ハナショウブ

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ハナショウブ
肥後系ハナショウブ 雲井の雁
(六英咲き・覆輪系の大輪)
押田成夫(1965年

ハナショウブ
分類
: 植物界 Plantae
: 被子植物門 Magnoliophyta
: 単子葉植物綱 Liliopsida
: ユリ目 Liliales
: アヤメ科 Iridaceae
: アヤメ属 Iris
: ハナショウブ Iris ensata var. ensata
学名
Iris ensata Thunb. var. ensata (1794)
シノニム
  • I. ensata Thunb. var. hortensis
    (Maxim.) Makino et Nemoto (1931)
  • I.kaempferi Siebold ex Lemaine (1858)
明月院のハナショウブ

ハナショウブ花菖蒲Iris ensata var. ensata)はアヤメ科アヤメ属の植物である。シノニムI. ensata var. hortensis, I. kaempferi.

目次

[編集] 解説

ハナショウブはノハナショウブ(学名I. ensata var. spontanea)の園芸種である。6月ごろに花を咲かせる。花の色は、白、ピンク、紫、青、黄など多数あり、絞りや覆輪などとの組み合わせを含めると5,000種類あるといわれている。大別すると、江戸系伊勢系肥後系の3系統に分類でき、古典園芸植物でもあるが、昨今の改良で系統色が薄まっている。他にも原種の特徴を強く残す山形県長井市で伝えられてきた長井古種や、海外、特にアメリカでも育種が進んでいる外国系がある。

一般的にショウブというと、ハナショウブを指すことが多い。しかし、菖蒲湯に使われるショウブは、ショウブ科またはサトイモ科に分類される別種の植物である。

[編集] ハナショウブ、アヤメ、カキツバタの見分け方

どれも素晴らしく優劣は付けがたいという意味の慣用句「いずれがアヤメかカキツバタ」が、見分けがつきがたいという意味にも用いられることがある通り、ハナショウブ・アヤメカキツバタの同定は、慣れるまでは困難なことも多い。

見分け方として、堀切菖蒲園には次の記述の掲示がある(2005年6月現在)。

種別 花の色 花の特徴 適地 開花期
アヤメ 紫、まれに白 主脈不明瞭 網目模様がある
外側の花びらに黄色い模様がある
かわいた所に育つ 5月上旬~中旬
カキツバタ 青紫のほか
紫、白、紋など
主脈細小 網目模様がない
水中や湿った所に育つ 5月中旬~下旬
ハナショウブ 紅紫、紫、絞、
覆輪など
主脈太い 網目模様がない
花の色はいろいろある
湿ったところに育つ 6月上旬~下旬

外花被片(前面に垂れ下がった花びら)の模様での見分け方

種別 花の特徴
アヤメ 外花被片に網目模様がある
カキツバタ 外花被片に網目模様なし
外花被片に白い斑紋がある
ハナショウブ 外花被片に網目模様なし
外花被片に黄色い斑紋がある

[編集] 自治体の花

[編集] 花菖蒲の名所・花菖蒲園

水郷佐原水生植物園
堀切菖蒲園
北山公園菖蒲園
豊受大神宮勾玉池
城北公園菖蒲園
神楽女湖菖蒲園

北海道・東北

関東

中部

近畿

中国・九州

[編集] 関連項目

ウィキメディア・コモンズ

最終更新 2009年8月6日 (木) 16:00 (日時は個人設定で未設定ならばUTC)。
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