967年から放送を日曜に移し、1972年9月まで放送した。
近年アメリカやイギリスのカートゥーン ネットワークやBOOMERANGで放送を行っているが、トムが喫煙しているシーンで視聴者が「教育上良くない」と理由で削除されたケースが問題化している。
[編集] ハンナ=バーベラ第2期(1975年 - 1977年)
「The New Tom & Jerry Show」というタイトルでテレビシリーズとして製作。ABCで土曜の朝のカートゥーン枠に放送され、再びハンナとバーベラが製作にあたることになった。日本では『新トムとジェリー』のタイトルで放映された。テレビの厳格な暴力描写の規制のため、トムとジェリーが喧嘩をせず、一緒に冒険に出るなどストーリーは大きく変わった。またトム、ジェリーとも蝶ネクタイを着用している。これ以降の短編作品群はテレビでの放送を考慮して収録時間がきっちり7分となった(The KarateGuard(劇場用)のみ8分)。全作品カラーフイルム製作。現在、日本ではDVD未発売。
この時期の作品には著作権標記が入り、保護期間中。
[編集] トムとジェリー大行進(1980年 - 1982年)
The Tom and Jerry Comedy Showの名前で1980年にテレビ向けに制作された短編作品群。1983年までの間CBSで繰り返し放送された。日本では『トムとジェリー大行進』内で放送されたが、日米共にDVD発売予定が無い。MGM名義で制作された最後の作品群となった(フィルメーションと合同)。全作品カラーフイルム製作。
この時期の作品には著作権標記が入り、保護期間中。
[編集] ターナー/ワーナー・ブラザーズ製作分
1986年にCNN創業者テッド・ターナーがMGMを一時的に買収し、このとき「トムとジェリー」も含む古いMGM作品の権利(旧作、及び、新作製作権)がターナーの手に移ったため、以後シリーズはターナー系列の会社(1996年より、タイム・ワーナー)で製作されるようになった。
[編集] トムとジェリーキッズ(1990年)
1980年代から1990年代にかけて続いた、「クラシックなトゥーンキャラを大人から子供に変えて再利用する」という風潮に伴い、トムとジェリーも子供バージョンが作られることになった。トムとジェリーの幼年期を描いたアニメ作品。原題は「Tom and Jerry Kids Show」。ハンナ・バーベラ・プロダクションとターナー・エンタテインメントの製作、FOXでの放送。全作品カラーフイルム製作。VHSでは発売されたがDVDは未発売。現在、CNで放送中(日本)。
[編集] トムとジェリーの大冒険(1993年)
初の長編映画作品。劇場用。原題は「Tom and Jerry: The Movie」。カラーフイルム・シネマスコープ製作。ヘンリー・マンシーニの遺作となった。日本語吹き替え版では篠原涼子と小林幸子がゲスト声優として参加している。VHS・DVDが発売中。
[編集] The Mansion Cat(2001年4月8日)
2000年に60周年記念に製作されたTV向け短編作品。日本ではカートゥーン ネットワークの「カートゥーン カートゥーン ショー」で2001年4月20日に放送。デジタルビデオ製作。DVD未収録。
[編集] トムとジェリー魔法の指輪(2001年)
2作目の長編映画(OVA)。原題は「Tom and Jerry: The Magic Ring」。デジタルビデオ製作。ウィリアム・ハンナの遺作となった。
[編集] トムとジェリー 火星へ行く(2004年)
3作目の長編映画(OVA)。原題は「Tom and Jerry: Blast Off to Mars」。デジタルビデオ製作。
[編集] トムとジェリー ワイルドスピード(2005年)
4作目の長編映画(OVA)。原題は「Tom and Jerry: The Fast and the Furry」。デジタルビデオ・ハイビジョン製作。
[編集] The KarateGuard(2005年9月27日)
