タケちゃんマン
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タケちゃんマンは、フジテレビ系バラエティ番組『オレたちひょうきん族』で放送された、コント仕立てのコーナードラマ、及びコーナードラマ内のキャラクター名。
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[編集] 概要
ビートたけし扮する正義の味方「タケちゃんマン」と明石家さんま(初回のみ高田純次)扮する「ブラックデビル」等の敵キャラクターが人気を博した。ドラマ部分は当時の世相やテレビ、映画のそれなりに練り込まれたパロディだが、対決シーンとなると雰囲気が一変して二人のフリートークやアドリブに進行を任せたゲーム色の濃いコーナーとなっていた。
誕生したきっかけは、当時「ヒーロー、正義の味方=カッコイイ」というものだったヒーロー像を壊すために、「どうせならとてもヒーローとは思えないかっこ悪い」ヒーローを作ろうとして生まれた。
また敵キャラは大体は明石家さんまが発案し、本人が飽きてしまうと次のキャラに移行するが、新しいキャラの案はさんま本人が持って来てスタッフが採用すると言う形をとっていた。様々なバリエーションがあったのも特徴。
コーナー開始時のタイトル画面では、テレビアニメ『バビル2世』のサブタイトルのBGMと共に“THE TAKECHAN MAN(後に“THE TAKECHAN MAN 7”に変わる)”の文字が映し出される。そして『スーパーマン』の有名なキャッチフレーズのパロディである「あ、鳥だ! 飛行機だ! いや、タケちゃんマンだ!」というフレーズを街中の一般の人達が言う映像の後、テーマ曲である「THE TAKECHANマン」が流れる。テーマ曲のラストでは、「ナハッナハッ、ナハハッ!」と叫びながら夕日に向かって飛んで行き、その回のサブタイトルが出る。
このコーナーは『ひょうきん族』終了の1年前の1988年後期頃まで続けられたが、1987年後期から主役であるはずのタケちゃんマンが出なくなり、翌年の1988年初期からコーナーのオープニングも割愛された。
[編集] タケちゃんマン
[編集] タケちゃんマン
- ピンク・レディーのUFO金色帽子、沢田研二のTOKIOスーツ(もともとはものまね用の衣装だった)、(たけしの出身地である)足立区後援会から寄贈されたマント、チャンピオンベルト(以前、「ひょうきんダイヤモンドグローブ」という別のコーナーで使っていた使いまわし)、ひょうきんブルマー(柄は沢田研二のTOKIOパラシュートと同じ)に網タイツというコスチュームで、赤いホッペと太眉毛が特徴。
- 主に伊丹幸雄の吹く法螺貝や天地真理のペンダントが光ると印籠が光って「ナハッ、ナハッ」と笑いながら変身し、助けにあらわれる(初期登場BGMは劇場版科学忍者隊ガッチャマンより)。太田プロ副社長・これはこれは光線や業界光線が得意技。
- 初めこそはアメリカンコミックのヒーローのように犯罪者と対決(中でも第1回は強盗にやられっ放しで、結局「犯人に身代金を渡して人質を助けて解決」と言うとんでもないオチであった)していたが、途中から後述の怪人と様々な姿に変身して戦うようになる。
- タケちゃんマンと、各怪人との勝敗は常に決まっている。タケちゃんマンが多用した変身には、「タヌキ」「江上タケの料理教室」「北野教授(たけしの実兄の北野大のパロディ)」などがあった。
- シリーズ途中でパワーダウンするが、タケちゃんマンロボやタケちゃんマン7にパワーアップした。
- 『ひょうきん族』の最終回「タケちゃんマン忠臣蔵」ではタケちゃんマン7ではなく、タケちゃんマン(大石内蔵助から変身)だった。
- 最後はナンデスカマンとの対決を制し「最強のヒーロー」に選ばれ、ロケットに無理やり乗せられ隕石とぶつかり、犠牲になる。翌週何事も無かったの様にタケちゃんマン7となる。
[編集] タケちゃんマンロボ
- 1984年2月、タケちゃんマンが弱体化してきたため、北野水博士(タケちゃんマンの変身)と助手の珍博士(片岡鶴太郎)によって造られた。タケちゃんマンがピンチに陥ったとき、タケちゃんマン人形が先端についているスティックをかざして「タケちゃんマンロボに、合体!」とタケちゃんマンが叫ぶと、6体のパーツメカが、池を割って登場したり、宇宙空間を進んだり、空を飛んだりする映像に変わり、合体してタケちゃんマンロボが完成する(バックに町田義人の「愛より強く」という曲が流れる)。 武装は豊富なのだが、弱点は足が厚底なためバランスが悪く、戦う方が気を遣っていた。後に「タケちゃんマンロボ・バリア」(リハビリ用の歩行器)などの強化パーツが登場するが、やはりアミダばばあやコーモリ星人に苦戦していた。
