バロンの末裔

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バロンの末裔』(バロンのまつえい)は、宝塚歌劇団月組で上演された舞台作品。1996年12月20日~1997年2月2日に宝塚大劇場で、1997年4月4日~4月30日に東京宝塚劇場で上演された。伴演作は宝塚レビュー『グランド・ベル・フォリー』。

スコットランドを舞台に、破産寸前の貴族とそれを取り巻く人々の人間模様を描いた。

月組トップスター・久世星佳のサヨナラ公演。

また、主要な登場人物の名前が、イギリス王室の実名からもじっている遊び心も含まれている(エドワード、ローレンス、チャールズ、ウィリアム、ヘンリーなど)

[編集] あらすじ

20世紀初頭のスコットランド。ボールトン男爵家の次男坊エドワードは家を出て、軍人として身を立てていた。そこへ爵位を継いだ双子の兄ローレンスが病に倒れたと言う知らせが届く。急ぎ帰郷したエドワードを待っていたのは、兄の借金によって領地が差し押さえられるかもしれない、と言う現実だった。

取り急ぎ、土地の抵当権を押さえている銀行家ウィリアムに、期日の延期を頼みに行くエドワード。しかしこの土地を手に入れ、上流階級に食い込む事をたくらむウィリアムとの交渉は決裂。いきなり難問を押し付けた兄への不満に落ち込み、再び家を出ようとするエドワード。そんな彼を、兄弟の幼馴染で今はローレンスの婚約者であるキャサリンが励ます。

実はエドワードはかってキャサリンを愛していた。しかし爵位の継げない次男では彼女を幸せにする事は出来ないと思い、愛を告げることなく家を出たのだった。今自分がこの問題から逃げ出せば、兄はすべてを失い、彼女も不幸にしてしまうだろう。そう思い直したエドワードは、キャサリンのためにこの問題を解決しようと心に決める。

キャサリンの話から、エドワードは兄が借金を重ねた理由に不審を抱く。そこへ軍隊仲間であった情報将校リチャードが恋人ヘレンをつれて現れる。エドワードは調査に協力してくれるようにリチャードに依頼する。二人は調査を開始。そしてウィリアムとボールトン家出入りの会計士がグルではなかったかと目星をつける・・・。

[編集] スタッフ

  • 作・演出:正塚晴彦
  • 作曲・編曲:高橋城
  • 振付:上島雪夫・伊賀裕子
  • 装置:大橋泰弘
  • 衣装:任田幾英
  • 照明:勝柴次朗
  • 演出助手:木村信司

[編集] 主な配役

※カッコ内のキャストは新人公演の配役。

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最終更新 2009年10月14日 (水) 02:12 (日時は個人設定で未設定ならばUTC)。
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