バトルフィーバーJ

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バトルフィーバーJ』(バトルフィーバージェイ)は1979年(昭和54年)2月3日から1980年(昭和55年)1月26日まで、テレビ朝日系列局の土曜日18時-18時30分枠にて全52話が放送された東映製作の特撮テレビドラマシリーズ「スーパー戦隊シリーズ」の第3作目である。シリーズでは唯一、作品タイトルに漢字が使われていない。

現在の「スーパー戦隊シリーズ」へと到る転機となった作品でもあり、昭和から平成にかけての数年間はシリーズの第1作として扱われていたこともあった。これは本作以前の『秘密戦隊ゴレンジャー』と『ジャッカー電撃隊』が石ノ森章太郎原作の「戦隊シリーズ」、本作以降は原作者の名義が八手三郎の「スーパー戦隊シリーズ」、と区別されて認識されていたためでもある。一説によればスーパー=巨大ロボットを指しており、ロボットを有さないゴレンジャー、ジャッカーは除外されていたが制作会社の東映が認可したため、前述の作品もシリーズに含まれた、ともされている。


注意以降の記述で物語・作品・登場人物に関する核心部分が明かされています。


スーパー戦隊シリーズ
第2作 ジャッカー
電撃隊
1977年4月
~1977年12月
第3作 バトル
フィーバーJ
1979年2月
~1980年1月
第4作 電子戦隊
デンジマン
1980年2月
~1981年1月

目次

[編集] あらすじ

世界各地に様々な怪奇現象が起こる中、謎のこうもり傘の美女の手により国防省の重要人物が次々と殺されていった。

それを知った倉間鉄山将軍は、4人の精鋭から成るバトルフィーバー隊にその調査を命じた。4人は、捜査途中に謎のこうもり傘の美女そっくりの女性捜査官ダイアンと出会う。こうもり傘の美女を影で操る秘密結社エゴスに父を殺されたダイアンを加えた5人に、鉄山将軍はバトルスーツを与え、世界の混乱を目論むエゴスの討伐に向かわせた。

巨大ロボット・バトルフィーバーロボの設計図の争奪戦が繰り広げられる中、エゴスも悪魔ロボットを完成させる。その第1号・バッファローロボをバトルフィーバー隊は完成したばかりのバトルフィーバーロボで迎え撃ち、勝利した。戦士たちの激しくも苦しい戦いは、始まったばかりである。

[編集] 概要

[編集] 本作の特徴

本作はマーベル・コミック社と東映の業務提携によって、前年に制作した日本版『スパイダーマン』における視聴率や商品化収入の成功を引き継ぐ意味でも、マーベル社所有のキャラクター使用契約も視野に入れて企画された作品である。本作の放映前の仮題は『キャプテンジャパン』[1]で、その題名での新番組企画書が現存する。当初は『キャプテン・アメリカ』を参考としたキャプテンジャパンが主人公の作品として製作が進んでいた。東映傘下の広告代理店である東映エージエンシーが『忍者キャプター』によって確保した、東京12チャンネル水曜日19時30分-20時枠における放送も想定した上で、企画が進行していたと推測される。

しかし、東映エージエンシーが『超電磁ロボ コン・バトラーV』によって確保した、テレビ朝日土曜日18時-18時30分枠を、『闘将ダイモス』の早期終了によって1979年2月には失いかねない危機が発生した。そこで本作は、東映エージエンシーの機転によって放送枠を交換し急遽、テレビ朝日の土曜日18時-18時30分枠における放送が決定した。同時に、『闘将ダイモス』の次回作として企画されていた『未来ロボ ダルタニアス』は、『スパイダーマン』終了後の1979年3月21日から、東京12チャンネルの水曜日19時30分-20時枠において放送が開始された。こうした事情から本作の製作スケジュールは逼迫した。

やがて諸事情により吉川進が平山亨から本作を引き継ぎ、企画の骨子「ダンスのリズムで細胞変化を起こし、変身する超人」も平山案からそのまま受け継がれた。ただし、高久進が第1話の脚本を執筆した段階で「踊りを武器に戦う」という骨子の部分はそれほど意識されず、初期企画はオープニング映像や本編の一部に残されるのみとなった。またアメコミ色の強かったタイトルや名称に異論が出て、『バトルフィーバーJ』やバトルジャパンなどのように修正された。 なお、前記の『キャプテンジャパン』の題名での企画書を、後に名称のみ変更された『バトルフィーバーJ』題名の新番組企画書も存在する。

本番組は明確に『スパイダーマン』の後番組として構想されていたわけではなく、吉川進をチーフプロデューサーとして製作開始された『スパイダーマン』の進行を見つつ、平山亨プロデューサーを中心にして案が練られた「マーベルコミックスの別路線」という意味合いが強い。 そのような企画経緯もあってか、放送当時の本作は『秘密戦隊ゴレンジャー』や『ジャッカー電撃隊』の流れよりも、むしろ『忍者キャプター』や『スパイダーマン』の流れに沿って作られていた節が感じられる。 作品内容としては『ゴレンジャー』のスパイアクション的な要素を踏襲してる面が強く、正義側の組織図なども継承されている。怪人においても『ゴレンジャー』の「仮面怪人」を踏襲してるものが多く、怪人でも、青スジ仮面⇒青スジ怪人など、全く同等のものも存在した。現行の『スーパー戦隊シリーズ』のベースは次作『電子戦隊デンジマン』からの要素が強く、本作は少し異彩を放った作品と成っている。

五人組のグループヒーローという骨子に加えて、『ゴレンジャー』『ジャッカー』では使用されなかった巨大ロボット「バトルフィーバーロボ」やロボを輸送する巨大母艦「バトルシャーク」の登場など、後のメカによるスーパー戦隊シリーズにおける基本的なフォーマットは本作において確立された。

この巨大ロボットと巨大母艦の組み合わせをコンビネーション・システムと呼ぶ。当時、好調だった『恐竜探険隊ボーンフリー』の「ボーンフリー合体セット」に対抗して発案されたものである[2]

本作に登場するキャラクターは、ミスアメリカをのぞいて、すべて東映のオリジナルキャラクターである点が、日本版『スパイダーマン』とは異なる。当初は前述の「キャプテンジャパン」を中心としたチームだった。キャプテン・アメリカをリーダーとするヒーロー集団「アベンジャーズ」を参考にしたとされるが、むしろ東映側としてはアメコミヒーローを日本的にアレンジすることの難しさから、『ゴレンジャー』的な集団ヒーローのヒット作を参考に、という考えが強かった。

だが、ごく早い段階でキャプテンアメリカがマーベル側の事情で使用することが不可能になった[3]。同じくマーベルのキャラクターであるミスアメリカ(Miss America)が代案として提示され、これを元にデザイン作業が行われた[4]。ミスアメリカ自身も大幅なアレンジが施され、引用されたのは胸の星条旗をアレンジしたマークデザインのみで、実質上名前だけ共通する東映オリジナルキャラクターと言ってよい。玩具においては、一部ミスアメリカだけ版権の問題で発売出来ないものがあり、乗用マシーンも制作が間に合わず劇中では市販の乗用車やバイクが使用されたため商品化されなかった。

キャプテンアメリカという名称は、東映の「公式」設定においては名称、デザイン共に一切使われていない。マーチャンダイジングライツレポート1978年12月号ではミスアメリカはキャプテンアメリカという名前で掲載されている。また当時の販売商品には「地球を守る5人のバトルマン」という表記もあり、商標としてのネーミングが一つに徹底されていない状況だったようである。バトルフィーバーロボ、巨大ロボットバトルフィーバー、といったロボの名称も同様である。

『スパイダーマン』で好評だった、日本独自設定の巨大ロボットが引き続き採用された。スーパー戦隊の流れが意識されていなかったため、デザインも他の戦隊とはかなり趣が異なっている。マスクはその後のスーパー戦隊シリーズで一般的なゴーグル調のデザインとは異なり、アメリカン・コミックスのヒーローのような「目」を持つデザインである。『ジャッカー電撃隊』までのマントに代わり、全員が白いマフラーをなびかせている。また、放映時は「五色の戦士」というパターンも前面に出てはいなかったが、後年になって他のスーパー戦隊と設定を揃える意味で各員の「色」が設定されている。なお、シリーズにおいて放送時に明確な色設定がされてないのは本作と『電撃戦隊チェンジマン』のみ[5]である。