- アミダばばあ編の最終回には「ジョキングシューズ」(アミダばばあ曰く長靴)により機動力がアップし、後にナンデスカマンロボとのマラソン対決ではその軽量化された足で勝利している。最終回「タケちゃんマン忠臣蔵」でもアミダばばあと対決したが、5年ぶりで弱体化しており、股裂き攻撃や押されたりして逃げられていた。
- 必殺技はマジックハンドパンチ(タケちゃんマンロボパンチとも呼称される)、ストンピング(キックや踏みつけ)、ミサイル(コーモリ星人のUFOを撃破、最終回でも使用)、恐怖のマグネティック攻撃(リモコンと磁力で相手を引き寄せる)などがある。
- 途中でたけしがロボをやることが我慢の限界を超え、ロボになることに嫌がり、急遽中に入る人を募集、しかし、応募者はゼロ(結局、その回は裏方が中に入った)だった。これが、消滅の直接のきっかけになった。
- 『新春かくし芸大会』にたけしが出場しタップダンスを披露した際、VTRの中でタケちゃんマンロボ姿でタップを踏むサービスシーンが挿入された。
- タケちゃんマンロボの発案のきっかけはプロデューサーの子供が現場に遊びにきており、そのときに「合体!」と叫びながらタケちゃんマンの周りを走り回っていたこと、とされる。その後、たけしが他局の番組出演中に「これからタケちゃんマンは、ロボットになります!」と宣言してしまったためにスタッフが大慌てでロボのデザインを行った。
[編集] タケちゃんマン7
- 死んだタケちゃんマンがパワーアップした姿らしいが、スタート当初は帽子に小さい「7」のシールが付いた以外何の変更点やキャラクターの変化もなかっが、回を重ねるといつの間にか、太い眉毛、赤頬、マント、チャンピオンベルト等がなくなっていった。サイクリング自転車の衣装がお気に入り。鬼瓦権造メイクの「タケちゃんマン手鼻7」(愛称は「手鼻のタケちゃんマン」)や牛田モーメイクの「牛田モウ7」などのバリエーションがあった。
- 家庭を顧みず、クラブ、ホテル、おねーちゃんの家と仕事の繰り返しで殆ど家に帰らないのが弱点。
- フライデー襲撃事件でたけしが謹慎中は、ラッシャー板前が代役を務めていた。
[編集] 敵キャラ
[編集] ブラックデビル
- タケちゃんマン最大のライバル。初回は高田純次が演じたが、おたふく風邪で高田が出演できなくなったことから急遽(きぐるみのサイズが合った)さんまが代役となり、以降さんまが引き継いだ。黒一色のタイツに、黄色くでかい耳と2本の触覚(ゴールデンポールアンテナ)が特徴。1982年には「オレたち・昔アイドル族(山田太郎と美樹克彦)」によるテーマソング『好きさブラックデビル』が用意され、アナログシングル盤としてポリスターから発売された。悪魔の子で、夢は悪魔の帝王というだけあり様々な悪事を働いていた。タケちゃんマンの誘導尋問で「クワックワックワッ!」と鳴いてしまい、正体がバレる。ゴールデンポールアンテナから放つデビル光線や光線バリエーションが得意技。タケちゃんマンの攻撃を受けるたびに「見事な攻撃だ、タケちゃんマン!」、「クワッ!なんだおまえは!」と挑発していた。チョッチュネー、水玉デビル、昆虫人間軍団などの手下がいた。一週間の命とタケちゃんマンに宣告された後、華々しい死に方を考え、最期はタケちゃんマンとの真剣勝負でゴールデンポールアンテナを折られて死亡(唯一まともな形で倒された)し、黒い雪を降らせたが、その後ちょくちょく蘇っていた。最終回「タケちゃんマン忠臣蔵」では吉良上野介から変身し、暴露トークの後、8年の締めくくりの音頭をとっていた(ちなみにタケちゃんマンは忠臣蔵のパロディが多く、ブラックデビル編最終回の前の回にも吉良上野介に変身している)。
- 以前、『タケちゃんマンスペシャル』(60分間全てタケちゃんマン)で「ブラックデビル大百科」というコーナーがあったが、そのときのブラックデビルには腰に七つ道具を装備し、耳に電球が埋め込んでおり、耳が光ることになっている。
- 前述のテーマソング「好きさブラックデビル」は、山田太郎・美樹克彦が実際に「ひょうきんベストテン」に出演して幾度か歌われた。その際、両名がブラックデビル本人から花束を渡されたり、タケちゃんマンから攻撃を受けるなどのパフォーマンスもあった。余談だが、メロディーラインは(悪役のテーマなのだが)正統派ヒーローソングのそれに近く、割と人気があった。これをきっかけにブラックデビルが大ブレイクし、タケちゃんマンが落ちぶれるという回もあった。
- 2003年にはJRAのCMに、さんまがこの格好で登場し話題となった。
- 2009年のさんタクでタクちゃんマンとダルマ落としで対決している。
[編集] ブラックデビルJr.
