ニコン産業用・特殊用レンズの一覧
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ニコン産業用・特殊用レンズの一覧はニコン及びその前身である日本光学工業が産業用・特殊用に製造したレンズとエルニッコールの一覧。特殊用レンズでも一般の流通経路で販売されたレンズはニコンSマウントレンズの一覧、ニコンFマウントレンズの一覧を参照のこと。
目次 |
[編集] エーロニッコール
エーロニッコール(Aero-Nikkor )は戦前に生産された航空写真用レンズ。一般の読み方ではエアロニッコールであるが日本光学では「エーロニッコール」と称した。50cmF4.8と70cmF5は初めてニッコールブランドが使われたレンズの一つ。
- エーロニッコール7.5cmF3.5(1937年(昭和12年)発売)
- エーロニッコール10cmF5.6(1939年(昭和14年)発売)
- エーロニッコール18cmF4.5(1933年(昭和8年)発売)
- エーロニッコール20cmF3.5
- エーロニッコール50cmF4.8(1932年(昭和7年)発売) - 3群3枚。
- エーロニッコール70cmF5(1932年(昭和7年)発売) - 3群3枚。
[編集] Rエーロニッコール
- Rエーロニッコール50cmF5.6
[編集] アポニッコール
アポニッコール(Apo-Nikkor )は写真製版用レンズ。基準倍率は等倍。大きなものは11x14in判やそれ以上の超大判フォーマットをカバーするイメージサークルを持つため、シャッターを取り付け大判カメラで利用されることがある。イメージサークルは等倍時のものである。
[編集] アポニッコール前期型
テッサー型3群4枚。小穴純教授の指導によりクルツフリントガラスを1枚使用した45cmF9が1953年(昭和28年)完成、さらに10月15日出図した60cmF9以降はクルツフリントガラス2枚を使用するようになった。
- アポニッコール12cmF9(1961年(昭和36年)5月6日出図)
- アポニッコール15cmF9(1960年(昭和35年)9月24日出図)
- アポニッコール18cmF9(1962年(昭和37年)6月21日出図) - イメージサークルφ250mm。
- アポニッコール21cmF9(1959年(昭和34年)7月18日出図)
- アポニッコール24cmF9 - イメージサークルφ350mm。
- アポニッコール30cmF9(1949年(昭和24年)11月28日出図)
- アポニッコール38cmF9(1946年(昭和21年)4月製造着手) - 1940年(昭和15年)3月21日に設計完了したニッコール38cmF8を改良したもので、アポニッコールと名のつけられた最初の製品となった。
- アポニッコール45cmF9(1948年(昭和23年)3月19日出図)
- アポニッコール60cmF9(1948年(昭和23年)4月28日出図)
- アポニッコール75cmF9(1957年(昭和32年)4月23日出図)
- アポニッコール90cmF9(1953年(昭和28年)10月12日出図)
[編集] アポニッコール後期型
1961年(昭和36年)9月21日以降出図された製品は絞りを挟んで完全対称のダブルガウス型4群4枚となっている。色収差補正波長域380-750nm。インチ規格の北米市場を強く意識したラインナップであった。
- アポニッコール180mmF9 - 7インチ。φ53mmP=0.75mmねじマウント。イメージサークルφ300mm。
- アポニッコール240mmF9 - 9.5インチ。φ53mmP=0.75mmねじマウント。イメージサークルφ410mm。
- アポニッコール305mmF9 - 12インチ。φ72mmP=1.0mmねじマウント。イメージサークルφ520mm。
- アポニッコール360mmF9 - 14インチ。φ72mmP=1.0mmねじマウント。イメージサークルφ600mm。
- アポニッコール420mmF9 - 16.5インチ。φ90mmP=1.0mmねじマウント。イメージサークルφ710mm。
- アポニッコール455mmF9 - 18インチ。φ90mmP=1.0mmねじマウント。イメージサークルφ770mm。
