ヒュンダイ・エラントラ
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ヒュンダイ・エラントラ(Hyundai Elantra)は、韓国の現代自動車が生産するセダンを中核とした小型乗用車である。4代目はヒュンダイ初、そして韓国車初のハイブリッドカー(が設定された車種)でもある。
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[編集] 歴史
[編集] 初代(J1型、1991年-1995年)
1991年、ステラの後継車種として登場。ただしこの車名に関して、ヨーロッパでは英ロータスから、オーストラリアでは三菱自動車の現地法人から、それぞれクレームがついたため、これらの地域では2代目まではラントラ(Lantra)の名称が使用された。 発売当時はそれほど人気モデルではなかったが、経済性や性能で次第に評判を得て、最後は国内・海外合わせて100万台以上の販売実績を誇るベストセラーとなった。またこのエラントラ並みの大きさや性能を持つ車を韓国では「準中型車 (준중형차) 」または「中小型車 (중소형차 」と呼び始めたが、後にこれは韓国でCセグメント車を称する名称になった。
- キャッチコピー
- 韓国仕様車・・・
- "고성능 신화(高性能神話)"
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[編集] 2代目(J2型、1995年-2000年)
1995年3月登場。この代から韓国ではアバンテ(Avante)に車名が変更された。 同年9月にステーションワゴン「アバンテ・ツーリング(AVANTE TOURING)」も発売されたが、韓国国内ではステーションワゴンが売れないため後継となるXD型では設定されなかった。
1998年5月にマイナーチェンジ、前期モデルと区別するために「オールニューアバンテ(All New AVANTE)」と呼ばれるようになる。同時にアバンテツーリングもマイナーチェンジし「オールニューアバンテツーリング(All New AVANTE TOURING)」と呼ばれるようになった。 また、オールニューアバンテには韓国国内初となるリーンバーンエンジンを搭載したモデルが設定された(ちなみに、ニューアクセントにも同時期にリーンバーンエンジンが搭載された)。
[編集] 3代目(XD型、2000年-2006年)
2000年登場。韓国ではアバンテXDとして発売されている。開発コード名の「XD」は「エクセレント・ドライビング」の略称だと言う説があり、後期型韓国仕様CMはそれを強く思わせる内容である。ボディタイプは4ドアセダンおよび5ドアハッチバック(エラントラユーロ)が用意されている。2003年にマイナーチェンジが行われ、フロントマスクが大幅に手直し(フェイスリフト)された。 韓国で2006年にHD型にフルモデルチェンジされた後も、日本・中国・インド等では引き続きXD型が販売されている。 基本的には5ナンバーサイズに収まる程度の大きさなのだが、全幅がその規格から約3cmオーバーしているため3ナンバー車登録となる。
[編集] 日本仕様車について
日本では2001年発売。当初はセダンとハッチバックの両方が販売されていたが、2003年のマイナーチェンジ後はセダンのみのラインアップとなっている。
日本仕様車にはβシリーズの直4DOHCエンジンが用意されている。 2000ccは全車ATだが、1800ccに関しては前期型のセダン(1.8GL GH-XD18型)に5MTが設定された時期があった。 なお、当初セダン3グレード/ユーロ2グレードでそれぞれに2種類が設定されたがその後のグレード整理によりユーロは1800ccのみとなっていた。またマイナーチェンジ直後も1800ccのみの設定だった。
車体価格の安さ(後期型税込み価格は約140万~165万円)から、都内の一部の個人タクシーで採用されている。
[編集] i30デビューとエラントラ販売終了
日本市場からは販売の低迷から2008年4月7日に販売を取り止めることを決定し、在庫が無くなり次第販売終了となる。[1][2]
なお2009年5月21日現在ヒュンダイモータージャパン公式HP内のラインナップからは姿を消している。
今のところHD系は日本に投入されていないが、それと同一のプラットフォームを使用したハッチバック及びステーションワゴンのi30が投入されていること、その上i30自体アメリカではエラントラを名乗ることを考えると、事実上この一連の出来事は「セダンからハッチバックへの完全移行を伴う実質的なフルチェンジ」と解釈できるものであると思われる。
[編集] 中国仕様車について
中国においては、現在HD系が登場する中でもXD系が併売されている。現在販売されているものは外観上基本的には他国向けの後期型と大差はない。しかしグリルとフロントバンパーが変更されており、中国仕様車ゆえメーカー文字エンブレムが"北京現代"となっている。
[編集] 4代目(HD型、2006年-)
2006年4月のニューヨーク国際オートショーで世界初公開された。続いて韓国でも同じく4月開催の釜山モーターショーで新型アバンテが発表されたが、ストライキの影響で生産が遅れ、6月にようやく販売を開始した。なお北米では同年秋からの発売を予定している。ボディタイプはセダンのみ。エンジンは北米仕様が2.0L(ベータエンジン)で、韓国仕様はこれに加えて新開発の1.6L(ガンマエンジン)、および1.6Lのコモンレールディーゼルエンジン(Uディーゼルエンジン)も用意される。サスペンションはフロントがマクファーソンストラット、リアがインホイールタイプのマルチリンク。ボディーサイズ(韓国仕様車:06年6月19日現在)は全長4505、全幅1775、全高1480(単位mm)で、先代型(XD系)に比べ全幅・全高が約5cmほど拡大されている。 韓国名はソナタ、グレンジャー同様サブネームが外れ「アバンテ」のみとなるが、「アバンテHD」と呼ばれることがよくある。韓国仕様は2007年11月、i30の2.0L車投入により2.0L車の販売は打ち切られた。
また、アメリカ仕様車においてはすでに販売されているセダンだけでなくi30のステーションワゴン仕様「i30 CW」が"ELANTRA TOURING"として発表されている。[3]
[編集] 中国仕様(HDC)
前後のデザインを大幅に変更した中国仕様車(コード名HDC)が北京現代汽車から発売されている。 XD型との併売となるため、英語名は同じものの中国名を「悦動」としてXD型(「伊蘭特」)と区別している。
[編集] LPiハイブリッド
2009年4月のソウルモーターショーでエラントラLPiハイブリッドが初公開され、同年7月8日から発売開始された。韓国初の市販HEVとなる。[1][2] 1600ccLPiエンジンにCVTが組み合わされており、バッテリーはリチウムイオンポリマー二次電池。尚、これに関してはLG化学のものであると報じられている場合がある。また外装に関しても専用カラーが用意され、専用のエアロパーツ類も装着されている。内装に関してはメーターを除いて大きな変更点は見られない。
[編集] 派生車種
- ラヴィータ/マトリックス:2列シートのコンパクトMPV。デザインはピニンファリーナが担当。
- JM/起亜・スポーテージ(2代目):エラントラのプラットフォームを流用したSUV。
- 起亜・セラトー/スペクトラ/フォルテ:現代自動車傘下となった起亜自動車でのエラントラ(XD及びHD)の兄弟車。
- i30/起亜・シード:HD型エラントラをベースに開発されたCセグメントに属する世界戦略車。
[編集] 関連項目
[編集] 脚注
- ^ "現代・起亜自動車、LPiハイブリッド車市場攻略へ". 聯合ニュース (2009-07-02). 2009-07-08 閲覧。
- ^ "現代自動車、国内初のハイブリッドカー発売". 聯合ニュース (2009-07-08). 2009-07-08 閲覧。
[編集] 外部リンク
最終更新 2009年10月19日 (月) 10:14 (日時は個人設定で未設定ならばUTC)。
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