- ブラックデビルの息子で、父の仇であるタケちゃんマンを憎んでいる。さんまが演じていた。三本の触覚、赤い大耳、父に比べて輝きを増したタイツ、そして長い尻尾が特徴。タケちゃんマンに尻尾をつかまれて正体がばれ、「帰ってきたウルトラマン」の替え歌で変身するのがパターンだった。尻尾を鞭や蛇に変えて攻撃するのが得意技。同時期にアミダばばあやホタテマンらが登場したため、3ヶ月の短命だった。放送中に『二代目ブラックデビルJr募集』を行ったが、オーデションの様子は放送されず。実際にオーデションが行われたかどうかは不明。後に「ブラックデビルJr.はどうした?」の回で再登場するが、アミダばばあの化けた偽物だったらしい。
[編集] アミダばばあ
- タケちゃんマンの敵キャラクター。さんまが演じていた。本名は『あみだのおくじ(網田久慈)』。若い頃はいじめられ、恋愛経験もある(家柄の違いで失恋したらしい)が、本人いわく「あたしゃまだ処女なんだよ」。初期の頃はタケちゃんマンが「アミダばばあだ~!」と驚いて逃げる、口裂け女的存在で登場。衣装はあみだくじ模様のエプロンだったが、「時をかけるババア」の回以降は、コシノジュンコがデザインした胸に金庫、紫の鉢巻きというコスチュームになった。最も金のかかった怪人らしい。お待ち娘などに化けているものの、タケちゃんマンの誘導尋問でばれると、「見ぃ~た~なぁ~!」と言って正体を現した。エプロンのあみだくじや、あみだくじのセット、パソコンのゲームなどでタケちゃんマンにあみだくじをさせ、出た文字にちなんだ攻撃をしかけるのが得意技。攻撃前の決め台詞は「死んでも知らんど~!!」。しかし攻撃はせこい。タケちゃんマンがパワーダウンした時は、しばしばあと一歩のところまで追いつめたが、なかなかタケちゃんマンロボには勝てなかった。最期は難病の子供に手術を受けさせる事を心の糧にし、とうとうタケちゃんマンロボを倒した(しかし、タケちゃんマンも「俺を攻撃しろ」と指示しており、事情を察していた感がある)。史上唯一、タケちゃんマンに勝利した怪人。その後、生きがいを失い、曇り空の下テーマソングのサビ部分を歌いながら海岸から入水し最期を遂げる。
- 当初、年寄りを虐めるのはマズいんじゃないかというスタッフ間の協議があったという(結局、スマートにやれば大丈夫だろうという結論に至った)。
- テーマソング「アミダばばあの唄」はサザンオールスターズの桑田佳祐がプロデュースと作詞・作曲を行い、「あみだくじ~あみだくじ~引いて楽しいあみだくじ~」を歌詞に入れることを前提、とするとどんどんフレーズが沸き、歌詞、曲共にわずか5分で完成したというエピソードが残っている。 ウルトラマンのパロディである。同曲は1983年10月21日にシングルレコードとして発売され、35万枚のセールスを記録した。なお、この曲は桑田自身が2001年に発売したシングル「白い恋人達」でカップリング曲としてセルフカバーしたこともある。前述のブラックデビルと同様、この曲もJRAのCMに登場。歌詞の一部を変えてオンエアされた。
- ポニーキャニオンのポニカレーベルからパソコンゲーム「あーみだーくじ」が発売された。フジテレビから許諾を得ていたが、パッケージの表紙に写真のあったタケちゃんマンもアミダばばあもゲーム本編には登場しなかった。
[編集] ナンデスカマン
- さんまが演じた敵キャラ。耳の形をした手、「?」マークの描かれた被り物、「WHAT DO YOU SAY?」(訳は「どうですか?」の意味。「何ですか?」の訳はWhat Did you say?。)の文字が入ったコスチュームが特徴。 人が言うことに対し、いちいち耳をかざして大声で「ナンデスカ~!?」と聞き直そうとする。ビックリ箱を運び、「箱の中身はナンデスカァ?」と踊った後タケちゃんマンの手を入れさせて攻撃するのが得意技。この踊りの後、正体を現すパターンもある。ナンデスカマンロボにパワーアップしたこともあった。このほかナンデスカマン7というキャラクターも「次回から登場の悪役当てクイズ」において一回だけ登場した。ヨシオという名前の息子がいる。最後は、コーモリ星人とタケちゃんマンにより錠剤による服毒自殺に追い込まれタケちゃんマン扮する閻魔大王に地獄で責められて「これで俺も、ジ・エンマ…」の台詞を残し最期を遂げる。