- アポニッコール480mmF9 - 19インチ。φ90mmP=1.0mmねじマウント。イメージサークルφ820mm。
- アポニッコール610mmF11 - 24インチ。φ110mmP=1.0mmねじマウント。イメージサークルφ1030mm。
- アポニッコール760mmF11 - 30インチ。φ110mmP=1.0mmねじマウント。イメージサークルφ1170mm。
- アポニッコール890mmF11 - 35インチ。φ162mmP=1.5mmねじマウント。イメージサークルφ1360mm。
- アポニッコール1210mmF12.5 - 47.5インチ。φ162mmP=1.5mmねじマウント。イメージサークルφ1750mm。
- アポニッコール1780mmF14 - 70インチ。φ213mmP=1.5mmねじマウント。イメージサークルφ2310mm。
[編集] ワイドアングルアポニッコール
ワイドアングルアポニッコール(W.A.Apo-Nikkor )は小型製版カメラ向けの広角版。オルソメター型4群6枚。
- W.A.アポニッコール150mmF8 - φ53mmP=0.75mmねじマウント。アタッチメントφ47mmP=0.5mm。イメージサークルφ350mm。
- W.A.アポニッコール210mmF8 - φ72mmP=1.0mmねじマウント。アタッチメントφ67mmP=0.75mm。イメージサークルφ460mm。
- W.A.アポニッコール300mmF9 - φ90mmP=1.0mmねじマウント。アタッチメントφ86mmP=0.75mm。イメージサークルφ610mm。
- W.A.アポニッコール360mmF9 - φ90mmP=1.0mmねじマウント。アタッチメントφ86mmP=0.75mm。イメージサークルφ730mm。
[編集] COMニッコール
COMニッコール(COM-NIKKOR )はCRTに表示された文書類をマイクロフィルムに記録する(Computer Output Microfilming )用途のレンズで、名称もそれに由来している。
- COMニッコール37mmF1.4 - ライカLマウント。6群8枚。アタッチメントφ40.5mmねじ込み。使用倍率1/7-1/10倍。
- COMニッコール88mmF2 - 使用倍率1/4.5-1/6倍。
[編集] CRTニッコール
CRTニッコール(CRT-NIKKOR )はオシロスコープカメラ用。初期はオシロニッコールの名称であった。オシロスコープの暗い管面における高速で動く映像を記録するために大口径で設計されている。基準倍率付近では非常にシャープであり、かつ大口径由来の大きなボケが得られ、接写用として一般撮影に使用する者もいる。24×36mm(ライカ)判の一眼レフカメラに取り付けるとちょうど花のクローズアップ撮影ができるような範囲でのみピントが合う。
- オシロニッコール55mmF1.2/CRTニッコール55mmF1.2 - ライカLマウント。6群8枚。アタッチメントφ52mmねじ込み。12枚羽根の普通絞り。絞り環は不等間隔で1.2・1.4・2・2.8・4・5.6・8・11の8段階、1段ごとのクリックストップあり。基準倍率は1/5倍、使用倍率は1/5.5-1/4倍で、この範囲を外れると急速に収差補正状況が悪化する。色収差補正波長域400-650nm。
- CRTニッコール58mmF1 - ニコンFマウント。基準倍率は1/4倍、使用倍率1/3.5-1/5倍を調整する距離環あり。7枚羽根の自動絞り。無限遠は出ない。
[編集] エルニッコール
エルニッコール(EL-NIKKOR )は引き伸ばし用レンズとして知られるが、240mm以上の製品は写真製版用である。ELはEnLargingの略。撮影用レンズとしても高い性能を発揮し、とくに接写において利用されることが多い[1]。
- エルニッコール5cmF2.8/50mmF2.8(1956年(昭和31年)10月19日出図、1957年(昭和32年)3月発売) - ライカLマウント。前群ダブルガウス、後群オルソメターの「エルニッコール型」4群6枚。アタッチメントφ40.5mmねじ込み。基準倍率8倍、使用倍率2-20倍。脇本善司設計。
