ファミリーコンピュータMagazine
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ファミリーコンピュータMagazine(ファミリーコンピュータマガジン)とは徳間書店インターメディアが発行していたファミリーコンピュータ(以下ファミコン)専門のゲーム情報誌である。通称「ファミマガ」。
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[編集] 概要
1985年7月、日本初のファミコン専門誌として創刊。創刊当初は月刊誌として刊行されていたがその後月2回刊、さらに隔週刊となる。
任天堂公認[要出典]の強みもあって紙面は充実しており、編集部では任天堂発売のディスクシステム用ソフトの説明書の編集も手がけた。攻略記事も充実しており、全盛期はほぼ毎号攻略本の別冊付録が付いていた。誌面内容は攻略記事と裏技が中心となっており裏技はファミマガでは「ウルトラテクニック」、略して「ウル技」(ウルテク)と呼称された。
ゲーム雑誌としては「Beep」に次ぐ最古の部類に入り、かつては「ニュースのファミ通、攻略のファミマガ」と呼ばれていた[要出典]。当時のメジャーなゲーム雑誌は「ファミ通」(旧称:ファミコン通信)や「ファミコン必勝本」、「マル勝ファミコン」が横書きだったのに対し当誌のみ縦書きだった。
[編集] 歴史
[編集] 初期
初期には毎回一つのゲームを題材に裏技を紹介する連載漫画やエディット可能なパズルゲームの投稿ステージ(自作面)を紹介するコーナー、『ファミリーベーシック』の投稿プログラムを紹介するコーナー「打ち込んでRUN」もあった。
ゲームの高得点を不正スコアを申告できないように画面の写真を撮って投稿することで競う「ハイスコアルーム」も、担当の米丸・バボの芸風とともに人気を集めていた。またハイスコアだけでなく低スコアクリアや取得アイテムを制限してのクリアなどを競う、今でいうやり込みのはしりとも言えるコーナー内コーナー「がんばりなはれ」も存在した。しかしスーパータイガーと名乗る者がX1で偽造した画面写真を大量に投稿していたことが発覚する「スーパータイガー事件」も起こり、『ドラゴンクエスト』のヒットからスコアを競わない系統のゲームが流行し始めたこともありコーナーは終了することになった。
[編集] ウソ技(ウソテク)
ウル技(ウルテク、ウルトラテクニック)紹介コーナーでは、毎号1つ嘘のウル技を用意して読者に当てさせるクイズ「ウソテックイズ」も出すという企画もあった。このウソ技は他紙による情報盗用問題を念頭においていたが、そのウソ技を盗用して本当の技として掲載してしまった雑誌から苦情が来るということもあったという[要出典]。またウソ技の中には開発者側で面白いということになり、続編において本当のウル技として実現されたものもあった[1]。
その一方で『水晶の龍』の野球拳等、読者が嘘と見抜けないウソ技や非常に高度な、しかし上級者には決して不可能ではないレベルのゲームプレイを要求したあげくウソ技であるといったようなものが騒動となり物議をかもすことも多かった[要出典]。この騒動以降、ウソ技は見た目ですぐ分かるような簡素な物になり投稿者の欄にはゲームに関連したようなペンネームが使われたが年末号のみ手の込んだものになった。
ウル技は初期の人気コーナーだったがバグ技を扱うことについて「ソフトの品質に対するイメージが悪化する」という理由でメーカー側から掲載への圧力がかかることもあり[要出典]初期は1号に50や100も掲載されていたウル技の数は徐々に減少、紙面におけるウェイトも減少していくことになる。
なお過去に『ヨッシーアイランド』の裏技を公表規制中に掲載したため、任天堂からクレームがきて次号でお詫びを掲載したケースもあった。
[編集] ゲーム通信簿(読者レビューランキング)
1986年から「ゲーム通信簿」のコーナーが開始された。これはアンケートハガキに発売されたゲームについて「キャラクタ」「音楽・効果音」「お買い得度」「操作性」「熱中度」「オリジナリティ」のそれぞれを読者が5段階、計30点で評価する欄が設けられこれを集計しランキングするシステムで「ファミ通」のクロスレビューに対抗する評価基準として考えられたものである[要出典]。読者のアンケートという形で公正さをアピールしていたが、あるメーカーが自社のゲームが上位になるよう組織票を投じたことが発覚し問題となったこともあった[要出典]。またこれとは別に年末にその年のゲームを一括し同様の基準での評価を募り、ファミマガゲーム大賞を選定した。
なお、このランキングは姉妹誌の「PC Engine FAN」・「メガドライブFAN」→「SATURN FAN」・「Play Station Magazine」でも行われた。歴代最高点は『ドラゴンクエストII 悪霊の神々』の28.02点。
[編集] 中期
後年にはディスクシステムのマスコットキャラ「ディスくん」が登場して様々なゲーム業界の話を紹介する漫画『ディスくんのマンガトピックス』や『ジェリーボーイ』や『ファイアーエムブレム』、『ストリートファイターII』、『サムライスピリッツ』等を原作とするストーリー漫画、『へべれけ』の四コマ漫画なども連載された(後に「ぺもぺも」というタイトルに改題された)。田尻智がアーケードゲームを紹介するコーナーを持っていたこともある。ディスクシステム用ソフト『ファミマガディスク』などの企画も行われていた。