作品タイトルのネーミングは、前年の1978年に公開されたアメリカ映画『サタデー・ナイト・フィーバー』が大ヒットし、1979年日本で「フィーバー」が流行語となっていたことの反映である。「フィーバー」をタイトルに入れるアイデアは、当時東映テレビ部部長だった渡邊亮徳による。

本作から『超新星フラッシュマン』(『大戦隊ゴーグルファイブ』は除く)は2クールの予定でスタートし好評により4クールに延長と言うスタイルになっている。

目をかたどった造形の戦士は本作のみである。(例外として『光戦隊マスクマン』は企画当初本作のようなスタイルだったが没案になった。X1マスクの造形はその名残で本作とよく似ている。

高速戦隊ターボレンジャー」の第1話「10大戦隊集合 頼むぞ! ターボレンジャー」でのバトルフィーバーJの5人が登場した。当時は本作から数えていたためピンクターボから「初代スーパー戦隊」と紹介されている。

放送当時の雑誌展開は、講談社テレビマガジンが中心で、小学館てれびくんは、一切掲載していなかった。ただし1981年以降からは、てれびくんではブロマイド商品他等の写真を掲載している。

[編集] 配役について

開始当初は潮建志が敵幹部のヘッダー指揮官役を演じていたが、覚醒剤所持容疑により逮捕され、第4話でゲスト出演をしたばかりの石橋雅史が急遽ヘッダー役を演じることになった。潮の逮捕は放送が開始されて間もない3月第1週だったことから、未放送地域も含まれた地方局への悪印象を防ぐ意味でも、過去に潮が演じた映像を可能な限り石橋の映像に差替え、保存用ネガを改変していた。映像の差し替えについては、ヘッダー指揮官の映像の差し替えについてに詳述。改変後のネガは石橋ヘッダーが原版扱いとなって久しく、初回放送時のフィルムも経年劣化が著しい上に所在が不明となっている。

初代バトルコサックには『秘密戦隊ゴレンジャー』のミドレンジャー / 明日香健二を演じた伊藤武史(ゴレンジャー時は伊藤幸雄)、2代目バトルコサックには『人造人間キカイダー』のキカイダー / ジローなどを演じ、既に中堅俳優としてのキャリアも持っていた伴直弥を起用。

また主演俳優達の年齢にしても谷岡弘規は当時29歳、倉地雄平は当時27歳、伴直弥は当時32歳といった具合に、一定の演技力を備えた中堅俳優を揃えている。

バトルケニア・曙四郎役にはスタントマンとして活躍してきたJAC大葉健二が起用された。彼はスタントマン経験に加え、四郎の明るく楽しい役柄を特徴付けるコミカルな演技が予想以上の人気を集めた。大葉は「当時、母親層からもファンレターが来たのは驚いた」と後に回想している。彼は後楽園ゆうえんちで行われていたショーにも「マスクのみを外したバトルケニア」として特別出演した。大葉は翌年の『電子戦隊デンジマン』でもスーツアクターを兼ねたレギュラー役、そして単独主人公役の『宇宙刑事ギャバン』へと抜擢された。

倉間鉄山将軍役としては東映時代劇の名優東千代之介が招聘された。DVD第2巻の吉川進プロデューサーインタビューによれば、吉川と「東京放映」社長・香山新二郎は懇意であり、東京放映所属の東千代之介とも交流があったため、声をかけやすかったという。

後に声優業へと転身しアニメ番組『タッチ』にて一躍脚光を浴びることになる、日高のり子こと伊東範子がレギュラー出演している。またビューティ・ペアとして活躍し、引退間もない頃の元女子プロレスラーマキ上田が悪役として途中からレギュラー入りしている。

[編集] 巨大戦の特撮について

本作の巨大ロボットであるバトルフィーバーロボが、本格的に登場したのは5話からである。

当時は、村上克司によるデザイン決定が遅れたことで着ぐるみ製作にも更なる時間を要していた。特撮監督矢島信男が松竹映画『夜叉ヶ池』の仕事に関わっていたこともあり、特撮場面の撮影スケジュールは1話の放送に間に合わないことが早期に判明していた。

そこで1話から4話までの脚本は巨大ロボットは建造中という設定で制作され、5話において完成したバトルフィーバーロボは印象的なデビューを果たすことになる。なお1話から4話までにおける建造中の場面や、5、6話におけるミニチュアや着ぐるみを駆使した戦闘場面の数々は円谷プロダクション出身の特撮監督である佐川和夫が矢島の描いた絵コンテを基に演出しており、劇中では未使用に終わった場面もエンディング用の映像素材や後のエピソードなどにおいて流用されていた。後に矢島は13話などにおいて、特撮場面の新規演出を行ったようである。

7話から参加のアクション監督(当時は技斗と表記)である金田治は、巨大戦の演出も同時に担っていたことが双葉社から発売中の書籍インタビューで明らかになっており、近年の東映作品に顕著な「ミニチュア演出は特撮監督の管轄」「着ぐるみ演出はアクション監督の管轄」という効率重視の制作方針は、本作をきっかけに確立したものと推測される。劇中での完成映像を観る限り、7話以降の巨大戦は金田の演出意図に基づいて特撮研究所のスタッフが撮っていたと推測されるが、具体的な参加スタッフ名については今でも不明である。49話からは『メガロマン』を終えたばかりの山岡淳二が等身大戦の演出を任されていたらしく、一方の金田は巨大戦の演出に専念していた模様。

巨大戦と等身大戦の2元中継も本作のみの特徴である。本来は5人操縦が基本だったが、第3クールからはジャパンが単独で巨大ロボ戦を挑みながら、残り4人が等身大のエゴス怪人と戦うという演出が披露された。

[編集] 登場人物

[編集] バトルフィーバー隊

国防省FBI からの精鋭を集めて結成されたのがバトルフィーバー隊である。またメンバー全員がそれぞれ世界各地のダンスを基礎とした戦闘術を習得している。

通信機である「バトルシーバー」の内部より強化服『バトルスーツ』が射出されるという設定だが、それが劇中で描かれているのは第24話での、ダイアン・マーチンから汀マリアにバトルスーツが引き継がれるシーンのみ。通常は「フィーバー!」の掛け声と共に、ダンスのようにくるっとターンすることで変身する。本作では変身の描写がさほど重視されておらず、場合によっては掛け声やターンも省略されることがある。決め技は、5人の武器を組み合わせて放つ「ペンタフォース」。シリーズ途中でメンバーが2人も交代しているのは、戦隊シリーズでは本作のみである。またシリーズでは初の第1話以前から結成されていた組織でもある。

