ハガキ職人
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ハガキ職人(はがきしょくにん)とは、特定のラジオ番組や雑誌に優秀なネタハガキやイラスト入りのハガキを数多く投稿し、その他の番組リスナーや雑誌読者からもその名が広く知られている常連投稿者の事を指す用語である。
ただし、「番組で掛けてほしい曲のリクエスト文」や「番組パーソナリティへのお便り・相談事」が主体となるラジオ番組では、精力的にハガキを送っているヘビーリスナーであってもハガキ職人と呼ばれることはない。ハガキ職人の活躍する場が全く無い音楽番組がその代表例である。このような番組では、大抵は「○○○リスナー」という包摂的な代替語で以て呼ばれる。
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[編集] 概説
ハガキ職人の多くはアマチュアの一般人である。ハガキ職人はマスメディアの発信側に「優秀な才能」として認識される可能性が高く、ラジオ番組のハガキ職人から放送作家に、雑誌のハガキ職人から漫画家やアニメーターになる例も多い。近年では、お笑い芸人になる為の一つの登龍門としても認識されているようである[要出典]。
起源は1970年代のラジオ番組『欽ちゃんのドンといってみよう!』(ニッポン放送)にあると見る者もいる。ハガキ職人という言葉そのものは1980年代の『ビートたけしのオールナイトニッポン』(ニッポン放送)で、常連投稿者だった道上ゆきえ(ペンネーム)が自称した事から使われ始め、『とんねるずの二酸化マンガンクラブ』(文化放送)や『とんねるずのオールナイトニッポン』(ニッポン放送)で定着したという説が有力である[要出典]。このためか、ハガキ職人という言葉はニッポン放送の番組に投稿する者達の間で使われることが多いと見る者もいる。ただし、他のラジオ局で放送される番組でもハガキ職人という言葉は使われており、もはや一般名詞となっていると見る者もいる[要出典]。 しかし近年は、ハガキよりもメール投稿のほうが主になっているラジオ番組も増えてきていて、ハガキ職人ではなくネタ職人という呼び名も増えてきている。
[編集] ラジオにおけるハガキ職人
[編集] ハガキ職人を輩出した主なラジオ番組
- アタックヤング(STVラジオ)
- MBSヤングタウン(MBSラジオ)
- オールナイトニッポン(ニッポン放送)
- 会員制ラジオ番組 うまいっしょクラブ(STVラジオ)
- スーパーギャング~UP's~JUNK(TBSラジオ)
- 日本列島ズバリリクエスト(近畿放送:現京都放送)
- サンマルコからボンジョルノ(近畿放送:現京都放送)
- スーパーFMマガジン(TOKYO FM)
[編集] かつてハガキ職人だった有名人
- 有川周一 - 『コサキン』において「リスナーの神様」と称され、そのまま同番組にて構成作家デビュー。
- 楠野一郎 - 『コサキン』に投稿。
- 舘川範雄 - 『コサキン』に投稿。
- 石川昭人 - 『ウッチャンナンチャンのオールナイトニッポン』に投稿。
- 谷口雅人 - 『ナインティナインのオールナイトニッポン』に投稿。
- 鶴間政行 - 『欽ちゃんのドンといってみよう!』に投稿。
- 野村正樹 - 『ナインティナインのオールナイトニッポン』に投稿。
- 細田哲也 - 『ナインティナインのオールナイトニッポン』に投稿。
- 松本康太(レギュラー)『京都発!吉本決死隊』等に投稿。
- 三井秀樹 - 『アニメトピア』に投稿。
- 渡辺雅史 - 『伊集院光のOh!デカナイト』に投稿。
- ポアロ - 『伊集院光 深夜の馬鹿力』に投稿。
[編集] テレビにおけるハガキ職人
実例は少ないが、番組視聴者からのハガキ投稿によって成り立つテレビ番組も存在する。
[編集] ハガキ職人を輩出した主なテレビ番組
[編集] 雑誌におけるハガキ職人
[編集] ハガキ職人を輩出した主な雑誌
