ドラゴンボール

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曖昧さ回避 この項目では、鳥山明の漫画について記述しています。その他の用法については「ドラゴンボール (曖昧さ回避)」をご覧ください。
ドラゴンボール
漫画
作者 鳥山明
出版社 集英社
掲載誌 週刊少年ジャンプ
発表号 1984年51号 - 1995年25号
巻数 全42巻(JC)
アニメ
映画
ゲーム
テンプレート使用方法 ノート

ドラゴンボール』 (DRAGON BALL) は、鳥山明による日本漫画作品、およびこれを原作とするアニメ作品のシリーズ、およびこれらの作中に登場する架空の道具の名称。

本項は原作の漫画を中心に、関連作品全般について述べる。

目次

[編集] 概説

世界中に散らばった7つ全てを集めると、どんな願いでも1つだけ叶えられるという球「ドラゴンボール」と、主人公「孫悟空」(そんごくう)を中心に展開する、敵との戦闘、ライバル達との友情などを描いた長編冒険漫画である。

週刊少年ジャンプ』(集英社)にて1984年51号から1995年25号までの間、其之一から其之五百十九にわたり約10年半にわたって連載された。原作のタイトルの正式表記は『DRAGON BALL』。略称は『DB』。各話数はそれぞれ「其之○○」という通し番号になっており、数字は漢数字で表される。このほかに番外編『TRUNKS THE STORY -たったひとりの戦士-』(トランクス・ザ・ストーリー -)も掲載された。単行本は集英社より、新書版で全42巻、2002年より2004年まで完全版全34巻が刊行された。

アニメ化も行われ、日本ではフジテレビ系列で放映されたほか、劇場版アニメや実写版映画も作成された。また多数の関連グッズやゲームソフトなどが生み出されている。


注意以降の記述で物語・作品・登場人物に関する核心部分が明かされています。


[編集] 作風

物語初期の孫悟空の少年期の話では、ドラゴンボールを探す冒険の話と「天下一武道会」での闘いの話が交互に展開される。この頃は舞台となる世界はまだ平和であり、ギャグ要素も多く取り入れられている。

だが、ピッコロ大魔王の登場以降、ギャグ色を排したバトル漫画の要素が色濃くなり、従来のメインであったドラゴンボール探しのシーンは、簡略化あるいは省略されるようになる。ストーリーも主要人物の相次ぐ死亡や、世界が危機に瀕するなど、シリアスなものとなっていく。

物語中期のサイヤ人戦以降は、物語スケールが地球規模から宇宙規模へと拡大し、やがて舞台は悟空たちの住む地球を出て「ナメック星」へと移る。その後の人造人間戦では再び舞台が地球に戻るが、タイムパラドックスを取り入れた物語となっており、青年トランクスを主人公としたアナザーストーリーも登場する。

物語末期の魔人ブウ戦では、バトル中心路線が維持されつつも、融合・吸収や物体変化などの新しい戦闘要素が登場し、またギャグ要素が再び増加に転じている。

終始、登場人物は敵・味方ともストーリーが進むにつれて強さを増していく。サイヤ人戦からフリーザ戦にかけては、強さを数値で表した「戦闘力」が、頻繁に台詞中に登場する。

[編集] ストーリー

ドラゴンボールの世界における年表」も参照

少年期
地球の人里離れた山奥に住む尻尾の生えた少年・孫悟空。ある日、彼は西の都からやって来た少女ブルマと出会い、7つ集めると神龍(シェンロン)が現れどんな願いでも一つだけ叶えてくれるというドラゴンボールの存在、そして育ての親孫悟飯の形見として大切に持っていた球がそのひとつ「四星球」(スーシンチュウ)であることを知り、ブルマと共に残りのドラゴンボールを探す旅に出る。人攫いのウーロンや盗賊ヤムチャなどを巻き込んだボール探しの旅の末、7つすべてのボールを揃えるが、世界征服を企むピラフ一味による悪用を阻止するため、神龍にくだらない願いを叶えてもらう。
そして悟空は旅の途中に知り合った武術の達人・亀仙人の下で、後に親友となるクリリンと共に8か月間修行を積み、世界一の武術の達人を決める天下一武道会で準優勝する。その後、ドラゴンボールの悪用を企むレッドリボン軍との闘いなどを経てさらに強さを増していき、再びドラゴンボールを7つ揃え、殺し屋桃白白(タオパイパイ)に殺された聖地カリンウパの父親ボラを蘇生させる。さらに3年後の天下一武道会では、殺し屋を目指していた天津飯(テンシンハン)と闘うが、あと一歩のところで敗れ、再び準優勝となる。
ピッコロ大魔王編
武道会終了後、ピラフ一味によって復活したピッコロ大魔王によって、クリリンなど悟空の仲間たちが殺されてしまう。悟空は仇を討つために大魔王に闘いを挑み、勝利するが、大魔王は死の間際に子供を残す。闘いの後、悟空は大魔王に殺された神龍や仲間たちの復活のため天界へ向かい、ドラゴンボールを創った本人である神に会うが、神龍復活の条件としてひとり天界で修行することとなる。その3年後、少年から青年へと成長した悟空は、天下一武道会にて、かつて出会った牛魔王の娘・チチと結婚。そして父・ピッコロ大魔王の復讐を誓うマジュニアに勝利し、同時に天下一武道会初優勝を飾る。
サイヤ人編
マジュニアとの闘いから約5年後、しばらく平和な日々を過ごしていた悟空のもとに、宇宙より悟空の実兄ラディッツが来襲し、自分が惑星ベジータの戦闘民族・サイヤ人であることを知らされる。さらわれた息子・孫悟飯を助けるため悟空はピッコロ(マジュニア)と手を組み、自らの命と引き換えにラディッツを撃破するが、約1年後にはさらに強力なサイヤ人たちがドラゴンボールを求めて地球に来襲することを知る。悟空はドラゴンボールにより生き返るまでの間、あの世界王のもとで修業。そして仲間とともにサイヤ人の王子ベジータたちと闘い、退けるも多くの仲間を失う。しかもピッコロの戦死により、元来彼と一人の人間であった神も死亡し、地球のドラゴンボールも消滅する。
フリーザ編
ベジータとの闘いの後、神や殺された仲間たちを蘇らせるため、悟飯・クリリン・ブルマの3人は大怪我で入院中の悟空に代わり、神とピッコロの故郷であるナメック星へ向かう。だが、そこには界王すら畏怖する宇宙の帝王フリーザが不老不死を求めて来襲し、ナメック星人を虐殺しながらドラゴンボールを略奪していた。悟飯たちはベジータ、そしてフリーザ一味とのドラゴンボールをめぐる三つ巴の攻防の末、後から到着した悟空とナメック星人たちの協力を得てナメック星の神龍・ポルンガを呼び出し、ピッコロを蘇生。これにより地球のドラゴンボールも復活する。そして悟空はフリーザとの闘いにおいて、伝説の戦士・超(スーパー)サイヤ人へと覚醒し勝利する。
人造人間編
ナメック星での闘いから約1年後、地球に帰還した悟空の前に、未来からやって来たベジータとブルマの息子であるトランクスが現れる。彼は3年後に、レッドリボン軍の生き残りであるドクター・ゲロが造り上げた2体の人造人間が現れ、絶望の未来をもたらすことを告げる。悟空たちはそれらを未然に防ぐのではなく、直接闘って未来を変えることを選択する。しかし事態はトランクスが知っている歴史とは大きく違うものとなり、彼さえ知らなかった人造人間たちも現れ、さらにはドクター・ゲロのコンピュータが造り上げた究極生命体セルが出現。完全体となったセルは地球の命運を賭けた武道会「セルゲーム」を開催。悟空はこの闘いで命を落とすが、その意思を受け継いだ息子・悟飯がセルを倒す。
魔人ブウ編
セルゲームより7年後。高校生に成長した悟飯が天下一武道会に出場することを知り、自らも出場するために悟空は一日だけこの世に戻る。武道会の最中、全宇宙の神である界王神の依頼により、邪悪な魔導士バビディによる魔人ブウの復活を阻止しようとするが失敗、魔人ブウは復活してしまう。悟空はこの世での滞在可能時間が迫り、あの世に帰るが、悟空の死後に生まれた次男の孫悟天やトランクス、悟飯がパワーアップして魔人ブウに挑む。しかし善戦むなしく危機に陥った彼らを救うため、老界王神の命を譲り受けて甦った悟空は決戦の末、地球・ナメック星・あの世の人々のエネルギーによって作り上げられた特大の元気玉によって魔人ブウを消滅させる。それから10年後、悟空は魔人ブウの生まれ変わりである少年ウーブとともに、さらなる強さを求めて修行に旅立つ。

