ヒュムノス語

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ヒュムノス語
Hymmnos
話される国 アルトネリコの世界(主にソル・シエール、メタ・ファルス)
地域 主にソル・シエール、メタ・ファルス
話者数 不明(レーヴァテイルと一部の人間)
話者数の順位 不明
言語系統 架空言語
公的地位
公用語 なし(ソル・シエール、メタ・ファルスも含め日用的に使用されることは無い)
統制機関 ソル・シエール(中央正純律)、メタ・ファルス(古メタファルス律、新約パスタリエ)
言語コード
ISO 639-1 -
ISO 639-2 -
ISO 639-3 -
SIL -

ヒュムノス語(ヒュムノスご)とはバンプレストガスト原作のコンピュータゲームアルトネリコシリーズ』(プレイステーション2及びプレイステーション3用ソフト)に登場する架空の言語である。 また、現実社会において単にヒュムノスと称する場合はヒュムノス語そのものでは無くヒュムノス語で綴られた楽曲を指す場合もある。

作中では想音言語感情言語とも呼ばれるが、通常は単に「ヒュムノス」と呼ばれることが多い。しかし、ヒュムノスとはアルトネリコの世界では「詩」という意味も持つので、両者の違いが紛らわしい時には用いない。 日常生活では別の言語が使用されており、ヒュムノス語は一般人からは古代語と認識されているため、レーヴァテイル以外が使用することは稀である。ただし、一部の用途として使用されている。 使用用途としては詩魔法の呪文、隔壁操作、塔の管理などである。

以下の内容はゲームの世界における理論、物理法則、歴史などを含む文章で構成されている。

目次

[編集] 歴史(アルトネリコ1)

紀元前
ある特定の言葉を発すると、特異な効果が得られることが人々に知られ始める 
A.D.348年
現在確認できる最古のヒュムノス語 "chs"「~になる」が誕生する。
A.D.421年
最古のヒュムノス語文章 "Was yea ra chs hymmnos mea."「私は謳になる。至高の喜びを噛みしめながら」が確認されている。
A.D.440年
月奏という言葉の載っている最古の記述。
A.D.1883年
実証主義社会が形成され始め、月奏は衰退。
A.D.1919年
宗主国メタ・ファルスが音の力を国家の力とするため、世界中の月奏を集める。古メタファルス律の原型が誕生。
A.D.2912年
全ての始まりとなる年。後に「音科学の父」と呼ばれる月奏によって、唱石の力が発見される。
A.D.2940年
レーヴァテイル計画が発足する。
A.D.2973年
唱石の力と共にヒュムノスに注目が集まり、本格的な研究がはじまる。
A.D.2982年
アルトネリコ運用開始。ただし、この頃の塔は巨大なヒュムノスのデータベースに過ぎなかった。
A.D.3001年
ωスペクトラム(※1)が発見され、ヒュムノスを計算で分析できるようになる。これにより、ヒュムノスは急激に発展した。
A.D.3018年
エル・エレミアの塔管理局により中央正純律とヒュムノス文字が策定される。
A.D.3031年
最初のレーヴァテイル・オリジン、エオリア(シュレリア)が誕生。
A.D.3040年
グラスノインフェリア発生。人間のヒュムノスに関する知識・技術はほとんど失われる。
A.D.3770年
現在。ヒュムノス語はもはや古代語となり、一般人は塔の存在理由すら知らない。
  • ※ A.D.とは、アルトネリコの世界での年号。「神々しい音の時代」をあらわす "Amme Dius" の略。この世界の紀元は音が力として認識された年である。
  • ※1 ωスペクトラムとは、詩の一瞬間から全ての想いを汲み取る、四次元的展開法。人間がある詩を思い出すとき、脳内では一瞬でその詩を把握できる。そのことを応用した方法である。この発見により、塔がヒュムノスを紡げるようになった。