- ゲーメスト(新声社) - 読者投稿コーナー『ゲーメストアイランド』が人気を博す。特にイラスト投稿のレベルが高く、多数のプロ作家(新声社発行誌によるものを含む)が輩出している。後継誌の『月刊アルカディア』(エンターブレイン)においても『アルカディアフロンティアーズ』というタイトルで継続中。
- 週刊少年ジャンプ(集英社) - 2代目の読者投稿コーナー『ジャンプ放送局』は、ジャンプコミックスで単行本化されるほどまでに人気を博す。
- 週刊ファミ通(エンターブレイン) - この雑誌の読者投稿コーナー『ファミ通町内会』は、前身『ファミコン通信』(アスキー)が創刊された1986年に開始し、2008年現在も連載中。また、過去には『ゲーム帝国』というコーナーも掲載され、ファミ通町内会と共にコアな人気を博していた。
- 週刊SPA!(扶桑社) - 1993年から開始された投稿コーナー『バカはサイレンで泣く』が現在も連載中。ネタのレベルが高く、各業界にもその名前が知られている。
- 宝島(宝島社) - かつてこの雑誌に掲載されていた読者投稿コーナー『VOW』は、雑誌内から撤退した後も独自で出版され続けている。
- ファンロード(ラポート→大都社→インフォレスト) - 老舗のアニメ情報誌。内容の殆どを読者投稿コーナーに費やしているという独特の紙面構成を持つ。創刊当時から80年代は男性投稿者が中心だったが、90年代中期以降は女性投稿者がほとんどを占める。同人作家に投稿者が多く、ここからプロになった者も多い。
- 漫画ブリッコ(セルフ出版→白夜書房) - ハガキ投稿者に漫画を描かせ、デビューさせたことがある。これについて、後にハガキ1枚で漫画を描かせるのは無謀ではないかとの問いに、当時の編集者だった大塚英志は「はがき1枚で実力は十分にわかるもの」と答えている。
- オリコン・ウィークリー(現オリ★スタ。オリコン・エンタテインメント) - 読者投稿コーナー『オリコン通信』があり、投稿するハガキ職人は「寄稿士」(貴公子との洒落)と呼ばれていた。
- ビックリハウス(パルコ出版) - 誌面の殆どを投稿で構成していたサブカルチャー雑誌。現在廃刊。
- ポンプ(現代新社) - 誌面全てを投稿で構成していた。現在廃刊。
[編集] 特に有名な現役のハガキ職人
[編集] かつてハガキ職人だった有名人
ファンロード#元投稿者の作家も参照。
()内は、その人物が当時使用していたペンネーム。
- 有馬啓太郎 - 『ファンロード』に投稿。
- 井沢ひろし(どんちゃん) - 『ジャンプ放送局』に投稿。
- 板場広志 - 『コンプティーク』に投稿。
- 大槻ケンヂ(ビッグムーン大槻) - 『ビックリハウス』に投稿。
- 岡崎京子 - 『ポンプ』に投稿。
- 川島明(麒麟) - 『ファミ通町内会』に投稿。
- 北本かつら(竜王は生きていた) - 『ジャンプ放送局』に投稿。
- 鮫肌文殊 - 『ビックリハウス』に投稿。
- せきしろ - 『バカはサイレンで泣く』に投稿。
- 中根ケンイチ - 『VOW』に投稿。
- 浜崎達也(吟遊奇人) - 『ジャンプ放送局』に投稿。
- ばらスィー - 『ファミリーコンピュータMagazine』『ファンロード』『月刊コミック電撃大王』などに投稿。
- 町野変丸 - 『ジャンプ放送局』『漫画ホットミルク』に投稿。
- 松本康太 (焼き肉パンチ)- 『京都発!吉本決死隊』などに投稿。
- 八神健(邦宅杉太) - 『ジャンプ放送局』に投稿。
- 吉崎観音 - 『ファンロード』『ゲーメストアイランド』に投稿。
- 吉村智樹 - 『VOW』に投稿。
- 嶺本八美 - 『キャンディータイム』に投稿。
- ナンシー関 - 『ビックリハウス』に投稿。
- 山里亮太 - 『バカはサイレンで泣く』に投稿。
[編集] 関連項目
- 着信御礼!ケータイ大喜利 - ハガキに替えて携帯電話を用いて投稿する、即応性を活かした生番組。
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最終更新 2009年11月27日 (金) 19:48 (日時は個人設定で未設定ならばUTC)。
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