[編集] 背景

[編集] 連載開始までの経緯

本作は、連載が始まるまでに様々な紆余曲折があった。鳥山は当時連載中であった『Dr.スランプ』のアイデアが尽きかけていたため、連載を終了させたがっていた。編集部に相談したところ、「終わらせてもいいが、連載終了から3か月後に次の連載を始めること」という条件を受けたため、終盤に差し掛かっていた『Dr.スランプ』の連載と平行して次回作の準備を始めた[1]。その際、以前に描いた二つの読み切り作品『騎竜少年(ドラゴンボーイ)』、『トンプー大冒険』(両作品とも『鳥山明○作劇場VOL.2』に収録)が好評だったことを受け、次の連載はこの2つの作品の世界観をさらに膨らませたものにしようと考えた。実際、『騎竜少年』と『トンプー大冒険』は初期の本作の雰囲気が色濃く感じられる作品である[2]

プロット段階においては『西遊記』の要素も取り入れると共に[3]、「ボールを集める」というアイデアは『南総里見八犬伝』から[4]、タイトルはブルース・リーの映画『燃えよドラゴン』から取られた[5]。こうして本作の初期の構想がまとまった。

当初は鳥山版『西遊記』を目指しストーリーを進めようとしていたが、担当の鳥嶋和彦の反応は冷たかった[6]。そのため、第二稿(服装が現代風)、第三稿(現行の『ドラゴンボール』にかなり近い設定)と変更が加えられ、最終的には『西遊記』の要素は主人公の名前やキャラクターデザインのほか、初期のいくつかのエピソードやアイテムなどにその名残を留めるのみとなった[7]

[編集] 連載終了までの経緯

連載開始前からアニメ化が内定、5週連続カラーという大々的な扱いで始まった本作であったが、初回こそは高い支持を得たものの、徐々に人気は下降し、アンケートでは最下位に近い順位になることもあった[8]。担当の鳥嶋に「主人公が地味だ。だから人気がないんだ」と指摘された鳥山は、以後「強さを追い求める主人公」というテーマを作品に持たせることになる[8]。その発想から天下一武道会が始まり、主人公孫悟空のキャラクターも確立され、人気も急激に上昇する。

鳥山自身は 、マジュニアとの決着が着いた時点で物語を完結させる構想を抱いていた(連載終了後のインタビューでは、「ピッコロ大魔王編が描いていて一番楽しかった」とも語っている[8])。第23回天下一武道会編では、残されていた伏線の回収や、悟空の成長、成長したチチとの再会と結婚、天津飯との決着など、それまでの総決算と言うべき内容が繰り広げられている。

しかし、当時すでにアンケートで不動の1位であった本作の終了を編集部がそう簡単に認めるわけもなく、連載は続行されることになる。そしてナメック星編が佳境に入る頃には、本作の人気および経済効果は、日本国内のみならず世界的な規模に拡大していた。それ単体で「一大産業」と呼ばれるまでになり、その人気と経済効果の大きさゆえに、鳥山や編集部の意向だけでは連載の有無をコントロールすることが不可能な状態になってしまうという、かつてない規模の漫画作品となっていた。本作の連載が終了すれば、ジャンプ本誌の発行部数に与える影響のみならず、発行元の集英社、メディアミックス展開で中核をなしてきたバンダイフジテレビジョン東映動画、その他この作品に関連した各種ビジネスを行っている各企業の業績や株価に対して多大な影響を及ぼすことが懸念された。そのため、とにかく連載を続けなければならない、終わらせる訳にはいかないという状況が否応なく形成されるに至った。

本作の終了については、鳥山の強い要望によるものであったとはいえ、最終的には関係各社のトップ級会議などの調整や各社の上層部による経営判断すらをも必要とし、関連企業の株価・業績への影響を最小限に抑えるべく様々な配慮を行いその上でようやく連載を完結終了させるという、日本漫画史上でもある意味で前代未聞の事態となった[9](ブウ編開始前、鳥山はブウ編が終わったら連載を終了する約束を集英社と取り付けていたが、当時の編集長であった堀江信彦はその事実を途中まで知らされていなかった。理由は不明[10])。

