ファイナルファンタジーXIII

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ファイナルファンタジーXIII
ジャンル ロールプレイングゲーム
対応機種 日本の旗アメリカ合衆国の旗欧州連合の旗プレイステーション3(PS3)
アメリカ合衆国の旗欧州連合の旗Xbox 360(360)
開発元 スクウェア・エニックス
発売元 スクウェア・エニックス
人数 1人
メディア PS3: BD-ROM
360: DVD-ROM
発売日 日本の旗 2009年12月17日[1]
価格 ソフト:9,240円(税別8,800円)
PS3同梱版:41,600円(HDD:250GB)
対象年齢 CERO:B(12才以上対象)
その他 対応映像出力(PS3体験版)
NTSC,480i,480p,720p,1080i,1080p
対応音声出力(PS3体験版)
リニアPCM5.1ch
  

ファイナルファンタジーXIII』(ファイナルファンタジーサーティーン、FINAL FANTASY XIII)は、スクウェア・エニックスより日本国内で2009年12月17日に発売[1]プレイステーション3RPG。「FABULA NOVA CRYSTALLIS」プロジェクト(以下FABULA系)の本編のひとつ。ファイナルファンタジーシリーズ(以下、FFシリーズ)メインタイトルの13作目にあたる。略称は「FFXIII」「FF13」。

メインシリーズのFFとしては初のHD世代ゲーム機向けのタイトルである。同じFABULA系の作品である『ファイナルファンタジー アギトXIII』と『ファイナルファンタジー ヴェルサスXIII』も外伝のような位置づけではなく、それぞれが本作『FFXIII』と並ぶ本編作品の扱いとなっている。

2009年4月16日に発売された『ファイナルファンタジーVII アドベントチルドレン コンプリート』の初回版に本作の体験版ディスクが同梱された。

日本ではプレイステーション3のみの発売だが、欧米ではプレイステーション3とXbox 360の2機種で発売が予定されている。

2009年11月現在、プレイステーション3『本体同梱版』のみ『予約分完売』で、予約が打ち切られている。ソフトのみの予約は現在継続して受け付けている。

ファイナルファンタジーXIII』と、2010年発売予定の『ファイナルファンタジーXIV』が連動するキャンペーンが実施される。 『XIII(同梱版含む)』初回生産分に封入されているキャンペーンコードで、『XIV』のゲーム中でキャンペーン限定のアイテムが手に入る。キャンペーンコードが封入されている『XIII』の通常パッケージには、初回生産分であることを示すステッカーが貼られている。なお、このキャンペーンは日本国内のみでの実施となっている。

日本ゲーム大賞2009 フューチャー部門を受賞。

11月28日、CMが開始。

目次

システム

FF13は章立てのストーリー。全員が主人公。
基本的に物語の進行に伴ってフィールドがどんどん変わっていくため、行き来をするということがない。グラン=パルスに降りてから、いろいろと行き来するようになる。

バトルシステム

アクティブタイムバトルシステムをスピード感を出す方向性で進化」、「コマンドの連鎖、仲間と繋がり広がっていく行動の連鎖」、『ファイナルファンタジーVII アドベントチルドレン』のようなバトルがテーマ。

  • 本作にMPの概念は存在せず、魔法等のアビリティはATBバーのコストを消費する。
  • HPはバトルが終了すると全快になる。
  • 逃げるコマンドがなく、リスタートでエンカウント前に戻るようになる。
  • バトルでギルは獲得できない。宝箱を開けたり、いらない素材を売ることでギルを得ることになる。
  • 経験値によるレベルアップのシステムではなく、クリスタリウムでステータスを向上させていく。
  • セーブポイントとショップは連動しており、コクーンのWEBサイトにアクセスして購入する形式なので、どこのセーブポイントを使っても同じ。物語が進むとショップの種類が増える。
  • 本作ではリーダーキャラが戦闘不能になると、他の仲間が健在でもゲームオーバーになる。
  • 本作は戦闘の難易度が高いので、リスタートやバトルランクが低いとスモーク系(一時的に能力を高められる)アイテムを入手しやすくなるなどの救済措置がある。
  • 巨大なモンスターには部位があり、通常のモンスターでも形態が変わったり、戦闘モードが切り替わったりと変化することがある。ちなみに魔法などをかけていても、形態が変化すると効果が解除される。


