バーガーキング
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バーガーキング(Burger King)は、アメリカのフロリダ州マイアミ・デード郡に本社のあるハンバーガーチェーン。
目次 |
[編集] 概要
[編集] 各国での事業展開
2006年現在、アメリカ国内50州および世界65ヶ国で約1万1,100の店舗を展開している。本社直営のフランチャイズ方式ではなく、各国毎に地元企業と業務提携を行う方式で、欧米を中心に多くのチェーン店を展開している。例えば、ドイツには500店舗ほどあり、毎年50店舗ほど新規出店をしている。
オーストラリアでは商標に“バーガーキング”の名称を使用せず、「ハングリージャックス」(Hungry Jack's)と呼ばれる[1]。
タイでは、マイナー・インターナショナルが事業を行っている。
[編集] 日本での展開
日本で展開したバーガーキング・フランチャイズ事業を手がけた企業は、
- 1993年にアメリカ・バーガーキング社とフランチャイズ契約を結び、かつて独自にチェーン展開していた西武商事
- 1996年にアメリカ・バーガーキング社の持株会社である、イギリス企業グランド・メトロポリタン社と提携、かつて事業を展開していたバーガーキングジャパン(旧)を設立したJT
- 2007年に共同出資会社バーガーキングジャパン(新)を設立したロッテとリヴァンプ
がある。
[編集] 西武商事・JT運営期
- (1993年~2001年)
西武グループ系列企業の西武商事(現・西武プロパティーズ)が1993年にアメリカ・バーガーキング社とフランチャイズ契約を結び、1993年9月22日、西武池袋線の駅ビルにバーガーキング日本1号店となる入間店が開店する[2]。西武商事の運営方針として自社物件で保有する西武線沿線のテナントビルへの展開、プリンスホテルなどの西武グループのリゾート施設内を活用した店舗事業展開を計画していたが[3] 、アメリカ・バーガーキング社との拡大戦略と事業展開についての意見の相違があり、後に既存店の営業は継続したまま提携関係のみ解消することになった。
その後日本市場でのバーガーキング事業を継承したのは、JTが1996年に設立したバーガーキングジャパン株式会社である。アメリカ・バーガーキング社の持株会社である、イギリス企業グランド・メトロポリタン社と提携後、共同出資会社・JTグランドメット株式会社を設立[3]。 同社が100%出資する子会社としてバーガーキングジャパン株式会社(旧)を設立した(登記上の設立年月日:1996年5月20日)。バーガーキングのブランドシナジー効果を早期に高めるために他社のレストラン森永が展開していた「森永LOVE」の事業を譲り受けてチェーン展開を進め、4年から5年の間に100店舗を出店する事業計画を掲げた[3]。当初は親会社がJTのため禁煙席は設置されなかったが、後に多くの店舗に設けることになった。
1990年代後期から激化した日本マクドナルドが打ち出した平日半額キャンペーン等の相次ぐ低価格路線の競争や西武グループの経営状況悪化もあり、メニュー単価が高いハンバーガーがメインであった同社の経営状況に打撃を与えた。バーガーキング・ジャパンは約5年間に亘る業務を終了し、2001年3月末に撤退した[4]。
日本撤退時には、首都圏を中心に展開していたチェーン店の25店舗のうち、西武商事が運営していた店舗は同じくハンバーガーチェーンを展開するサントリー系のファーストキッチン[5]、JTが運営していた店舗はロッテリアに売却された[6]。
JTは、バーガーキング本社と軋轢があったことを認めている[7]。
法人としてのバーガーキングジャパン株式会社は撤退直後に役員変更が一度行われた後は休眠状態で、2005年3月31日付で解散するまでの約4年間放置されていた。同年8月17日に特別清算開始、12月6日に特別清算終結決定し、完全消滅した。
[編集] リヴァンプ・ロッテ運営期(2007年~)