短編作品(劇場用、8分)。アニー賞ノミネート。日本ではカートゥーン ネットワークの「カートゥーン カートゥーン ショー」で2006年1月27日に放送(「カウ&チキン/I amウィーゼル」との併映)。デジタルビデオ製作。DVD未収録。
[編集] トムとジェリーの宝島(2006年)
5作目の長編映画(OVA)。原題は「Tom and Jerry: Shiver Me Whiskers」。デジタルビデオ製作。
[編集] トムとジェリー テイルズ(2006年 - 2008年)
30年振りに製作を再開した短編作品群。テレビシリーズ。CWテレビジョンネットワークで放送。 原題は「Tom and Jerry Tales」。全作品デジタルビデオ製作。この作品ではジョセフ・バーベラがエグゼクティブ・プロデューサーを担当している。
[編集] トムとジェリーのくるみ割り人形(2007年)
6作目の長編映画(OVA)。原題は「Tom and Jerry: A Nutcracker Tale」。デジタルビデオ・ハイビジョン製作。ジョセフ・バーベラの遺作となった。
[編集] 実写映画(公開未定)
7作目の作者死後の長編映画。劇場用。 実写を背景にCGキャラクターのトムとジェリーが活躍するという形で、2匹の出会いが描かれる。 エリック・グラブニングが脚本、ダン・リンがプロデューサーを務める。
[編集] 劇中で使われたアイテム類
劇中で使われるアイテムは「トムとジェリー」のドタバタを盛り上げるのに非常に欠かせないものとなっている。なお、広義でアイテムの意味を捉えれば、トムの尻尾もアイテムに含めうるかもしれない。他のカートゥーンでも同様の用法で登場するものが多い。
[編集] 工具、小道具系
- ばね式の鼠取り
- 大抵は餌としてチーズが乗っかっている。初登場は第3話。掛かるのはトムの尻尾や指が殆ど。
- 蠅叩き
- ジェリーを叩く道具。「あべこべ物語」ではジェリーが使用した事もあった。
- 金槌・木槌
- 金槌はジェリーが、木槌はトムが主に使用する。金槌の方が小さいため大抵トムが打ち負ける。
- 投げ縄
- トムがジェリーを捕まえるための道具。
- 剣
- トムの尻尾がよく切られる。腕前はトム、ジェリーとも互角。
- 斧、鋏などの刃物
- 剣と同様。
- 火掻き棒
- ジェリーを叩く道具だが、ジェリーの体より柔らかいらしく、簡単にひん曲がってしまう。
- 葉巻
- ジェリーがトムに差し出し、トムはそれを勿体ぶって吸うが、大概の場合それは葉巻に偽装されたダイナマイト(後述)である。
※最近は健康増進法の影響により、葉巻が登場するシーンがカットされたり別のものに擦り替えられたりしている事もある。
- リモコン
- 操作するとアンテナから稲妻の形をした電波が出る。
- U字型の磁石
- 使用すると、リモコン同様、稲妻の形をした磁力線が出る。小さいながらも驚異的な磁力を誇り、数メートル離れていようと壁を挟んでいようと任意の鉄製品を吸引できるほど。ナットや空き缶など鉄製品とセットで出てくる。
- ナット
- トムがチーズの色を塗って(ネズミ退治の職人ネコはこれに加えてチーズの香りまで付ける)ジェリーがチーズだと思い飲み込む。その後は決まって強力な磁石が登場する。
- 蝋燭(ろうそく)
[編集] 雑貨類
- アイロン
- 第2話で初登場。盾に使われ、トムの頭を変形させる。ジェリーを潰そうとして失敗する場合が多い。
- アイロン台
- 壁と一体型。トムがぶつかり、体が変形することも。
- マッチ
- ジェリーの家具の材料。擦るときはなぜかトム、ジェリーとも自分の尻で擦る。
- フライパン
- 主にトムを引っ叩く道具だが、まれに調理に用いられる。
- やかん
- たいていダイナマイトが放り込まれる。
- 缶詰、またはその空き缶。
- よく磁石とともに登場する。
- お皿
- 投げたり割ったりするもの。初期の作品では皿が割れた音で飼い主と思われる人間がよく現れる。
- グラス
- お皿と同様。
- フォーク
- 主にトムの尻に刺さる。
- ワッフル焼き機
- トムのしっぽを挟むとこんがり焼ける。
- タンス、食器棚等
- バリケードに使われる。
- 金熊手
- 二つセットで庭に落ちていて、トムが踏むと柄が起き上がり顔にあたる。