こうした背景もあって、本作は約10年半に及ぶ長期連載となった。連載終了は事前には告知されず、最終回は次週以降も続くかのような内容であった。この最終回での展開はアニメ作品『ドラゴンボールZ』でも同様に描かれ、後番組の『ドラゴンボールGT』に生かされた。

[編集] 近年の漫画誌における展開

連載終了から暫くは、「もう『ドラゴンボール』は描きたくない」とインタビューなどで語っていた[11]鳥山だが、2002年にアメリカ版『SHONEN JUMP』(VIZ Media)でのインタビューにて、「(週刊連載は)辛かったが、今は『ドラゴンボール』を最後まで描き切って良かったと思っている。でなければ、ここまで長くみなさんに愛される作品にはならなかったでしょうから」と語っている。近年は『ネコマジン』などの短編作品にパロディとして本作のキャラクターがよく登場するようになった。

2006年9月には『超こち亀』(『こちら葛飾区亀有公園前派出所』連載30周年記念本)に『こちら葛飾区亀有公園前派出所』とのコラボレーション漫画、『こちらナメック星ドラゴン公園前派出所』が掲載。

同年12月には『ONE PIECE』と本作のコラボレーション漫画『CROSS EPOCH』(『週刊少年ジャンプ』2007年04・05合併号、2006年12月25日発売)を発表した。『ONE PIECE』の作者・尾田栄一郎は、鳥山明と『ドラゴンボール』の熱心なファンであることを公言している。

[編集] その他

アニメ版では、進行が原作進行に追い付き追い抜かないようにすることも兼ねて様々な配慮が行われ、原作で語られなかったオリジナルのスピンオフストーリーが多く手がけられた。

ただし、鳥山自身は本作の世界のかなり多くの詳細設定を頭の中に描いていたことを明らかにしている。しかし「説明臭くなるから描きたくなかった」とのことで、18号とクリリン、ブルマとベジータの恋愛劇なども頭の中には出来上がっているが「恥ずかしい」という理由で作品にはしなかったという[12]。鳥山が頭に描いていた構想と、鳥嶋和彦・ジャンプ編集部・アニメスタッフなどが考察し鳥山に進言したりして作った、各キャラクターの裏設定については、ドラゴンボールの登場人物を参照。

一方で、悟空の父・バーダックやパイクーハンなどアニメオリジナルの人気キャラクターも生まれ、バーダックにいたっては、逆輸入の形で原作に持ち込まれ、フリーザの回想シーンで登場を果たした。

また、当時は4月から9月にかけてテレビ地上波でも盛んに行われていたプロ野球中継による通常番組の休止も、結果的にアニメ側の進行速度を抑制する一助となっていた。

[編集] 歴代担当編集者

初代担当 鳥嶋和彦(とりしま かずひこ)
鳥山明の前回作『Dr.スランプ』からの担当編集者で、23回天下一武道会終了まで担当。『Dr.スランプ』のDr.マシリトのモデルとしても知られる。ラブコメ好きで、『ドラゴンボール』でも悟空とブルマを恋愛させようとして、ラブコメが苦手な鳥山は困惑していた[13]。本作品のシリアス格闘バトル路線への移行を提案した人物でもある。担当を外れた後もチチ、ランチ、天津飯などの作中の扱いが、自分の思惑と大きく違っていたこともあり、あまりに酷いと判断した時はアドバイスを続けた(例えば人造人間19号、20号登場時に鳥山に電話し「ジジイとデブじゃないか」とケチをつけ、仕方なく17号、18号を出したら「今度はガキか」と言い放ったなど[14])。
二代目担当 近藤裕(こんどう ゆう)
ラディッツ登場から完全体セル登場まで担当。少女誌で実績を上げ、『週刊少年ジャンプ』移籍後いきなり鳥山の担当になった。冷静沈着な性格で、少女誌にいた経験から、常に女性読者を意識したアドバイスを心がけた。前述の理由で鳥山がセルを出したところ「かっこ悪いですよ。もちろん変身しますよね」と言われ、第2形態にすると「今度の奴、馬鹿みたいじゃないですか、早く完全体にしましょう」と言われたので「完全体セルは近藤さん好みのかっこいいキャラにした」と鳥山は述べている[14]。また鳥山が画集表紙用に気合を入れてドラゴンのウロコを一枚一枚塗った渾身のイラストを、表紙としてのインパクトに欠けるという理由で全て描き直させた[15]。口癖は「ぜんぜん駄目」らしい[16]
三代目担当 武田冬門(たけだ ふゆと)
完全体セル登場から最終回まで担当。鳥山も比較的自由にやらせてもらっていたようで、特に文句はないようである。また、ミスターサタンに対し「このキャラ良いですね」と言ったことにより、当初はチョイ役で終わらせる予定だったサタンを、その後も登場させることになった[17]

鳥嶋はピッコロ大魔王、近藤はフリーザ、武田は魔人ブウのモデルであるという説もあるが[15]、鳥山自身は「あまり意識した覚えは無い」と語っている[18]

[編集] 単行本・関連書籍

[編集] ジャンプ・コミックス

ジャンプ・コミックス『ドラゴンボール』は、集英社より新書版で、1985年9月から1995年8月まで全42巻が刊行された。番外編『TRUNKS THE STORY -たった一人の戦士-』は33巻「セルゲーム始まる」に収録されている。各巻の折り返しでは、鳥山明のコメントがつけられている。各話の扉ページは、各巻の最初の話やページ構成の都合による場合などを除き、巻末に「扉ページ大特集」として『週刊少年ジャンプ』掲載時とほぼそのままの形でまとめて掲載される形となっている(2巻、37巻、38巻、42巻を除く)。

2009年5月から、鳥山明が新たに描き下ろした背表紙と表紙のタイトルロゴを変更した新カバー重版が発行された。新カバー重版の内容は新書版と同じである。背表紙が描き換えられたため、背表紙にヤジロベーが2回登場することに言及しているコメントが意味をなさないものとなっている。

[編集] 完全版

『ドラゴンボール 完全版』は集英社より2002年12月から2004年4月まで全34巻が刊行された。番外編『TRUNKS THE STORY -たった一人の戦士-』は34巻に収録されている。発行部数は2000万部を超えている。

完全版では、最終巻となる34巻で魔人ブウ編の終盤数か所と最終話に鳥山本人が4ページ分加筆している。そのため、先に発売されている通常版と完全版とでは最終話のニュアンスが変わっており、鳥山が本来込めた意図が完全版ではより明確になっている。「連載終了までの経緯」で触れた、通常版最終話にあった作者による完結の経緯の説明は、完全版では削除されている。

