ニュー・シネマ・パラダイス
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| ニュー・シネマ・パラダイス Nuovo Cinema Paradiso |
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|---|---|
| 監督 | ジュゼッペ・トルナトーレ |
| 製作総指揮 | ミーノ・バルベラ |
| 製作 | フランコ・クリスタルディ |
| 脚本 | ジュゼッペ・トルナトーレ |
| 出演者 | フィリップ・ノワレ ジャック・ペラン サルヴァトーレ・カシオ マルコ・レオナルディ アニェーゼ・ナーノ |
| 音楽 | エンニオ・モリコーネ アンドレア・モリコーネ |
| 撮影 | ブラスコ・ジュラート |
| 編集 | マリオ・モッラ |
| 配給 | 日本ヘラルド |
| 公開 | |
| 上映時間 | 155分 124分(国際版) 170分(ディレクターズカット版) |
| 製作国 | |
| 言語 | イタリア語 |
| 興行収入 | $11,990,401 |
| allcinema | |
| キネマ旬報 | |
| allmovie | |
| IMDb | |
『ニュー・シネマ・パラダイス』(伊: Nuovo Cinema Paradiso) は、ジュゼッペ・トルナトーレ監督によるイタリア映画。1989年公開。アメリカなどではCinema Paradisoというタイトルで公開された。イタリア語の原題は、物語の舞台である映画館の名前。
中年男性が、映画に取りつかれた少年時代と青年時代の恋愛を回想する物語。感傷と郷愁、映画への愛に満ちた作品である。
後述の劇場公開版が国外において好評を博し、しばらく沈滞期に入っていたイタリア映画の復活を、内外一般に印象付ける作品となった。
目次 |
[編集] 冒頭のあらすじ
ローマに住んでいる映画監督サルヴァトーレは、故郷のシチリア島の村からアルフレードが死んだという知らせを受け取る。30年間故郷に帰っていないサルヴァトーレは少年時代の回想を始める。戦争で父を亡くしたサルヴァトーレ(愛称トト)は映画に魅了され、村の映画館「Cinema Paradiso」をのぞき見しようとして、映写技師アルフレードに近づく。やがて二人の間には友情が芽生える……。
[編集] キャスト
- サルヴァトーレ・ディ・ヴィータ(少年期) - サルヴァトーレ・カシオ
- サルヴァトーレ・ディ・ヴィータ(青年期) - マルコ・レオナルディ
- サルヴァトーレ・ディ・ヴィータ(中年期) - ジャック・ペラン
- アルフレード - フィリップ・ノワレ
- エレナ - アニェーゼ・ナーノ
- エレナ(婦人) - ブリジット・フォッセー ※劇場公開版には登場しない。
[編集] 制作・エピソード
[編集] スタッフ
- 監督・脚本:ジュゼッペ・トルナトーレ
- 製作:フランコ・クリスタルディ
- 音楽:エンニオ・モリコーネ
[編集] サウンドトラック
映画の内容と相まって、巨匠エンニオ・モリコーネのサウンドトラックは評価が高い。「この音楽があったからこそ、本作が名作たり得た」との評論についても、多くの人が当然と考えている。特に、主題である“Cinema Paradiso”というトラックは非常に有名であり、映画自体を知らない人にとっても、この旋律は聞いたことがあるという人も多い。感傷的なメロディーであり、映画を観る者に強烈な印象を与える。
今やサウンドトラックとしては非常にポピュラーであるため、日本生命をはじめ、さまざまな企業CMに使われているほか、テレビ番組からも頻繁に流れてくる。イタリアのジャズ・トランペット奏者ファブリッツィオ・ボッソも、アルバム Nuovo Cinema Paradiso で、テーマ曲を取り上げたほか、パット・メセニーとチャーリー・ヘイデンのデュオ作『ミズーリの空高く』、クリス・ボッティのアルバム When I Fall in Love など多くのミュージシャンがカバーしている。日本では、ギタリストの渡辺香津美がアコースティック・ギターをメインに用いた『おやつ』、 大賀好修がB'zの松本孝弘のソロ・ワークス『Theatre of Strings』でカバーしている。
[編集] 劇場公開版と完全版について
本作はいくつかのバージョンで発表されており、イタリアで公開された「オリジナル版」の上映時間は155分だった。興行成績が振るわなかったため、海外では123分に短縮されて「劇場公開版」(DVDでは「SUPER HI-BIT EDITION デジタル・リマスター版」)として公開され、成功を収めた。このバージョンも監督本人が手がけており、ラブシーンやエレナとの後日談はカットされている。2002年には、173分のディレクターズ・カット版(DVDでは「完全オリジナル版」)が公開された。劇場公開版と完全オリジナル版では、編集により扱われる主題が大きく異なっているのが特徴である。
[編集] エピソード
- 映画の舞台となったシチリア島のジャンカルド村は架空の村で、撮影はパラッツォ・アドリアーノ(Palazzo Adriano)村で行われた。現在でもこの村を訪れると、映画に登場する広場や町並みを見学できる。パラッツォ・アドリアーノは内陸にあるため、海岸のシーンなどは別の場所で撮影された。なお、2008年1月26日に日本のテレビ東京で放映された『地球街道』イタリア特集では、作曲家の千住明がパラッツォ・アドリアーノを訪れ、子供時代のトトを演じたサルヴァトーレ・カシオ本人と会っている。
- カシオは現在、2軒のスーパーマーケットのオーナーであり、依頼があれば映画・テレビ番組にも出演している。
- ラストシーンの映像技師の役は、ジュゼッペ・トルナトーレ監督によるカメオ出演である。元々は映画監督のフェデリコ・フェリーニに出演を頼んだが断られている。
- 主人公のサルヴァトーレ・ディ・ヴィータのあだ名は「トト」であるが、これはイタリアの喜劇王トトに由来する。作中でもトトの出演映画が上映されている。
- 映画中の音声は、すべてアフレコによる録音である。
[編集] 作品の評価
[編集] 受賞
- 1989年、カンヌ国際映画祭審査員特別賞
- 1989年、アカデミー外国語映画賞
[編集] 日本公開時におけるエピソード
本作品の日本における初公開は、1989年12月。東京・銀座4丁目、和光裏にある200数席ほどのシネスイッチ銀座において、40週におよぶ連続上映を行った。さほど大きくないこの劇場において、動員数約27万人、売上げ3億6900万円という驚くべき興行成績を収めた。この記録は、単一映画館における興行成績としては、2008年現在においても未だ破られてはいない。
[編集] DVD
DVDは2種類が同時に発売された。いずれも一般的な片面2層。この2枚をセットにしたツインパックは限定発売。
- 劇場公開版:SUPER HI-BIT EDITIONと銘打ち、字幕のみで吹き替え無し。画質を重視した為、正規版には珍しく特典映像を収録しない。
- ディレクターズ・カット版:完全オリジナル版と銘打ち、吹き替え、特典映像有り。
ほかに、大型本『世界名作シネマ全集 第24巻 ヨーロッパ映画の秀作』の付属DVDとして映画『道』とともに劇場公開版が収録されている(日本語吹き替え、予告映像あり)。
[編集] 日本語吹替
[編集] 外部リンク
| アカデミー賞外国語映画賞受賞作 |
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最終更新 2009年11月22日 (日) 17:50 (日時は個人設定で未設定ならばUTC)。
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