株式会社バーガーキングジャパン(Burgerking Japan)は、2009年11月現在、東京都で8店舗、千葉県で2店舗、埼玉県で2店舗、神奈川県で4店舗のハンバーガーチェーンを展開する。
「ロッテリア」を運営しているロッテと、ロッテリアの再建に関わっている企業支援会社リヴァンプ(REVAMP)の共同出資により、2006年11月29日に資本金1億円で設立した。米国バーガーキング社(BKC)と2006年12月15日にフランチャイズ契約を締結する[8]。本社をリヴァンプ本社と同じ東京都渋谷区の笹塚サウスビルに置き、初代代表取締役社長として日本マクドナルドやゼンショーを渡り歩いたリヴァンプの笠眞一(かさ しんいち)が就任した。
再上陸第1号店は東京都新宿区西新宿六丁目の「新宿アイランドタワー」内に「新宿アイランドイッツ店」として開店。初日には開店前に約700人の行列ができ、再上陸に際しメディアでも大きく取り上げられた[9]。今後は、2010年3月までに日本国内に50店舗体制を取る目標を発表している。JT時代と違い、当初は店内は全面禁煙だったが、完全分煙の喫煙室を設置した店舗もある。
日本では、ニュージーランド産の牛肉を使用している。
[編集] 沿革
- 2006年11月29日、ロッテとリヴァンプの共同出資会社・株式会社バーガーキングジャパンを設立。
- 2006年12月15日、株式会社バーガーキングジャパンが米国バーガーキング社より日本における店舗展開の権利を取得する。
- 2007年6月8日、1号店「新宿アイランドイッツ店」をオープン。
- 2007年8月17日、アメリカ・バーガーキング社のサイドメニュー『オニオンリング』(Onion Rings)を商品化・販売開始。[10]
[編集] メニューの特色
| 主力ハンバーガーの特色 | |||||
| 商品名 | 特色 | ||||
|---|---|---|---|---|---|
ワッパー![]() |
日本のワッパーに使用している具材の原産国は、日本産のレタスとオニオン、アメリカ産の完熟トマト、スリランカ産のピクルスを使用している。[11] | ||||
テリヤキワッパー![]() |
日本独自商品のテリヤキワッパー。直火焼きハンバーグの特色である網焼きの焼き色が付いている。 | ||||
| テリヤキワッパー Jr. ![]() |
テリヤキワッパーjr.は直径約10cm、ビーフパティが約62g。小型サイズのハンバーガーは現在ワッパーJr.とテリヤキワッパーJr.の2種類が発売されている。[12] | ||||
[編集] ワッパー
大型ハンバーガー「ワッパー」(Whopper)[13]を中心としたメニューでチェーン店を展開、ケチャップにアメリカ・ハインツ社の製品を使用し、フライドポテトにもケチャップのミニパックが付属する。
「ワッパー」は下から順に、バンズの下半分、網焼きのミートパティ、ピクルス、ケチャップ、たまねぎ、トマト、レタス、マヨネーズ、バンズの上半分(ゴマ付き)、の順で構成されている。サイズにして直径約15cm、高さが約5cm。
[編集] テリヤキワッパー
日本市場向けにバーガーキングジャパンが開発した大型ハンバーガーのテリヤキワッパー(Whopper Teriyaki)、小型ハンバーガーのテリヤキワッパーJr.(Whopper Teriyaki Jr.)メニューが導入された[14]。
ワッパーとの違いはケチャップの代わりに生姜と醤油をベースにしたテリヤキソースが使われていることである[15]。
[編集] HAVE IT YOUR WAY
バーガーキングの大きな特徴がHAVE IT YOUR WAY(お好み通りに)と呼ばれるサービスである。これはハンバーガーの具材を増やしたり、減らしたりすることができる。例えばワッパーを注文する際に、ビーフパティを3枚追加、ケチャップとピクルスを多めに、レタスを少なめに、オニオンは入れずに、といったオーダーの仕方ができる。これは裏メニューではなく、公式に宣伝しているサービスである。