- エルニッコール5cmF3.5C - 光学系はSマウントレンズのニッコールQ・C 5cmF3.5と同一。刻印は"El-NIKKOR-C"。
- エルニッコール5cmF3.5(1945年(昭和20年)12月21日出図、1947年(昭和22年)4月製造) - 254個製造された。
- エルニッコール50mmF4(1967年(昭和42年)4月3日出図、1967年(昭和42年)9月発売) - ライカLマウント。テッサー型3群4枚。アタッチメントφ34.5mmP=0.5mm。基準倍率8倍、使用倍率2-20倍。
- ヘルメス5.5cmF3.5(1936年(昭和11年)5月8日試作完成、1937年(昭和12年)8月26日出図) - エルニッコールの前身。テッサー型。300個のみ製造された。
- エルニッコール6.3cm/63mmF2.8(1960年(昭和35年)9月6日出図) - ライカLマウント。アタッチメントφ40.5mmP=0.5mm。エルニッコール63mmF3.5の後継。
- エルニッコール63mmF3.5(1966年(昭和41年)6月発売) - ライカLマウント。エルニッコール型4群6枚。アタッチメントφ40.5mmP=0.5mm。このレンズのみ色収差補正波長域350-700nm。基準倍率8倍、使用倍率2-20倍。ごく初期のみ"Fax-EL-NIKKOR"と刻印されている。
- エルニッコール68mmF3.5 - ライカLマウント。エルニッコール型。アタッチメントφ43mmP=0.5mm。通常のカタログ品ではない。マルチコート。
- エルニッコール75mmF4(1971年(昭和46年)9月9日出図、1972年(昭和47年)6月発売) - ライカLマウント。テッサー型3群4枚。基準倍率5倍、使用倍率2-10倍。
- エルニッコール80mmF5.6(1965年(昭和40年)10月15日出図、1966年(昭和41年)5月発売) - ライカLマウント、φ32.5mmP=0.5mmマウント。オルソメター型4群6枚。アタッチメントφ34.5mmP=0.5mm。基準倍率5倍、使用倍率2-15倍。
- エルニッコール105mmF5.6(1965年(昭和40年)2月19日出図、1966年(昭和41年)6月発売) - ライカLマウント、φ32.5mmP=0.5mmマウント。オルソメター型4群6枚。アタッチメントφ34.5mmP=0.5mm。基準倍率5倍、使用倍率2-10倍。
- エルニッコール135mmF5.6(1965年(昭和40年)2月5日出図、1966年(昭和41年)6月発売) - ライカLマウント、φ45mmP=0.5mmマウント。オルソメター型4群6枚。アタッチメントφ43mmP=0.5mm。基準倍率5倍、使用倍率2-10倍。
- エルニッコール150mmF5.6(1967年(昭和42年)6月16日出図、1968年(昭和43年)2月発売) - φ53mmP=0.75mmマウント。オルソメター型4群6枚。アタッチメントφ47mmP=0.5mm。基準倍率4倍、使用倍率2-8倍。
- エルニッコール180mmF5.6(1972年(昭和47年)2月16日出図、1972年(昭和47年)12月発売) - φ62mmP=1mmマウント。オルソメター型4群6枚。アタッチメントφ58mmP=0.75mm。基準倍率4倍、使用倍率2-8倍。
- エルニッコール210mmF5.6(1967年(昭和42年)8月10日出図、1968年(昭和43年)5月発売) - φ72mmP=1mmマウント。オルソメター型4群6枚。アタッチメントφ68mmP=0.75mm。基準倍率4倍、使用倍率2-8倍。
- エルニッコール240mmF5.6(1972年(昭和47年)2月16日出図、1972年(昭和47年)11月発売) - φ82mmP=1mmマウント。オルソメター型4群6枚。アタッチメントφ77mmP=0.75mm。基準倍率3倍、使用倍率1-6倍。
- エルニッコール300mmF5.6(1971年(昭和46年)9月9日出図、1972年(昭和47年)7月発売) - φ100mmP=1mmマウント。オルソメター型4群6枚。アタッチメントφ95mmP=1mm。基準倍率2倍、使用倍率1-4倍。