[編集] 派生

律史前月読(りっしぜんつくよみ)
最も古いヒュムノス。正確にはヒュムノスとは言えず、呪いや掛け声のようなもの。
第一期において、わずかながら言葉には力があることが知られていた。人々は、詳しいことは知らなかったが、その言葉の力を認識していたのである。やがて、様々な力を持った言葉を知る、月奏という者達が現れた。そして、文字に分解したときのアルファベットに力があることを知ったのである。すなわち、ヒュムノスの原点は各文字にある。それを発展させて単語単位まで体系化したものがクルトシエール律である。
律史前月読の実例としてはヒュムノミュージカルのスピカ編の『Xa Ziqt wac s』がある。

また、現在(A.D.3770前後)では主に以下の6つの派生がある。

クルトシエール律(I紀前古代語)
すべての原点となるヒュムノス。これ以後のものを正式にヒュムノス語と呼ぶ。
各文字の意味を徐々に理解していった月奏達は、これを組み合わせ単語として用いることでより大きな力をえることができると知った。そして、様々な単語とその組み合わせをつくり、文章として体系化したのがこのクルトシエール律である。これは月奏が自らのために作り出したヒュムノスなので、当然人間も使うことができる。しかし、人間は自然からわずかな力を借りることしかできないのに対し、レーヴァテイルは塔から力を借りることができるので、効果の差は歴然である。
クルトシエール律には膨大な数の単語が存在し、そのほとんどが中央正純律として登録されている。
中央正純律(共通語)
塔を制御するためのヒュムノス。
エル・エレミアが塔の運営のためにこれまでのヒュムノスを規格化したもので、これは、いわばプログラミング言語のようなもので、そのものに力はない。もっとも、元となった単語それぞれとしては力がある。アルトネリコを媒体として始めて効果を発揮することができるのである。故に、アルトネリコとつながることのできる存在、すなわちレーヴァテイルでないとほとんど使用することができない。ただし、クルトシエール律の流れも汲んでいるので、人間が使用しても自然からのごく弱い恩恵は受けることができる。アルトネリコは、当初古今東西あらゆるヒュムノスを登録していたが、その数が膨大になったため、整理する必要がでてきた。こうして、生まれたのがこの中央正純律である。
アルトネリコに登録されているのは、ほとんどがこの中央正純律であり、他の律も一部は登録されているが、現在一般的に使用されているのはこの中央正純律のみである。
アルファ律(オリジンスペル)
レーヴァテイル・オリジンのヒュムノス。彼女たちが管轄する塔や地域でしか通じない。これは他の律とは違い、律史前月読から派生した律ではない。レーヴァテイル・オリジンがプログラムすることで使えるようになるものである。ソル・シエールのアルトネリコの管理者はシュレリア(エオリア)なので、ソル・シエールで使えるアルファ律はエオリア語属のみである。
アルファ律は、オリジンが“Aと言えばBの効果が出力される”といったように塔にプログラムして使う。故に単語一つで効果を発揮することができるので、短く簡単である。ただし、こちらは中央正純律と違い、完全なプログラミングなので、使用出来るのはレーヴァテイルのみである。
古メタファルス律(I紀神聖語)
ソル・シエールから離れた地域、宗主国メタ・ファルスに伝わって変化した律。詳しい経緯は不明だが、非常に長く複雑な文法体系をしている。しかしその分効果は強力である。ソル・シエールのアルトネリコにも一部登録されているため、レーヴァテイルは使用可能であるが、その効果は本来の100%ではない。なお、ミュールが謳う詩は、彼女がメタ・ファルスの伝承に憧れを抱いているため、古メタファルス律で謳われている。
新約パスタリエ(パスタリア成語)
これは、第三期にメタ・ファルスにて初めて創られたヒュムノスで、最初からコンピュータが構文することを前提としており、最大の効果を得ることを目的として造られた。開発者は初代澪の御子。
とても複雑な文法体系をしているので、レーヴァテイルを含め人間が構築できる域を越えている。通常のヒュムノス語構文である「想音+主語+動詞」を一語にまとめた「想音動詞」というものから成っている。他の律とは文法上の共通点は皆無であるため、現実では製作者及び、謳い手以外はまったく理解することはできない。
アルトネリコ2の世界である「メタ・ファルス」において、一部の特殊レーヴァテイルによって謳われる。 
メタ・ファルスには「塔」、「インフェル・ピラ」の二つの詩魔法サーバーが存在する。新約パスタリエはインフェル・ピラを制御するためのヒュムノスであると考えられ、詩は「METHOD系」と呼ばれる。塔に影響するEXEC系とは異なる系統である。インフェル・ピラを制御する資格を持つI.P.D.レーヴァテイルにより謳われ、主として謳い手は澪の御子という、インフェル・ピラから「クイーン」の認定を受けているレーヴァテイル。人間は勿論のこと、一般のレーヴァテイルには(それが焔の御子であったとしても)理解することは出来ない。ちなみに、インフェル・ピラのサーバーには古メタファルス律をはじめとする第一塔に登録されている言語をエミュレートして登録しているため、I.P.D.レーヴァテイルはクラスタ律以外の他の文法も理解することができる。
クラスタ律(クラスタ地方語)
ソル・シエールから離れた地域、ソル・クラスタに伝わって変化した律。方言にあたる言語。
アルトネリコはソル・シエールが作った兵器、建造物であり、ヒュムノスもソル・シエール地域の律が使用されている。これに対し、塔建設当時敵対していたソル・クラスタ地域で開発されたものがこのクラスタ律である。
ゲームの舞台はソル・シエールとメタ・ファルスなので、詳しいことはよくわかっていないが、開発したといわれる第三の塔周辺では今も人間やレーヴァテイルが生活しているとされている。クラスタ律は、中央正純律を超える能力を持たせるため創られたものだが、アルトネリコがあるソル・シエール地域及び、メタ・ファルス地域では使われていない。故に、詳細については不明である。