ケチャップ、レタス、オニオン、ピクルスの増量は無料だが、ビーフパティ、チーズ、ベーコン、トマトは有料である。
[編集] 展開している国や地域
| 展開している国の世界地図 | ノルウェーの店舗 | イギリスの店舗 | ドイツの店舗 |
|---|
- バーガーキングは、以下の国と地域で店舗を展開している。一部の国では、出店している地域でハラールとして扱われている。
[編集] 過去に出店していた国や地域
[編集] その他
[編集] 在日アメリカ軍基地内のバーガーキング
在日アメリカ軍基地(陸・空・海兵隊)のPX/BX内にあるバーガーキングは、一般消費者向けの店舗展開・撤退の影響を受けずに存在している。ただし、日本の統治管轄外であるアメリカ軍の軍事施設なのでオープンベース(基地公開)の日以外は一般人は入る事は出来ない。また、横田基地など、公開エリア外にある場合もある。
日本国内で基地公開日にバーガーキングを利用できる可能性が高いのは、三沢、座間、岩国、嘉手納の各基地である。ただし、国際情勢の変化等により、公開エリアの縮小、あるいは基地公開自体の中止もある。
バーガーキングの存在が確認されている在日米軍基地は以下の通り。
- オープンベースの際に購入可能な基地
- 購入不可能な基地
[編集] 脚注
- ^ Hungry Jack's ハングリージャックス(オーストラリアでのバーガーキング)
- ^ バーガーキング1号店開業 朝日新聞1993年9月22日掲載
- ^ い ろ は バーガーキングが日本再上陸、リヴァンプとロッテが支援 -nikkei BPnet日経BP社 2007年6月6日掲載
- ^ バーガーキング社の日本撤退の背景 月刊飲食店経営 2001年5月号掲載
- ^ 西武商事がハンバーガーチェーン「バーガーキング」事業から撤退 日本経済新聞社2001年3月1日報道
- ^ 日本タバコ産業はバーガーキングの全店舗を3月末でロッテリアに売却 Weekly Food104 Magazine 2001年02月07日号
- ^ ハンバーガー事業に関わる事業資産の株式会社ロッテリアへの譲渡について(Internet Archiveに保存されたJTのリリース)
- ^ ロッテとリヴァンプ両社共同で新会社「株式会社バーガーキング・ジャパン」を設立
- ^ asahi.com:6年前撤退のバーガーキングが再上陸 再起に挑む - 食
- ^ オニオンリングを発売 バーガーキング公式ホームページから。(PDFファイル)
- ^ バーガーキングのこだわりバーガーキング公式ホームページから。
- ^ 国内2号店をオープンバーガーキング公式ホームページから。(PDFファイル)
- ^ 旧西武鉄道・JT運営期のバーガーキングかつて日本で展開した「ワッパー」の名が記された広告宣伝
- ^ バーガーキング、6年ぶり日本に再上陸 IBTimes 2007年6月8日、テリヤキワッパーの出典元
- ^ バーガーキング、メニュー概要を発表-日本限定テリヤキワッパーも新宿経済新聞 2007年6月1日
バーキン参入で「テリヤキ」戦争ぼっぱつ? MSN毎日インタラクティブ 2007年6月7日 - ^ 三沢飛行場のバーガーキング 店舗写真が掲載されている
- ^ キャンプ座間のバーガーキング 店舗写真が掲載されている
- ^ 沖縄県・嘉手納基地のバーガーキング 店舗写真が掲載されている『しまPasha CLUB』
- ^ 横田基地のバーガーキング 店舗写真が掲載されている
[編集] 外部リンク
- Burger King - バーガーキング公式サイト(英語)
- Burgerking Japan - バーガーキング・ジャパン公式サイト(日本語)
最終更新 2009年11月8日 (日) 11:14 (日時は個人設定で未設定ならばUTC)。
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