ノーカラー
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ノーカラーとは、学生服の詰襟に装着される白く堅いプラスチック製の襟カラーを取り外して、襟カラーのない黒襟の状態で着用することをいう。
学生服をノーカラーにする目的として、
- 堅いカラーが首にすれて痛い、あるいは汗を吸わないので首の皮膚炎を悪化させる、もしくはカラーが破損して頚部の皮膚を痛めるという機能上の問題を回避する
- 生徒の側からの主体的な制服の着くずし。カラーを外すことで、学校の規則に従順には従わないという記号的表現をする
- かつてのルーズソックスなどと同じ、共通の着こなしへの迎合。クラスの多くの生徒がノーカラーの場合、クラスから浮かないよう自分もノーカラーにする (何年生以上はノーカラーにする、といった暗黙の裏校則がある学校もある)
- バンカラな校風をノーカラーで表現(地方県立高校などに多い)
- さらに、これを学校側が公認、生徒全員にノーカラーで学生服を着用することを義務付ける(熊本県立済々黌高等学校)
などがある。
多くの学校でノーカラーは、明文化されているかどうかは別として、校則違反とされており、2~4の場合、教師はカラーをつけるよう生活指導を行っている。ただし、1の場合は、異装許可願や診断書を生徒に出させ、ノーカラーを公認することが多い。
2~3については、軽微な着崩しだとして、ノーカラーを黙認する学校や先生もいるが、生活指導に反抗するかたちになることはかわりなく、それまで装着していたカラーを外して登校する最初の日(ノーカラーデビュー)は、生徒にとって、緊張したり、クラスメートや先生の目が異常に気になったりするものである。しかし、慣れればノーカラーがむしろその生徒のクラスでの象徴となり、いったんノーカラーにしてしまった生徒は、強い生活指導がない限り、そのままカラーのない状態で通学を続け、卒業式にもノーカラーで参列することも多い。また、クラスメートや部活の後輩にカラーを取り去るよう薦めて、その結果校内でノーカラーの生徒が増殖してゆく要因となる。
なお、ノーカラーにすると襟の内側が汚れるうえ、カラーを留める突起や襟章の裏ネジが首にすれやすくなるから、必ずしもノーカラーにしたから学生服の着心地が楽になるわけではない。
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最終更新 2009年10月16日 (金) 04:42 (日時は個人設定で未設定ならばUTC)。
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