- トムの枕
- ふかふかの羽毛枕である。
- 絨毯
- ジェリーがこれに隠れて移動する。
- ブラインド
- トム他が巻き込まれる。
- 空気入れ
- トム/ジェリーを風船のように膨らませることができる。針等と併用すると部屋中を飛び回らせることも。
- 針
- サボテンや、巣箱の屋根の裏面に付いている。トムの尻等に刺さったあと、水を飲んだり水に飛び込んだりすると、刺さった穴から水が漏れる。
- 縫い針
- トム、ブッチ、スパイクなどの尻に突き刺す。
- ゴミ箱
- 主にトムが飛び込む。
- ゴミバケツ
- こちらもトムがよく飛び込むが、被ったまま鎧や甲冑として使用されることがしばしばある。
- スロットマシン形式の物体
- ゴミ箱や暖炉などにこれが存在し、トムが飛び込むとなぜかレモンの絵柄が揃い大当たりが出て、大量のゴミやレンガと一緒にトムが排出される。
- メールボックス
- たまに郵便物が来る。
- かつら
- 主に頭が焦げたりした際にトムが着用する。
- 毛ばたき
- 柄付きで1本1本の羽が長い。柄を取り除いて頭に着用することでインディアンに変装する。
- からくり時計
- トムの頭に落下するとトムと一体化し、トムの口からからくり(鳩時計の鳩)が飛び出す。
- 聴診器
- 目覚まし時計のベルの音を聞かせて耳を吹っ飛ばす。
- 白旗
- 降参・休戦のサインにトムが多用する。
- 便所の汲み取り棒
- 鞴(ふいご)
- 乳母車
- 箒(ほうき)
[編集] スポーツ、レジャー用品
- バット
- ビリヤードのキュー等をジェリーがバット代わりに用いる事もある。
- ビリヤード(玉突きゲーム)
- トムの超絶的キュー捌きを披露する道具。11番のボールはジェリーをにらみつけ、8番のボールはジェリーにしつこく付きまとう。
- ボウリング
- 投擲するための球がよく用いられる。
- スケート
- トムは専用靴がないと滑って氷上を動けないが、ジェリーは靴がなくても氷上を自由自在に動き回れる。
- ローラースケート
- トムが履かされ、止まらなくなる。
- ピクニック・セット
- 大きなサンドイッチやソーセージが入っている。
- ハンモック
- 昼寝以外に用途多数。
- ゴルフ
- テニス
- 釣竿
[編集] 楽器
- ピアノ
- トムが超人的才能を発揮する道具。トムや仲間のネコが、演奏中に鍵盤の蓋をジェリーに閉められ、手を挟まれる描写がよくある。トムの頭上に落とすと、トムの歯が鍵盤になる。ジェリーの家になっている事もある。
- ギター
- トムが奏でるか、トムを奏でるための道具になる。
- ウッド・ベース
- トムが足で弾きながら歌うのは有名。
- シンバル
- オーケストラでは、ジェリーが挟まれぺちゃんこになった。
- ラッパ
- オーケストラで演奏されるほか、リーダーのアリが持っている。
[編集] 電化製品
- 大きな冷蔵庫
- 色々な物が入っていて豪華。第2話で初登場。ジェリーがよく中身を荒らす。
- 電球
- 破裂すると跡形もなく消える。割れる音は銃声に似ている。
- コンセント
- 電気製品のほか、トムにも電力を供給する。因みに型は日本のタイプと同じ。
- オーブントースター
[編集] 機械類
- 人造ネコ
- 足の車輪で滑走する。腕は確かだが、ネズミの姿をした玩具にも反応し、家具類を破壊してしまうことも。生身の動物が、機械に内蔵されているコンピュータ部を飲み込んでしまうと、プログラムに洗脳されてしまう。
- 芝刈り機
- 手動のものとエンジン付のものがある。ジェリーがエンジンをかけると暴走し、トムの毛を刈り上げる。トムのハンモックを刈ってしまった事もある。
- 蓄音機
- どうやらSP用蓄音機。鋼鉄針を入れるところがある。
- 自動車
- トムが轢かれてペッタンコになる。保健所のトラックだと、ジェリー以外が中に放り込まれることもある。
[編集] 衣類
[編集] 食品、飲料
- 大きなビーフ・ステーキ
- しばしばスパイクが焼く。非常に巨大だが、焼き始めるとあっという間に縮んでしまう。また、よく取り合いになる。
- 七面鳥の丸焼き