エゴスや一般人には正体を隠していた。


伝 正夫(でん まさお) / バトルジャパン
アジア代表の戦士。バトルフィーバー隊のリーダー。性格は真面目で一直線であるが、大人のユーモアも解する粋な男。空手や功夫などの格闘技を身に付けており、戦闘時にはそれらを駆使した「カンフーダンス」を取り入れている。単身でバトルフィーバーロボを操縦したこともあった。高校時代は、野球部で甲子園を目指していた。専用武器は。後年の公式設定では、レッド戦士扱い(スーツは白地に赤いライン)となっている。一癖も二癖もある他メンバーの纏め役を演じることが多く、意外にドラマの中心になる話は少ない。昔山で修行中に月影一族に助けられ彼らと知り合いとなっており、第44話では、それを生かして事件を解決した事もある。
白石 謙作(しらいし けんさく) / バトルコサック(初代)
ユーラシア代表の戦士。変身後の頭部はロシア帽をイメージしたものであるが、スフィンクスのような形である。また、戦闘服の胸部には、当時のソ連の国章だった赤地に金色のハンマーと鎌のエンブレムが描かれていた。バトルフィーバー隊の初代サブリーダー。中央アジアで生まれた孤児で、教会神父に引き取られたがほどなくして彼が地上げ屋に殺されたためその後は鉄山将軍に拾われ育てられた。若き科学者で落ち着いていて、性格は心優しい。パチンコが大好きで、「確率の研究」と称してよくパチンコ店に出入りしていたほど。その一方で短気で怒りっぽいところがあり、無茶をし過ぎるのが欠点。戦闘時には、帝政時代のロシアに南ロシアからウクライナに定住していた勇敢な騎兵「コサック」の流れを汲むパワフルな戦法「コサックダンス」で戦い、周囲の敵に連続で足払いを決める「コサック回転キック」、ジャンプしながらの両手パンチ「ダブルパンチ」、空中で両足を開いて左右の敵を同時に蹴るタイプと、両脚飛び蹴りを決めるタイプがある「ダブルキック」といった応用技で敵を蹴散らす。第33話で、エゴスに父を殺された少女の心を開こうとして「血の臭いがする」と言われた戦闘服を持たずに外出したところをエゴスに狙われ、凶弾に倒れ、死亡。戦隊シリーズでは2人目の殉職である。
なお、バトルコサックの交代劇は、謙作役の伊藤武史が結婚を理由に降板したためで、当初は予定されていなかった。一説では、伊藤とバトルジャパン・伝正夫役の谷岡の不仲説もある[6]
謙作・誠の両者とも、変身後の専用武器は(サイ)という沖縄伝来の三つ又の剣状の武器。変身前でも使用可能。
竹書房刊の『スーパー戦隊画報 第1巻』では「ソ連はイエロー系ではない」と書かれていたが、後年の公式設定では、イエロー系戦士扱い(スーツは橙色ベースに黒いライン)となっている。なお、イエロー系NO.2はシリーズでは珍しく、他には『超獣戦隊ライブマン』・『百獣戦隊ガオレンジャー』・『魔法戦隊マジレンジャー』・『獣拳戦隊ゲキレンジャー』の4作品のみである。
神 誠(じん まこと) / バトルコサック(2代目)
謙作の国防省時代の先輩で射撃の名手。助手を装い三村博士の護衛していたが博士がエゴスに殺害されたためにスパイの疑いをかけられ、さらに謙作が戦死したため復讐の意から2代目バトルコサック及びサブリーダーとなった。短気で怒りっぽいところがあった謙作とは対照的に伝正夫の上を行く冷静さを持っている。その性格故か、不言実行の一匹狼タイプで他のメンバーと距離を置く場面も見られた。この役を急遽演じることとなった伴直弥の年齢も考慮され、レギュラー戦士では最年長の32歳という設定となった。かつて警察官である弟を闇将軍に殺されており、その復讐の機会を伺っていた。射撃の名手であるためか、常にを数丁ほど携帯している。
第45話では、『キカイダー01』の主人公であるイチローのトランペットでの登場シーンを再現してみせたが(音楽も流用された)、伴がかつて演じていたのは、イチローではなく、その弟でギターを使用する『人造人間キカイダー』の主人公のジローである。
なお、伴は『秘密戦隊ゴレンジャー』でも伊藤武史(明日香健二)の先輩を演じている。
EDでは、映像に合わせるために誠が謙作の服装をしているシーンがある。
志田 京介(しだ きょうすけ) / バトルフランス
ヨーロッパ代表の戦士。性格はキザで、親からそれを直すために国防省に入れられたという裏設定がある。魚の生臭さが嫌いで、オシャレにも気を遣っている。美容師でもあり、ヘアデザイナーとしての腕前は超一流。戦闘時には、得意のフェンシングと、フラメンコを基本とした「スパニッシュダンス」を用いる。フラメンコはスペインの踊りだというツッコミもあるが、「ヨーロッパ」代表のため問題はない。名乗りの際は、カスタネットの音のような手拍子がけたたましく鳴る。女性にはめっぽう弱い。温厚ではあるが、意地っ張りでムードメーカー的な性格でもある。四郎とは性格が違うが馬があう模様。専用武器はサーベル(エペ)で、投げて使うことも多い。後年の公式設定では、ブルー戦士扱い(スーツは白地に青いライン)となっている。コサックを抜いて2番手扱いを受ける時もあり、『ゴレンジャー』の様に番号が記載されていないので一定しない。本作ではケニアと並んでドラマの中心になる話が多い。
曙 四郎(あけぼの しろう) / バトルケニア
アフリカ代表の戦士。やや日本人離れした風貌をしている。たくましい野生児で、非常に明るく楽しい性格、かつ図太い神経の持ち主。何でも食べる大食漢。動物と会話が出来る特殊技能を持つ。なぜか京介と気が合う。第26話では、ホウタイ怪人に「若くして禿げる」と宣告されてしまった。戦闘時には、俊敏な動きを得意とした「トロピカルダンス」で敵を翻弄し、蹴散らす。崖を駆け上り、身軽に回転しながら敵を倒す「アニマルアクション」も得意。悪魔ロボットが登場するたびに「また出やがった!」という決まり文句を叫ぶことが多い。スーツアクター兼任の大葉が演じたため、変身前のアクションシーンも他のメンバーより激しいものが多くなっている。専用武器は。他のメンバーと比べて主役を演じるエピソードが多い。
後年の公式設定ではブラック系戦士として扱われているが、当時は「黒=悪役の色」というイメージが強く、グリーン扱いされることも多かった(スーツも黒地に緑のラインで、どちらともとれるデザインとなっている)。本作のDVDで、パッケージ表面のキャラと背側の巻数数字の色との対応は、バトルジャパンがレッド、バトルコサックがイエロー、バトルフランスがブルー、ミスアメリカがピンクと公式の色設定と合致しているが、バトルケニアがパッケージの際の数字はグリーンである。最初から正式にブラック戦士として扱われているのは「大戦隊ゴーグルファイブ」のゴーグルブラックからである。
マーベルコミックスのブラックパンサーに似ているがマーベルコミックス提携とは無関係。
ダイアン・マーチン / ミスアメリカ(初代)
アメリカオセアニア代表の戦士。バトルフィーバー隊の紅一点で、FBI秘密捜査官のアメリカ人。父のボスナーと共に来日するが、父はその際、コウモリ傘の女に殺害されている。日本語も達者で、相当な潔癖症でもある。性格は冷静沈着だが、気が強い。水泳が得意でビキニの水着姿でプールで水泳をしていることも多く、何度かスレンダーなビキニの水着姿を披露した。戦闘時には「ディスコダンス」で敵を蹴散らす。専用武器は手裏剣。第24話で、来日していた妹のキャサリンがエゴスに誘拐され、彼女をエゴスの手から救い出すも、ドラキュラ怪人の吸血牙攻撃により倒れ、妹の護衛役だった汀マリアにスーツを託した。その後、体調は回復したが、妹が誘拐された際に妹のペンダントにあったダイアンの写真によりエゴスに正体が露見したこともあり、妹と安全に暮らすためバトルフィーバー隊を脱退し、アメリカへ帰国した。
初代ミスアメリカ役のダイアン・マーチン(役名同じ。オープニングでは「D.マーチン」と表記)は、当時の人気モデルで、スケジュールの都合が次第につかなくなり、交代を余儀なくされた。なお、モデル出身のためアフレコが不得手で、変身後のスーツアクトレスであり、かつて「秘密戦隊ゴレンジャー」でペギー松山(モモレンジャー)を演じていた小牧リサが、アフレコを担当した。画面上の口の動きを見ているとわかるがダイアンは日本語のセリフを話しており、英語しか話せないわけではない様子である。
後年の公式設定では、ピンク戦士扱い(スーツは薄めの桃色ベースに濃い水色が配されている)となっている。ドラマでは脇に回ることが多かったが、第24話(降板する回)では主役を演じている。彼女だけが変身後も「ダイアン」と呼ばれる。
古城武司によるコミカライズ版においては、重傷を圧してゴースト怪人およびゴーストロボットと戦い抜き、バトルフィーバーロボのコクピットで息絶えるという壮絶な最期を遂げている。
交代理由が戦死ではなく、「アメリカに旅立つため」というのは「太陽戦隊サンバルカン」の初代バルイーグル/大鷲龍介の交代と同じで交代話数も近い
汀 マリア(なぎさ マリア) / ミスアメリカ(2代目)
ダイアンの代わりに2代目ミスアメリカとなった、元FBI捜査官。第24話より登場。ダイアンの妹・キャサリンの護衛役として来日した縁でバトルフィーバー隊と知り合い、戦闘中に負傷したダイアンからスーツを託された。アクティブな性格でバトルフィーバー隊のムードメーカーとなり、ダイアン以上の行動力でチームの戦力を引き上げた。ダイアン同様に水泳も得意で、ビキニの水着姿で水泳をしていることもあるが、そればかりでなく新体操を中心としたスポーツ全般が得意である。変身後も柔軟な体を生かした身体能力を武器にしており、水中戦も得意。第47話では、剣道を応用したバッティング技「唐竹割り打ち」を身につけ、ヒダリテ怪人に操られた野球選手の、時速200キロの剛速球をコマンドバットで打ち返した。
仲間内での金銭の貸し借りなどは、あまり好まない性格だった。過去に、弟のように可愛がっていた少年をエゴスに殺害されたことがある。彼女が登場してからは割とメンバーの各話の主軸がバランス良くなって来る。「ダイアン」とは違い変身後は従来通り「アメリカ」と呼ばれる。FBI時代はダイアンの父でFBI捜査官であるボスナー・マーチンから指導を受けていた。キャサリンの護衛を任されたのもその縁からであった。
倉間 鉄山(くらま てつざん)将軍
バトルフィーバー隊の最高司令官。国防省の重鎮であり、バトルフィーバー隊の創設者。藤波白雲斎の許で剣術・一光流を学んだ剣術の達人。その腕前は、バトルフィーバー隊の必殺技「ペンタフォース」が効かないエゴス怪人「四面怪人」を一刀両断し、またヘッダー司令官との一騎打ちに勝ってしまう程。
厳格かつ冷静な思考回路の持ち主で、その優れた思考力と行動力については、敵であるサタンエゴスでさえ高く評価した程である。初期においては、バトルフィーバー隊がマイペースで緊張感に欠けていたため、彼らを厳しく叱責する場面もしばしば見られた。劇中フルネーム以外は苗字ではなく名前で呼ばれていた。
スケジュールの関係からか、将軍の出演場面はほとんどがアフレコではなく、同時録音で撮影されている。
中原 ケイコ(なかはら けいこ)
バトルフィーバー隊の連絡員。18歳。主な任務は、基地内での通信業務や、バトルシャークの発進準備。ロボ開発中は、鉄山将軍のアシスタント的な業務もこなした。素性を隠して街で諜報活動を行う場合もあり、その際にレンタカー会社やスナックケニヤに勤務して、隠れみのにしている。隊員たちやマサル(ケイコの弟)とともに遊びに出かけることも多く、マスコット的な存在でもある。
青葉 ミドリ(あおば みどり)
バトルフィーバー隊の連絡員。普段はレコード店に務めている。得意の変装を生かして諜報活動を行う。
上野 トモコ(うえの ともこ)
ミドリに代わり、バトルフィーバー隊に配属された連絡員。ケイコのマンションの隣に住む。
中原 マサル(なかはら まさる)
ケイコの弟。小学2年生。
上野 ユキ(うえの ゆき)
トモコの妹。
浜村 昭夫(はまむら あきお)
ケイコが「表向きの職業」として勤めているレンタカー会社の主任。彼女の正体には気付いていない。自分の店の車(実はバトルフィーバーカー)をツケで乗り回す正夫を暴走族だと思っているらしい。
青木 茂雄(あおき しげお)
スナック「ケニヤ」のマスター。自分の店のトイレにバトルフィーバー隊の秘密の連絡通路があることを知らず、四郎がトイレから出てこないことを不思議に思うことがあった。
逗子マリーナの会員券を所有しているが、第28話でそれを四郎に無断使用されてしまった。
九太郎(きゅうたろう)
鉄山将軍が作ったロボット九官鳥。名目上はマスコットだが、実質的にはお目付け役。初期のバトルフィーバー隊は仕事とは無関係の方向に暴走することが多かったため、頻繁に叱責を繰り返していた。口が悪く、何かにつけてメンバーの神経を逆撫でしている。そのためメンバーとの折り合いは悪く、謙作には真っ二つにされた事が一度ある。ピンチの際には、口から冷凍ガスを吐く。

