パンサラッサ

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パンサラッサはパンゲア大陸を取り囲んでいた。

パンサラッサ(Panthalassa、古典ギリシア語で「全ての海」の意味)とは、古生代の後期から中生代の前期にかけて超大陸パンゲアを取り囲んでいた、唯一の広大な大洋のことである。面積は、最大で地球の表面積の3分の2に相当する3億3000万平方km程あったと考えられている。パンサラッサは西部と北部に太平洋を含み、南東部にはテチス海を含んでいた。湾状のテチス海が閉じていき、パンゲアが分裂して大西洋北極海ができた結果、パンサラッサはインド洋太平洋になった。パンサラッサがかつてあった場所に現在ある海洋は太平洋だけであるため、パンサラッサはしばしば古太平洋(こたいへいよう)とも呼ばれる。

右の地図では、地球の赤道はおおまかに言ってスペインモロッコボストンが通る線である。赤道の南にある大陸塊はゴンドワナ大陸と呼ばれる。赤道の北の大陸は、ローラシア大陸と呼ばれる。

[編集] パンサラッサの誕生

8億年前から7億年前の間に超大陸ロディニアが半分に分裂した。これは地球史上最も重要な大陸分裂の一つである。なぜなら、将来北アメリカ大陸になるローレンシア大陸の西に、パンサラッサが広がったからである。ローレンシア大陸西部では、この分裂に先立つ地殻変動により、巨大な堆積盆地を生み出したオーラコゲン(不完全な地溝)がローレンシア大陸西部に生じた。ロディニア大陸を囲んでいた広大な海洋であったミロヴィア海は、パンアフリカ海とパンサラッサが拡大したために縮小していった。6億5000万年前から5億5000万年前の間に、V字型をした別の超大陸パノティアが形成された。「V」の内側はパンサラッサ、外側はパンアフリカ海とわずかに残ったミロヴィア海であった。

パンサラッサの海盆海洋地殻の大部分は北アメリカプレートユーラシアプレートの下に沈みこんだ。ファンデフカプレート、ゴルダプレート、ココスプレートナスカプレートはパンサラッサの海洋プレートの名残かもしれない。これら4つのプレートは全てファラロンプレートの一部だった。

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最終更新 2009年8月6日 (木) 18:51 (日時は個人設定で未設定ならばUTC)。
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