- エルニッコール360mmF5.6(1971年(昭和46年)9月9日出図、1972年(昭和47年)5月発売) - φ130mmP=1.5mmマウント。オルソメター型4群6枚。アタッチメントφ120mmP=1mm。基準倍率2倍、使用倍率1-4倍。
[編集] アポエルニッコール
アポエルニッコール(Apo-EL-NIKKOR )は主にカラー原稿から高品質の拡大印刷版をつくるための写真製版用引き伸ばしレンズである。
- アポエルニッコール105mmF5.6 - 4群8枚。イメージサークルφ80mm。基準倍率10倍、使用倍率5-20倍。
- アポエルニッコール170mmF5.6 - 4群8枚。イメージサークルφ160mm。基準倍率2倍、使用倍率1.5-3倍。
- アポエルニッコール210mmF5.6 - 4群8枚。イメージサークルφ160mm。基準倍率5倍、使用倍率3-10倍。
- アポエルニッコール300mmF5.6 - 4群8枚。イメージサークルφ220mm。基準倍率10倍、使用倍率5-20倍。
- アポエルニッコール480mmF5.6 - 4群8枚。イメージサークルφ400mm。基準倍率5倍、使用倍率3-10倍。
[編集] アポエルニッコールN
性能の向上と小型化を図った改良版。
- アポエルニッコール105mmF5.6N - 4群8枚。
- アポエルニッコール210mmF5.6N - 4群8枚。
[編集] エルニッコールN
引伸機のランプ点灯により絞り数字が照明される。絞り表示窓の向きを30°間隔で調節可能となった。
- エルニッコール40mmF4N(1984年(昭和59年)6月発売) - ライカLマウント。ビオゴン型4群6枚。アタッチメントφ40.5mmねじ込み。色収差補正波長域380〜700nm。基準倍率10倍、使用倍率5-30倍。
- エルニッコール50mmF2.8N - ライカLマウント。ダブルガウス型4群6枚。アタッチメントφ40.5mmねじ込み。色収差補正波長域380-700nm。基準倍率8倍、使用倍率2-20倍。森征雄設計。
- エルニッコール50mmF4N - ライカLマウント。テッサー型3群4枚。
- エルニッコール63mmF2.8N - ライカLマウント。エルニッコール型4群6枚。アタッチメントφ40.5mmねじ込み。色収差補正波長域380-700nm。基準倍率8倍、使用倍率2-20倍。
- エルニッコール75mmF4N - ライカLマウント。テッサー型3群4枚。アタッチメントφ40.5mmねじ込み。色収差補正波長域380〜700nm。基準倍率5倍、使用倍率2-10倍。
- エルニッコール80mmF5.6N - ライカLマウント。オルソメター型4群6枚。アタッチメントφ40.5mmねじ込み。色収差補正波長域380-700nm。基準倍率5倍、使用倍率2-15倍。
- エルニッコール105mmF5.6N - ライカLマウント。オルソメター型4群6枚。アタッチメントφ40.5mmねじ込み。色収差補正波長域380-700nm。基準倍率5倍、使用倍率2-10倍。
[編集] エルニッコールA
- エルニッコール135mmF5.6A - ライカLマウント、φ50mmP=0.75マウント。4群6枚。アタッチメントφ52mmねじ込み。色収差補正波長域380-700nm。基準倍率4倍、使用倍率2-8倍。
- エルニッコール150mmF5.6A - ライカLマウント、φ50mmP=0.75マウント。4群6枚。アタッチメントφ52mmねじ込み。色収差補正波長域380-700nm。
- エルニッコール180mmF5.6A
- エルニッコール210mmF5.6A - φ72mmP=1マウント。4群6枚。アタッチメントφ67mmねじ込み。色収差補正波長域380-700nm。
- エルニッコール300mmF5.6A
[編集] エルズームニッコール
オートカラープリンター向けの引き伸ばしズームレンズ。レンズ交換することなくさまざまな倍率でプリント作業ができる。焦点距離によってF値が変動するが、ペーパー上の明るさは常に一定となるよう設計されている。