- アメリカの感謝祭で出るごちそう。丸呑みしたり、投げたり、着たりする。
- チーズ
- 穴が開いているためエメンタールチーズと推察できる。第2話で初登場。ジェリーのおびき寄せによく使われる。
- ゼリー
- 非常に弾力性がある、カラフルで透明な食品。
- パイ
- パーティのパイはジェリーのパイ投げに使われる。
- シャンパン
- コルク栓が弾丸代わりになる事が多い。
- バナナ
- 劇中に登場する果物の中でも特に多く、皮で滑るギャグは頻繁に登場する。
- ミルク
- トムの大好物・毎朝大きな瓶に入れられて配達される。失恋等で傷心の時にはヤケ酒ならぬヤケミルクを呷る。まれにクリームがミルク以上のごちそうとして登場する。
- タマゴ
- 投げる物。たいてい生卵が使用される。目に当たった時には、黄身がはりつきモノアイのようになる。
- 西瓜
- 日本のスイカと異なり楕円形をしている。トム、ジェリーとも、勢いよく食べた後に、種を口からマシンガンのように連射して互いを攻撃する。威力のある種を大量に発射するため、トムは自分の頭を大砲状に変形させたことがある。食べる前のスイカも投擲攻撃に使われる。
[編集] 薬品類
- 銃
- 鳥銃、拳銃など様々。当たっても死なず、焦げ目が付く。
- ダイナマイト
- 1940年代後半以降の作品にしばしば登場。豆粒程度の大きさでもとてつもない破壊力を誇るものがある。爆発に巻き込まれても死なない(ただし「ネズミ捕り必勝法」ではトムが大爆発の末ハープを弾きながら昇天している)。
- 花火・爆竹
- ダイナマイトとほぼ同様。小さくても強力。
- 風邪薬
- トムが病気を感染されそうになると飲む。
- 劇薬
- 「あべこべ物語」等に登場。防虫剤、殺虫剤、アンモニア、等を調合して作る。ジェリーが飲むと巨大化したり肉体改造されて最強になったり超高速移動ができるようになる。一方でトムが飲むと筋肉が膨張した末に破裂して、逆に体が縮みジェリーより小さくなってしまった。
- サイダーの樽
- 「トラになったトム」に登場。トムがジェリーを追いかけている最中に、これに頭から突っ込み、トムが酔っ払う、という場面が登場。
- ベイラムの瓶
- 同上、ラム酒に各種薬草等を配合したアフターシェーブローション(飲用ではない)。落下してトムの口を直撃、これを飲んだトムが更に泥酔する。
- 麻酔薬
[編集] 透明化アイテム
- 不可視インク
- 「透明ネズミ」に登場、逃げ場所として瓶に飛び込んだジェリーが外に出てみると、あら不思議、下半身が消えてしまった。これを良いことにジェリーは全身を透明にし、トムに対してこれでもかというほど悪戯を働く。体は見えないが、影や足跡等は映ってしまうらしく、これが原因でトムに見破られてしまうが、それでも透明の体を生かしてトムを出し抜く。ジェリーの体とほとんど同じ色をしたチョコレートドリンクを飲むと、元に戻る。
- バニシングクリーム
- 本来は皮膚に吸収されて消えるクリームだが、ここでは、上記同様、姿を隠すために使う。
[編集] その他
- 遺言書(遺書)
- スパイクに制裁される前にトムが書く。タイトルは「MY WILL」。ちなみにこの回ではなんとトムが勝利している。ジェリーが書いた回もある。
- 墓
- トム他が自分で掘って自分を埋める。
[編集] 日本でのTV放映
[編集] トムとジェリー(八代駿・藤田淑子版)
1964年(昭和39年)5月13日から、1966年(昭和41年)2月23日まで、毎週水曜日の19:30 - 20:00にTBS系列(JNN)で放映。本放送時の提供はサンスターシオノギ(当時、サンスター社は歯磨き粉に関して塩野義製薬と業務提携していた)。開始当初はモノクロでの放送であったが、後にカラー放送へと移行した。真ん中の作品が挿入されたのは1971年(昭和46年)から。
放送終了後も1990年頃まで何度も再放送が繰り返されており、個人で録画したビデオが多数存在する。しかし日本初放映時はトランスグローバルが版権を持っていたのに対し、以後はターナー・エンターテイメントが権利を持っているため、現在では権利上の問題により再放送やソフト化は困難と思われる。