[編集] 秘密結社エゴス

サタンエゴスを神とみなすエゴス教を母体とした秘密結社。首領であるサタンエゴスの言葉は、神官を務めるヘッダー指揮官を通して一般構成員に伝えられる。現代科学の枠組みを超えた「原始科学」を使い、様々な怪人を生み出す。

[編集] 首領・幹部

サタンエゴス
神として崇められる正体不明の人物で、エゴスの首領。黒い頭巾とローブで、手も顔も見えない。怪人製造カプセルに遺伝子伝達光線を発することで怪人を誕生させる。最終話では自ら巨大化してバトルフィーバーロボと戦う。強大な超能力で猛烈な風を発生させて大いに苦しめたが、電光剣をロケット噴射で投げつける技「電光剣ロケッター」に敗れる。その正体は謎のまま明かされることはなかった。
ヘッダー指揮官(第1~51話)
サタンエゴスに絶対の忠誠を誓う神官にして剣術「邪神流」の達人。「邪神流」は、倉間鉄山将軍の「一光流」と対立関係にある流派。怪人より格下であるため、彼らの無理難題に振り回されることも多かった。武器はから出す怪光と。鉄山に敗れ、ヘッダー怪人として復活するもペンタフォースに敗北。しかし、目玉だけがフィーバー基地に潜入し再び蘇る。時限爆弾で基地を爆破しようとしたが、寸前九太郎の冷凍ガスで凍結させられバトルコサックの熱線銃で消滅した。弟のへッダーロボットは唐竹割りを破るほどのパワーを誇ったが、唐突に編み出したバトルフィーバーパワーで倒される。
潮建志版と石橋雅史版では頭部の装飾の形状の他、雰囲気や言葉遣いが異なっている。
サロメ(第19~52話)
ヘッダー指揮官の弟子。アメリカ支部にその人ありと言われていながら、なぜか当初はその存在はサタンエゴスに知られていなかった。レスリングを主体とした格闘術で戦う。変装の名手で、ペンタフォースに耐える強靭な身体の持ち主。「世界最強の美女」の異名を持つ。彼女の持つ手鏡は光線を発射可能な上、打撃武器としても使用可能で、発信機も内蔵されている。スーパー戦隊史上初の悪の女性幹部である。最期はエゴスを裏切ったと見せかけてバトルフィーバーを罠にかけるも、サタンエゴスの脱出によって発生した瓦礫の下敷きになり、その死による基地爆発により死亡した。
怪人製造カプセル
サタンエゴスが怪人を誕生させる際に使用する、大型カプセル。実はこれ自体が生物であり、喋る事も飛行する事も、体から機関砲を出す事も可能。バトルフィーバーを体内に取り込んで、バトルフィーバー怪人を作ろうと企むが、これが仇となり体内から心臓を破壊され消滅した。

[編集] その他

エゴス怪人
コウモリ怪人、スポーツ怪人など。サタンエゴスによって生み出される彼らはその息子(娘)として扱われ、ヘッダー達からは「御子(みこ)」として崇められている。つまり、ヘッダーやサロメより地位が高くランク内では幹部とサタンエゴスの間に位置する。初期の怪人はカットマンと同じように腰にエゴスマークのベルトを付けていた。基本的に巨大化する能力はないが、例外が何体か存在する。また、ハイド怪人やゲンソウ怪人の様に人間を改造した者も存在する。
格闘技怪人と怪人バラリンカはスーツではなく衣装を着た人間が演じており、ロボも同様だったために必殺技が決まるシーンが存在しない。
第1話のこうもり傘による暗殺手法は、テロ組織「赤い旅団」が実際に用いていたものである。
悪魔ロボ
怪人の弟や妹(それぞれの性別と同一)と称される、基本的に怪人と同型の巨大ロボットで、頭部にエゴスのシンボルが付加されている。怪人が死ぬ時の「弟(或いは妹)よー!」という絶叫に呼び寄せられて出現するのが基本パターンだが、怪人が悪魔ロボを呼んだ後にバトルフィーバー隊が怪人を倒すという展開も多い。また、ジャパンが単独もしくは数人を伴いバトルフィーバーロボに搭乗し、残りのメンバーが怪人と戦っている最中に悪魔ロボとの戦闘を開始することもあった。なお、5話以降の怪人でも魔術怪人、黒仮面怪人、カラクリ怪人はロボットが存在しない。
カットマン
一般戦闘員。黒とグレーに彩られた覆面と服を着ている。分子細胞を振動させ壁などを通り抜ける特殊能力を持つ。主な武器はマシンガン
エゴス戦闘機
一人乗りの小型戦闘機。機体色は黒。武器は機体側面の2門の機銃。三機編成で攻撃を行なう。

