フィア・ファクトリー

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フィア・ファクトリー
基本情報
出身地 アメリカ合衆国ロサンゼルス
ジャンル ヘヴィメタル
インダストリアル
活動期間 1990年 -
レーベル ロードランナー・レコード
ビクターエンタテインメント
公式サイト FearFactory.com
メンバー
バートン・C・ベル
ディーノ・カザレス
バイロン・ストラウド
ジーン・ホグラン
旧メンバー
クリスチャン・オールド・ウォルバースほか
  

フィア・ファクトリー (Fear Factory) は、1990年アメリカ合衆国カリフォルニア州ロサンゼルスで結成されたインダストリアルヘヴィメタルバンド。 

なお、バンド名の意味は恐怖の工場である。

バンド名の略称はFF

目次

[編集] 音楽的特徴

スラッシュメタル的なクランチーなギターリフと、正確無比なドラムシンクロするヘヴィメタルに、インダストリアルノイズやスペーシーなシンセパッド、サンプリング音を配した楽曲を特徴とする。

ヴォーカルスタイルは、ヴァースではいわゆるデスヴォイス的なハードな歌唱をし、コーラスパートではクリーンヴォイスでニュー・ウェイヴプログレッシブ・ロック的な浮遊感漂うメロディを歌う。 このデスヴォイスとクリーンヴォイスの歌い分けは、このバンドの出現により一般的なものとなった。

インダストリアル・ロックに分類されるが、ミニストリーのような打ち込み主体のドラムビートは無く(リミックスはその限りではない)、基本的に人間のドラマー演奏する。

楽曲歌詞近未来を想起させるものが多く、それも大きな特徴になっている。

元ドラマーのレイモンド・ヘレーラはリズムマシン並みの正確な演奏を身上とし、特にツー・バスの連打とギターリフのシンクロ(古くはメタリカのONEで聴くことも出来るが)はヴォーカルスタイル同様ニューメタル勢、メタルコア勢に留まらずベテランのヘヴィメタルバンドやスラッシュメタルバンドにも多大な影響を与えた。

初期はリミックスアルバムにも力を入れ、また楽曲にダンスミュージック由来のドラムビートを取り入れるなどし、北米やヨーロッパでは『モッシュ・ピットとダンス・フロアの垣根を取り払ったバンド』として知られる。

[編集] 略歴

  • 1992年、コリン・リチャードソンプロデュースでアルバムのレコーディングが行われ『ソウル・オブ・ア・ニュー・マシーン - SOUL OF A NEW MACHINE - 』でロードランナーよりデビュー。
  • 1993年、リミックスEP『FEAR IS THE MINDKILLER』を発表し、ダイナモ・オープン・エア・フェスティバルに出演。
  • 1995年、3rdアルバム『ディマニュファクチャー - DEMANUFACTURE - 』をリリース。
  • 1997年、前作『ディマニュファクチャー』のリミックス・アルバムとして、『リマニュファクチャー ~クローニング・テクノロジー ~ - REMANUFACTURE ~CLONING TECHNOLOGY~ - 』をリリース、全英初登場22位をマーク。
    • 7月、12インチ・アナログ・シングル『THE GABBER MIXIES』を発売。
    • 10月、シングル「Burn」をリリース。
    • 12月、イギリスでのブラック・サバス再結成コンサートのサポート・アクトを務める。
  • 1998年、『オブソリート - OBSOLETE - 』をリリース。
  • 1999年、『オブソリート - OBSOLETE - 』の売り上げ枚数が累計50万枚を突破し、ゴールドディスクに認定される。
  • 2001年、『デジモータル - DIGIMORTAL - 』をリリース。
  • 2002年、ディーノ・カザレスと他メンバーとの確執により、解散。
  • 2003年、レアトラック集『ヘイトファイルズ - HATEFILES - 』が発売される。
  • 2004年、クリスチャン・オールド・ウォルバースがギターに転向、バイロン・ストラウドが新ベーシストとして加入し、再結成。
『アーキタイプ- ARCHETYPE - 』をリリース。
  • 2005年、『トランスグレッション- TRANSGRESSION - 』をリリース。
  • 2009年、8作目のアルバムを製作中に前に契約していたレーベルと現在契約しているレーベルのどちらかでリリースするかを決めることでトラブルが起き、アルバムの製作が中断してしまう。この間、クリスチャンとレイモンドはThreat Signalのボーカルのジョン・ハワードとベーシストのパット・キャヴァナと共にArkaeaというバンドを始動し、2009年7月14日にファースト・アルバムを発売した。皮肉にもこのファースト・アルバムには、本来であればフィア・ファクトリーで演奏される予定であったと思われる曲が含まれている。このプロジェクトの立ち上げやバンド内のトラブルが重なったことで、クリスチャンとレイモンドはバンドを脱退する。バンドは存続の危機に陥ったが、2004年に一度脱退したギタリストのディーノ・カザレスが電撃復帰(バートンとの確執が解消された結果と思われる)。後任ドラマーには、かつてフォビドゥンやストラッピング・ヤング・ラット等の数々のプロジェクトで活動していたジーン・ホグランが加入した。今後はこの新ラインナップで活動していくことになる。
  • 2009年10月15日、8作目のアルバム名が『メカナイズド- Mechanized - 』、2010年2月に発売する予定であることを発表。