- この途中でタケちゃんマンが死亡。しかし翌週、タケちゃんマンは「タケちゃんマン7」として復活。今までとの違いは、帽子の背面に小さくガムテープで「7」と書かれたものがあるだけ。
- 「世界の国からこんにちは」(三波春夫)を替え歌にしたテーマソング「世界の国からナンデスカ?」(歌詞中の「こんにちは」が「なんですかに」、年号が「1984年」に変えられている)がある。ナンデスカマンが正体を現した際にはコーラス陣による混声合唱で1番が歌われるのが通例である。
- テレビ情報誌「ザテレビジョン」1984年4月27日号の表紙を単独で飾った。
- 松山千春が作曲した「びっくり箱の歌」をエンディングテーマにしたこともあった。
- さんまが山田邦子とのコントの最中、山田を笑わせようとして「何ですかぁ〜」を連発していたことがアイデアの発端となった(しかし、当時「お待ち」も流行っていたので勿体なくなり、内心3ヶ月程キープしたのち放出したという)。
- 2008年7月26日『27時間テレビ』のオープニングで復活、ナンデスカマンの入構証も作られた。
[編集] コーモリ星人
- 紳助が演じた敵キャラ。灰色の全身タイツにコウモリを模した帽子と羽が特徴。地球征服が目標で、アミダばばあやナンデスカマンを脅して無理やり悪事に加担させる。「キーッ!」という鳴き声で鳴き、それで正体がばれてしまう。タケちゃんマンを倒そうとするが、少年少女お助け隊と片岡鶴太郎扮するモレシャンお助け隊によってナンデスカマンが正義に目覚めタケちゃんマン側につき、しかしタケちゃんマンが裏切り、3人でドタバタを演じるのがパターンだった。ただ、紳助は撮影中ずっと宙吊り、ということが多く、ひどいときは半日宙吊りにされたことがあったらしい。当時のヒット曲だった小泉今日子の『艶姿ナミダ娘』のメロディに乗せて、「コーモリ男可哀想ね 逆さに吊られて可哀想ね」と替え歌を披露したこともあった。この他に紳助が演じた敵キャラは初期のキャラ(Dr.イーデス等)と「イーッ!」という「地底人モグリン」と「ギーッ!」という「水中人ガッピー」がいる。
- パーデンネン編「春のパーデンネン祭」の巻で一回復活し、タケチャンマン、パーデンネンとドッジボールのめちゃぶつけ対決をしたが、途中、つき指で退場しようとしたところを二人が集中攻撃。「あんたらはひとでなしや!」と泣き言を言っていた。
[編集] サラリーマン
- さんまが演じた敵キャラ。スーツに身を固めた、普通のサラリーマンというキャラ。「フフフ」と不適な笑みを浮かべながら名刺を差し出す技を持つ。
- 登場3週目には、スクーターに乗ったサラリーマンライダーとしても登場した。
- さんまによれば、キャラ作りに気合いを入れ、演じていてノリが良かったが、当時の「ひょうきん族」は当初の20~35歳の男性層(さんまや紳助がこの層を狙ってこの番組を作っていったと話している。)だけでなく、幼年層にまで視聴者層が広がっていたので、子供らにとって地味なキャラは支持を得られずに短命に終わり、最終回スペシャルも出演はなかった(最後に登場した回は会社が倒産)。尚、スタッフからは「絶対にウケない」と言うお墨付きをもらっていたらしい。
- たけしは、「出世する事と家を持つ事を諦めたサラリーマン程、性質の悪い者はいない。色んな無茶が出来るから」と言う理由から、このキャラが一番好きだったと語っている。
- ひょうきん族マニアの甲斐よしひろもこのキャラをイチオシ。DVDでは最終巻の特典映像になるなど、通好みのキャラだった。
- 『さんまのSUPERからくりTV』で、さんまが松岡修造とのテニス対決に負けた罰ゲーム「サラリーマンかくし芸コンテスト」で、「サラリーマンだからこれで行こう」とこのキャラで出ようとしたが、ロケ地が真冬の新宿、形にこだわりすぎてコートを着用しなかった為に寒さに耐えられず、敢え無く断念した。