完全版34巻の追加部分

  • 183頁1コマ目 魔人ブウのカット
  • 184頁6コマ目 ベジータの表情とセリフ変更
  • 185頁 悟空のコマ拡大、ベジータのカット追加
  • 229-231頁 悟空とウーブのやり取り変更
  • 232頁 作者の挨拶がベジータのカットに変更

その他の変更点

  • 原画の紛失により2色カラーの扉絵が一部CGで塗り直されている(其之五、其之八十六)。
  • 其之五の扉絵のブルマのくわえタバコが削除。
  • 巻末に掲載されている扉絵のアオリ文の削除(ただし、紛失した白黒ページのトビラ絵は『週刊少年ジャンプ』掲載時のものを使っているため線が荒く、アオリ文がそのまま掲載されている)。
  • 完全版25巻91頁3コマ目のセリフが「オレ」から「オラ」に修正。
  • セルゲームの日付が「Mの17日」から「5の26日」に変更。

[編集] ドラゴンボール大全集

本作の連載終了を記念して出版された全7巻と補足版3巻からなる全集で、表紙は補巻を除き鳥山の描き下ろしである。内容はイラストレーションや世界観など、ファンブック的要素が強い。DBファンである著名人の寄稿文、各スタッフ座談会、鳥山明のコラムなどが付いた付属冊子の神龍通信付き。現在は絶版。

1巻 COMPLETE ILLUSTRATIONS(1996年6月25日発行)

  • 『ドラゴンボール』のみのイラスト集。『週刊少年ジャンプ』での表紙イラストも掲載されている。
  • 付録・神龍通信第1号 ・歴代担当者座談会、鳥山コラム、I Love DB(ジャッキー・チェン

2巻 STORY GUIDE(1996年8月9日発行)

  • ストーリーの詳しい紹介、考察など。巻末には鳥山明のインタビューが掲載。
  • 付録・神龍通信第2号 ・歴代担当者+鳥山明座談会、鳥山コラム、I Love DB(香取慎吾

3巻 TV ANIMATION PART1(1996年9月9日発行)

  • アニメオリジナルエピソードなどの解説。
  • 付録・神龍通信第3号 ・アニメDBメインスタッフ座談会、鳥山コラム、I Love DB(佐竹雅昭

4巻 WORLD GUIDE(1996年10月9日発行)

  • 本作の世界観、乗り物などの解説。
  • 付録・神龍通信第4号 ・DBファン座談会、鳥山コラム、I Love DB(さくらももこ

5巻 TV ANIMATION PART2(1996年11月7日発行)

  • DBアニメの全話ダイジェストや製作裏話など。
  • 付録・神龍通信第5号 ・アニメDBメインスタッフ座談会、鳥山コラム、I Love DB(堀井雄二

6巻 MOVIES & TV SPECIAL(1996年12月9日発行)

  • 映画全作品およびTVスペシャルのエピソードなどの解説。
  • 付録・神龍通信第6号 ・アニメDBメインスタッフ座談会、鳥山コラム、I Love DB(奥本大三郎

7巻 DRAGON BALL 大辞典(1997年2月25日発行)

  • 全キャラ(総数402人)、技、地名、乗り物の辞典、その他考察など、圧倒的な情報量を誇る決定版。
  • 付録・神龍通信第7号 ・鳥山明インタビュー&コラム、I Love DB(桂正和

大全集別巻 DBカードダス パーフェクトファイル PART1(1997年2月18日発行)

  • DBカードダスのデータ、解説など。

大全集別巻 DBカードダス パーフェクトファイル PART2(1997年4月19日発行)

  • バーコードやジャンボカードダスなどのデータ、解説。

大全集補巻 TV ANIMATION PART3(1997年8月18日発行)

  • アニメ映画『最強への道』の解説、声優陣の座談会、その他アニメの舞台裏など。

[編集] 人気

[編集] 日本

  • 2008年12月の時点で、日本国内公表発行部数は単行本と完全版(完全版の発行部数は2000万部を超える[19])を合わせて1億5000万部以上[20]、全世界では3億5000万部を超える[21]
  • フリーザ編の頃に『週刊少年ジャンプ』の1000票アンケートで815票を獲得する[15]など、当時の『週刊少年ジャンプ』で圧倒的な人気を誇っていた。
  • 完全版・DVD・ゲームが発売された2002年頃から、リバイバルブームが起きている[22]。そのため本作品が連載・放映されていた時期には生まれていない世代でも知名度が高く、2007年に0歳から12歳の子供を持つ保護者を対象にバンダイが行った子供の好きなキャラクターアンケートの男女総合では常に上位に入っており[23]、児童向けの文房具などのグッズも多数発売されている。また2005年末より、『ドラゴンボールZ』を収録した全ページオールカラーのフィルムコミックが刊行されている。
  • 「漫画全巻ドットコム」を運営する株式会社TORICOによると、2007年度(2007年4月-2008年3月)、漫画全巻ドットコム内約1300タイトルから最も読まれた漫画全巻セットのランキングベスト5になった(全世界)[24]
  • 月刊ビデオ・インサイダー・ジャパンの主催するビデオ・オブ・ザ・イヤー2006の最優秀アニメ賞を受賞。月刊DVDナビゲーター主催のDVD・オブ・ザ・イヤー2006」でも、作品はTVアニメ・OVA部門第3位を受賞した。また日本コンパクトディスク・ビデオレンタル商業組合が65,000人を対象におこなったアンケート「心に残るマイベストムービー」のTVアニメ部門で、本作が1位となった[25]
  • Oricon Styleが「ヒーローの必殺技といえば何か?」を1000人の中・高校生から40代までの男女を対象にリサーチを行ったところ、かめはめ波が1位となった[26]。 同アンケートの「漫画史上最強キャラクター」、「最もなってみたいテレビアニメの主人公」でいずれも孫悟空が1位に選出された[27] [28]。またgooが行った宇宙最強だと思うアニメ・コミックキャラクターでも孫悟空が1位となった[29]
  • 週刊少年ジャンプ』40周年記念号となった2008年34号で、現連載作家21人にアンケートを取ったところ、好きなキャラクター・一番強いと思うキャラクター共に孫悟空が選ばれた。
  • 2006年度には東映の版権事業のトップになった[30]。また、2008年4月、オリコンが行った「今までで最も面白かったテレビアニメ」のアンケートでは総合1位に選出された[31]
  • 2007年、漫画全巻セットの販売サイト「全巻読破.com」が発表した、最も全巻読破された人気コミックランキングでは、『ドラゴンボール』(全42巻)が1位になり、2位は『ドラゴンボール』完全版(全34巻)となった[32]
  • 2008年4月現在、有料携帯アニメサイトで、現在最もアクセスが大きいのは、東映アニメが運営する「ドラゴンボール☆ANIMO」である[33]
  • 本作をビジネス論に例えたり[34]、野球の打法に生かすなど[35]、その社会的認知度の高さから、本作関連のものが一般名詞としても使われることも多々ある。

