ビキニ (水着)
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ビキニ(英語:Bikini)とは、ブラジャーに似たトップスと短いパンツ(ボトム)の組み合わせによるセパレート型女性用水着。ビキニ・スタイルとも呼ばれる。
この水着のパンツに近い形の女性用の下着、男性用の水着なども類似のスタイルのものは「ビキニパンツ(単にビキニとも)」と呼ばれることがあり、特に男性用の下着の場合はビキニブリーフとも呼ばれる。なおゲームやアニメに登場するビキニ風の鎧は「ビキニアーマー」を参照。
[編集] 歴史
シチリア島にある5世紀頃ローマ帝国時代のモザイクには、ビキニに似た服で運動する女性が描かれている。
1946年にフランスのルイ・レアール(Louis Reard、「ルイ・リード」「ルイ・レアード」とも)が考案。レアールは自動車エンジニアだったが、母親が下着会社を経営しており、その手伝いをしているときにビキニを考案した。同じ頃、フランスのデザイナージャック・エイム(Jacques Heim)によってほぼ同様の水着が考案され、アトム(Atom)と名づけられている。デザイナーとしては無名だったレアールに対し、エイムはすでに高い評価を得ていたデザイナーであり、そのため「ビキニを広めたのはエイム」とされることがある。
発表当時から肌の露出度がかなり高い水着であり、あまりの大胆さから当初はほとんど着用されず、アメリカでは、1960年代初頭まで一般的なビーチでは着用禁止とされていた。それでも現在のものに比べれば、同じ「ビキニ」というカテゴリーだが地味なものであった。
1946年マーシャル諸島のビキニ環礁で米国によって、第二次世界大戦後初の原爆実験が行われた。その報道の直後の1946年7月5日にレアールがその大胆さが周囲に与える破壊的威力を原爆にたとえ、ビキニと命名してこの水着を発表したと言われる。「水爆実験になぞらえた」と誤って言われることがあるが、ビキニ環礁での最初の水爆実験は1954年で、この水着の発表より後である。
日本には1950年に輸入されたが、一般に着用されるようになったのは1970年代になってからである。キャンペーンガールであったアグネス・ラムのビキニ姿のポスターが人気になった。
1960年にはブライアン・ハイランド(Brian Hyland)が『ビキニスタイルのお嬢さん』(Itsy Bitsy Teenie Weenie Yellow Polka-Dot Bikini)という歌を歌い、ビルボードのHOT 100で1位を記録し、日本でもヒットした。この曲のモデルは作者のポール・ヴァンス(Paul Vance)の当時2歳の娘だったという。日本では田代みどりや坂本九らがカバーした。
1980年代中期~後期の日本では一時ビキニが廃れ、ワンピースが復活した。これは水着メーカーの作り上げた流行にもよるが、当時放映されていたアイドル水泳大会や、アクションカメラ的な写真集が流行した為、女性が警戒心を抱いたという説もある。現在、海やプールではビキニを着ている女性が多く、一般化している。
[編集] デザインによる分類
なおボトム部については「水着」を参照。
- 三角ビキニ、トライアングルビキニ
- トップが(正)三角形をしたもの。紐で結ぶだけのものが多い。大きな胸にはセクシー、小さな胸でも可愛いデザインに見える、基本とも言えるビキニである。デザイン的に大きな欠点も無い反面、どの方向からの衝撃にも特別に強い訳ではなく、特にブラの中央から首の根元にかけての斜め上方向には、意外にずれ易い欠点を持つ。またブラと背ひものストラップは必ずしも固定されておらず、ブラ下部をトンネル状にしてストラップが通っている仕様もよく見られる。これはバストの個人差によってブラの位置を左右に調整できる利点があり、ブラを大きく移動させてストラップの結び目を背中でなくバストの中央に持って来る事も可能だが、固定できない事から逆に、横からの衝撃にはもう一歩弱い。
- ホルターネック
- トップを肩ひもからの比較的大きな二等辺三角の布でカバーしたもの。胸の重量感が非常に出るデザインであり、アグネス・ラム、根本はるみなどの着用が有名。デザインの整合上、背中はストラップでなく布自体を縛るデザインが多い。またトップの左右が分割でなく一体化されていたり、水着以外の開放的な服でもホルターネックと呼ぶ場合がある。
- チューブトップ(意味=筒状のトップ)、バンドゥトップ
- ブラがストラップレス(この意味は「水着」を参照)になったビキニ。またチューブトップ状の横長布に、紐を付けたデザインもあり、これはストラップレスではなくなる。
- マイクロビキニ
- 小さいトップとボトムにより構成されるビキニ。詳細は左記の独立項目参照。
- ワイヤービキニ、矯正ビキニ
- パットとともにワイヤーを入れ、バストの型を整えるトップを用いたもの。日本では2000年前後に流行、当時のグラビアアイドルでは黒田美礼、青木裕子、山田まりやなどの着用が有名。従来のビキニと比べてプラのパットが大変かたく、ブラだけを置いてもブラ全体が立つ程である。肩紐は首でなく肩の上を通り、また紐も紐とは言えない幅の太い布になっている。結ぶ部分は無く、背中は結合部が無いかホック、肩紐の長さ調節もベルトと同じ仕組みである。このような特徴から、女性用水着としてはワンピース並みにガードが堅い。
- タンキニ
- トップがブラジャー状ではなくタンクトップ状になっている水着。「タンクトップ」+「ビキニ」からこう呼ぶ。
- モノキニ
- ワンピース水着にもビキニにも見える水着。詳細は左記の独立項目参照。
日本のグラビアアイドルの写真集では「眼帯ブラ」(細川ふみえ)や「マイクロビキニ」、貝殻ビキニ(武田久美子)などが登場している。
[編集] 関連項目
最終更新 2009年10月10日 (土) 08:29 (日時は個人設定で未設定ならばUTC)。
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