- エルズームニッコール45-91mmF5.6-11.4 - 外径φ86mmの座金と一体になっている。12群15枚。アタッチメントφ58mmP=0.75mm。色収差補正波長域380-700nm。24×36mm(ライカ)判以下向け。
- エルズームニッコール77-111mmF5.6-9.8 - 外径φ125mmの座金と一体になっている。10群10枚。アタッチメントφ95mmP=1mm。色収差補正波長域380-700nm。6x4.5cm判〜6x9cm判向け。
[編集] オルソエルニッコール
- オルソエルニッコール105mmF5.6 - アタッチメントφ34.5mm。
- オルソエルニッコール135mmF5.6
[編集] ファックスニッコール
ファックスニッコール(Fax-NIKKOR )はコピー機用レンズ。完全対称のオルソメター型4群6枚。色収差補正波長域350-700nm。
- ファックスニッコール160mmF5.6 - 62mmP=0.75mmねじマウント。
- ファックスニッコール210mmF5.6 - 72mmP=1.0mmねじマウント。
- ファックスニッコール210mmF7
- ファックスニッコール260mmF10 - 後のプロセスニッコール260mmF10とほぼ同じもの。トポゴン型4群4枚。
- ファックスニッコール300mmF7 - 95mmP=1.0mmねじマウント。
[編集] ファックスオルソニッコール
ファックスオルソニッコール(Fax-Ortho-NIKKOR )は工業用の拡大レンズ。
- ファックスオルソニッコール250mmF5.6
- ファックスオルソニッコール400mmF5.6 - 4群6枚。基準倍率10倍。歪曲収差0.00%。色収差補正波長域350-700nm。
- ファックスオルソニッコール500mmF5.6
[編集] フィッシュアイニッコール
- フィッシュアイニッコール6mmF1.4
- ニッコール16.3mmF8(1941年(昭和16年)3月製造) - 日本海軍の要請で1937年(昭和12年)9月設計に着手、1938年(昭和13年)4月に設計完了。写角180度。日本で製造された最初の魚眼レンズ。
[編集] プロフィッシュアイニッコール
[編集] マイクロニッコール
- マイクロニッコール55mmF4
- マイクロニッコール70mmF5 - ライカLマウント。4群5枚。アタッチメントφ40.5mmねじ込み。基準倍率1/12倍、使用倍率1/30-1/5倍。色収差補正波長域400-650nm。マイクロフィルムをコピーする用途の、いわゆるリプロレンズ。
- マイクロニッコール150mmF5.6 - φ72mmP=1mmマウント。アタッチメントφ72mmP=0.75mm。4群6枚。基準倍率1/10倍、使用倍率1/30-1/5倍。解像力150本/mm(1/10倍時、e線)。写真製版およびマイクロフィルム用。
[編集] ウルトラマイクロニッコール
ウルトラマイクロニッコール(Ultra-Micro-NIKKOR )の初期のものはマイクロフィルム用に開発されたが、のちに半導体集積回路のフォトマスク作成用に使われた。使用する光線や倍率、イメージサークルを限定することで、理論上の限界に迫る高い解像力を持つ。品名末尾の「e」「g」「h」はそれぞれe線(546.07nm)・g線(435.83nm)・h線(404.65nm)の単色光での使用に最適化されていることを示す。また、品名末尾に何もないものはe線用である。
- ウルトラマイクロニッコール28mmF1.7e - ライカLマウント。8群10枚。アタッチメントφ40.5mmねじ込み。基準倍率1/10倍。
- ウルトラマイクロニッコール28mmF1.7g - ライカLマウント。8群10枚。アタッチメントφ40.5mmねじ込み。基準倍率1/10倍。
- ウルトラマイクロニッコール28mmF1.8(1965年(昭和40年)発売) - ライカLマウント。7群9枚。アタッチメントφ40.5mmねじ込み。基準倍率1/10倍。
- ウルトラマイクロニッコール28mmF1.8e - ライカLマウント。7群9枚。アタッチメントφ40.5mmねじ込み。基準倍率1/10倍。
- ウルトラマイクロニッコール28mmF1.8h(1967年(昭和42年)発売) - ライカLマウント。7群9枚。アタッチメントφ40.5mmねじ込み。基準倍率1/10倍。
