ビデオテープレコーダ
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ビデオテープレコーダ (Video Tape Recorder, VTR) は映像信号(ビデオ信号)を記録するための装置である。アンペックス (AMPEX) 社が米国で商標として用いたことや、家庭に普及したのはカセットテープ型だったことから、家庭用のビデオデッキなどの呼称としてはVCR (Video Casette Recorder) と表記されることもある。
目次 |
[編集] 家庭用VTRの例
[編集] アナログ記録
- 1/2インチ (統一I型)
- 1/2インチ (その他)
- 1/4インチ
- VHS, VHS-C, S-VHS, S-VHS-C
- W-VHS
- 8ミリビデオ、Hi8
- ベータマックス、ハイバンドベータ、ED-Beta
- Vコード、VコードII(東芝、三洋)
- VX(松下寿)
- CVC(船井電機、キヤノン)
- カートリビジョン (Avco)
[編集] アナログ記録(音声はデジタル記録)
- S-VHS DA
- 8ミリビデオ、Hi8(PCMオプション)
[編集] デジタル記録
[編集] 放送用・業務用VTRの例
[編集] アナログ記録
[編集] デジタル記録
[編集] 歴史
[編集] 初期の機材とフォーマット
ビデオカセットレコーダーの歴史は全般にわたってビデオテープへの記録の歴史である。アンペックスが最初に商業的に成功したビデオテープレコーダであるAmpex VRX-1000を1956年に発売した。これは2" Quadruplex フォーマットで2インチ (5.1 cm) 幅のテープを使用しており[1]、価格は当時50,000ドルで、導入は大規模のテレビ局や大きな製作会社に限られた[2]。1963年、フィリップスがビジネス・国内ユーザー向けにEL3400 1" ヘリカル走査レコーダを、ソニーが最初のオープンリール式VTRであるPV-100をビジネス・医療・航空業界・教育用に発売した[3]。ソニーのCV-2000は1965年、最初に家庭用に発売された機種である[4]。アンペックスとRCAは1965年、独自仕様のオープンリール式モノクロVTRを1,000ドル以下で家庭用市場に続いた。
交換式ビデオカセットの開発は続き消費者向けではオープンリール式を置き換えた。4トラックオーディオカートリッジが1962年、コンパクトカセットとインスタマチックフィルムカートリッジが1963年、8トラックが1965年、そしてSuper 8が家庭用映画カートリッジとして1966年に発売された。
[編集] Sony Uマチック
詳細は「Uマチック」を参照
ソニーはビデオカセットの試作機を1969年10月に発表した。1970年3月に7社工業規格に認定され7社が生産した。結果的にUマチックシステムは1971年9月東京で販売され世界初の商業用ビデオカセットフォーマットである。カートリッジは後のVHSカセットより大きく似ており、3/4インチ (1.9 cm) 幅のテープを使用して最大60分再生でき、後には90分に拡大された。ソニーは同様に新しいテープを使用した、VP-1100 ビデオカセットプレイヤーとVO-1700 ビデオカセットレコーダーを発売した。Uマチックは日本と北米において使いやすさによりたちまち他のビデオシステムを時代遅れにした。Uマチックはテレビのニュースや学校や商業において幅広く使用された。しかし値段はTV/VTR一式で1,395ドル(2005年の価値に換算して6,362ドル)で家庭用としては高価すぎた[5]。
[編集] フィリップス "VCR" フォーマット
詳細は「ビデオカセット記録」を参照
1970年、フィリップスは家庭用ビデオカセットフォーマットを開発した。紛らわしくもフィリップスはそのフォーマットを "VCR" と名づけた。そのため、後に最初のレコーダの機種番号である "N1500" と呼ばれている。
そのフォーマットはグルンディッヒとレーベの支援を受けた。それは正方形のカートリッジと半インチ (1.3 cm) 幅のテープを使用して同軸リールにマウントした。記録時間は1時間だった。最初の機種はイギリスで1972年に販売され回転ダイヤル式のタイマーがつけられていた。600ポンド(2,087ドル)近い価格は高すぎて家庭用としては失敗した。デジタルタイマー式のN1502が1975年に続いた。1977年にはの同じテープで長時間再生可能な、新型で互換性を持つ "VCR-LP" もしくはN1700が発売され、学校や大学向けに販売された。
[編集] Avco カートリビジョン
詳細は「カートリビジョン」を参照
Avco カートリビジョンシステムはテレビセットとVCRを組み合わせた装置でカートリッジ・テレビジョン Inc.が1,350ドルで販売した。最初のビデオカセットレコーダーで人気のある映画を既に録画されたテープを借りることができた。フィリップスの VCR フォーマットのように正方形のカートリビジョンカセットは2個の半インチ幅のテープが互いの上にマウントされていた。しかし録画の上限は114分だった。
[編集] 関連項目
[編集] 参考文献
- ファースト・フォワード―アメリカを変えてしまったVTR パーソナルメディア刊 ISBN 978-4893620392
- ドキュメント日本の磁気記録開発―オーディオとビデオに賭けた男たち ダイヤモンド社刊 ASIN B000J78GIW
[編集] 脚注
- ^ Ampex VRX-1000 — The First Commercial Videotape Recorder.
- ^ Charles P. Ginsburg, The Birth of Video Recording.
- ^ The Airborne VTR.
- ^ Sony CV Series Video.
- ^ Sony sold 15,000 U-matic machines in the U.S. in its first year. "Television on a Disk," Time, Sep. 18, 1972.
[編集] 外部リンク
最終更新 2009年9月22日 (火) 16:06 (日時は個人設定で未設定ならばUTC)。
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