[編集] バトルフィーバー隊の戦力

[編集] 装備・能力

コマンドバット
5人の標準武器で5つの個人武器に変形する万能棒である。単体で投擲し「バトルファイヤー」として爆発させることが可能であり、また合体させて「ペンタフォース」としても威力を発揮する。敵の光線を反射するアークミラー(ドグウ怪人の光線を跳ね返した)、ロープ、ヌンチャク(36話と45話で使用)にも変形可能。
バトルファイヤー
コマンドバットをクロスさせて高エネルギーを発生させる。
ペンタフォース
コマンドバットを合体させた必殺武器。砲台状に合体させて破壊ミサイルを発射する「バズーカタイプ」と、五角形状に合体させて敵に向かって飛ばす「ブーメランタイプ」がある。いずれの場合も、5人が正面を向いたまま、頭上に放り投げられたコマンドバットが空中で自動的に合体する。
「バズーカタイプ」 は主に初期で使用された。4話までは、5人がジャンプして空中で「BF」の人文字を作ってからコマンドバットを合体させていた。ジャパンがメインとは限らず各話の主軸の戦士が真ん中に来る事が多い。
「ブーメランタイプ」 は15話から使用された。空中で合体したコマンドバットがそのまま回転しながら怪人に向かって飛んでゆく。なお、5人が一定の範囲内にいれば必ずしも集合する必要は無いらしく、ジャパンがバトルフィーバーロボの操縦席から、他の4人が地上からコマンドバットを投げるという描写も見られる(但し射程距離に限界もありダイアン=アメリカが不在の時にバトルシャークに搭乗させ呼び寄せた例もある)。基本ジャパンを先頭に陣形が組まれる。ペンタフォースの名の如く「星」型のブーメラン。
バトルショット5
5人が持つ、ナイフ付きの銃。変身前に使用することもある。
ジェットオン
ジェットシューズ(ブーツ)からのジェット噴射で大きくジャンプする。主にロボ搭乗時に使用する。
バトルシーバー
5人が左手に装着している通信機。前述のように、普段は内部に強化服が収納されているという設定である。
熱戦銃
51話でコサックがヘッダー怪人を焼き尽くすために使用した、熱線を発射する銃。
精神統一
ゴースト怪人の分身攻撃を見破った。

[編集] メカニック

ビッグベイザー
海底移動基地。バトルシャークを収容して海底に潜む巨大要塞である。
バトルシャーク
万能戦闘母艦。バトルフィーバーロボを戦地まで輸送する他、単機での空中戦も行う。ロボの各種武器を収納しており、必要に応じて射出してもいる。ジャパンが指揮と主に操縦、フランスとアメリカが索敵や機体のモニタ、コサックとケニアが兵装を担当している。ナバロン砲、爆雷、船尾・ウイングミサイル、マジックハンド等を装備。全長150メートル、重量はロボ収納時に8千トン、最高速度マッハ5。メンバーが搭乗していない場合でも、オートパイロット機能がある。
百獣戦隊ガオレンジャーvsスーパー戦隊』にもバトルジャパンと共に登場。ゴレンジャーのバリドリーン、ジャッカー電撃隊のスカイエースと共に、歴代戦隊メカ総攻撃の先陣を切った。
バトルフィーバーカー
バトルジャパン、ミスアメリカ専用のスーパーカー。最高時速400km。ベースはマツダ・RX-7(SA22C)。普段は浜村のレンタカー会社に置かれている。外見は普通のスポーツカーで変形等は一切しない。
スリーマシーン
バトルフランス、バトルコサック、バトルケニア専用のスーパーバイクである。ミサイルにも耐えられる装甲を誇る。最高時速350km。呼称は話によって様々。ヘッドライトの脇に各々の担当の国旗が付いている。

[編集] バトルフィーバーロボ

倉間鉄山将軍の指揮の下、バトルフィーバー隊のために建造されたISO合金製の巨大ロボット。

上半身は日本の鎧武者、下半身は西洋の鎧騎士をモチーフとし、赤と黒をベースに、黄色をアクセントとした配色が施された、重厚な意匠が特徴。当時はまだスーパー戦隊シリーズに巨大ロボットの変形や合体といった現在でいうところのスーパーロボット的な概念が持ち込まれていなかったため、それらの機能に左右されていないデザインは、良い意味でシンプルかつスマートな形状に仕上げられている。これらの事から、同シリーズに登場した歴代ロボットを見渡した中でも孤高の存在感を維持し続けている。

当初は操縦席にシートベルトが存在しなかったため、バトルフィーバーロボが大きな衝撃を受けて転倒したような場合には、搭乗中のバトルフィーバー隊が操縦席から投げ出される描写があった。なお、第11話からは4点式シートベルトが装備されている。第13話のように2点式シートベルトとして利用する描写も存在している。操縦室は腰のバックルに相当する箇所にあり、各員は「ジェットオン!」の掛け声と共にジャンプして乗り込む。武器など装備のほとんどは待機中のバトルシャークに搭載されており、バトルフィーバーロボの戦闘状況に応じて射出転送が行われる。基本は5人全員で操縦するが、緊急時(敵ロボットとの二面作戦対策)はメイン操縦者のジャパンのみでも操縦可能。

なお、これがスーパー戦隊シリーズにおいて初めて登場した巨大ロボットである。このバトルフィーバーロボの玩具が商業的成功を収めた事が、以降のシリーズ後継作でも様々な巨大ロボットが登場するきっかけの一つとなった。それら後継作の巨大ロボットは年を追う毎に変形・合体・パワーアップなどの新要素が追加されながら、各番組における関連玩具の商品展開上の中核として、四半世紀を超えた現在でも重要な役割を果たしている。

へッダーロボットとサタンエゴスとの戦いでは苦戦した中で唐突に新必殺技を繰り出して倒すというある意味起死回生な攻撃スタイルを取った。(そのためかその技は一度しか使用されていない)

超合金での商品名は「バトルフィーバー」。放送終了後も再発売され、2006年超合金魂として発売された。

  • データ
    • 身長:58メートル
    • 重量:3千トン
    • 飛行速度:マッハ10
    • 出力:500万馬力
装備
ソードフィーバー
両足の脇に装備されているくない型のダガー。起爆装置が付いており、必殺技「クロスフィーバー」の際に使用する。
電光剣
刀身に「電光剣」と刻まれた日本刀。当初から斬り合いの際に使用されていたが、第2クールからは必殺技に使用されるようになった。当初使用されていたものは刀身が真っ直ぐで、文字が刻まれていない。電気を吸収して力を増幅するため、敵の電気攻撃に対する防御にも応用可能。柄にはジャパンのJ、コサックのC、フランスのF、ケニアのK、アメリカのAの文字が刻まれている。
フィーバーアックス
巨大な。投げて使うことも多い。メイン必殺武器以外で唯一特殊効果映像がある。
スティックアタッカー
オーソドックスな。柄の端にトゲ付きの円環が付いている。必殺武器以外では最も多用された武器。
チェーンクラッシャー
両手首から出す、ISO合金製の
アタックランサー
三つ又の槍。厚さ12メートルの鉄板も貫く。チェーンクラッシャーにつなげて振り回すことも可能。
バトルシールド
バトルフィーバー隊のロゴと赤い円が描かれた。ISO合金製で2万8千度の耐熱温度を誇る。
ケーンノッカー
先端にリングの付いた錫杖。ドラキュラロボに使用。
ナックルパンチャー(本編未使用)
両手に装備する、突起のついたメリケンサック。
クロスターン(本編未使用)
角をブーメランのように飛ばす攻撃。
必殺技
クロスフィーバー
ソードフィーバーを交差して敵に投げつける必殺技。起爆装置を作動させる為に2刀とも打ち鳴らす。第1クールではこの技がフィニッシュとなっていた。
電光剣・唐竹割り
第2クール(15話)になってから登場。電光剣を眠狂四郎の円月殺法ばりに回転させて宇宙エネルギーを集め、上段から敵を一刀両断にするバトルフィーバーロボの必殺技。鉄山将軍の得意技を基にしたもの。主に「クロスフィーバー」から繋ぐ場合が多い。
バトルフィーバーパワー
ロボの全エネルギーを電光剣に集め、敵の胴体を斬る。電光剣唐竹割りが効かないヘッダー怪人を倒した。
電光剣ロケッター
大気中の宇宙エネルギーを電光剣に集め、ロケット噴射で加速し敵めがけて投げつける文字通りの必殺技。サタンエゴスを倒した最強最後の技である。