[編集] 文字

ヒュムノス文字の意味
文字 意味 文字 意味
A N 無、空
B 世界 O 邪、闇
C 成長、育む P (不明)
D Q 無知
E R 生命
F (不明) S 願い
G 破壊、罰 T 己、自分
H 炎、火 U 憎悪
I V 喜び
J 未知 W 精神、魂
K (不明) X 守護
L (不明) Y
M 慈悲 Z

ヒュムノス文字と呼ばれる独特の文字を使用している。これはアルファベットのa~z、A~Z、そして数字の0~9に対応している。 前述の歴史の項にもあるように、ヒュムノス文字が作られたのはヒュムノス語の歴史の中でもごく最近のことである。これらの文字は現実における単一換字式暗号にあたるので解読は容易である(ただし単語や発音においては英語日本語を主に、サンスクリット語ギリシャ語イタリア語ドイツ語など様々な言語をベースにした独特なものなのでアルファベットに変換するのは容易ということ)。

ヒュムノス文字の形は、それぞれの音のエネルギーや指向性を表している。文字の中心を音源とし、その周りの円弧・鉛直水平線・放射線の3種類の要素で構成されている。円弧は『安らぎ』のα波、鉛直水平線は『緊張』のβ波、そして放射線は『刺激』のγ波のエネルギーをそれぞれ表している。

また、律史前月読の時代には文字一つ一つの効果から意味が研究されていき、単語というよりは文字の組み合わせで用いていた。それぞれの文字のスペクトラムに付いて研究が進むにつれ、単語という形で使用されるようになっていった。 ヒュムノス文字の字形は、その時代の各音の意味を反映して作られている。 ちなみに、「アルトネリコ2」で登場する「デュアリスノ結晶」の個々の名称は律史前月読の文字の意味の組み合わせで名づけられている。

[編集] 文法(中央正純律)

[編集] 想音

ヒュムノス語には想音(そういん)と呼ばれ、話者の現在の感情を表す文法要素が存在する。 想音には第I想音、第II想音、第III想音の三つの要素から成り、第I想音は「とても」や「少し」などの感情の程度を、第II想音は「怒り」や「喜び」などの感情の種類を表し、第III想音は「逃れたい」や「維持したい」のようにその状況をどうしたいのかを表現する。

たとえば、想音 "Was yea ra"「とても嬉しい。このままで居続けたい」において、"Was" は「かなり~」を表す第I想音、"yea" は「嬉しい」を表す第II想音、"ra" は「維持したい」を表す第III想音である。 このようにヒュムノス語の文章には話者の感情を表現する要素が必要であり、感情言語とも呼ばれるゆえんである。

