バーミキュライト
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バーミキュライト(ヴァーミキュライト、expanded vermiculite)は、農業や園芸に使われる土壌改良用の土。また、建設資材としても使われている。 名前の由来は、ラテン語vermiculareから。
中国、南アフリカ、オーストラリア、ジンバブエ、米国などに産出する原鉱石の蛭石(ひるいし、vermiculite)を800℃ほどで焼結処理し、10倍以上に膨張させたもの。
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[編集] 用途
- 土壌改良土
- 多孔質で非常に軽く、保水性・通気性・保肥性がある。pHもほぼ中性である(アルカリ性のものもある)。ピートモスや赤玉土などと混ぜて使用する。ほぼ無菌なので、ガーデニングにおける挿し木用土、種蒔き用土として使われる。
- 建設資材
- 非常に軽い(かさ比重は約0.1)ので、壁面用石膏ボードなどの骨材として使われる。
- 使い捨てカイロ
- 暖をとるための使い捨てカイロの主材料として使われる。
- 消火剤
- 金属ナトリウム、金属カリウムの火災時に、消火剤として用いられる。
[編集] 石綿(アスベスト)との関係
バーミキュライトの原料の蛭石には、その産地によっては鉱脈が近いこともあり、石綿(アスベスト)が含まれている可能性がある[1]。特に米モンタナ州リビー鉱山産の原石には毒性の高い角閃石系の石綿が含まれ、鉱山労働者や周辺住民に多くの健康被害をもたらしている。そのため、石綿の全く含まれていない事が確認されている鉱脈産出(例:南ア・パラボラ鉱脈など)が主流となっているものの2009年の日本では、産地表示の義務は無い。
[編集] 苦土蛭石
| 苦土蛭石 vermiculite | |
|---|---|
| 分類 | ケイ酸塩鉱物 |
| 組成 | Mg1-x(Mg,Fe,Fe3+,Al)3(Si,Al)4O10(OH)2・4H2O |
| 晶系 | 単斜晶系 |
| ウィキプロジェクト 鉱物 | |
苦土蛭石(くどひるいし、vermiculite)は鉱物(ケイ酸塩鉱物)の一種。
化学組成は Mg1-x(Mg,Fe,Fe3+,Al)3(Si,Al)4O10(OH)2・4H2O。単斜晶系。
[編集] 関連項目
[編集] 参考文献
- 堀秀道 『楽しい鉱物学 - 基礎知識から鑑定まで』 草思社、1990年、ISBN 4-7942-0379-9。
- 阿部徳明 「『雲母の結晶』って見たことある?」『実験観察自由研究ハンドブック』 「たのしい授業」編集委員会編、仮説社、60-66頁、1996年、ISBN 4-7735-0129-4。
- 松原聰・宮脇律郎 『国立科学博物館叢書5 日本産鉱物型録』 東海大学出版会、2006年、ISBN 978-4-486-03157-4。
[編集] 外部リンク
- Vermiculite (mindat.org)
- Vermiculite Mineral Data (webmineral.com)
- 蛭石
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最終更新 2009年11月28日 (土) 22:35 (日時は個人設定で未設定ならばUTC)。
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