- ウルトラマイクロニッコール29.5mmF1.2(1964年(昭和39年)発売) - 蛍石を含む6群9枚。e線単色用。基準倍率1/25倍。マルチコートされている。東京大学理学部教授小穴純の要請で製造され、『チャタレイ夫人の恋人』全文を10円切手大のマイクロフィルムに写し込むことに成功した。日刊工業新聞選定の「1964年十大新製品賞」受賞、1965年(昭和40年)4月には開発担当者が科学技術庁長官賞を受賞した。米国特許第3450463号。
- ウルトラマイクロニッコール30mmF1.2 - ライカLマウントまたはφ50mmP=0.75mmマウントまたはφ55mmP=0.75mmマウント。6群9枚。アタッチメントφ40.5mmねじ込み。基準倍率1/25倍。
- ウルトラマイクロニッコール30mmF1.2h(1969年(昭和44年)発売) - ライカLマウント。6群9枚。アタッチメントφ40.5mmねじ込み。基準倍率1/25倍。
- ウルトラマイクロニッコール50mmF1.8e(1969年(昭和44年)発売) - φ52mmP=1mmマウント。9群12枚。アタッチメントφ52mmねじ込み。基準倍率1/5倍。
- ウルトラマイクロニッコール50mmF1.8h(1969年(昭和44年)発売) - φ52mmP=1mmマウント。9群12枚。アタッチメントφ52mmねじ込み。基準倍率1/5倍。
- ウルトラマイクロニッコール55mmF2(1965年(昭和40年)発売) - ライカLマウント。基準倍率1/4倍。
- ウルトラマイクロニッコール55mmF2h(1967年(昭和42年)発売)
- ウルトラマイクロニッコール105mmF2.8(1962年(昭和37年)発売) - e線単色用。基準倍率1/30倍。
- ウルトラマイクロニッコール125mmF2.8(1965年(昭和40年)発売) - φ62mmP=1mmマウント。6群7枚。アタッチメントφ72mmねじ込み。基準倍率1/25倍。
- ウルトラマイクロニッコール135mmF4(1965年(昭和40年)発売) - φ62mmP=1mmマウント。第1群が貼りあわせの変形ダブルガウス型4群7枚。アタッチメントφ62mmP=0.75mm。基準倍率1/25倍。12枚羽根の普通絞り。最小絞りF11、1/2段ごとにクリックストップあり。初期生産品には基準倍率が「β=1/25」と赤く刻印されているが、その後のものは「M=1/25」となっている。
- ウルトラマイクロニッコール155mmF4 - φ72mmP=1mmマウント。第1群が貼りあわせの変形ダブルガウス型4群7枚。アタッチメントφ72mmねじ込み。基準倍率1/10倍。
- ウルトラマイクロニッコール165mmF4(1970年(昭和45年)発売) - φ82mmP=1mmマウント。4群7枚基準倍率1/40倍と5群9枚基準倍率1/20倍の製品がある。アタッチメントφ86mmP=1mm。
- ウルトラマイクロニッコール225mmF1g(1969年(昭和44年)発売) - φ122mmP=1mmマウント。基準倍率等倍。ピントを合わせるためe線でも色収差補正されている。
- ウルトラマイクロニッコール250mmF4 - 基準倍率1/20倍。
- ウルトラマイクロニッコール300mmF1.2h
- ウルトラマイクロニッコール300mmF1.4g(1969年(昭和44年)発売) - φ122mmP=1mmマウント。基準倍率等倍。
[編集] マクロニッコール
マクロニッコール(Macro-NIKKOR )はマクロ写真装置マルチフォト(Multiphot )用の交換レンズ。BR-15、BR-16を併用すればニコンFマウントに変換できる。4x5in判まで対応できる大きなイメージサークルを持つ。
- マクロニッコール19mmF2.8 - RMSマウント。
- マクロニッコール35mmF4.5 - RMSマウント。使用倍率8-20倍。
- マクロニッコール65mmF4.5 - ライカLマウント。
- マクロニッコール12cmF6.3 - ライカLマウント。販売終了まで一貫してcm表記であった。
[編集] プリンティングニッコール