ファンから最も親しまれているバージョンであり、後に放送されるバージョンと区別するため『TBS版』、『旧吹替版』と呼ばれることが多い。
第1回目に放送された話は、「白ねずみは人気者」、「くたびれもうけの魚釣り」、「ワルツの王様」の3つ(当時の毎日新聞・朝日新聞の番組欄より参照)。開始当初は、テックス・アヴェリー作品を2話目に挿入するというのではなく、3話総てが「トムとジェリー」の話で占められていた様である。因みに、新番組紹介の欄では、トムは力持ちだが、おっちょこちょいでお人好しとして記されていた。
なおこの初回放送当時、JNNの準キー局は、毎日放送(MBS)ではなく、朝日放送(ABC)であった(同時ネット)。但し再放送に関しては、TBS系列よりも寧ろ、他系列での再放送が頻繁に行われる傾向があるようである(中京広域圏での名古屋テレビ(メ~テレ)などが典型的な例)。
主題歌の「トムとジェリー」は、作詞・作曲が三木鶏郎で、梅木マリ(後の松平マリ子)とフォーコインズによって歌われており、現在発売中のビデオおよびDVDにも収録されている(なお、この曲は当時レコードでは発売されず、ソノシートのみの発売だった。ソノシート版はテレビ版より少し歌詞が長い。現在はCD化済み)。
1番目と3番目のOPはチャック・ジョーンズ期の、トムが「ニャーオ」と吠えるMGMのロゴで、バックの音楽はジーン・ダイッチ期のオープニングのものが使われる。
『His Mouse Friday』は『南の島には土人がいたよ』という邦題だったが後に土人という単語が消され『南の島 (トムとジェリー)』に変えられている。
真ん中の映画館のロビーで追いかけっこをしているOPは「おしゃべり子ガモ」のクレジットで使われたものを使用している。また真ん中のOPはタイトルの出る場面でその作品のもとの音楽が途中から流れることがある。
例として挙げられる作品
- へんてこなオペラ
- 悪人の誕生
- ウルトラ子ガモ
- へんな体験記
- 僕はジェット機
- ノミのサーカス
- こんなお家は
放送順としては固まっている。
[編集] 声の出演
[編集] 初回放映時のネット局
現在調査中。この頃は現在よりもテレビ局の数がかなり少ないため、TBS系列であっても、他系列の番組を放送することにより、時間帯をずらして遅れネットを組んでいた可能性もある。
またこの他、TBS系列以外へ番組販売の形でネットされていた可能性もある。但しこの項では、後年になり他系列に於いて再放送されたケースは含めない。
- 関東広域圏:東京放送(現・TBSテレビ)(TBS)
- 北海道:北海道テレビ放送(HTB)
- 岩手県:岩手放送(現・IBC岩手放送)(IBC)
- 宮城県:東北放送(TBC)
- 福島県:福島テレビ(FTV) - この当時は、TBS系主体のオープンネットだった。現在はフジテレビ系列(FNN/FNS)。
- 長野県:信越放送(SBC)
- 新潟県:新潟放送(BSN) - 新潟地震の影響による放送休止が行われた可能性あり。
- 静岡県:静岡放送(SBS)
- 中京広域圏:中部日本放送(CBC) - 再放送はテレビ朝日系列局である名古屋テレビ(メ~テレ)が圧倒的に多い。
- 石川県:北陸放送(MRO)
- 近畿広域圏:朝日放送(ABC) - 当時は、JNNの準キー局であった。1975年3月31日に、毎日放送とテレビのネットワークを交換(新聞資本の捻れによる"腸捻転"の解消)。ANNへネットチェンジ。
- 岡山県:山陽放送(RSK) - 当時は岡山県のみの放送エリア。香川県には乗り入れず。
- 島根県:山陰放送(BSS) - 当時は島根県のみの放送エリア。鳥取県には乗り入れず。
- 広島県:ラジオ中国(現・中国放送)(RCC) - 1967年までは、旧社名を使用していた。
- 福岡県・佐賀県:RKB毎日放送(RKB)
- 長崎県:長崎放送(NBC)
- 熊本県:熊本放送(RKK)
- 大分県:大分放送(OBS)
- 宮崎県:宮崎放送(MRT)
- 鹿児島県:南日本放送(MBC)