- 『27時間テレビ』のはねるのトびらコーナーでも、「短縮鉄道の夜はサラリーマンが出てくるからこれで」と満を持して登場したが、出演者は「地味だ!」「誰ですか?」と知らない出演者までいた。
[編集] 妖怪人間しっとるケ
- さんま演じる敵キャラ。お遍路さんの親子が遍路の途中、父親が野たれ死に、自給自足をしていた子供が学校に寄った際、学校の子から「しっとルけ?」と馬鹿にされ、神様に頼んだ所、天才的な頭脳を得る代わりに妖怪にされてしまった人間。地元の村では「しっとるケ様」として伝説になっている。体毛を拾った者は爆発し、煙とともに白髪の老人になってしまう。初登場時にはこの力で数人の村人を老人にした。登場する際には「しっとるケのケ 俺の名前をしっとるケのケ 薔薇の花言葉をしっとるケのケ 涙をこらえてしっとるケのケ(後に「最低の男ってしっとるケのケ 今年で30(歳)しっとるケのケ」に変更)しっとるケのケ」と歌いながら登場。「ヒャ~ッホッホッホッ!!」と奇声を発して相手を威嚇する。口癖は「しっとるケおめぇー」。肩に乗っている鳥の名は、バッキー。知っとるケの腹話術になっていない腹話術でオウムのようにしゃべるが、横にいるタケちゃんマン7にいつもそれをツっこまれる。「しっとるケ?」とタケちゃんマンに唐突に話題をふり様々なポーズを取らせてからかう。熱い季節になると夏服(普通の着物にシャツの長袖を切っただけ)に着替え、バッキーに代わり扇風機のやすはる君がでてきたが、回すとタケちゃんマンに髪をすられしまうので一回で回すのをやめた。タケちゃんマンとの対決では主に二人のもとに来たCM依頼に対し、しっとるケの方が明らかに仕事が多いため「できまシェ~ン!」「身体がもちまシェ~ン!」と弱音や「最終的に残る○○はここやで、」と強がりを吐いてばかりだった。
- 最後は大規模な犯罪が増加し、治安悪化による支持率低下を懸念した政府がこの年(1985年のロス疑惑、投資ジャーナル、銀河連合事件等)の大事件の犯人にでっち上げられて実家の知取毛神社に立てこもり、放火自殺。
- この頃になると、長年の宿命のライバル的裏番組であった『8時だョ!全員集合』の終了等により、テンションが低くなっているたけしに対して、当時30代に入っても未だ駆け出し芸人並のテンションのさんまに「よくやれるな」「すこしはこれから身の振り方を考えろよ」「もうかないません。負けました」と少々あきれ気味であった。
- 後に『めちゃ×2イケてるッ!』で、“30歳の通過儀礼”と称して中居正広と岡村隆史が扮したり、他局でも『ロンドンハーツ』でほしのあきが扮したりと、一部で「三十路に到達した芸能人にとって重要視されるキャラクター」となっている。
[編集] パーデンネン
- さんま演じる敵キャラ。クレオパトラが生前一番愛した宝石「パーデンネン」の封印から蘇り、なぜか人に。エジプト出身。
- タケちゃんマンに「お前はアホか!」と振られ、「アホぉ~?アホちゃいまんねん パーでんねん!」と叫んで変身。音楽に合わせて「アホじゃあーりませんよパーでんねん、パァ~」と歌って登場する。両手をかざしながら右膝を上げて「パ~!!」と叫ぶのが、決めのポーズ(爆笑問題の太田光も似たポーズをよく取る)。その後、カメラマンに向かって「幸せ?」と振り「うん、うん」と縦に首を振るのが決めパターン。後半はタケちゃんマンと童謡、「おお、ブレネリ」を歌う。タケちゃんマンとの対決では主に「かまへん、かまへん」「正月くらいは家に帰ってあげて~」と言っていた。
- 当時のさんまが演じるキャラは、自らのギャグからネーミングやスタイルが来ていることが多く、観客からのツっこみを絶つ「おや~?」というしらけギャグを用いた「おや~?マン」が考案されていたが、キャラにした場合つまらなくなる、「きっと次は「おや~?マン」だ」と視聴者に読まれていたためにパーデンネンに変更された(「アホちゃいまんねん パーでんねん!」の掛け声は知っとるケ編最終回に飛び出した)。
- この「アホちゃいまんねん パーでんねん」は、当時小学生だった月亭八方の息子月亭八光が口にしていたもので、これをさんまが気に入り、5千円のお小遣いと引き換えに譲ってもらったものだという。