またそれまで紹介したウル技を完全収録した「大技林」(現在の「広技苑」)が毎年の年始に発売される3号に別冊付録として出版されていたが、これをムック化し単体の本として発行するようになる。しばらくの期間はウソ技もそのまま掲載されていたが、後にウソ技は排除された。なお、「大技林」「広技苑」ともに実在する汎用国語事典のパロディタイトルである。
[編集] 衰退と休刊
一時期はゲーム雑誌の代表格であったが、新作情報を中心とした総合情報誌へと変わって行った「ファミ通」がシェアを拡大。またハードの多様化で任天堂ハードが劣勢となり、部数を激減させることになる。こうした中、てこ入れ策として1997年にNINTENDO64中心の「ファミマガ64」と誌名変更し更に新たに週刊の総合情報誌「ファミマガWeekly」を刊行する。だが「ファミマガWeekly」は半年で廃刊となり、「ファミマガ64」も任天堂劣勢の状況と徳間書店の経営危機の影響を受けて隔週刊から月刊にペースダウンし1998年4月に休刊した。
[編集] 主な連載漫画
- ウル技DJ(著者:山田ゴロ)(通巻9〜18号)
- あこがれてエンジェル!(著者:みなづき由宇)(通巻19〜24号)
- ロマンシング サ・ガ2(著者:面堂かずき)
- ツインビー〜レインボーベルアドベンチャー〜(著者:品川KID)
- ストリートファイター2(著者:神崎将臣)
- サムライスピリッツ(著者:内藤泰弘)
- ジェリーボーイ(著者:杉森建)
[編集] Nintendoスタジアム
ポケットモンスターが一躍ブームとなった1997年から、テレビ東京の番組『スーパーマリオスタジアム』及び後続の『64マリオスタジアム』において番組内で行われていたポケモン通信対戦コーナー「ポケモンリーグ」の解説者をファミマガの編集者「トランセル種市」が担当することになった。休刊後も番組内での解説を続けていたのが功を奏したのか、その後徳間書店から「Nintendoスタジアム」という雑誌を1998年5月に刊行することになった。当初はポケモンの記事しか無かったが、後に任天堂の家庭用ゲーム機全般を扱うゲーム雑誌になった。雑誌サイズはA5判と小さいものの縦書きで独特の目次ページなど、ファミマガの後継誌といった雰囲気であった。
その後、徳間書店の経営悪化により兄弟誌であった「Play Station Magazine」や「ドリームキャストFAN」が廃刊となる中、「Nintendoスタジアム」のスタッフは新規に編集プロダクションを立ち上げ独立し発行元を毎日コミュニケーションズへと移して刊行が継続された。これによって、毎日コミュニケーションズから既に刊行されていた「The 64DREAM」(現:「Nintendo DREAM」)とはライバル誌から兄弟誌になる。しばらくは共に刊行されていたが、「Nintendo DREAM」に統合される形で2002年6月21日発売の同年8月号にて事実上休刊となる。「大技林」も毎日コミュニケーションズから「広技苑」と名を変えて発行している。
[編集] 姉妹誌
- テクノポリス
- MSX・FAN
- PC Engine FAN(ファミマガのコーナーから独立)
- メガドライブFAN(ファミマガのコーナーから独立)
- 3DOREALFAN(ファミマガのコーナーから独立)
- Play Station Magazine
- ファミマガ増刊として刊行された雑誌・ムック
- SUPER FAMICOM Magazine(ゲームのBGMを収録したCDが付録。後期はPCエンジンやメガドライブのBGMも収録した)
- GAMEBOY Magazine(ゲームボーイ特集増刊。A5判)
- ゲーセン天国(アーケードゲーム情報誌。ファミマガのコーナーから独立)
- ファミマガVideo(最新のゲームソフトを映像で紹介。別冊ファミマガMiniも同梱されていた。ビデオ本編のナレーションは富山敬)
[編集] 雑記
- ソフトの紹介記事には必ずそのソフトの容量を明記しており、大容量を売りにするソフトが急増したきっかけにもなった。
- 1994年、ファミコンスペースワールドが中止となったことから代替イベント「スーパーファミコンアースワールド」を任天堂を始めとするメーカー各社の協賛で主催した。翌1995年にも「ファミマガアースワールド」を開催。
- 上記の「Nintendo DREAM」の付録として一度復活したことがある。内容はファミコンミニの紹介記事だった。
- 「ファミ通」vol.956にて、エイプリルフールにちなみウソ技の特集がされた。徳間書店協力のもと、ウソ技がほぼ全て掲載されている。
- ウソ技を担当していた相沢浩仁は、現在「ファミ通PS+」の編集長に就任している。
- 業務用ゲームを紹介する「俺たちゲーセン野郎」と言う記事があり、テストプレイヤー兼編集を田尻が担当していた。
[編集] 脚注
[編集] 関連項目
最終更新 2009年11月21日 (土) 08:21 (日時は個人設定で未設定ならばUTC)。
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