- 琉球政府(現・沖縄県):琉球放送(RBC) - 当時は未だアメリカ合衆国の統治下であった。
[編集] TBS版で挿入されたアニメ作品
TBS版「トムとジェリー」では、30分番組のうち「トムとジェリー」を2作品放送。その間に他のキャラクターを主人公としたアニメーション(主にテックス・アヴェリー作品)が1作品挿入されて放送された。
トムとジェリー通常版DVDに特典として1作ずつ収録された。
作品一覧は、こちらを参照。
[編集] 新トムとジェリー
1970年代後半に日本教育テレビ(テレビ朝日)系で放映。「The New Tom and Jerry Show」を日本で放映したもの。主題歌はアメリカ版のものを使用している。トムとジェリーの台詞なし。TBS版「トムとジェリー」の印象が強烈な一部の視聴者からは違和感が大きいという声もあった。
なお、本作は日本ではビデオ化されていない。日本で1992年にビデオで発売された「新トムとジェリー」は「トムとジェリーキッズ」のビデオ化で、本作とは別物。
[編集] おかしなおかしな トムとジェリー 大行進/トムとジェリー大行進
1980年から1981年に日本テレビ系、木曜スペシャル枠で「おかしなおかしな トムとジェリー大行進」として単発で放映。ここでは当時未公開だったチャック・ジョーンズ期を放送。「お好みサンド」と「ジェリーの親友」の2話のみTBS版で放映されここでは放映されていない。
その後同じく日本テレビ系で1981年から1982年まで「トムとジェリー大行進」をレギュラー番組として放映。こちらはフィルメーション作品を日本で放映したもの。
[編集] 声の出演
[編集] トムとジェリーとゆかいな仲間
2000年10月1日から2001年6月24日まで日曜日の7:00 - 7:30にテレビ東京系で放映。本放送時の提供はワーナー・ホーム・ビデオ。
主題歌はTBS版で使われた「トムとジェリー」をそのまま使用している。 放送形態が特殊で、2話目に「トゥイーティー」が挿入されたり、1話目のみが「トムとジェリー」で、2話目が「チキチキマシン猛レース」で3話目が「偉大なるケンケン劇場」(The Magnificent Muttley)だったり、また3話総てが「トムとジェリー」だったこともある。
[編集] 声の出演
[編集] トムとジェリー(肝付兼太、ダン小路・堀絢子、チマ版)
現在はワーナー・ブラザース・テレビジョンが配給し、各地方局などで放送。放送プログラムはどこで放送されても同じ。オープニングは「いそうろう」の音楽を使用、エンディングは「DVD全10巻のジャケット」画面で曲はTBS版を使用しクレジットになっている。映像ソースがLD版と同じ為、黒人差別を指摘される恐れのある部分があまりカットされず、そのまま放送されることがある。
2006年6月から7月にかけて同じ時間帯に京都放送(京都放送は毎週金曜だけで4月頃から放送開始)とサンテレビ(これは平日毎日)で30分枠(3話総てが「トムとジェリー」)が放送された(大阪ではどちらの放送も見られた)。 その他にも、東京都の独立UHF局、TOKYO MXでも放送され、九州では九州朝日放送の自社製作のアサデス。内にて夏休みや祝日に毎日1話ずつ放送していた (オープニング・エンディングは基本的になし。※まれにエンディングの映像が数秒映ることがある)
[編集] 声の出演
作品により、トムとジェリーの声優が異なる。
[編集] トムとジェリー(カートゥーン ネットワーク版)
カートゥーン ネットワークでの放送では、DVD版や現在の地上波での放送の吹き替えとは違い、日本語吹き替え音声が入らない作品がまれにある。放送プログラムはランダムで、DVD未収録作品も放送される。 シネマスコープのトリミングではDVD版のような中央のみしか映らないものではなく左右に動いたり、縦に引き伸ばされたりしている。
番組冒頭で「原作者のオリジナリティを尊重し…」の注釈を入れている為、DVD版ではカットされたシーンがそのまま放送されることがある。
[編集] 声の出演
作品により、トムとジェリーの声優が異なる。
[編集] カートゥーン・シアター