- 当時大人気の夕やけニャンニャンの特番で、おニャン子クラブの岩井由紀子が精巧に扮装して後々まで話題になった。アイドルが白塗りのメイクまでしてバラエティ番組のキャラを演じたのは強烈だった。
- また、さんまが出演したJALのCMを撮った監督がパーデンネンを見て育った世代で、「パ~」の代わりに最後に「ジャッ!ルゥ~」と言わせるなど、大人よりも子供ウケが良かったキャラ。
- 当時『ひょうきん族』の収録日である水曜日に生放送されていた音楽番組『夜のヒットスタジオ』の司会であり、奇抜なファッションを毎週この番組で披露していた芳村真理は、メイク室でパーデンネンのメイクをしているさんまの元を訪れて「さんまちゃん、派手ね~」「さぁ、どっちが派手かな~?」とよく冗談まじりにツッコミを入れていたという。さんま自身『夜ヒット』という番組名を聞くと未だに真っ先に思い出すエピソードのがこのメイク室での芳村とのやり取りであるという。
- フジテレビの控え室で、『夜ヒット』のゲストとして出演する予定のマンハッタン・トランスファーと遭遇し、メンバーから、この姿を見て「Oh!クレイジー」と言われたらしい。
- 当のさんま曰く「パーデンネンは今までの中で一番恥ずかしい」と言い、楽屋で待機している方が撮影しているときよりも恥ずかしかったと言う。
- 桑田佳祐がKUWATA BANDで『さんまのまんま』に出演した際、アミダばばあの唄に続き「番組のテーマソングを作ってくれ」と頼まれた際にはこの怪人を思わせる「アホちゃいまんねん」という歌詞を入れている。
- また、たけしが「フライデー事件」謹慎期間に入ると、タケちゃんマンの代役(ラッシャー板前)やバイキンガーZと対戦したこともあったが、長続きせず、結局ドラマから無茶なフリで対決(例えば、「○○といえば、○○だよ」と言ってさんまが振ると場面が変わりさんまとレギュラー(鶴太郎、渡辺、石井、山田)の中から一人と何人トリオらがパフォーマンス(?)のようなドタバタでエンディングに強引に持ち込む)になるパターンに落ち着いたが、番組の方針であろうかバイキンガーZと平行となった。
- 実質上、これが最後のタケちゃんマンの敵キャラ。
- 敵キャラの中で特に知名度が高く、ひょうきん族をリアルタイムで知らない世代からも知れ渡っている。
[編集] その他の主なキャラ
[編集] お待ち娘
- さんまが演じていた、金色のバニーガール。タケちゃんマンが酒を注文すると、ウイスキーの水割りセットが載ったワゴンを押しながら登場し、股間のふくらみを隠しながら「お待ちぃ~!」とポーズをとる。その後、たけしが寝ている所へ潜り込んだり、甘えるような素振りをするなど、たけしの愛人という小芝居を始める。たけしがお前なんか知らないという態度をとると、いきなり「帰ってよ!!」と罵倒し、たけしに内緒で絵本や本人が写っている写真週刊誌を投げつけたり、「おかあさんに会っちゃった」「女連れてきてるんでしょ」「帰ってない、帰ってないって言っておいて家に週一回は帰ってるんでしょ」とたけし本人の内輪ネタを暴露したりする。ナンデスカマン、サラリーマンの頃になると家の一室で狂言自殺をするようになる。一通りのやり取りが終わると、たけしに「おまえは○○だろ」(○○には、”アミダばばあ”や”ナンデスカマン”などのキャラ名が入る)と指摘され、最初は否定しつつも最後にはそのキャラに変身する。
- 2008年7月27日放送の『27時間テレビ』では、堀内健が扮していた。
[編集] 洗濯女
- 寸劇中、さんまが自宅に帰ってくると玄関の前で待ち伏せている女。島田紳助が演じていた。「さんちゃん、お帰り…」と声を掛けるが、さんまにあっさり無視される。それにもめげず部屋に上がり込もうとして閉めようとするドアの隙間でクルクル回り、さんまから「回るな、回るな」と突っ込まれる。結局は部屋に入れてもらえず、さんまに洗濯物(時にはお金)を投げつけられ「帰れ」「二度と来るな」などの言葉を浴びせられた後、「寒い…」と言いながら淋しげな表情をする。モデルは、さんまがかつて実際に交際していた女性だったと言われている。この「洗濯女」の発展系キャラに、同じく紳助が演じる、玄関先でカレーを温めながら待ち伏せて「さんちゃんの大好きなカレー作って待ってたのよ」と声をかける「カレー女」、阪神タイガースのランディ・バースを模して、ヒゲ面で縦縞のユニフォーム姿で待ち伏せる「バース女」(タイガースがセリーグ優勝のその日、プロ野球ニュースに招かれた吉田義男監督と遭遇するも、素人の一熱狂ファンに間違われた)。ボンレスハムを剣道の素振りのように上下に振り回す「フルハムヨシエ」などがいた。知っとるケ最終回の時にはビートたけしに「たけちゃんで良い」と言いたけしの家庭の事情をネタにしていた。