[編集] 日本以外

アニメは40か国以上で放映[19]、コミックスが発売された。米国だけで4000万ドル(約44億円)。アメリカでは、『ドラゴンボール』のビデオとDVDの売上が2500万本を超え[36]、さらには"dragonball" のキーワードが米LYCOS検索ランキングで2年連続第1位を獲得[37]。また米Yahoo!の検索ランキングでも3位になった[38]。中国や韓国などアジア各国では海賊版が多数出回り、タイでは20社もの出版社が海賊版を発行するという「タイの『ドラゴンボール』争奪戦」というものが起こるなど[39]、版権元を悩ませている。

フランスでは1987年9月からアニメ版『ドラゴンボール』が放送されるとたちまち人気を博し、最高視聴率は87.5%に達した[40]。1988年にはアニメ雑誌『PIFジャーナル』のテレビフィルムアニメーション部門アニメグランプリ「金のトリュフ賞」受賞、1991年にはTF1局の番組『クラブドロテ』の優秀アニメーション賞第1位、1995年には『ドラゴンボールZ』が再び同賞第1位を受賞した[41]。また在仏日本大使館が毎年行っている「フランスで最も有名な日本人はだれか」という調査では、鳥山明がトップになることもあった。原作コミックスは2008年7月時点で1900万部以上発行[42]、フランス語版の完全版も出版されている。ドイツでは日本には無いハードカバーの豪華版が出版されている。

アメリカ合衆国には1996年に進出したが、日本アニメの地位の低さおよび『Z』に関しては暴力的とみなされたことから当初は大手放送局ではなく、ローカル局で週一回、深夜や早朝5時台での放送を余儀なくされ、インターネット上ではカルト的人気を得ていたものの視聴者数は思うように伸びなかった。しかし1998年ケーブル局カートゥーンネットワークで週5日の放送が始まると、放送直後から爆発的人気を獲得し、局の視聴率記録を塗り替えるまでになった[43]。2002年にはINFOGRAMES(現ATARI)社が欧米でのゲーム化権を獲得、北米開発のソフトが発売されると100万本を超えるヒットとなり、これを機に日本でのゲーム化権を持つバンダイも世界展開を視野に入れた本作のゲームソフトを次々に企画、PS2ソフト『ドラゴンボールZ』は2003年に世界で売上200万本を突破し[44]、『ドラゴンボールZ』シリーズ3作の累計販売本数は835万本を記録した[45]。ATARIは2005年度には本作関連で8500万ドルの売上を記録するなど、本作関連商品が収益の柱となっていた[46]。日本でのリバイバルブームのきっかけともなった。米国のポップカルチャー業界情報会社のICv2の調査によると、2008年初頭に北米で最も注目されたアニメDVDの2位になった[47]

また、アメリカのニールセン・ビデオスキャンの分析データによると、アニメ版『ドラゴンボールZ・シーズン1』は、2007年のアメリカのアニメDVD売上でトップを記録。同社の社長は「『ドラゴンボールZ』は絶え間なく増え続けるファンベースを持つ非常に人気の作品です。根強いファンと次世代のファンのおかげで、『ドラゴンボールZ』はアメリカで最も人気のある作品の一つとして君臨し続けます」と感想を述べた[36]。アメリカでの『ドラゴンボール』のビデオ、DVDはこれまでに合わせて2500万枚を売り上げている[36]

北欧においてはデンマークカールセン社が1998年からデンマークで単行本を翻訳・発行を開始した。その他北欧諸国やドイツでも続いてカールセン社から単行本が発行されている。デンマークにおいては人口が550万人ほどであるにも拘らず、150万部を超える販売部数を記録している[48]。また、人口約908万人の国、スウェーデンではDBのコミックスが4巻までの合計で120万冊売れている。これは日本の人口に換算すると1冊あたり400万冊以上の売り上げに相当する[49]。フィンランドではSangatsu Manga社から単行本が出版された。しかし4巻を出版した時点で「児童ポルノにあたる描写がある」という理由で一時期販売禁止になったことがある[50][51]。後に全巻が出版されたが、一部修正が施されている[52]。アニメも放送されたが、こちらも児童ポルノを連想させるシーンが夕方の放送にふさわしくないという理由で、番組の途中で急遽放送が中断され夜中に再放送されたことがあった[53]

ニュージーランドの首都ウェリントンのTSBバンク・アリーナで開催されている、SFとコミックの祭典「アルマゲドン・パルプ・カルチャー・エキスポ」では、「かめはめ波コンテスト」が毎年開催されている。参加者は実際にかめはめ波を出しているかのようなパフォーマンスをし、それを競う大会である。この「かめはめ波コンテスト」は2001年から開催されている[54]

テレビ朝日で放送された「世界に進出した日本の人気アニメ ベスト100」で『ドラゴンボール』は1位を獲得した[55]

[編集] 世界観

本作の主な舞台は太陽系の惑星「地球」である。物語の冒頭で「むかしむかし」という書き出しがあるが、文明については、一瞬で物体を実体化させる「ホイポイカプセル」やドラゴンボールを探知する「ドラゴンレーダー」など、現実の地球よりも高度なメカが登場する。ただし今日の現実世界に見られる携帯電話やインターネットの類は、連載当時にはまだ普及していなかったこともあり、登場していない[56]。交通手段には自動車やバイクのほかエアカーや飛行機などがあり、前述のホイポイカプセルで持ち運んで使用される。鉄道は作中に登場しない[57]。主な貨幣単位は世界共通の「ゼニー」。