2005年にカートゥーン ネットワークの「カートゥーン・シアター」で放送された 「トムとジェリーの大冒険」以降、不定期でトムとジェリーの長編作品が放送されるようになった。
[編集] 声の出演
作品により、トムの声優が異なる。
[編集] トムとジェリー テイルズ
2007年6月2日からカートゥーン ネットワークで放送されている。
DVD版とは違い、トムとジェリーの声のみ原語版の声が使われている。
[編集] 声の出演
- トム - ドン・ブラウン
- ジェリー - サムエル・ビンセント
[編集] トムとジェリーの宝島
2008年8月1日にBS2の「2008 BS夏休みアニメ特選」内で放送された。
衛星及びNHKで「トムとジェリー」が放送されたのはこれが初めてと思われる。
[編集] 声の出演
[編集] 日本国内地上波放送時の前後番組
| TBS系 水曜19:30枠 | ||
|---|---|---|
| 前番組 | 番組名 | 次番組 |
|
アラカザンの魔法
(The Magic Land of Allakazam) |
トムとジェリー
|
てんてこ漫遊記
|
| テレビ東京系 日曜7:00枠 | ||
|
7:00-知ってる介!護
7:25-TXN HOTテレビ |
トムとジェリーとゆかいな仲間
|
パワーパフガールズ
(水曜18:30から移動) |
[編集] 日本で発売されたビデオ・LD・DVD
現在正規版において、『トムとジェリーキッズ』はバンダイビジュアル。それ以外の旧作・新作はワーナー・ホーム・ビデオから発売されているが、それ以前はパイオニアLDCやヘラルドポニーでも発売されていた。
[編集] 新トムとジェリー/トムとジェリーキッズ(VHS版)
[編集] 声の出演
[編集] トムとジェリー(LD版)
LD版は全3巻。「トムとジェリー スペシャルBOX」という商品名で発売された。
「パパは強いな」、「赤ちゃんは楽だね」、「みーちゃったみーちゃった」、「必殺ネズミ取り」及び日本未公開リメイク作品は未収録。 ジーン・ダイッチ期については「トムとジェリー ドルーピーといっしょ」(全2巻)に収録されている。
発売時期の関係からか、黒人差別を指摘される恐れのある部分があまりカットされていない。
映画評論家の森卓也が監修を務めており、同氏による作品解説シートが同梱されている。
[編集] 声の出演
作品により、トムとジェリーの声優が異なる。(括弧内は担当巻)
[編集] トムとジェリー(VHS版)
VHS版は全20巻。
「パパは強いな」、「赤ちゃんは楽だね」、「みーちゃったみーちゃった」、「必殺ネズミ取り」及び日本未公開リメイク作品は未収録。 ジーン・ダイッチ期については「トムとジェリー ドルーピーといっしょ」(全4巻)に収録されている。
発売時期の関係と映像ソースがLD版と同じ為、黒人差別を指摘される恐れのある部分があまりカットされていない。
LD版同様、森卓也が監修を務めている。
[編集] 声の出演
作品により、トムとジェリーの声優が異なる。(括弧内は担当巻)
[編集] トムとジェリー(UMD・DVD版)
UMD版及び通常版DVDは全10巻(ソフトシェル版もあり)。それに加えテーマに沿って4作品をセレクトした廉価版の1コインDVDがある。
「パパは強いな」、「赤ちゃんは楽だね」、「みーちゃったみーちゃった」、「必殺ネズミ取り」及び日本未公開リメイク作品は未収録。 ジーン・ダイッチ期についてはDVD版では全巻購入者特典で付いてきた「スペシャルDVD」または1コインDVDで収録されている。(「猫はワンワン犬はニャーオ」、「友達はいいな」は未収録)
また、黒人差別を指摘される恐れのある部分がカットされているものも幾つかある。
アカデミー賞受賞&ノミネート作品を集めた「アカデミー・コレクション」も発売されている。
[編集] 声の出演
作品により、トムとジェリーの声優が異なる。(括弧内は担当巻)
[編集] トムとジェリー テイルズ(DVD版)
全6巻。
Vol.1-3までは「第1シーズン」放映分、Vol.4-6までは「第2シーズン」放映分がそれぞれ収録されている。
尚、Vol.1-3収録分は1コインDVDにも収録