シンボルエンカウント
FF13ではフィールドに敵が見えていて、それに接触すると近くの敵を巻き込んで速やかにバトルフィールドへ移動する。
奇襲攻撃
敵に気づかれないように接触すると奇襲攻撃となり、バトル開始時に自動で攻撃を行う。チェーンボーナスも跳ね上がり、敵をブレイク寸前まで追い込める。リザルトにも影響する。
リザルト画面
バトルで勝利すると、リザルト画面で評価される。★の数で表示されるバトルランクが高いほどTPがたくさん回復したり、レアなアイテムが貰えたりする。ランクが低いとそれらの特典は得られないがスモーク系のアイテムを入手しやすくなるメリットがある。
リスタート
バトルではリザルト画面に移行する前なら、ノーリスクでリスタート可能。実行するとエンカウント前まで戻れる。
モンスター図鑑
メニューの“オートクリップ”内の項目から閲覧できる。ライブラの魔法で集めた情報がすべて蓄積される。本作では敵の状態や特徴に関して、ライブラを何度かかけることで段階的に確認でき、戦いを繰り返すとキャラクターが経験で覚えていき、AIの行動に影響を及ぼす。

アクティブタイムバトル (ATB)

本作ではATBゲージは時間経過で溜まり、複数のスロットに区切られてるのが特徴。コマンドにはコストが設定されており、スロット1つ分でコスト1の技を発動できる。また、選んだコマンドをストックでき、○ボタンやATBゲージがMAXになると複数のコマンドを一気に発動できる。スロットごとにコマンドを入力して連続攻撃を狙うか、複数スロットを一気に消費する強力な攻撃を狙うかはプレイヤーの判断しだいとなる。

チェーンブレイクと打ち上げ

敵を攻撃すると画面右上のチェーンボーナスとチェーンゲージが上昇する。攻撃が途切れるとゲージが減っていき、ゼロに戻る前に攻撃を繋ぐとチェーン数が増加していく。チェーン中は通常よりも高いダメージを与えられるほか、ボーナスが右の固定数値より上回ると、敵をブレイク状態にできる。 ブレイク中はチェーンとは別途ダメージが上乗せられるほか、各種攻撃で打ち上げられるようになる。 打ち上げ中に追撃すると大ダメージを与えられるほか、敵の行動を封じられる。

召喚獣システム

召喚獣はルシひとりにつき1体のみで、戦って“認められる”ことで取得できる。召喚者が成長すると召喚獣も自動的に成長する。 召喚を使用する際にはTP(タクティカルポイント)が必要。TPは、戦闘終了時のリザルトランクに応じて獲得できるほか、特定のアイテムを使って補充することも可能。

召喚

召喚中は召喚者と召喚獣のみのパーティーで戦うことになる。召喚者のTPゲージがDRIVEゲージに変化し、チェーンを重ねることで増加していく。このゲージ量が多いほど、ドライビングモードに突入した際の総コストが増え、技をたくさん出せる。 SP(サモンポイント)は、召喚獣のHPにあたる数値。敵の攻撃を受けたり、時間の経過で減少し、SPがゼロになると帰還してしまう。 SPがゼロになる前に、□ボタンを押すとドライビングモードに突入する。

ドライビングモード

ドライビングモードは召喚獣が乗り物へと変わり、召喚者を乗せて戦う。 アナログスティックとボタンの組み合わせで攻撃する。技名の横の数値は発動に必要なコストで、技を出すと画面左下の総コストから数値が引かれていく。 ドライビングモード中は、メーターの針が指す赤いゲージが時間の経過で減っていき、ゼロになる前に技を出すとゲージは最大まで戻り、再び減り出す。時間内に技を出せなかったり、残りの総コストがゼロになると召喚獣は帰還する。