[編集] バイキンガーZ
- さんまが演じたキャラ。仮の名は「五味溜男(ゴミ タメオ)」本名、梅田菌蔵(ウメダ キンゾウ)汚いもの(裏金、二股、山田邦子の顔等いろんな意味で汚いものも含む)が大好き。「バイキン、バイキン、バイキンガー!バイキン、バイキンバイキン、バイキンガー! 汚い好き、風呂嫌い、不潔人間合格!」という歌詞で登場(「スーパーカリフラジリスティックエクスピアリドーシャス」の替え歌。2番も存在し、こちらは歌詞が腹黒人間合格!で終わる)。清潔な環境では苦しみ始める。見た目的には黒タイツ、メイクなど今までの敵のいろんな部分を踏襲している(顔の部分は「知っとるケ」とのこと)。正義の掃除屋さん(「わたしは正義の掃除屋さん きれいな心 保つため」というテーマソングがある。不潔な環境では苦しみ始める)が宿敵である。
- また「出て来い!タケちゃんマン7」の回では病に苦しむタケちゃんマン好きの少年の為に、タケちゃんマンの居場所を聞き出そうと医者(鶴太郎)が少年の部屋を散らかし、バイキンガーZを召還したことがあった(当然知ってはいなかった。ちなみにこれがタケちゃんマン復帰の回である)。
- バイキンガーZがタケちゃんマンの敵キャラだと誤解されがちだが、実際はたけし(タケちゃんマン)がフライデー事件で出演休止してる際に設けられたつなぎ役ということで、タケちゃんマンと数回だけ対決ならぬ共演したことがあった程度で、さんまが1人2役形式でパーデンネンと対決したこともあった。
- さんまが近年でも手の動きを使って行うギャグはこのキャラが発祥である。
- バイキンガーZの一連のアクションは、後にさんまが入水した時に変身するキャラクタートン・ティン・タン・カッパに受け継がれる。番組の最終回において、さんま自身が「動きが似てるやろ?」と自虐的な台詞を発した。
[編集] カスタネットマン
- 「フライデー事件」後、ライバルだった『全員集合』の終了、萩本欽一の長期休業、出演者たちとの確執から出演の意欲を失い、たびたび収録を休むようになったたけしをモデルに作られた。たけしとさんまのペアで演じた。二人で行進するように(合唱)「カスタネットのおじさんは、仕事が嫌いなわけじゃない、体が悪いわけじゃない・・・でもね・・・出て!出て!休んで!休んで!出て、休んで」(さんま)「今日は?」たけし「休んじゃおう」と言って、さんまがたけしをどつくなどして終わる。
[編集] ツナギマン
- さんま演じる「タケちゃんマン」のコーナー内にての最後のキャラ。漫談家の格好で「あっ、ツナギマンだ、ツナギマンだ」、「誰かつないで」と言うフリで登場し、「まぁ~昨今の芸能界~」と、ネタをする。この怪人をもってタケちゃんマンは終了。
- こちらもバイキンガーZ同様、タケちゃんマンのライバルキャラだと誤解を招いてるケースがある。
※これらのキャラクターはフジテレビの美術スタッフによりフィギュア化され、さんまに贈呈された。さんまは『メレンゲの気持ち』にゲスト出演した際、宝物としてこのフィギュアを初公開した。
[編集] ミスター・ベンピー
- たけし演じる「タケちゃんマン」でツナギマンと対峙したキャラ。和式便器と両手にたわしと言う格好で登場する。2・3回で終了した。
[編集] キヨちゃんマン
- ビートたけしの相方、ビートきよしが演じたキャラ。『キヨちゃんマン出現の巻』などで登場。出演回数が少ないためか、一応ライバルキャラなのに非常に影が薄い。山形弁を話し、マント代わりに渡世人風の縞の合羽を愛用している。