プリンティングニッコール(Printing-NIKKOR )はオプチカルプリント用レンズとして開発されたが、後にラインセンサ用レンズとしての需要が発生。基準倍率における各種収差を徹底的に排除し、高い色再現性と解像力を持つ。現在はエコガラス化を目的として再設計され、同様の製品が現行である。
- プリンティングニッコール75mmF2.8 - 4群12枚。基準倍率1/4倍。基準倍率における歪曲収差+0.1%。
- プリンティングニッコール95mmF2.8 - 4群12枚。基準倍率1/2倍。基準倍率における歪曲収差+0.2%。
- プリンティングニッコール105mmF2.8 - 4群12枚。基準倍率1倍。基準倍率において歪曲収差なし。
- プリンティングニッコール150mmF2.8 - 4群10枚。基準倍率1倍。基準倍率において歪曲収差なし。
[編集] プリンティングニッコールN
- プリンティングニッコール150mmF2.8N
[編集] プリンティングニッコールA
- プリンティングニッコール95mmF2.8A - 6群14枚。基準倍率1/2倍。基準倍率において歪曲収差なし。
- プリンティングニッコール105mmF2.8A - 6群14枚。基準倍率1倍。基準倍率において歪曲収差なし
- プリンティングニッコール150mmF2.8A - 6群14枚。基準倍率1倍。基準倍率において歪曲収差なし。
[編集] プロセスニッコール
プロセスニッコール(Process-NIKKOR )は卓上型の小型製版カメラ用のレンズ。トポゴン型4群4枚。基準倍率は1倍。色収差補正波長域400-650nm。下記イメージサークルは等倍時のものである。画角は絞り開放で68°、F22時に74°。大きさに比して巨大なイメージサークルを持つため、8x10in判またはそれ以上の超大判用のレンズとして使われることがある。
- プロセスニッコール180mmF10 - φ62mmP=1.0mmねじマウント。使用倍率1/4-4倍。イメージサークル490mm(F10)、540mm(F22)。
- プロセスニッコール210mmF10 - φ72mmP=1.0mmねじマウント。使用倍率1/3-3倍。イメージサークル570mm(F10)、630mm(F22)。
- プロセスニッコール240mmF10 - φ82mmP=1.0mmねじマウント。使用倍率1/2-2倍。イメージサークル650mm(F10)、720mm(F22)。
- プロセスニッコール260mmF10 - φ90mmP=1.0mmねじマウント。使用倍率1/2-2倍。イメージサークル724mm(F10)、800mm(F22)。
[編集] レイファクト
レイファクト(Rayfact )は栃木ニコンの産業用レンズブランドである。ニッコールとは名乗らない。
- レイファクト7倍 OFM70350HN-TS - 直筒タイプ。両側テレセントリック。使用波長域510-590nm。φ72mmP=0.75ねじマウント。
- レイファクト7倍 OFM70350HN-TS - 落射タイプ。両側テレセントリック。使用波長域510-590nm。φ72mmP=0.75ねじマウント。
- レイファクト3.5倍 OFM35162MN - 使用波長域400-700nm。φ67mmP=0.75ねじマウント、同軸落射鏡筒オプション装着時φ72mmP=0.75ねじマウント。
- レイファクト2倍 OFM20119MN(2006年(平成18年)発売) - プリンティングニッコール95mmF2.8Aをエコガラス仕様とした代替品。基準倍率は1/2倍または2倍を取り付け方向によって選択可能。基準波長はe線(546.07nm)。使用波長は400nm-800nm。φ45mmP=0.75mmねじマウント。アタッチメントφ43mmねじ込み。
- レイファクト1倍 OFM10090MN(2006年(平成18年)発売) - プリンティングニッコール105mmF2.8Aをエコガラス仕様とした代替品。基準倍率1倍。使用波長は400-800nm。φ45mmP=0.75mmねじマウント。アタッチメントφ43mmねじ込み。
- レイファクト PF10545MF-UV - AiUVニッコール105mmF4.5Sをエコガラス仕様とした代替品。
