ファラオ・サンダース

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ファラオ・サンダース
レジー・ワークマン(左)、ファラオ・サンダース(右) 1978年
レジー・ワークマン(左)、ファラオ・サンダース(右) 1978年
基本情報
出生名 Farrell Sanders
出生 1940年10月13日(69歳)
出身地 アメリカ合衆国 アーカンソー州リトル・ロック
ジャンル フリー・ジャズ、ワールド・フュージョン
職業 サクソフォーン奏者
担当楽器 テナー・サックスフルート
活動期間 1965年 -
レーベル ESPレーベル
インパルス!レコード
アリスタ・レコード
Theresa
タイムレス・レコード
ヴァーヴ・レコード
ヴィーナスレコード
共同作業者 サン・ラ、ジョン・コルトレーン
公式サイト Pharoahsanders.net
  

ファラオ・サンダース(Pharoah Sanders、1940年10月13日-)は、アメリカ合衆国ジャズサクソフォーン奏者。晩年のジョン・コルトレーンと活動を共にし、コルトレーンの後継者として知られる。

目次

[編集] 来歴

アーカンソー州リトル・ロック出身。クラリネットを始めた後サックスに転向。当初はブルースを演奏し、ボビー・ブランドがリトル・ロックを訪れた際、バックを務めたこともある[1]。大学進学のためにカリフォルニア州オークランドに移り、その後拠点をニューヨークに移す。

サン・ラとの共演を経て、1965年ジョン・コルトレーンのグループに加入。同年、初のリーダー・アルバムをESPから発表。翌年には、コルトレーンにとって唯一の日本公演にも帯同。1967年にコルトレーンが他界してからは、バンド・リーダーとしての活動が中心となる。

インパルス!レコードから発表した諸作は、フリー・ジャズに幅広い黒人音楽(ゴスペルファンク等)を取り込んだ音楽性で知られる。1969年のアルバム『カルマ』は、32分に及ぶ「ザ・クリエイター・ハズ・ア・マスター・プラン」を収録し、サンダースの代表作とされる。1973年のアルバム『ラヴ・イン・アス・オール』では、自らボーカルを披露。インパルス時代のサンダースのサイドマンとしては、ロニー・リストン・スミス等が挙げられる。

1977年にアリスタ・レコードに移籍してからは、コンテンポラリーな路線にも手を染める。1987年にはオランダのジャズ・レーベル、タイムレス・レコードに移籍。ヴァーヴ・レコードから発表した『Message From Home』(1996年)と『Save Our Children』(1998年)の2作では、ビル・ラズウェルがプロデュースを担当し、バーニー・ウォーレル等も参加。日本のジャズ・レーベル、ヴィーナス・レコード制作のアルバム『ザ・クリエイター・ハズ・ア・マスター・プラン』(2003年)には、同名曲の再演や、ホイットニー・ヒューストンのカバー「グレイテスト・ラヴ・オブ・オール」を収録。

2004年、日本のバンドSLEEP WALKERと共演。その時の音源は、同バンドのアルバム『The Voyage』(2006年)に収録[2]

自分のリーダー作においても、コルトレーンが作曲した楽曲(「Naima」「Welcome」他多数)や、コルトレーンがレパートリーとした楽曲(「The Night Has A Thousand Eyes」他)を頻繁に取り上げ、師に対する敬意を表明している。

[編集] 評価

アルバート・アイラーは、三位一体になぞらえて「トレーン(ジョン・コルトレーンの愛称)が父、ファラオが子、私が聖霊」と評した[3]。近年は、日本のクラブ・シーンでも人気が高く、沖野修也(DJ / 音楽プロデューサー)はサンダースを「クラブ・ジャズ界における最重要レジェンド」と評している[4]

[編集] ディスコグラフィー

  • Pharoah's First(1965年)
  • Tauhid(1966年)
  • Izipho Zam(1969年)
  • Karma(1969年)
  • Jewels Of Thought(1969年)
  • Deaf Dumb Blind (Summun Bukmun Umyun)(1970年)
  • Live At The East(1971年)
  • Black Unity(1971年)
  • Thembi(1971年)
  • Wisdom Through Music(1972年)
  • Elevation(1973年)
  • Love In Us All(1973年)
  • Village Of The Pharoahs(1973年)
  • Pharoah(1977年)
  • Love Will Find A Way(1977年)
  • Journey To The One(1980年)
  • Beyond A Dream(1981年)
  • Rejoice(1981年)
  • Heart Is A Melody(1982年)
  • Live(1982年)
  • Shukuru(1985年)
  • Africa(1987年)
  • Moon Child(1990年)
  • Welcome To Love(1990年)
  • Crescent With Love(1993年)
  • Message From Home(1996年)
  • Save Our Children(1998年)
  • Spirits(2000年)
  • The Creator Has A Master Plan(2003年)

サイドマンとしての参加作品

[編集] 脚注

  1. ^ AllMusicGuide参照
  2. ^ CDjournal.com
  3. ^ allaboutjazz参照
  4. ^ 『クラブ・ジャズ入門』(リットーミュージック、2007年、ISBN 978-4-8456-1487-5)p.210参照

[編集] 外部リンク

ウィキメディア・コモンズ

最終更新 2009年7月27日 (月) 13:08 (日時は個人設定で未設定ならばUTC)。
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