[編集] メンバー

[編集] 現在のメンバー

身長6フィート2 1/2インチ(約188cm)、テキサス州ヒューストン出身。
いわゆる『デス声とクリーンなメロディの歌い分け』のパイオニア的存在。そのスタイルは当時(1991年~1995年頃)としては独創的で、多くのバンドに影響を与えた。ブラック・サバスのベーシスト、ギーザー・バトラーのバンド、ギーザーに参加しフィア・ファクトリーの知名度上昇に貢献した。
また、スパインシャンク、ソウルフライスタティック-X、キルゴア、ミニストリー等の多くのアルバムにゲスト参加している。
一見全身タトゥーのタフガイだが実は礼儀正しいナイスガイで、来日した際にインタビュアーはみな面食らうという。
強姦犯にタックルを食らわし、捕まえた事がある。地元のTVニュースや新聞等で取り上げられ話題になった。
身長5フィート 8インチ(約173cm)、メキシコ合衆国バハ・カリフォルニア州、メキシカル出身。
フィア・ファクトリーのオリジナルギタリストでバンド創始者の一人。現在はディヴァイン・ヘレシーというバンドでも活躍中。またロードランナー・ユナイテッドの4人のリーダーの一人に選ばれた。
巨漢なことでも有名。
グラインドコアプロジェクト、BRUJERIA(ブルヘリア)でもギターを弾いているという噂があり、BRUJERIAのメンバー自身も素性は明かさない方針だったが、インタビューであっさり自分が参加してると明かした。
KORNのギタリストのマンキーと並び、7弦ヘヴィメタルギタリストの代表格として知られる。長年に渡ってアイバニーズ社とエンドーズ契約を結んでいる。特に有名な使用ギターは「7弦+リバースヘッド+スルーネック+ブリッジ側にEMG707ピックアップが1個+1ボリューム+ロック式ナット+エッジ・プロブリッジ」という仕様である。2008年からはスルーネック仕様の8弦ギターを製作し、こちらも使用している。
もともとアイバニーズの7弦ギターはディマジオ社のパッシブ・ピックアップだったが、ディーノ自身がアクティブ・ピックアップで有名なEMG社に直接連絡し、当時唯一の7弦ギター用のアクティブピックアップ、EMG707の開発を促した。EMG707の売り上げの数%はディーノに支払われている。
また、ロサンゼルスのニュー・メタル界隈ではゴッドファーザー的な存在で、コールチェンバーやスパインシャンクのロードランナー・レコード との契約の手助けや、無名時代のスタティック-Xのデモテープを自分たちのショウでかける、フィア・ファクトリーのオープニング・アクトに起用する等サポートしていた。
2009年4月からフィア・ファクトリーに復帰。ファンや関係者を歓喜させた。
カナダブリティッシュ・コロンビア州出身。
ストラッピング・ヤング・ラット等、デビン・タウンゼントのバンドやプロジェクトでベーシストをやっていた。現在もツアーに参加する。
ジーンと共にZimmer's Holeというバンドでも活動中。
  • ジーン・ホグラン (Eugene "Gene" Victor Hoglan II, 1967年8月31日 - ) (Dr)
テキサス州ダラス出身。
ダーク・エンジェルフォビドゥンテスタメント、ストラッピング・ヤング・ラット、デスの元メンバー。
スラッシュメタル界屈指の名手として有名。特にツーバスの連打や高速2ビートに定評がある。後にデスやストラッピング・ヤング・ラットとスラッシュメタルに留まらない活躍も見せている。
2009年4月からフィア・ファクトリーに加入。
バイロンと共にZimmer's Holeというバンドでも活動中。