[編集] 声の出演
[編集] パブリックドメインDVD
1940年~1953年までの作品は日本における著作権の保護期間が終了したものと考えられている為、以下のDVDが発売されている。
[編集] 関連作品
- 1945年にジェリーがジーン・ケリーと映画『錨を上げて』Anchors Aweighで共演した。この映像は後に「アカデミー・コレクション」の特典映像として収録されている。
- 1953年に製作された映画『濡れたらダメよ』(Dangerous When Wet)で主演のエスター・ウィリアムス(Esther Williams)が夢の中の場面でトムとジェリーと一緒に泳ぐシーンがある。
- アメリカのテレビアニメーションザ・シンプソンズの劇中アニメ「イッチー&スクラッチ (The Itchy & Scratchy Show)」はトムとジェリーのパロディになっている。
- カートゥーンと実写の驚異的な合成によって撮影されたロジャー・ラビット(1988年公開)では様々なカートゥーンキャラクターが登場した。同作品には当初、MGMの人気カートゥーンとしてトムとジェリーも作中に登場させることも検討されたが、米国では「トムとジェリー」が明確な台詞を持たないアドリブ・カートゥーンであったため、作中「私生活もある俳優として出演させる」ことが断念されたという(当時MGMは「トムとジェリー」の長編映画作品を製作中であったため、キャラクターの貸し出しを断られたともいう)。代わってドルーピーが出演した。
- 上原ひろみが2003年に発表したアルバム『アナザー・マインド』の日本盤ボーナス・トラックとして収録したオリジナル(自作自演)曲「トムとジェリー(The Tom and Jerry Show)」は、カートゥーンの「トムとジェリー」のイメージを盛り込んで作曲された。
[編集] その他
- ハンナ=バーベラコンビはトムとジェリーにおいて声優をやっていた経歴があり、ウィリアム・ハンナ はトムとジェリーの声とトムのすさまじい悲鳴の声を担当し、ジョセフ・バーベラは短編作品「The Mansion Cat」でトムの主人を担当したことがある。
- スタッフクレジットでウィリアム・ハンナが先に名前が来るのはハンナ・バーベラコンビがコイントスの賭けをした時にハンナが勝ったからといわれている。
- トムとジェリーの第1作目「上には上がある」を製作する際、当初「犬と狐」という設定で登場させるつもりだった。
- 前述の通り、日本ではトムとジェリーをイメージキャラクターとして使用する企業が多いが、中でも1978年頃の日立製作所の冷蔵庫では女優の黒柳徹子とトムとジェリーを起用。テレビCMでは合成共演する形で放送された。因みにトムとジェリーの声はTBS版で吹き替えを務めた八代駿と藤田淑子がそれぞれ担当した。
[編集] 参考文献
- 森卓也『定本 アニメーションのギャグ世界』アスペクト、2009年、ISBN 4-7572-1537-1
- DVD『トムとジェリー 魔法の指輪 特別版』ワーナー・ホーム・ビデオ、2002年
[編集] 関連事項
- トムとジェリーの短編作品一覧
- 新トムとジェリー
- トムとジェリー大行進
- トムとジェリー テイルズ
- テックス・アヴェリー
- ルドルフ・アイジング
- ディック・ランディー
- トランスグローバル
- 東北新社(日本語版製作会社)
- アメリカン・アニメーションの黄金時代
- マンガ物理学
[編集] 外部リンク
- ワーナー・ブラザーズ(トムとジェリーキャラクターページ)
- カートゥーン・ネットワーク(トムとジェリー)
- カートゥーン・ネットワーク(トムとジェリー テイルズ)
- TOKYOMX(トムとジェリー)
- トムとジェリー・オンライン(非公式ファンサイト)
- T&J_DVD/LD - DVD収録一覧
- ワーナー・ホーム・ビデオ 1コインDVD
最終更新 2009年11月19日 (木) 08:11 (日時は個人設定で未設定ならばUTC)。
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