[編集] 一人称の基本的な文法

英語の第5文型における主語を想音に置き換えた「想音-V-O-C」が基本の構文である。 ヒュムノスは基本的に呪文であるため、一人称主語は省略されることが多いが、塔の隔壁を開放するときなどには個人認証のため主語が使用される。

たとえば、"Fou paks ra exec hymmnos PAJA."「少しどきどきしながら、ヒュムノス『パージャ』を実行する」において、想音は "Fou paks ra"「少しどきどきしているが逃れたいわけではない」であり、述語動詞が "exec" で「実行する」、O が実行するものを表す "hymmnos"「ヒュムノス」、そして、C がヒュムノスの名前を表す "PAJA"「パージャ」となる。話者が主語であることは明らかなので、「私が」にあたる "mea" は省略されている。

[編集] 二人称、三人称の文法

ヒュムノスは基本的に呪文であるため、一人称以外の文は少ない。 二人称、三人称の文章は「想音-V-(rre)-S'-V'-O-C」の構文をとり、想音は話者の感情を、V は話者の行動を示す。 "rre" は主語定義と呼ばれ、次にくる名詞が主語であることを示す。S' があなた、彼、彼女のいずれかである場合、"rre" ではなく専用の単語を用いる。例えば、"yor"「あなた」が主語の場合は "yorr" を使用する。「V'-O-C」は主語が S' であることを除けば一人称の場合と同じ構文である。ヒュムノス語の動詞には語形変化は存在しない。

例文として、"Was yant gagis weel yorr pat crudea et."「私はものすごく悲しい。この状況からすぐに回復したい。私はあなたがその大きな苦しみから解放されることを望む」を考えると、文頭の "Was yant gagis weel" で、話者は「あなた」に対しものすごく悲しい感情にあり、その状況を変えたいと願っていることを表していて、"yorr pat crudea et" で「あなた」が大きな苦しみから解放される、という具体的な状況を表している。

このようにヒュムノス語は二人称、三人称の文章は複雑な構文であるため一般会話には向かず、ソル・シエールにおいても一部用途でしか使用されていない。

[編集] 想音の保証定義構文

想音の保証定義構文とは、長文において想音を省略するための方法である。 ヒュムノスを謳っている最中に謳い手の感情がそれほど変わらないような場合に、全ての文に同じ想音をつけると文章が長くなる。しかしながら、単に想音を省略するとヒュムノス文として成立せず、塔に認識されなくなるため、保証定義構文を利用して想音を省略する。

"(想音)0x vvi." で確約定義を開始し、"1x AAs ixi." で確約定義を終了する。この2文の間にはさまれた文は、全て括弧内の想音をつけたものと同義になる。

Was yea ra 0x vvi. 【確約定義開始】(とてもうれしい)
hartes ar ciel. (唯一の世界を愛すること)
hartes fandel walasye. (多くの人々を愛すること)
melenas yor. ((大切な)あなたを愛すること)
1x AAs ixi. 【確約定義終了】

これを訳すときは「唯一の世界、多くの人々、そして大切なあなたを愛することができてとてもうれしい。」のように、全ての文に想音をつけた形で訳せばよい。

[編集] バイナスフィア

バイナスフィアとは二つの詩を一人で謳う為の方法であり、もともとは月奏がより大きな力を得るために開発された。レーヴァテイルも使用することが可能で、そのときの効果は月奏が使用した場合より大きい。