オプティマ

作戦のようなもの。AIで動くパーティーメンバーのロールを変更し、行動を制御するシステム。戦闘中にL1ボタンを押すとオプティマの一覧が表示され、いつでも何回でもチェンジでき、パーティーの戦力と行動パターンを変化させることができる。オプティマは事前にセットしておいたものの中から選択する仕組み。

ロール

従来シリーズのジョブのようなもの。キャラクターの能力や使えるアビリティは、セットしたロールによって変化する。また固有のボーナス効果も得ることができ、同じロールのキャラクターがいれば、効果がより高まる。

ロール 特徴
アタッカー
ATK
 攻撃に特化したロール。物理攻撃や魔法攻撃で戦う。
ブラスター
BLA
 チェーンを繋ぐことを得意とするロール。属性攻撃も得意。
ディフェンダー
DEF
 防御に秀でたロール。挑発などのアビリティも習得する。
ヒーラー
HLR
 回復に特化したロール。攻撃はいっさい行わない。
エンハンサー
ENH
 パーティー支援用のロール。プロテス、ヘイストなどを習得する。
ジャマー
JAM
 相手の弱体化を行うロール。バイオ、スロウなどを習得する。


クリスタリウム

本作の成長システムは、バトルで獲得できるCPクリスタルポイント)を使い、ステータス上昇やアビリティ取得でロールごとに成長させていく。

1. まずは成長させたいロールを選択する。
2. 盤面が現れる。盤面上には、パワーラインで繋がれたクリスタルが配置されており、CPを消費することでそのライン上を進んでいく。
3. クリスタルに到達すると、アビリティを身につけたり、ステータスにボーナスを得られたりする。クリスタルは4種類あり、HP、物理攻撃、魔法攻撃のパラメーターの上昇するものと、アビリティ取得がある。

配置されているクリスタルの種類は、同じロールでもキャラクターごとに異なる。 クリスタリウムは多層高層で、中央のクリスタルにたどり着くとロールのレベルが上がり、ひとつ上の盤面へ移行できる。またクリスタリウムにもレベルがあり、基本的に物語の進行で上がり、取得できるクリスタルの最大値も上がっていく。

改造

素材を使って装備品を強化するシステム。装備品は素材を使って改造することで経験値がたまり、レベルアップすると性能が上がったり、アビリティが付加されたりする。 装備品はそれぞれレベルの限界があり、レベルの表示が★になった装備品は特定の素材でアイテムチェンジできる。アイテムチェンジを行うと名前や外見、性能が変わる。改造後の武器は限界まで改造した装備品より一時的に性能が落ちるが、更に改造を重ねることで、もとの装備品を上回る性能になる。

  • 素材
経験値の上昇幅は素材ごとに決まっており、中には経験値を減らしてしまう物もある。素材の中には次に投入する素材の経験値にボーナスが付くものもある。
  • 解体
解体した装備品はなくなってしまうが、代わりに素材を入手できる。なかには解体でしか手に入らない素材がある。

装備品

本作では装備できるのは武器とアクセサリのみ。

武器

武器は1つしか装備できないが、敵やロールの特性によって複数の武器を使い分けていく。パーティーメンバーの扱う武器のカテゴリは決まっており、武器を改造しても変わらない。

アクセサリ

複数装備できる。改造でさまざまなアビリティを付加することができ、従来の防具のような使い方もできる。

装備アビリティ

装備品に付加されたアビリティ。直接攻撃や魔法の威力を上げるもの、ATBゲージやTPを回復させるもの、プロテス、ヘイスト、各種属性の強化などのステータス効果を付加させるものがある。