年号には「エイジ」が用いられる。連載開始時(悟空とブルマとの出会い)がエイジ749、原作終了時(ウーブとの旅立ち)がエイジ784となる。ただし作中で「エイジ」が用いられているのは、人造人間編でのトランクスの台詞のみである。日付の表記方法は統一されておらず、ピッコロ大魔王の記念日は「5月9日」、人造人間19号・20号の出現日は「5月12日」と現実世界と同様の暦が用いられている一方、セルゲームの開催日は「Mの17日」と月名が英字になっている[58]

宇宙には地球以外にも人型の知的生命体の住む惑星が多く存在している(ナメック星・ヤードラットなど)。これらの惑星には地球よりもさらに高度な文明を持つ星も存在する。宇宙は東西南北の4つの銀河があり、地球はそのうちの「北銀河」に存在する。

また、生前の人類が暮らす「この世」に対し、死後の世界「あの世」が存在し、死んだ人間は原則として魂があの世へと移る。

[編集] 諸設定

登場人物

ドラゴンボールの登場人物」を参照

技  

ドラゴンボールの技一覧」を参照

道具

ドラゴンボールの道具」を参照

地理

ドラゴンボールの地理」を参照

歴史  

ドラゴンボールの世界における年表」を参照

[編集] 用語

[編集]

体の中を流れるエネルギーの比喩。これを操作して飛行することや、凝縮、放出して気功波として放つことができる。初めて気の概念が登場したのはピッコロ大魔王編である。戦闘でかめはめ波などの気功波として放つ以外にも、体の一部分に込めることで、攻撃力や防御力を上げたり、気を具現化させて手や体を作ったりと、用法は様々である。気の弱っている者に別の者が気を送り、体力を回復させることも可能。

訓練すれば相手の気の強さや位置を感じることが可能で、遠く離れた相手の場所さえ分かってしまう。また、気の強さをコントロールすることで気配を隠したり、強さをカモフラージュすることができる。訓練次第では気を完全に消すことができ、その場合肉眼で探すしかなくなる。気は強弱以外にも個人の特色が出るようで、その人物を知るものであれば気の探索により個人の特定が可能である。

気の容量はそのまま実力と結びついているが、気を高めることで膨れ上がった筋肉によりスピードが殺され、総合的に見ればマイナス効果の方が大きくなったとする表現もあり、力量を測る指針にはなるが、絶対的なものではない。

詳細は「気 (ドラゴンボール)」を参照

[編集] 戦闘力

片眼鏡型の装置「スカウター」によって気の強さを数値化したもの。強さを表す一つの指標で、サイヤ人編から取り入れられた概念。直接気を感じる技術よりは具体的に力量を著わしているが、ごく一部の「気のコントロール」が出来る戦士達は、戦闘時に気を爆発的に高めることで戦闘力を上げたり、気を消すことで戦闘力をゼロにまで下げることができるため、その数値は強さの指標として絶対ではない。

スカウターは気を感じることのできなかったフリーザ一味をはじめ、サイヤ人などが使用していた。劇中で、初めて計測した農夫の戦闘力は5、宇宙最強の存在であるフリーザの変身前の戦闘力は53万である。これは敵味方とも数千から数万前後であった当時としては、フリーザが如何に強いかを読者に示すこととなった。なお、フリーザの変身後はスカウターによって戦闘力を計ることができず、作中に戦闘力の数値は出てきてはいない。連載終了後に発行された『ドラゴンボール大全集』によると、フリーザの最終形態の戦闘力は1億2,000万、超サイヤ人となった悟空の戦闘力は1億5,000万にまで達している。

以降の戦闘力は、物語中では特別な単位は語られていないが、ブウ編において魔導士バビディは、エネルギーの量を「キリ」という単位を用いて測定しており、それによると、超サイヤ人1の悟空は「3,000キリ」であった。ただし、この単位は物語上ではほとんど使われていない。

『GT』ではサイヤ人限定で「サイヤパワー」という表現もなされているが、気や戦闘力と同義語である。

当時発売されたカードダスやRPGゲームでは「BP(Battle Power)」と表記された。カードダスでは人造人間編より廃止され、「DP(Distort Power=破壊力)」に変更された。

[編集] 魔族

ピッコロ大魔王やスラッグのように悪の気を持つナメック星人の種族。この種族に殺された者の魂は、成仏できずに永久に空中を彷徨うことになる。また、魔族の攻撃は筋斗雲を消滅させる働きも持つ。自身の産み出す卵によって増えるようで、産んだ物と同じ姿とは限らないようである。また、若返ったピッコロ大魔王によって作られた魔族は生まれてすぐでも高い戦闘力を誇った。

アニメにおいてはガーリックJrのように、魔凶星出身の邪悪な種族も魔族と呼ばれている。

[編集] アニメ

すべて、製作は東映動画(現・東映アニメーション)、放映テレビ局はフジテレビ系列、放映時刻は『ドラゴンボール』、『ドラゴンボールZ』および『ドラゴンボールGT』が毎週水曜日19:00-19:30(日本時間)、『ドラゴンボール改』が毎週日曜日9:00-9:30(日本時間・関東地方の場合)となっている。原作部分のアニメ化作品である『ドラゴンボール』と『ドラゴンボールZ』は11年に渡り、平均視聴率は20%超を維持し続けた[59]

基本的には原作漫画をそのまま踏襲しているが、一部オリジナル設定もあり、その最たるものとしてはドラゴンボールはもともとは1つの球で、神殿に飾られていたが人間たちが欲深くなったためにそれを神様が7つの球に分割し、各地に散らばらせたということがアニメでは亀仙人の口から語られていた。

『ドラゴンボール』(無印、元祖とも呼ばれる)、『ドラゴンボールZ』、『ドラゴンボールGT』の3作では、TVシリーズ全508話+スペシャル3話+劇場版17作という長期シリーズになった。

いずれも次回予告は、悟空を演じた野沢雅子による「オッス、オラ悟空!」の台詞で始まるのが基本。初期には、たまに崩しとして他のキャラクターが類似したセリフを言うこともあったが、後半になると悟空が登場しない回でさえ、このセリフが登場するまでに浸透した。予告の最後は、無印は悟空の「絶対見てくれよな」、『Z』は悟飯のコメントでしめていた。