[編集] 出演者

[編集] レギュラー

  • 伝正夫 / バトルジャパンの声:谷岡弘規
  • 白石謙作 / バトルコサック(初代)の声:伊藤武史(第1〜33話)
  • 神誠 / バトルコサック(2代目)の声:伴直弥(第33〜52話)
  • 志田京介 / バトルフランスの声:倉地雄平
  • 曙四郎 / バトルケニアの声:大葉健二
  • ダイアン・マーチン:ダイアン・マーチン(第1〜24話)
  • ダイアン・マーチンの声/ミスアメリカ(初代)の声:小牧リサ(第1〜14・17〜24話)、横沢啓子(第15・16話)
  • 汀マリア /ミスアメリカ(2代目)の声:萩奈穂美(第24〜52話)
  • 倉間鉄山将軍:東千代之介
  • 中原ケイコ:伊東範子
  • 上野トモコ:菅野啓子
  • 中原マサル:佐藤たくみ
  • 青葉ミドリ:司ゆり
  • 上野ユキ:佐藤三千代
  • 浜村昭夫:吉宮慎一
  • 青木茂雄:鈴木誠司
  • 九太郎の声:京田尚子

[編集] 準レギュラー

  • コウモリ怪人の声、キバジシ怪人の声、タマゴ怪人の声、ギンガ怪人の声、青スジ怪人の声、マグネット怪人の声、ミミズ怪人の声、イーグル怪人の声、バクダン怪人の声、四面怪人の声:大宮悌二
  • ツララ怪人の声、口裂け怪人の声、ゲンソウ怪人の声:坂井すみ江
  • バッファロー怪人の声、ドグウ怪人の声、カタツムリ怪人の声、恐竜怪人の声、コダイギョ怪人の声、ハイド怪人の声:渡部猛
  • 翻訳機の声、ナウマン怪人の声、ドラキュラ怪人の声、セミキラー怪人の声、太田黒慎造、オニヒゲ怪人の声、怪人製造カプセルの声:依田英助
  • コブラ怪人の声、ギザ歯怪人の声、ノロイ怪人の声:青森伸
  • ゴースト怪人の声、クラゲウニ怪人の声、ドクロキノコ怪人の声、ゴロンゴ怪人の声、大盗賊怪人の声:政宗一成
  • 魔術怪人の声、ゼニゲバ怪人の声:丸山詠二
  • ベンキョウ怪人の声、ハエジゴク怪人の声:滝雅也

[編集] ゲスト

  • こうもり傘の女:鹿沼エリ(第1話)
  • ボスナー・マーチン(ダイアンの父):デビット・フリードマン(第1・24話(回想シーンのみ))
  • 天野ひかる:橘麻紀(第2話)
  • 秋山美代子:柿崎澄子(第2話)
  • 美代子の友人:神亜子(第2話)
  • 東英社編集長 / デスマスク怪人の声:曽我町子(第3話)
  • ベンガルの虎 / ネンリキ怪人:石橋雅史(第4話)
  • 瀬川参謀:大宮悌二(第4話)
  • 坂口家(第5話)
  • ケン:安藤聖一(第6話)
  • 豊田英夫:竹内実(第7話)
  • 看護婦:藤山律子(第7話)
  • 消防士:栗原敏(第7話)
  • 火の玉怪人の声:清川元夢(第7話)
  • ドクター米山 / スポーツ怪人の声:杉義一(第8話)
  • 松井幸司:安藤一人(第8話)
  • 片山家(第9話)
  • ツララ怪人の人間体:森愛(第9話)
  • ナウマン怪人の人間体:弘松三郎(第10話)
  • 森山先生:須永慶(第10話)
  • 女教師:麻志奈純子(第11話)
  • 怒りん坊:福田信義(第11話)
  • 抜け作:木村英幸(第11話)
  • 弱虫:原田徹也(第11話)
  • 野方純子 / 怪人バラリンカ、バラロボット:潤真理子(第12話)
  • 鈴本家(第13話)
    • 鈴本雄三:滝雅也
    • 鈴本八重子:大井小町
  • 大山洋平:草鹿宏(第14話)
  • 水沢家(第14話)
    • 水沢久美子:三浦リカ
    • 水沢美代子:佐藤美千代
  • カットマン:河原崎洋夫(第14話)
  • カタツムリ怪人の人間体:久地明(第15話)
  • カトリーヌ:梅田智美(第15話)
  • 格闘技怪人、格闘技ロボット:大前均(第16話)
  • ブラック・タイガーマリー:ミッチー・ラブ(第16話)
  • 沖山満:内田直哉(第16話)
  • 黒田 / 青スジ怪人:柄沢英二(第17話)
  • 鳥島家(第17話)
    • 鳥島太一博士:大泉滉
    • 鳥島大助:大泉滉(二役)
  • 岩本家(第18話)
    • 岩本所長:田畑孝
    • 岩本一樹:中村肇
  • 掃除婦 / ギザ歯怪人:団巌(第20話)
  • 寮長:谷本小夜子(第20話)
  • 女スパイ(第21、22話)
    • 女スパイ・ゼロ1:賀川雪絵
    • 女スパイ・ゼロ2:美川利恵
  • 有島家(第21、22話)
    • 有島千造:河合絃司
    • 有島しのぶ:浅川薫
  • 老婆 / ドラキュラ怪人:折原啓子(第24話)
  • キャサリン・マーチン(ダイアンの妹):ルイウ・フィリップ(第24話)
  • 栗原小百合:小牧リサ(第25話)
  • 監督:相馬剛三(第25話)
  • 明:安藤勝明(第26話)
  • タケシ:浦崎真之夫(第27話)
  • 中井家(第28話)
    • 中井信也:当銀長太郎
    • 中井秋子:杉本真知子
  • 香坂静香:中田彩子(第29話)
  • 秋田良夫:森祐介(第29話)
  • 岩田家(第31話)
  • 山中美代:野川愛(第32話)
  • 村野義雄:遠藤憲一(第32話)
  • 三村家(第33話)
    • 三村教授:大木史郎
    • 三村まゆみ:松下実加
  • 大富豪:飯塚昭三(第35話)
  • 秋山家(第36話)
  • 鬼塚刑事:きくち英一(第36話)
  • 前田武:黒田努(第37話)
  • ミス・フジコ:高橋みどり(第38話)
  • 関根直人 / ハイド怪人:香山浩介(第39話)
  • 北条達也:七五三木猛明(第40話)
  • 松野:平井一幸(第41話)
  • 矢吹:森祐介(第41話)
  • カラクリ怪人の声:細井雅男(第41話)
  • 関根家(第42話)
  • デンキ怪人の声:島田彰(第42話)
  • 竹内剛 / 暗殺者ジャッカル:友田僚(第43話)
  • めぐみ:鈴木雅美(第43話)
  • 麗子:康有羅
  • モンシロお蝶 / ゲンソウ怪人:平山みつぎ
  • 片目:田辺進三(第44話)
  • 月影一族:劇団幻想劇場(第44話)
  • 健太:矢葺義晴(第45話)
  • 大沢博士:林孝一(第45話)
  • シンゾウ怪人の声:今西正男(第45話)
  • 井川卓郎:佐伯貴宏(第46話)
  • 堀内家(第47話)
    • 堀内豊:日吉としやす
    • 堀内君子:中嶋朋子
  • ヒダリテ怪人の声:増岡弘(第47話)
  • 茂太:藤森政義(第48話)
  • 灯油屋:平松慎吾(第48話)
  • カットマンの人間体:花巻五郎(第49話)
  • 村井良子:伊東しず子(第49話)
  • 鬼一角:高杉哲平(第50話)
  • 藤波白雲:真弓田一夫(第50話)
  • 一乗寺綾子:鹿沼エリ(第52話)

[編集] スーツアクター

[編集] スタッフ

※原作者と撮影所が変更された以外は制作は東映、擬斗はビッグ・アクションとJAC(現JAE)、音楽も引き続き渡辺宙明が担当した。山田稔監督はスカイライダーの放送開始に伴い31話の監督終了後に戦隊を離脱している。

[編集] 音楽

本作の楽曲は、シリーズでは初めてレコード化が前提となり、ステレオで録音された。楽曲は複数の曲を繋いで1トラックとする組曲形式で録音され、「組曲バトルフィーバーJ」のタイトルで発売された。映像では、曲がクロスフェードしている箇所もあるため、単純に曲ごとに切り離しただけでは不都合が生じてしまうため、各トラックを曲ごとにトラックダウンし直し、モノラルに変換したものを使用している。

そのため、楽曲の完成度は高くなっているが、組曲形式で録音する都合、楽曲がトラックごとに一つの流れを作る形で作曲しなければならず、そのため楽曲の絶対数が不足してしまうという事態が発生した。主題歌のインスト版(カラオケへのメロ被せ)やブリッジ(短い曲)など組曲に含めない曲もある程度用意していたが、曲数の不足を補いきれるものではなかった。また、ステレオ録音が予算を圧迫し、不足分を新たに録音して補うことは難しくなってしまった。