連鎖アビリティ

武器のアビリティとアクセサリのアビリティを組み合わせることで、さらに強化されたボーナス効果が付く。

チョコボ

チョコボに乗ると徒歩よりも格段に速く、安全に移動できるほか、普段は立ち入れない場所にも行くことができる。騎乗中に敵と接触すると、画面左下に表示されている“LIFE”がひとつ減る。LIFEがすべてなくなると騎乗不能になる。敵と接触せずに一定時間走り続ければ、LIFEが回復していく。 また、チョコボは地中に埋もれている宝を捜す能力も持っている。チョコボに乗って移動していると、チョコボの頭上に“!”のアイコンが表示され、この付近にお宝があるという合図。

ミッション

パルスの大地に点在する冥碑からミッションを受け、指定されたモンスターを討伐する。 冥碑に触れることで受諾でき、その際にターゲットになるモンスターやその出没地、難易度などを知ることができる。ターゲットを討伐すると、報酬をもらえる。ミッションは一度クリアーした後も繰り返し受けられる。


登場人物

パーティーメンバー

ライトニング (Lightning)
- 坂本真綾
召喚獣:オーディン ドライビングモード:馬
本作の主人公。「ルシ」の一人である21歳の女性。
「ライトニング」は本名ではなくコードネーム。幼少期、両親と死別した際、妹を守る“大人”になるために昔の自分と決別するという意味合いで本名を捨て、それ以降は本名を名乗っていない。元々はボーダム治安連隊の軍曹であったが、下界のルシに選ばれたことによって、聖府から追われる立場となる。
人を甘やかさない厳格なタイプで、相手に手を出すときも容赦がなく、仲間を殴り飛ばすことも。
しかし心の内には強い優しさを秘めており、誰もいないところでふとやわらかい表情を見せる一面も。
剣と銃の機能を併せ持つ変形型の武器で戦う。この装備自体は量産品だが、ライトニングが使用する物は特注品で銘が付けられている。
また重力を自在に操る能力を持ち、左手でフィンガースナップをすることによって発動する。だがいつでも使えるわけではない。
右腕には妹のセラとお揃いのアームレットを付けている。
スノウ・ヴィリアース (Snow Villiers)
声 - 小野大輔
召喚獣:シヴァ(スティリア&ニクス) ドライビングモード:バイク
顎を中心に顔全体に無精が生えている長身で筋肉質の青年男性。智を超える存在「ファルシ」に選ばれ、過酷な使命と烙印を背負う「ルシ」の1人。
名前とは裏腹に熱血漢で物事を前向きに考える、面倒見の良い性格。「ノラ」のリーダー格でメンバーからの信頼は厚い。
だが、ライトニングに「ちゃらちゃらした男」という印象を持たれてしまい、彼女の妹であるセラと婚約したことを含めてライトニングからはかなり嫌われている。彼自身はライトニングを義姉さんと呼び、セラとの交際を認めてもらおうとしている。
武器は身体能力を向上させるコートで、殴る蹴るなどの格闘戦を得意とする。
ヲルバ=ダイア・ヴァニラ (Oerba Dia Vanille)
声 - 福井裕佳梨
召喚獣:ヘカトンケイル ドライビングモード:魔導アーマー
下界(パルス)の民。「ファルシ」に選ばれた「ルシ」の1人。ツインテールの髪型をした少女。
コクーンの住人であることを自称し、ライトニング達と行動を共にするが、その行動は謎に包まれている。
深く抱えたものを明るく素直な表情で包み、周囲に元気を与えるタイプ。
先端に付いたワイヤーを敵に伸ばし、ひっかけて攻撃するロッドで戦う。
物語の語り部という役割もあり、ストーリー中に彼女のナレーションが度々挟まれる。
サッズ・カッツロイ (Sazh Katzroy)
声 - 江原正士
召喚獣:ブリュンヒルデ ドライビングモード:車
温厚で涙もろく、分別と社会的責任をわきまえた中年の男性。「人類の敵」とされるライトニングに協力。
2丁拳銃で戦う。この拳銃は合体させることでライフルにも変形する。
髪型アフロヘアーで、チョコボのヒナを頭の毛の中に住まわせ連れ歩いている。
基本は陽気な雰囲気だが、彼なりに重い何かを背負っている。戦闘には慣れていない。かつては長距離航路の大型飛空艇の機長を務めるほどのエリートパイロットだったが、息子ドッジのために現在は勤務時間の短い定期航路のパイロットに転属している。
ホープ・エストハイム (Hope Estheim)
声 - 梶裕貴
召喚獣:アレキサンダー ドライビングモード:要塞
人々にとって暮らしやすい世界「コクーン」で普通の生活を送ってきた14歳の少年。ブーメランで戦う。
聖府軍のパージ政策により彼の運命は大きく動き出す。
ヲルバ=ユン・ファング (Oerba Yun Fang)
声 - 安藤麻吹
召喚獣:バハムート ドライビングモード:飛竜
聖府の騎兵隊と行動を共にしている黒髪の女性。右上腕にルシの刻印があるがスノウらの物とは違い白く、また紋様も異なる。左手には大きなタトゥーがある。
武器は槍で、三節棍状にも変形させることができる。