  • 以下に使用方法を示す
    • =>【バイナスフィアの文章】EXEC hymme 2x1/0 >> 【組み合わせの式】.
    • これが使用方法となる。【】内以外は固定された文章(バイナスフィアであることを示す定義、発動ワード)である。
    • このとき文頭の>は『タブ』、2x1/0は『ジ グ イ オ』、>>は『トラス』と発音する。
    • また、【組み合わせの式】の0と1は、フリップフロップ変換時のようにそれぞれ『オ』『イ』と発音する。
    • 次に例を用いて説明する。
    • 一つ目の詩を「Abcde fghij klmno」とし、二つ目の詩を」Zyxwv utsrq ponml」とする。
    • この二つの詩を自由に分解する(このとき、単語内で分解するときは文字列の最後にxを置く)。
    • こうして「ABCx ZYXWV DE Fx UTSx GHIx J Rx Q PONML KlMNO」というバイナスフィアの文章が出來た。
    • これを【バイナスフィアの文章】と置き換える。
    • 次に、このバイナスフィアの文章がどのような組み合わせであるかを示す式を作る。
    • この式では、一つ目の詩を0、二つ目の詩を1と表す。
    • 上のバイナスフィア文章のスペースで区切られている塊ごとに0と1で示せばよい。
    • すると「01001001110」という組み合わせの式が出来るので、これを【組み合わせの式】と置き換える。
    • 最終的には「=>ABCx ZYXWV DE Fx UTSx GHIx J Rx Q PONML KlMNO EXEC hymme 2x1/0 >>01001001110.」という文章が出来る。
  • このように多少複雑な文章にはなるが、文章を自由に組み合わせることが出来、詩の効果を二つ分に出来るので、利用価値は大きい。

[編集] ヒュムノス語の利用

前述の通り、ヒュムノス語は主に呪文として利用される。ヒュムノス語を利用した呪文フォーマットには、大きく分けてヒュムノスエクストラクトヒュムノススペル、そしてヒュムノスワードの3種類がある。

[編集] ヒュムノスエクストラクト

ヒュムノスエクストラクトとは、アルトネリコを直接コントロールする詩のことで、通常単に『ヒュムノス』といえばこれの事を指す。<EXEC_(NAME)/.> の形式をしている。 世界に及ぼす影響が大きいので、これを用いるには塔の認証が必要である。認証を受けるためにはヒュムネコードが塔のデータベースに登録されてなければいけないので、人間はもちろん大部分の第三世代のレーヴァテイルは扱えない(オリカが使えたのはミュールの遺伝子の一部が酷似していたため、塔がオリカをミュールと認識したのが原因)。

使用する際にはヒュムネクリスタル (HC) という、詩の想いが込められた結晶をダウンロードする。 非常に強力な力を持つため、とても強烈な想いが必要である。ゆえにレーヴァテイルが紡ぐことはめったに無い。 何百年に一度の天才といわれるほどのレーヴァテイルが、一生に一度紡げるかどうかというレベルである(ただし、ミュールは一瞬で <EXEC_RIG=VEDA/.> を紡ぎだした)。 そのため、現存するヒュムノスエクストラクトのほとんどは塔建設当時に紡がれたものであるが、まれに最近紡がれたものもある(<EXEC_CHRONICLE_KEY/.>、<EXEC_HAIBANATION/.> など)。

ヒュムノスエクストラクトを利用すると、アルトネリコの停止や再起動、自然環境の操作、大地を揺るがす大魔法の発動などができる。 必要導体H波流量により、オリジンが使用することを前提とした『オリジン専用』とβ純血種が使用する『汎用』の二種に分類される。

[編集] ヒュムノフュージョン

ヒュムノスエクストラクトにおいてヒュムネクリスタルをダウンロードしたときに、本来の詩と若干効果が変わることを指す。ヒュムネクリスタルには製作者の想いがこめられているだけなので、ダウンロードしたレーヴァテイルによって詩の歌詞や旋律は異なるが、通常効果は同じである。しかし、ヒュムノスをダウンロードしたレーヴァテイルがその想いから更に強い想いを持つことで、極稀ではあるが詩の効果が変わることがある。上記のように、ヒュムノスエクストラクトを紡ぎだすのにはとても強い思いが必要なので、それをさらに超える想いを持つことは滅多にないと思われる。よって、ヒュムノフュージョンは非常に稀な現象であるといえよう。

なお、ヒュムノフュージョンの具体的な例としては、1のゲームでは、彌紗がミュールの詩である <EXEC_HARMONIUS/.> をフュージョン化させ、2のゲーム中ではジャクリが自分の詩をさらにフュージョンした <EXEC_HARMONIUS_FYUSION/.>、クローシェが <METHOD_METAFALICA/.> を、設定上では19代焔の御子イリューシャが <EXEC_PAJA_FYUSION/.> を使用している。
(例のうち厳密にガストが公式の場でヒュムノフュージョンとして紹介しているのは、ジャクリ及びイリューシャの物のみだが、状況的に見て同様にヒュムノフュージョンと思われる。) ちなみにヒュムノフュージョンの概念は1の制作時の<EXEC_HARMONIUS/.> 作詞の際の志方あきこの質問が切っ掛けで生まれたことがヒュムネクロニクル第五回で語られている。