[編集] 元メンバー

  • クリスチャン・オールド・ウォルバース (Christian Olde Wolbers, 1972年8月5日 - )(G/B)
身長5フィート 11インチ(約180cm)、ベルギーアントワープ出身。
ロサンゼルスにバカンスで来ていたところ、バーバイオハザードのメンバーによってディーノ・カザレスに紹介されフィア・ファクトリーに加入する。
フィア・ファクトリー加入前はギタリストだったが、ベーシストに転向。現在はギタリストに戻っている。
ベーシスト時代アイバニーズの5弦ベースを使用しており、その関係で後にアイバニーズからディーノ・カザレスに7弦ギターが贈られた。
現在は主に、ジャクソン社製の7弦ギター(シグネチュアモデル)を使用している。
  • レイモンド・ヘレーラ(Raymond Herrera, 1972年12月18日 - )(Dr)
身長6フィート3インチ(約190cm)、カリフォルニア州ロサンゼルス出身。
コンピューター・ゲームが趣味で3VOLUTION PRODUCTIONSというゲーム音楽製作会社の社長もやっている。
本人が「リズムマシンのように演奏したい」と言っているように、非常に正確なドラミングを身上とする。ほとんどの場面でギターリフとバスドラムをシンクロさせる。またタムはあまり使わない。
もともとロサンゼルスのレコード店で働いていたが、アナログ盤を扱っていなかったため別のレコード店にナパーム・デス等のアナログ盤を買いに行っていた。そこで働いていたディーノ・カザレスと知り合いフィア・ファクトリーを結成した。
一時期キリング・ジョークやプロングに在籍していた、モヒカンがトレードマークのキーボーディスト。フィア・ファクトリーの正式メンバーになったことは無く、アディショナル・メンバーという扱い。
  • Reynor Diego (Key) (1991-1995)
  • Andrew Shives (B) (1991-1994)
  • Dave Gibney (B) (1990-1991)
  • Andy Romero (B)

[編集] ディスコグラフィ

[編集] アルバム

  • コンクリート - Concrete (製作1991、発売2002)
  • ソウル・オブ・ア・ニュー・マシーン - Soul of a New Machine (1992)
  • ディマニュファクチャー - Demanufacture (1995)
  • オブソリート - Obsolete (1998)
  • デジモータル - Digimortal (2001)
  • アーキタイプ - Archetype (2004)
  • トランスグレッション - Transgression (2005)

[編集] アルバム以外

  • Fear Is the Mindkiller (EP) (1993)
  • The Gabber Mixes (12インチ) (1997)
  • リマニュファクチャー ~クローニング・テクノロジー ~ - Remanufacture ~Cloning Technology~ (リミックス盤) (1997)
  • Digital Connectivity (2002)
  • Hatefiles (レアトラック集) (2003)
  • Mischief Invasion (2004)

[編集] 外部リンク

最終更新 2009年12月2日 (水) 00:23 (日時は個人設定で未設定ならばUTC)。
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