サブキャラクター

セラ・ファロン (Serah Farron)
声 - 寿美菜子
18歳(ハイスクールの最終学年)。サイドポニーが特徴の女の子。
自分のことは自分で解決する芯の強さを備えた、ライトニングの実の妹であり、スノウの婚約者。
姉のことを常に気遣う。セラの胸元にはスノウが贈ったネックレスがある。
ライトニングは二人の結婚を認めていない。コクーンで初めて下界(パルス)のルシになってしまう。右腕には姉とお揃いのアームレットを付けている。
ガドー (Gadot)
逆立った赤髪の青年で大男。強気な性格で強大な相手にも単身で突っ込んでいく、「ノラ」の副隊長格。
スノウとは施設で知り合った幼馴染であり親友。暴れん坊で思い込んだら行くタイプだが、スノウだけが唯一それをたしなめることができる。
レブロ (Lebreau)
黒髪のセクシーな女性。勝気な性格だが面倒見がよく、優しい心の持ち主。
身寄りがなく、スノウとガドーとは施設で知り合ったらしい。
マーキー (Maqui)
ゴーグルを付けている金髪の少年。機械いじりが得意で戦闘は苦手。
部屋に閉じこもり、内向的な暮らしをしていたが、スノウに出会い外に出るようになった。
スノウに強い尊敬と憧れを抱いている。
ユージュ (Yuj)
青髪のムードメーカー。スノウ、ガトー、レブロとは同じ施設で育った仲。
ドッジ・カッツロイ (Dajh Katzroy)
6歳。サッズの実の息子。父親同様アフロヘアである。3年前に母親を失うが素直で明るく、時に父親を気遣うような健気さも持つ。ファルシ=クジャタによりコクーンのルシに選ばれた。
チョコボ (Chocobo)
エウリーデのペットッショップでサッズが買った雛チョコボ。
ヤーグ・ロッシュ (Yaag Rosch)
聖府軍の精鋭部隊「PSICOM(サイコム)」を統率する管理官、官階は中佐。
ジル・ナバート (Jihl Nabaat)
聖府軍の将校。官階は中佐。パルスの影響を受けた人間を強制的にコクーンから追放するパージ政策さえも、コクーンを守るためならばその是非を問わない冷徹な性格。
シド・レインズ (Cid Raines)
声 - 中村悠一
聖府軍の騎兵隊と呼ばれる部隊を率いる。階級は准将。巧みな手腕には定評があり、部下からの信頼も厚い。一方で聖府には不満を持っているらしく、野望らしきものを覗かせることもある。
リグディ (Rygdea)
レインズの右腕として各種の工作の指揮を執る騎兵隊の仕官。階級は大尉。権威に屈しない強い心を秘めている。軍上層部に対して反感を抱いてる。
ガレンス・ダイスリー (Galenth Dysley)
コクーンを統治する聖府の代表。コクーン市民の公正な選挙で選ばれた政治的な代表で、誰よりもコクーンの平和を願っており、人々から信頼されている。