[編集] ヒュムノスワード

ヒュムノワードとは、第三期で『詩魔法』と呼ばれているもののことである。<EXEC_HYMME_(NAME)/.> の形式をしている。 こちらはヒュムノスエクストラクトと違い、レーヴァテイルなら誰でも使用可能である。 普通に紡ぐには2、3年かかるが、ダイブすれば短期間に紡ぐことも可能である。 ヒュムノスワードは、塔に信号を送り、そこから出力されるので、塔が機能していないと使用できない。 また、塔の管理下で利用されるので塔のシステムに作用するような強力な効果は得られない。 しかし、新しいものを産み出したり、物理法則を詠唱中のみ無視することなどはできる。

[編集] ヒュムノススペル

ヒュムノススペルは、前者2つが詩であるのに対し、こちらはただの呪文である。 アルトネリコにプリセットされている呪文を詠唱すると、その効果が出力される。 呪文を唱えれば誰でも使用できるが、新しいものを産み出したりすることはできない。 使用用途は、ヒュムノスエクストラクトのダウンロードや隔壁認証である。

[編集] 話者

[編集] 作品中

「アルトネリコ1」の舞台であるソル・シエールにおいては、レーヴァテイルと、一部の人間のみが使用できる。続編に当たる「アルトネリコ2」も同様である。 レーヴァテイルは、インストールポイントが現れる(レーヴァテイルとして覚醒する)と無意識に使えるようになる。 これは、塔とレーヴァテイルがリンクすることにより、コスモスフィアに流れ込んでくるためである。 しかし、ヒュムノス語を学んだわけではないので、例えば『「嬉しい」ってヒュムノス語でなんて言うの?』などと質問しても、答えられない。 塔とリンクしている間(詩魔法の詠唱中や、ヒュムノスをダウンロードしているとき)のみ、使うことが出来る。

一方人間は、エレミアの騎士等のプラティナの人間ならば隔壁の開放コードなどを呪文的に使えることがあるが、自在に使いこなす人間はゲーム中には登場しない(一部、例外的にヒュムノスミュージカルにおいて『月奏(つきかなで)』と呼ばれる人々が登場しており、レーヴァテイルが詩サーバーから力を得るように、自然から力を得て魔法的効果を得ている)。 第一期や第二期など、ヒュムノス語を多用していた時代には、間違いなく多くの人間が話せただろう。

このようにゲーム内での現在(第三期)では自由に使いこなせるものはいない。 例外的にシュレリア(エオリア)及びフレリアは、オリジンであると共に管理者でもあるので自由に使うことが出来る。この世界で最もヒュムノス語に詳しい存在たちである。 そのため、シュレリアは公式ホームページではヒュムノス語の解説をしばしば行っている。但し、本人が『好きな律はアルファ律』といっているので、シュレリアにとってもやや難しいのかもしれない。

[編集] 作品外

現実世界では、アルトネリコ関連楽曲の作詞担当者は基本的に最低限のヒュムノス運用能力があると考えてよい。 中でも志方あきこは多くの単語を考案しており、ヒュムノス語を考案したディレクターの土屋暁と並んで現実世界で最もヒュムノス語に詳しい人物である。 その他に、一般人でゲーム内や楽曲中のヒュムノス語を解読し、公式ホームページで紹介されたほどの人物も存在する他、自力でヒュムノス語の文章を紡いだ猛者もいる。

CD等の楽曲以外現実の世界で発話した記録は少なく、アルトネリコの制作記者会見にて志方あきこがヒュムノス語で挨拶した記録が残されている程度と思われる。

[編集] 関連項目

[編集] 外部リンク

最終更新 2009年10月26日 (月) 15:02 (日時は個人設定で未設定ならばUTC)。
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