ナレーターは一貫して八奈見乗児が務めている。

ドラゴンボール
1986年2月26日-1989年4月19日。全153話。原作のうち、連載開始から第23回天下一武道会までのアニメ化に当たる。シリーズ初期は秘宝「ドラゴンボール」を集める冒険活劇だったが、徐々に格闘バトル路線へとシフトしていく。
ドラゴンボールZ
1989年4月26日-1996年1月31日。全291話 + スペシャル2話。サイヤ人編から原作ラストまでがここに当てはまる。シリーズの中ではもっとも高い人気を博し、人気の面で絶頂を迎えたといえる作品である。タイトルの「Z」には鳥山の「これで最後にしたい」という思いが込められている[60]
ドラゴンボールGT
1996年2月7日-1997年11月19日。『ドラゴンボールZ』の続編として放送された。原作漫画および『ドラゴンボールZ』共通の最終話から5年後の世界が舞台のオリジナル作品。前半は初期『ドラゴンボール』のような冒険主体のストーリー構成となっていたが、後半に進むにつれて次第にバトルの色合いが濃くなってきた。本作で作品世界そのものを完結させる最終回を迎える。
ドラゴンボール改
2009年4月5日から、『ドラゴンボールZ』のデジタルリマスター版として放送。ストーリーを原作漫画に近づける形で再構成している。
特別編
ジャンプスーパーアニメツアー08用のオリジナルアニメ。魔人ブウを倒してから2年後の物語。『ネコマジン』をベースにした様な内容となっている。上映時間は35分、主題歌はjealkbが担当。2008年9月21日-11月23日。[61]
その他
  • ドラゴンボール 悟空の消防隊
  • ドラゴンボール 悟空の交通安全
約10分の防災ビデオ作品。『ドラゴンボール』を参照。
  • ドラゴンボールZ あつまれ!悟空ワールド
てれびっこ用ソフトウェアとしてVHS形式でリリースされた。
ファミリーコンピュータで発売された同名作品の攻略ビデオ。
アニメと実写の合成による、悟空と山田邦子の共演。第38回放送(1990年7月18日)。
孫一家が一年の放送をダイジェストで振り返る年末スペシャル。1993年12月31日放送。
  • '94新年アニメスペシャル(正式タイトル不明)
毎年正月の朝に放送していた劇場版だが、この年は劇場版の導入部分に悟空とちびまる子ちゃんが映画を紹介するオリジナルアニメが挿入された。
  • お台場冒険王2003「アトム・悟空・ルフィの球体パニックアドベンチャー!」
鉄腕アトム』、『ドラゴンボールZ』、『ONE PIECE』のアニメ3作品と実写の合成によるオリジナル作品。2003年制作。フジテレビ球体展望室で上映。
  • お台場冒険王2004「両さん・悟空・ルフィの球体パニックアドベンチャーリターンズ」
こちら葛飾区亀有公園前派出所』、『ドラゴンボールZ』、『ONE PIECE』のアニメ3作品と実写の合成によるオリジナル作品。2004年。フジテレビ球体展望室で上映。
鏡像による間違い探し「IQミラーまちがい7」用オリジナルアニメ。2006年3月25日放送。
  • 日本偉人大賞2007 歴史を変えた超エライ人SP』「伝説の最強偉人賞」
聖徳太子卑弥呼武蔵坊弁慶天草四郎の4人の偉人が日本一を賭け戦う『ドラゴンボール』のパロディアニメ。悟空も解説役として登場。2007年4月7日放送。

その他、「ロート子どもソフト」「ドラゴンボールグミ」など数多くのCM用にアニメが製作されている。

[編集] ネット局

『ドラゴンボール』『Z』『GT』を通して(『ドラゴンボール改』は除く)。※印は時差ネット、⇒印はネットチェンジ

[編集] DVD-BOX

全三部作となるアニメと劇場版すべてが、DRAGON BOXの名でDVD化された。Z編はVol.1とVol.2に分けられ発売された。2003年に発売されたZ編のDVD-BOXは3万セットを超える[62]

[編集] 玩具

キン肉マン消しゴム(略称キン消し)時代の無色タイプのガチャポンフィギュア、ゲーム、カード関連は多数でている。カードダスは1995年に20億枚を突破するなど関連商品も大きな売り上げを記録した[63]

1997年あたりになり、無色でないフルカラーのガシャポンHGシリーズが発売されたが、そこでしばらく関連商品は停止された。日本以外ではちょうど放送を始め玩具が充実し一時期スポーンブームと並行して輸入品のフィギュアが、フィギュアショップに並び日本でも売れていた。

単行本の完全版と平行してテレビゲームがいくつも次々と出され再ブームとなり、コスパなどで大人サイズのTシャツなど衣服も各種発売されるほどで、亀仙流などの胴衣関連はとくに人気商品。変わった物では、ウーロンの「ギャルのパンティーをおくれ」と願う(作中における、神龍への最初の願い)シーンまで販売されている。DVD発売では海洋堂制作によるフィギュアも、BOX封入商品、単発版DVD連続購入応募期間限定特典などとして販売された。

[編集] 映画

アニメ - 東映まんがまつり東映アニメフェアの中のメイン作品として上映された。下記17作品の総動員数は4900万人を記録している[64]

実写

[編集] ゲーム

テレビゲームは1986年9月にスーパーカセットビジョンでゲーム化されて以降、40本以上発売されている。2003年までに本作関連の計27本のゲームソフトの総売上数は日本国内で1150万本を記録[44]、2004年から2006年までの3年間に『ドラゴンボールZ2』『ドラゴンボールZ3』『ドラゴンボールZスパーキング!』の3タイトル合計で売上数150万本以上を記録した[65]