用語

“理想郷”コクーン (Cocoon)
下界パルスの脅威から人類を救うため、人知を超えた存在「ファルシ」によって創造された、面積にしてアメリカ大陸ほどの大きさを誇る球状の巨大な空中都市。グラン=パルスの上空に衛星のように浮かんでいる。外界から閉ざされた世界で人口は数千万人に上り、聖府の管理によって繁栄を誇ってきた。
“外なる下界”グラン=パルス (Gran Pulse)
コクーンの外に広がる広大な地上世界。そこへ行った者は誰一人として戻ってこないため、人が住んでいるかどうかも明らかでないが、都市の廃墟が存在するなど、人が住んでいた痕跡もある。コクーンの人々は蔑む意味合いで「下界(パルス)」と呼び、パルスの人々は大自然を築いた神々への感謝を込めて「グラン=パルス(大いなるパルス)」と呼ぶ。
聖府 (Sanctum)
コクーンを管理・統轄する機関で、立法、行政、司法に関するあらゆる機関が集結しているほか、巨大な飛空艇や戦闘機械など、高い軍事力を有している。コクーンの繁栄と安定を望んでおり、「外なる異物(下界のファルシ)」の影響を受けたと思われる住人を大量に拘引し、パルスへの強制移住を宣言する。
クリスタル (Crystal)
さまざまな機械や生物を生み出す存在。それによりコクーンは守護されている。平和の象徴でもあるクリスタルは人を選び、宿命を与え、その意に従わせて世界を導いていた。そしてライトニングを世界を破滅させる人類の敵として選んだ。なお、「外なる異物」と呼ばれる存在もこのクリスタルによって誕生した。
ファルシ (fal'Cie)
クリスタルを力の源とする。食糧生産や天候制御など、コクーンの人々に様々な恩恵を与えている身近な存在である。コクーンには複数のファルシが存在し、ファルシ=クジャタのようにその荘厳な姿から観光名所になっているものもある。パルスにもファルシがあると言われている。
ルシ (l'Cie)
ファルシによって選ばれ、烙印とともに使命を与えられた者たちの総称。呪われているとされており、召喚獣によって呪いの解放が行われる。ルシは使命を果たせなければシ骸という魔物になり、使命を果たせばクリスタルになってしまうという。
呪われたルシを救う存在 (Salvation of the ill-fated l'Cie)
従来の召喚獣のこと。本作での正式な名称は現段階では不明。ルシが心の壁を乗り越えようとするときに現われ、召喚獣に“認められる”ことで召喚獣を従える。ちなみにノーチラスのファンタジーパレードに出てくるカーバンクルやセイレーンは本物の召喚獣はなく、コクーンのおとぎ話に出てくる召喚獣のイメージ。
シ骸 (Cie Corpse)
期間内に使命を果たせないとルシは、絶望に心が閉じたままシ骸という魔物になり果てる。シ骸は自然に死ぬことがなく、長い年月をかけて姿を変容したり、冥碑に変化したりする。
冥碑(めいひ)
使命を果たせずシ骸になったルシが長い年月をかけて彷迷い、結晶化した姿。グラン=パルスの各地に点在している。彼らは自らの使命を代行してくれるルシを、永遠に待ち続けている。
ビジョン (Vision)
ファルシがルシに使命を伝える手段で、ルシになった者だけが視られる。ビジョンの内容は明確ではなく、その意味は視た者の解釈に委ねられる。
ルシの烙印(しるし)
ファルシによって選ばれた証。矢印がをいくつも組み合わせたような複雑な模様。ルシが心理的ショックを受ける、または心理状態が不安定になる度に矢印が増えて、最終的に目玉が現れ、目が完全に開くとシ骸になる。
何かしら強い信念を持っていれば、烙印の矢印は増えず、シ骸になる事はない。
ノラ (Nora)
スノウをリーダーとする組織。聖府の管理に縛られたくない自由を求める若者たちの集団。厳密に組織化されたものではなく、コクーン辺境の水辺の町を拠点にモンスター退治などをして気ままに生活していた。ある時、パルスの影響を受けたとされ町自体が追放されることになったのをきっかけに聖府への抵抗を開始する。
PSICOM (サイコム)
聖府軍の公安情報司令部。聖府直属の特務機関で、エリートのみで構成される少数の精鋭部隊。下界の脅威からコクーンを守ることが任務。
騎兵隊
シド・レインズが率いるコクーンの空の警備隊。母艦となる巨大空母飛空艇リンドブルム”を所持している。空を自由に行動できる機動力があり、遊軍的な部隊となっている。レインズの人格を慕い、“人間の手によるコクーンの自由な統治”を理想として集まった腕利きたちを中心に構成されている。
ファルシ政権
エデンのファルシは市民による政治を監督する立場で、政府代表に助言などを行う。一般市民は政府とファルシを信頼しているが、政府内には長く続いたファルシ政権による歪みや軋轢があったり、ファルシが政治に関わることを反発する者もいる。
パージ (Purge)
聖府の政策。パルスの影響を受けたとされるものをパルスへ強制追放する。
異跡
ファルシがコクーンを整備したり、補修したりするためにパルスから引き上げた古い建造物などの総称。もとからコクーンにある古い建造物は「遺跡」「遺構」と呼ばれ、区別されている。
黙示戦争
数百年前、コクーンとパルスの間で起きた戦争。双方のファルシがルシを選び、代理戦争を繰り広げた。結果的にコクーンが勝ったが、それ以来パルスのファルシはコクーンを憎むようになった。

