バーナード星
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| データ 元期 J2000 |
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|---|---|
| 星座 | へびつかい座 |
| 赤経 | 17h 57m 48.5s |
| 赤緯 | +04°41′36″ |
| 視等級 (V) | 9.57
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| 特徴 | |
| スペクトル分類 | M4 V |
| 色指数 (B-V) | 1.74 |
| 色指数 (U-B) | 1.28 |
| 変光星型 | りゅう座BY型 |
| アストロメトリー | |
| 視線速度 (Rv) | -110.8 km/s |
| 固有運動 (μ) | 赤経: -797.84ミリ秒/年 赤緯: 10,326.93ミリ秒/年 |
| 年周視差 (π) | 546.98 ± 1.00ミリ秒 |
| 距離 | 5.96 ± 0.01 光年 (1.828 ± 0.003 パーセク) |
| 絶対等級 (MV) | 13.26 |
| 詳細 | |
| 質量 | 0.17 M☉ |
| 半径 | 0.15 / 0.20 R☉ |
| 光度 | 0.0004 L☉ |
| 表面温度 | 3,134 K |
| 金属量 | 10 - 32 %(太陽比) |
| 自転周期 | 130.4 日 |
| 年齢 | ~1.0 ×1010 年 |
| 他の名称 | |
バーナード星 (Barnard's star) とは、太陽系から約5.9光年の位置にある、スペクトル型M5型(赤色)の恒星。
へびつかい座にあり、1916年にアメリカの天文学者であるエドワード・エマーソン・バーナードにより発見された。地球からの見かけの明るさ(実視等級)は9.5等で、絶対等級は13.23等である。(伴星を考えに入れないならば)太陽、ケンタウルス座アルファ星に次いで、3番目に地球に近い恒星である。
目次 |
[編集] 特徴
直径は太陽の約5分の1程度、質量は17%程度の小さな主系列星(赤色矮星)で、表面温度は約3,000℃と太陽よりも低い。このため、約0.08天文単位 (AU)、つまり約1200万kmの距離まで近づかないと、地球が太陽から受け取るものと同等のエネルギーを得ることができない。なお、この位置からバーナード星を見ると、見かけの大きさは太陽の3倍程度になるものと考えられている。
また毎秒108kmという大きな固有運動を持つ星として知られ、天球上でも1年あたり10.36秒移動する。1万年後には太陽系から約3.8光年の距離まで接近すると予想されている。このような大きな固有運動をする恒星は「高速度星」と呼ばれ、他にもうしかい座のアルクトゥルスなどが知られる。高速度星は、銀河系が誕生した頃にできた極めて古い恒星で、銀河中心核を焦点とする離心率の大きな楕円軌道を高速で運動する、重元素含有量の少ない一群の星々である。
[編集] 惑星存在の可能性
1960年代、バーナード星に惑星が発見されたと報告され、何年ものあいだ多くの天文学者がそれを支持していた。惑星発見の報告をしたのはアメリカのスプロール天文台のピート・ファンデカンプであり、彼はバーナード星の固有運動における摂動を検出したと報告した。しかし、この観測結果は望遠鏡の誤差によるものではないかと指摘され、1970年代には惑星発見の報告は誤りであったことが確実となった。しかし惑星の存在が信じられている間にサイエンス・フィクションのコミュニティーでこの星は一躍有名となり、またダイダロス計画の目標としても採用された。2005年現在、バーナード星に惑星が存在する証拠は見つかっていない。
[編集] フィクション
- SF作家ジャック・ウィリアムスンはその代表作『宇宙軍団』The Legion of Space (1934年)で、バーナード星を、知的生命によって人工的に移動させられている天体として描いた。
- ロバート・L・フォワードは『ロシュワールド』で、バーナード星の奇妙な惑星と、そこに住む知的生命体とのファーストコンタクトを描いた。
- アニメ『宇宙戦艦ヤマトIII』に登場した(宇宙戦艦ヤマトシリーズの天体を参照)。
- 小松左京の小説版『さよならジュピター』において、人類の移住先として選ばれている。
[編集] 関連項目
最終更新 2009年11月19日 (木) 23:06 (日時は個人設定で未設定ならばUTC)。
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