そのため、渡辺宙明が過去に作曲した楽曲を流用することで不足分を補っている。こうしたことは当時は珍しくなかったが、本作ではペンタフォース(人造人間キカイダー M-51)やクロスフィーバー(五番目の刑事 M-25)、電光剣・唐竹割り(イナズマン M-12T2、同作品の予告編用楽曲)といった必殺技のテーマ曲がことごとく過去作品からの流用である点が大きな特徴になっている。当時の作品が音楽面の予算で苦労していたことを窺わせる。巨大ロボット戦の描写として『大鉄人17』からも多くが流用されている。

[編集] 主題歌

  • オープニングテーマ:『バトルフィーバーJ』
    当初録音されたものがNGとなり、フィーリング・フリーによるスキャットを減らす形で再録音された。ただし、NGバージョンは一部のエピソードで挿入歌として使用されたほか、初期の予告編音楽としても使用されている。NGバージョンは音源が行方不明になっていた時期があったが、1997年に音源が発見され、『バトルフィーバーJ〜オルターネートヴァージョン〜』のタイトルで、「東映戦隊ヒーロー バトル・ミュージック・コレクション」(COCC-14061 日本コロムビア)に収録された。
  • エンディングテーマ:『勇者が行く』
    • 作詞:八手三郎 / 作曲・編曲:渡辺宙明 / 歌:MoJo
    当初予定されていた歌『明日の戦士たち』がNGになったため、急遽作られた歌。『明日の戦士たち』が明るい曲調なのに対して、本曲は戦いの非情さを象徴するハードな曲になっている。

[編集] 挿入歌

  • 『バトルフィーバー大出撃』
    間奏の台詞が無いバージョンも存在し、劇中で使用されている。
  • 『バトルフィーバー讃歌』
    • 作詞:保富康午 / 作曲・編曲:渡辺宙明 / 歌:水木一郎、こおろぎ'73、コロムビアゆりかご会
    この2曲は主題歌を含めたシングル盤が発売した。
  • 『明日の戦士たち』
    • 作詞:山川啓介 / 作曲・編曲:渡辺宙明 / 歌:MoJo、こおろぎ'73
    上記のように、本来はエンディングテーマとして用意された歌。劇中では挿入歌として使用されたが、放送当時は発売されず、1996年にようやく商品化された。

[編集] 放映リスト

放送日 話数 サブタイトル 登場怪人 登場悪魔ロボット
(弟ロボ、妹ロボ)
スタッフ
1979/2/3 1 突撃!! 球場へ走れ コウモリ怪人 監督-竹本弘一
脚本-高久進
1979/2/10 2 エゴス怪人製造法 キバジシ怪人 監督-竹本弘一
脚本-上原正三
1979/2/17 3 スパイを探せ! デスマスク怪人 監督-広田茂穂
脚本-高久進
1979/2/24 4 超魔力の罠だ! ネンリキ怪人 監督-広田茂穂
脚本-上原正三
1979/3/3 5 ロボット大空中戦 バッファロー怪人 バッファローロボット 監督-竹本弘一
脚本-高久進
1979/3/10 6 万能戦艦発進せよ ドグウ怪人 ドグウロボット 監督-竹本弘一
脚本-上原正三
1979/3/17 7 お家が燃える! 火の玉怪人 火の玉ロボット 監督-広田茂穂
脚本-高久進
1979/3/24 8 鉄腕エースの謎 スポーツ怪人 スポーツロボット 監督-広田茂穂
脚本-上原正三
1979/3/31 9 氷の国の女 ツララ怪人 ツララロボット 監督-竹本弘一
脚本-高久進
1979/4/7 10 ナウマン象を見た ナウマン怪人 ナウマンロボット 監督-竹本弘一
脚本-上原正三
1979/4/14 11 ペット誘拐大事件 コブラ怪人 コブラロボット 監督-広田茂穂
脚本-高久進
1979/4/21 12 呪い殺法バラ吹雪 怪人バラリンカ バラリンカロボット 監督-広田茂穂
脚本-江連卓
1979/4/28 13 金の卵と目玉焼き タマゴ怪人 タマゴロボット 監督-山田稔
脚本-上原正三
1979/5/5 14 美女と野獣の結婚 ギンガ怪人 ギンガロボット
1979/5/12 15 エゴスの地獄料理 カタツムリ怪人 カタツムリロボット 監督-竹本弘一
脚本-高久進
1979/5/19 16 格闘技! 闇の女王 格闘技怪人 格闘技ロボット 監督-竹本弘一
脚本-江連卓
1979/5/26 17 怪物マシンを奪え 青スジ怪人 青スジロボット 監督-広田茂穂
脚本-上原正三
1979/6/2 18 鳩よ悪の巣へ急げ マグネット怪人 マグネットロボット
1979/6/9 19 世界最強の美女!!
※女幹部サロメ初登場
監督-竹本弘一
脚本-高久進
1979/6/16 20 危険な幽霊狩り ギザ歯怪人 ギザ歯ロボット 監督-竹本弘一
脚本-曽田博久
1979/6/23 21 恐竜半島へ突撃!! 恐竜怪人
ゼロワン
ゼロツー
監督-山田稔
脚本-上原正三
1979/6/30 22 女スパイ団の逆襲 恐竜ロボット
1979/7/7 23 決戦!! 怪人総登場 ゴースト怪人 ゴーストロボット 監督-竹本弘一
脚本-高久進
1979/7/14 24 涙! ダイアン倒る ドラキュラ怪人 ドラキュラロボット
1979/7/21 25 撮影所は怪奇魔境 魔術怪人 監督-竹本弘一
脚本-上原正三
1979/7/28 26 包帯男の仮面報告 ホウタイ怪人 ホウタイロボット 監督-広田茂穂
脚本-曽田博久
1979/8/4 27 初恋泥棒にご用心 黒仮面怪人 監督-広田茂穂
脚本-上原正三
1979/8/11 28 謎のボートを追え クラゲウニ怪人 クラゲウニロボット 監督-竹本弘一
脚本-上原正三
1979/8/18 29 見たか!? 口裂け女 口裂け怪人 口裂けロボット 監督-竹本弘一
脚本-江連卓
1979/8/25 30 悪食雑食の料理長 ヘンショク怪人 ヘンショクロボット 監督-山田稔
脚本-曽田博久
1979/9/1 31 激走トラック兄妹 ゼニゲバ怪人 ゼニゲバロボット
1979/9/8 32 ふるさと殺人村 ミミズ怪人 ミミズロボット 監督-竹本弘一
脚本-上原正三
1979/9/15 33 コサック愛に死す イーグル怪人 イーグルロボット
1979/9/22 34 地獄で笑う闇将軍 セミキラー怪人 セミキラーロボット 監督-広田茂穂
脚本-上原正三
1979/9/29 35 腹ペコ大パニック コダイギョ怪人 コダイギョロボット
1979/10/6 36 爆破された結婚式 バクダン怪人 バクダンロボット 監督-平山公夫
脚本-上原正三
1979/10/13 37 電光剣対風車剣 四面怪人 四面ロボット 監督-平山公夫
脚本-江連卓
1979/10/20 38 怪奇! 仮装行列 ドクロキノコ怪人 ドクロキノコロボット 監督-竹本弘一
脚本-曽田博久
1979/10/27 39 悪魔になった友 ハイド怪人 ハイドロボット 監督-竹本弘一
脚本-上原正三
1979/11/3 40 美人先生危機一髪 ベンキョウ怪人 ベンキョウロボット 監督-竹本弘一
脚本-江連卓
1979/11/10 41 爆破寸前の大逆転 カラクリ怪人 監督-広田茂穂
脚本-江連卓
1979/11/17 42 電気人間愛の花火 デンキ怪人 デンキロボット 監督-広田茂穂
脚本-曽田博久
1979/11/24 43 暗殺者ジャッカル ゴロンゴ怪人 ゴロンゴロボット 監督-竹本弘一
脚本-高久進
1979/12/1 44 地獄谷の月影一族 ゲンソウ怪人 ゲンソウロボット 監督-竹本弘一
脚本-江連卓
1979/12/8 45 心臓停止五分前! シンゾウ怪人 シンゾウロボット
1979/12/15 46 呪いのワラ人形 ノロイ怪人 ノロイロボット 監督-広田茂穂
脚本-曽田博久
1979/12/22 47 怪! 謀略の草野球 ヒダリテ怪人 ヒダリテロボット
1979/12/29 48 大盗賊と泥棒少年 大盗賊怪人 大盗賊ロボット 監督-平山公夫
脚本-高久進
1980/1/5 49 2年5組の反乱軍 ハエジゴク怪人 ハエジゴクロボット 監督-平山公夫
脚本-上原正三
1980/1/12 50 将軍を狙う覆面鬼 オニヒゲ怪人 オニヒゲロボット
1980/1/19 51 エゴス復活の儀式 ヘッダー怪人(ヘッダー指揮官) ヘッダーロボット
幽霊ドグウロボット
幽霊ギンガロボット
幽霊スポーツロボット
監督-広田茂穂
脚本-上原正三
1980/1/26 52 英雄たちの交響曲
(シンフォニー)