音楽

今作品の楽曲は全て浜渦正志による作曲となる。『FFXII』と同様、植松伸夫作曲のFF定番曲がアレンジされ、ゲーム中に使用されることとなっている。また、これまでのナンバリングタイトル(『ファイナルファンタジーVIII』から『FFXII』)の主題歌は植松による作曲だったが、今作品は第一報にて発表されていた植松が降板となったため、初めて主題歌及び挿入歌も浜渦が担当することとなった。

テーマソング「君がいるから」
作曲 - 浜渦正志
編曲 - Sin
歌 - 菅原紗由理
挿入歌「Eternal Love」
作曲 - 浜渦正志
編曲 - Sin
歌 - 菅原紗由理

開発環境・クリスタルツールズ

高騰するゲーム開発環境を緩和するため、『FFXIII』以降の内制ソフトに共通運用されると言われている開発ツール。正式には「Crystal Tools」。「PC」、「PS3」、「Xbox360」、「Wii」に対応。

制作中のゲーム内容を常にハード実機でプレビューできる事で作業効率を向上させる。各種シーンを構築する独自ツール群、ゲーム中のグラフィックオブジェクトを作成するMayaXSIPhotoshopのプラグイン、これらを結ぶコミュニケーションサーバ「GRAPE2」、そして「GRAPE2」に接続された実機で構成されている。このルーツは『ファイナルファンタジータクティクス』にあるという。本ツールの開発がこれまでスクウェア・エニックス内製部門にはなかった、専任者で構成される「研究開発部」の立ち上げにまでつながったとのこと[2]

2006年の発表当時はPS3ゲームソフトに共通して使用される「ホワイトエンジン」と呼ばれていたが、執行役員の田中弘道が「あれは(エンジンなんて物じゃなく)ノウハウ集みたいな物」等と開発中に漏らし[要出典]、結果的に2007年末に完成した時点で「開発の手間を省く共通エンジン」から「開発環境を整えるツール」に変わっていた。

現在、本ツールを使用しているのは本作、『FFヴェルサスXIII』、そして『ファイナルファンタジーXIV』。開発基盤は共通だが、それぞれのタイトルで独自にカスタマイズして使用している模様[3]。将来的には外部ライセンスも検討に値するとは考えているようだが、現状はドキュメントの整備が終わっていないので当分はできない相談とのこと[2]

スタッフ

脚注

関連項目

外部リンク

最終更新 2009年12月4日 (金) 18:52 (日時は個人設定で未設定ならばUTC)。
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