- レイファクト25mmF1.4(2001年(平成13年)9月20日発売) - 産業用のメガピクセルCCDカメラ用レンズ。Cマウント。アタッチメントφ40.5mmねじ込み。
[編集] レイファクトIL
2006年に販売を終了したエルニッコールの代替品。ただし鏡胴を全て金属製とし、絞り環固定ねじが装備されるなど産業用レンズの仕様になっている。
- レイファクトIL40mm PF4040ML(2007年(平成19年)7月30日発売) - エルニッコール40mmF4Nの代替品。ライカLマウント。
- レイファクトIL50mm PF5028ML(2007年(平成19年)4月23日発売) - エルニッコール50mmF2.8Nの代替品。ライカLマウント。
- レイファクトIL63mm OF6328ML(2007年(平成19年)4月23日発売) - エルニッコール63mmF2.8Nの代替品。ライカLマウント。
[編集] レイファクトVL
プリンティングニッコールの後継品種。当初からラインセンサでの使用を前提として設計された。 イメージサークルφ62mm・使用波長域400-700nm・基準倍率において歪曲収差なし・φ55mmP=0.75mmねじマウントは共通仕様である。
- レイファクトVL0.5倍 OFM05042MN - 実焦点距離119.3mm。基準倍率1/2倍。
- レイファクトVL0.7倍 OFM07052MN - 実焦点距離121.0mm。基準倍率0.7倍。
- レイファクトVL1倍 OFM10064MN - 実焦点距離123.9mm。基準倍率1倍。
- レイファクトVL1.4倍 OFM14074MN - 実焦点距離121.0mm。基準倍率1.4倍。
[編集] リプロニッコール
リプロニッコール(Repro-NIKKOR )は等倍複写、またはリレーレンズとしての用途を想定して設計されている。
- リプロニッコール85mmF1 - 基準倍率1倍。φ53mmP=0.75mmネジマウント。8群12枚。森征雄設計。米国特許第3524699号。
- リプロニッコール170mmF1.4 - 基準倍率1倍。φ73mmP=0.75mmネジマウント。6群10枚。
[編集] レグノニッコール
レグノニッコール(Regno-NIKKOR )はエックス線間接写真装置用レンズ。
- レグノニッコール10cmF1.5
[編集] TVニッコール
TVニッコール(TV-NIKKOR )はレントゲン写真の間接撮影用レンズ。
- TVニッコール35mmF0.9 - ライカLマウント。7群9枚。アタッチメントφ52mmねじ込み。色収差補正波長域400-650nm。
[編集] ゼロニッコール
ゼロニッコール(Xero-NIKKOR )はCRTに表示された文書類を約2倍に拡大撮影するためのレンズ。
- ゼロニッコール135mmF2
- ニューゼロニッコール135mmF2 - ゼロニッコール135mmF2の改良版で歪曲収差を0.1%程度に減らし、コントラストも向上している。基準倍率2倍。
[編集] 300mmT2.2
- 300mmT2.2(F2) - EDレンズ3枚を含む8群11枚(+保護ガラス1枚)。ビデオカメラ用の別注品として栃木ニコンが製造した。通常ビデオカメラのレンズはT値で示すためこの表記となるが、開放F値はF2相当。このレンズは発注した商社が支払い不能となったため、ニコンFマウントに改造した上で2003年(平成15年)に月刊天文ガイドを通じ20本が限定販売された。その後2004年(平成16年)に栃木ニコンが63万円で処分販売した。普通絞り。φ52mmねじ込みフィルターを2枚使用できる。ニコンFマウントが基本であったが、別注で各種マウントに対応した。
[編集] 関連項目
[編集] 脚注
- ^ 記載してある倍率の数値は投影用レンズとしてのものであるから、撮影用レンズとして使用する場合は逆数で読み替えることになり、例えば倍率8倍の場合撮影用レンズとしての倍率は1/8倍となる。
最終更新 2009年9月7日 (月) 18:33 (日時は個人設定で未設定ならばUTC)。
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