[編集] 脚注

  1. ^ 『Dragonball LANDMARK 少年編〜フリーザ編』152ページ。
  2. ^ 『Dragonball LANDMARK 少年編〜フリーザ編』153ページ。
  3. ^ 鳥山明○作劇VOL.2 鳥山明コラムより
  4. ^ 『アメリカ版『SHONEN JUMP』創刊号 鳥山明インタビューより
  5. ^ 「テレビアニメ完全ガイド 『DRAGON BALL Z』 孫悟空伝説」 100ページ
  6. ^ 週刊少年ジャンプ特別編集『DRAGON BALL 冒険SPECIAL』136ページ
  7. ^ 『Dragonball LANDMARK 少年編〜フリーザ編』152、154ページ
  8. ^ 「DRAGON BALL大全集―鳥山明ワールド(2) 1995 鳥山明インタビューより
  9. ^ 「親の顔がみてみたい 夏休み企画3週まるまる ドラゴンボールスペシャル」『週刊ファミ通』、エンターブレイン刊、2006年。
  10. ^ STUDIO VOICE 2008年2月号
  11. ^ 『週刊プレイボーイ』1995年6月6日号 鳥山明インタビューより
  12. ^ 集英社『鳥山明ザ・ワールド アニメスペシャル』、同『ドラゴンボール大全集』
  13. ^ 『Dr.スランプ』第16巻 おまけページ、鳥山明、集英社<ジャンプコミックス>、1984年。
  14. ^  「神龍通信 第二号 歴代担当者+鳥山明座談会」『ドラゴンボール大全集』別冊付録、集英社、1995年。
  15. ^ 「神龍通信 第一号 歴代担当者座談会」『ドラゴンボール大全集』別冊付録、集英社、1995年。
  16. ^ (『犬マユゲでいこう』より)
  17. ^ 『鳥山明○作劇場「改」』其乃壱188ページ
  18. ^ 『ドラゴンボール フォーエバー 人造人間編〜魔人ブウ編』149ページ
  19. ^ ドラゴンボールZ DVD 単巻初登場!!
  20. ^ 映画「DRAGONBALL EVOLUTION」オフィシャルサイト INTRODUCTION
  21. ^ サンケイスポーツ 2008年12月10日
  22. ^ 『ドラゴンボール フォーエバー 人造人間編〜魔人ブウ編』154ページ
  23. ^ バンダイこどもアンケートNo.142、バンダイ、2007年。
  24. ^ ValuePress プレスリリース2008年4月14日12時
  25. ^ 65,000人が選ぶ「マイベストムービー」発表-グランプリは「24」
  26. ^ ヒーローの必殺技。使えるとしたら誰に?、オリコン、2007年4月8日
  27. ^ 1000人が選んだ!漫画史上“最強”キャラクターランキング!、オリコン、2007年6月22日。
  28. ^ http://life-cdn.oricon.co.jp/news/080415.html、オリコン、2008年4月14日。
  29. ^ 宇宙最強だと思うアニメ・コミックキャラクターランキング
  30. ^ 東映アニメーション・国内版権事業
  31. ^ ドラゴンボール、ガンダムを制して1位
  32. ^ 2007年、最も全巻読破されたコミックランキング1位は「ドラゴンボール」
  33. ^ アメリカとは異なる「アニメ先進国」 アニメ!アニメ! 2008年4月16日
  34. ^ 新社会人ウェブ担当者のための心得2〜これからのウェブ担当者像 報連相(実践編)〜
  35. ^ 東日本国際大・宮下“かめはめ波投法”で4季連続V狙う SANSPO.COM 4月17日
  36. ^ http://www.animenewsnetwork.com/press-release/2007-05-17/dragon-ball-z-season-one-the-number-one-anime-seller-year-to-date "Dragon Ball Z Season One the Number One Anime Seller" ANIME NEWS NETWORK, May 17th 2007.
  37. ^ アニメ人気も、株価急落にブリットニーたじたじ!?、マイコミジャーナル、2002年8月5日。
  38. ^ Britney loses out to PlayStation、BBC、2002年12月30日。
  39. ^ 東大オタク学講座1997年9月26日版。
  40. ^ 「足りません、映像ソフト 確保へ業界は“国際戦略”」『朝日新聞』1989年12月2日付夕刊、17面。
  41. ^ 『東映アニメーション50年史』東映アニメーション、2006年。
  42. ^ 読売新聞2008年7月30日付朝刊『フランスMANGA熱・中』少年ジャンプ全仏席巻より
  43. ^ Mark Lasswell, "Year of the Dragon," TV Guide
    Sally Beatty, "Kids Are Glued to a Violent Japanese Cartoon Show," The Wall Street Journal, 1999.
  44. ^ CESAゲーム白書 2003年
  45. ^ バンダイプレスリリース、2005年4月18日
  46. ^ アタリ、「ドラゴンボール」のライセンス問題で350万ドルを支払い INSIDE NEWS ARTICLE 2007年12月11日11時55分
  47. ^ 2008年初頭 北米アニメDVD 1位に「エクスマキナ」 アニメ!アニメ! 2008年4月29日。
  48. ^ 在デンマーク日本大使館「デンマークにおける日本マンガ市場」
  49. ^ http://www.asahi.com/culture/news_culture/TKY200611210340.html ふたつのM-マンガと村上春樹1〉北欧に響く「かめはめ波」
  50. ^ 北信州ネット『トキコのフィンランドEメール日記Vol.16』
  51. ^ MTV3.fi 2003年5月21日
  52. ^ フィンランド語版ウィキペディア
  53. ^ 『北欧スタイル』2006年9号107ページ
  54. ^ http://pulpexpo.com/index.php?option=com_content&task=view&id=96&Itemid=59 "DragonballZ Kamehameha Contest" ArmageddonExpo homepage.
    http://nzgamer.com/ps2/features/596/armageddon-2008-preview.html "Armageddon 2008 Preview" NZGamer.com 2008年4月14日.
  55. ^ 決定!これが日本のベスト 世界に進出した日本の人気アニメ ベスト100
  56. ^ 『DRAGON BALL 超エキサイティングガイド キャラクター編』には亀仙人の趣味に「インターネット」がある。
  57. ^ ただし、ジャンプ・コミックス3巻でのランチの台詞に「列車強盗」という単語がある。
  58. ^ 完全版コミックでは「5の26日」と月名が数字に修正されている。
  59. ^ 「テレビアニメ完全ガイド 『ドラゴンボールZ』 孫悟空伝説」 198ページ
  60. ^ 「テレビアニメ完全ガイド 『ドラゴンボールZ』 孫悟空伝説」 92ページ
  61. ^ http://www.jumpland.com/animetour/db/index_ja.html アニメツアー08版公式サイト。2008年11月24日から2009年1月31日まで無料配信されていた。
  62. ^ NTT-XSTORE
  63. ^ バンダイ・バンプレスト プレスリリース 2004年12月8日。
  64. ^ 世紀のメガヒット・アニメ「ドラゴンボール」三部作最終章が、ついに単巻で登場!DVDdeliver 2007年12月3日。
  65. ^ PlayStation Awards 2004 2004年7月12日(月)ソニー・コンピュータエンタテインメントジャパン.
    PlayStation Awards 2005 2005年7月21日(木)ソニー・コンピュータエンタテインメントジャパン.
    Playstation Award 2006 2006年7月25日(火)ソニー・コンピュータエンタテインメントジャパン.

[編集] 外部リンク

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最終更新 2009年11月22日 (日) 06:37 (日時は個人設定で未設定ならばUTC)。
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