ピンハネ

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ピンハネ(ぴんはね、ピン撥ね)は、他人の利益の上前を搾取すること。古くより暴力団建設業人材派遣や芸能興行などで、労使の力関係によって否応なく生じる理不尽な慣行として広く行われてきたが、最近は悪しき慣行として認識されるようになってきている。

目次

[編集] 概要

古来、搾取する側がやくざなど非合法組織であったりする場合が多く、また、一般にそれをとする風潮が最近にいたるまでなかったこと、取り締まる法律が整備されていなかったことなどがあいまり改まることがなく現在まで続いてきたため、最近ではかたぎの大手人材派遣業者がそうした風潮に乗り、ピンハネを堂々と行っている。利ざやは大きな場合は50%以上となる。また、建設業においては古くから元請け下請け丸投げを行い、監理もせず利益のみを得る手法が伝統的に行われてきた。暴力団では上部組織が下部組織より上納金を徴収することによってピラミッド型の組織が維持される。一般には上納金と呼ばれるが、内部では会費、交際費などの名目で徴収される。通常は幹部、平組員、舎弟など格付により月額が決められ毎月、「寄り合い」と呼ばれる定例会の際に徴収されるのがふつう。

[編集] 語源

  • 「ピン」はポルトガル語の「Pinta」を語源とする説。ちなみに「Pinta」は「10%(一割)の上前」の意味。ピンをはねる、すなわち搾取するために「ピンハネ」と呼ばれる。賭博用語でも「1」を「ピン」と呼ぶ。

[編集] ピンハネの定義・解説

他人の稼ぎをはねるという意味からは、広く税金や、公務員給料証券会社の売買手数料などもこれに当たる。この言葉の持つニュアンスには、こうした非生産的な職種や職業に対する侮蔑や搾取する側の強い立場に対する弱者の側の反感が汲み取れる。また、自らは何もせずに他人の利益を横取りする、暴利をむさぼるといった悪いイメージや阿漕なイメージを伴って使われることが多い。その利ざやが小さい場合、かつ事前の了解に基づいて行われる場合にはこの言葉は使用されることは少ない。

最近の人材派遣業者の平均的な利ざやは30%前後で、多い場合は50%以上にも上る。こうした暴利をむさぼっている場合に対して「ピンハネ」という表現が使われることが多い。多くの人材派遣では、実際には正社員と同様かそれ以上の仕事をこなしながら、取引口座を持たない個人労働者が「口座を借りる」という感覚で派遣業者を通して就労しなければならない実情がある。

[編集] 関連

最終更新 2009年1月26日 (月) 08:45 (日時は個人設定で未設定ならばUTC)。
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