[編集] 備考

[編集] バトルコサックの交代劇について

33話劇中におけるバトルコサックの交代劇は、戦いで心に傷を負った少女を気遣った初代コサック(白石)が、「血の臭いがする」と言われた戦闘服を持たずに少女に会いに行ったところを襲撃され、変身できないまま少女をかばい敵の凶弾に倒れるという悲劇色の強いものだった。

しかし、2003年にTBS系で放映されたバラエティ番組『USO!?ジャパン』でこのエピソードが紹介された際に、「強化服はクリーニングセンターに出した」という白石の台詞を強調した編集がなされ、「強化服をクリーニングに出した隙に殺されたヒーロー」として揶揄的に語られた。この台詞は実際は、強化服を持たないことについて仲間にとぼけたものである。

その編集意図は不明(番組を盛り上げるためのやらせと思われる)だが、この番組をきっかけとした誤情報が主にインターネット上で広まった。また、本作自体が再放送やソフト化の機会に恵まれない状況が続いたこともあって、多くのファンが初代バトルコサックの退場劇をコメディ色の強い話と誤解している。『ファンロード』のシュミの特集『特撮もの特集』でも誤解されたままこの件について投稿され、後の号のハシラ部分でその誤解が指摘されていた。直、『USO!?ジャパン』はその後この編集についてコメントや訂正を一切していない。

[編集] DVD化の遅れについて

秘密戦隊ゴレンジャー』から『超力戦隊オーレンジャー』までの劇場版を収録したDVD「スーパー戦隊 THE MOVIE」には、各テレビシリーズで放送されたエピソードのブローアップ版も収録されている。しかし、本作は5話のブローアップ版が劇場公開され、THE MOVIE DVDBOX発売のCMにも一緒に放送されたにも関わらず未収録となっていた。また、ビデオソフトは8話がアイキャッチ映像をカットした形で発売されたが現在は絶版となっている。

DVDも、前作『ジャッカー電撃隊』が2003年に、次作『電子戦隊デンジマン』が2004年に発売されたにもかかわらず、本作は2007年まで発売されなかった。これについては「『スパイダーマン』と同じくマーベル・コミック社との間のキャラクターデザインを巡る著作権問題」もしくは「契約関係」と言われる事が多いが関連書籍には「てれびくん」を除いて以前から必ずと言っていいほど写真が掲載されていた。映像自体も1999年には全話収録のLDが発売され、2006年には東映チャンネルで再放送された。これらの事実から、特に封印されていたというわけではなく、真相は不明である。2007年にはDVDが発売され、5話のブローアップの劇場公開版はDVD第5巻の映像特典や同年12月発売の「東映特撮ヒーロー THE MOVIE BOX」及び2009年11月21日の「東映特撮ヒーロー THE MOVIE Vol.5」にも収録された。


DVD第5巻に収録された「劇場版」は、オープニングタイトルに映倫審査済マークがあり、本編終了後に「つづく」の文字テロップが入らないという以外はテレビ本編とまったく同じフォーマット、画面サイズの作品だった。「スーパー戦隊 THE MOVIE」への収録が見合わされたのは、ほとんどテレビ放映版と変わらない仕様だったためだと考えられる。ちなみに、2003年に発売されたDVD-BOXの告知CMでは、ビデオソフト「スーパー戦隊(3)」(1995年発売)のOP冒頭の各作品の名乗りのシーン(CMでは、『超獣戦隊ライブマン』と『地球戦隊ファイブマン』~『恐竜戦隊ジュウレンジャー』を除く)を流用されているが、ラストに一瞬だけ「バトルフィーバーJ」が見えた。

[編集] ヘッダー指揮官の映像の差し替えについて

既述のとおり、番組開始当初は潮建志がヘッダー指揮官役を演じていたが、後に石橋雅史に交代した。このため、一部地域での再放送や後に発売されたレーザーディスクDVDなどの映像ソフトでは、潮建志の映像を石橋雅史の映像へと差し替えている。

例外的に潮建志による映像をそのまま用いているものとしては、第1話のラストシーンや第3話のエンディング、第5話の坂口(国防省高官)移送シーンなどの細かいカット、第4話と第6話の全編などが挙げられる。第4話の差し替えが行われなかったのは、石橋が別の役で出演し、潮と一緒に画面に映るシーンがあるため、第6話は、ヘッダーの出番がエゴス基地内に留まらず屋外ロケにまで及んでいることで、全カットの撮りなおしが困難だったためである。

なお、初回放送時は以下のとおりである[7]

  • 第1話〜第6話
    演・声:潮建志(クレジットは「ヘッダー指揮官」)
  • 第7話
    演:潮建志、声:石橋雅史(クレジットは「ヘッダー指揮官の声」)
  • 第8話
    演:なし(姿は画面に映らず)、声:石橋雅史(クレジットは「ヘッダー指揮官の声」)
  • 第9話〜
    演・声:石橋雅史(クレジットは「ヘッダー指揮官」)

配役変更の事情を念頭におかず鑑賞すると「なぜ石橋が第4話だけゲスト扱いになっているのか?」と混乱を招くことになる。ただし、地上波での再放送においては差し替えを行ったのにも関わらず、潮建志版ヘッダーのフィルムが放送されたことが非常に多かった。


[編集] 映像ソフト化

  • ビデオ(セル・レンタル共通)は第8話のみが東映ビデオよりリリースされている。
  • 1999年6月21日2000年6月21日にかけてLDが東映ビデオより発売された。全7巻の各2枚組で各巻8話(Vol.7のみ1枚・4話)収録。
  • 2007年2月21日6月21日にかけてDVDが東映ビデオより発売された。全5巻の各2枚組で各巻11話(Vol.4は10話、Vol.5は9話)収録。

[編集] 再放送

[編集] 脚注

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  1. ^ マーチャンダイジングライツレポート1978年12月号
  2. ^ 『電撃 HOBBY MAGAZINE』 2008年2月号、角川グループパブリッシング、2008年
  3. ^ 82年発行の同人誌「衝撃波Q」より。編者の開田裕治と協力の聖咲奇、久保宗雄は『バトルフィーバーJ』の企画に当初から関わっている。
  4. ^ 『バトルフィーバーJ』DVD Vol.3解説書の久保宗雄インタビューより。
  5. ^ 『ジャッカー』では戦闘時の口上の中で自分のトレードカラーを名乗っている。
  6. ^ 伴直弥の自伝本より
  7. ^ 双葉社刊『東映スーパー戦隊大全』(ISBN 9784575295207)による

[編集] 関連項目

シリーズ14作目のイベント「フィーバー戦士ポップン14」はイベントの名前や設定からこの作品を意識したことが伺われ、公式サイトでのコメントでもスタッフがそれを匂わせる発言をしている。イベントの演出は戦隊ヒーロー番組風で、プレイ開始前に司令官である『オヤッサン』から課せられるノルマをゲーム中に遂行し、成功すると隠し曲が全国の店舗別に解禁していく『店舗対抗イベント』というスタイルだった。

[編集] 外部リンク

[編集] 前後番組の変遷

テレビ朝日 土曜18時台前半
前番組 番組名 次番組
闘将ダイモス
(1978年4月1日 ‐ 1979年1月27日)
※ここまで長浜ロマンロボシリーズ
バトルフィーバーJ
(1979年2月3日 ‐ 1980年1月26日)
※本番組よりスーパー戦隊シリーズ
電子戦隊デンジマン
(1980年2月2日 ‐ 1981年1月31日)

最終更新 2009年11月21日 (土) 16:49 (日時は個人設定で未設定ならばUTC)。
【バトルフィーバーJ】変更履歴

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