バター茶

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ドンモを用いてバター茶をつくるチベット僧

バター茶(バターちゃ)は、主にチベットを中心としたアジア遊牧民族の間で飲まれる飲料。

[編集] 概要

塩バター茶とも言われる。チベット語ではジャラダックインドジャンムー・カシミール州)ではグルグル・チャと呼ばれる。中国語では酥油茶(スーヨウチャ、sūyóuchá)と呼ばれる。モンゴルではツァイと呼ばれる乳茶にバターを入れて飲む。

遊牧民族の住む草原では茶は育たないため、全量を中国から輸入している。遊牧に際して携行するために、可搬性に優れた固形の餅茶を用いる。濃く淹れた黒茶の一種にヤクから分離したバター岩塩を加え、ドンモと呼ばれる専用の撹拌器具を使って、脂肪分を分散させて供する。主に女性が行ってきたドンモでの肉体労働を嫌って、ラサなどの都市部では、電動ミキサーを使うこともある。

乾燥した気候で失われがちな脂肪分と塩分を効率的に補給することができ、暖もとれるため、チベットでは良く飲まれている。また、チベット人主食であるツァンパを練るのにも使う。

チベット人で英国に渡ったリンチェン・ハモ氏は著書「私のチベット」で、バターは油分の多い紅茶用のクリームと同じと書いている。

最終更新 2009年10月22日 (木) 21:38 (日時は個人設定で未設定ならばUTC)。
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