[編集] テーマ曲
- THE TAKECHANマン(タケちゃんマンの歌)(作詞:大岩賞介/作曲:佐藤エポ子/編曲:JOEPO BAND/歌:ひょうきんストリートBAND)
- 歌詞の中には「今日は吉原・堀之内~中洲・すすきの・ニューヨーク~♪」というフレーズがあるが、最後のニューヨークを除き全て日本の風俗街(ちなみにニューヨークは「入浴」に引っ掛けたギャグであるが、世界的な風俗街としての顔もある)
- イ短調の曲で、ヒーロー物テイストの曲調が与えられているのと同時に、行進曲や浪花節のような軽妙な節回しを持っており、フルサイズバージョンではバックコーラスも芸者風のアレンジになっている。
- 作曲者の佐藤エポ子は、番組のエンディングテーマ『DOWN TOWN』を歌い、「チャンネル~はそのまま」などの番組初期のアイキャッチも担当した歌手のEPO。
- タケちゃんマンロボ登場時に流れるテーマソング。歌詞の中に「ひょうきん」などのフレーズはあるものの、詞や曲調は当時のアニメ・特撮ヒーロー物の主題歌にありがちな感じの物だった。また、曲調と声質から、アニメ・特撮ヒーロー物の主題歌で有名な串田アキラが歌っていると勘違いしている人が多い。
[編集] タケチャンマンライス
1980年代学校給食に登場したエビ、アサリ、ニンジン、タマネギなどが入ったミルクスープベースの麦入り炊き込みご飯。学校食事研究会の栄養士だった豊岡弘子が考案した。正式名は「ミルクファイバーライス」だが当時の小学生に認知度が絶大だった「タケちゃんマン」に肖る形でこの名前をつけた。作るのに手間が掛かる為、一部地域では殆ど知られていない。
[編集] 受け継がれる作風とプロット
タケちゃんマンで培った作風とプロットは、後に『とんねるずのみなさんのおかげです』の「仮面ノリダー」と「仮面ノリダーV2」、『邦ちゃんのやまだかつてないテレビ』の「タイムパトロール牛若丸子」、『ウッチャンナンチャンの誰かがやらねば!』の「トラブルコップ」、『ウッチャンナンチャンのやるならやらねば!!』の「ナン魔君」等、『ダウンタウンのごっつええ感じ』の「結婚前提戦士ラブラブファイヤー」等、ヒーロー物のコーナーやドラマに受け継がれた。
[編集] その他
- ライバル関係にあった裏番組の『8時だョ!全員集合』並びに『加トちゃんケンちゃんごきげんテレビ』のメインである加藤茶と志村けんが、1998年放送の特別番組『加ト・けん・たけしの世紀末スペシャル!!』にてタケちゃんマンのたけしと共演したことがあった。また加藤と志村の2人は『ひょうきん族』の放送期間中に収録現場に訪れたという逸話もある。
- 2006年1月に放送されたフジテレビのキャンペーンCM「ちょっぴりハッピー、きっかけはフジテレビ」の中で中村玉緒とともに登場している(ただし、たけし自身が演じてはいない)。
- テレビ朝日のドラマ『菊次郎とさき』(第3シリーズ)の中でも、若き日のたけし役の塚本高史が時々タケちゃんマンの扮装で出てくる。
- 2008年7月26日・7月27日両日放送の毎年恒例特別番組『27時間テレビ』内で、さんまがタケちゃんマンで演じてたキャラを数々のコーナーで扮している。尚、キャラの名前の下に“スマイリー”と付いていた。そして同番組内のコーナー「笑顔体操」では、さんまが演じたキャラクターの一部フレーズが体操に取り入れられた。また、番組内でホラ貝の音色が鳴ると、たけしが様々なキャラに扮して登場するシーンはタケちゃんマンが変身前に呼ばれる時を彷彿させている演出がなされ、番組のフィナーレではたけしがタケちゃんマンの衣装で登場し、20数年ぶりに復活した。その他、同番組内のコーナー「さんタク」では、木村拓哉がタケちゃんマンの衣装を着て“タクちゃんマン”に扮した。
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最終更新 2009年11月20日 (金) 16:25 (日時は個人設定で未設定ならばUTC)。
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