フウセンタケ科

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フウセンタケ科

ムラサキフウセンタケ
分類
: 菌界
: 担子菌門
亜門 : 菌蕈亜門
: 同担子菌綱
: ハラタケ目
: フウセンタケ科

フウセンタケ科(英語:Cortinariaceae)は同担子菌綱ハラタケ目菌類。世界に広く生息している。学名は多様なコルチナをもつ最大の属、フウセンタケ属から付けられている。その他の特記すべき属はワカフサタケ属、チャツムタケ属、ケコガサタケ属、アセタケ属などが挙げられる。ササタケ属、ショウゲンジ属などの属は近年フウセンタケ属に統合された。


死に至ることもある毒素であるオレラニンを含む種が34の種から見つかっている。また、同じく危険な毒素アマニシンをもつ種も7種知られている。[1]

目次

[編集] 分類上の特徴

この科の茸は傘表皮の襞に子嚢層を持っており、胞子は茶色で沈殿する。この科のほとんどの属で芽胞を見ることができる。

[編集] 種の違い

フウセンタケ属は疣のある胞子を持っており、さび茶色で沈殿する。この属のきのこは部分的にコルチナに覆われている。陸生で菌根を持っている。大きさは小さい物から肉厚で大きい物まである。

ケコガサタケ属は芽胞に飾られている、これらは胞子に覆われており成熟するとばらばらになる。茸自体は小さくクヌギタケ属に似ており、腐生生物であり、コケ、草、木の朽ちた物に生育する。

チャツムタケ属は疣のある胞子をもち、赤茶色で沈殿する。腐生生物であり、木に生えることが多い。カサの表面は乾いている。

ワカフサタケ属は鈍茶色の茸であり、軽く疣のある胞子を持ち、色は茶色で沈殿する。陸生であり、菌根を持ち、小さい物から大きく肉厚のものまであり、フウセンタケ属に似ている。しかしカサの表面が葛餅状で、Cystidiumの存在とpleurocystidiaの欠乏が特徴になっている

アセタケ属は乾燥していて光沢があり、カサは放射状に繊維質。胞子はnoduloseか楕円形で滑らかであり色は茶色く、沈殿する。これらの茸は陸生であり、菌根を持ち、大部分は小さい茸である。

チャニセムクエタケ属はこぶのある胞子を持ち、胞子の形はレモン状でとがった疣を持っている。多くのきのこは小さく、定義されていない小さい茶色の物もある。

カワムラジンガサタケ属は疣があり、長くのびた柄を持ち、胞子は茶色で沈殿する。木の根に生えることが多く木の種が違えば菌の種も変わる。

[編集] 食用

広大な種類にもかかわらず、フウセンタケ科は広く食されているわけではなく、一般的には避けられる傾向にある。多くの毒をもつ種があり、幾つかの種は非常に珍重されている。ケコガサタケ属は特に致命的な毒をもっている。含まれている毒はα-アマニチンや、パラコートと同じ構造をしているオレラニンであり、前者はテングタケ属にも含まれている猛毒である。

フウセンタケ科は最大の茸の科である。しかし、食用に向かない、毒があるなどの種が多く、多くの著者がフウセンタケ類は食べられないと評価している。一時、ポーランド人がCortinarius orellanus(オレラニン含有)を食べており、茸を食べてから中毒症状に陥ることがあった。その他、小さすぎたり、まずいなどの理由がフウセンタケ類が食べられない理由である。一方、可食のものでショウゲンジのように大きく、味の良いものは非常に良い評価を受けているが、菌学者たちの間でフウセンタケ科は食不適としている。

ワカフサタケ属、アセタケ属、チャツムタケ属には可食の物がない。ワカフサタケ属、アセタケ属には毒があるが間違った識別をされることがある。チャツムタケ属は幻覚作用があり、これを目的に消費される事もある。また、チャツムタケ属のオオワライタケは重篤な中毒症状を起こすことがある。

[編集] 参照

  1. ^ [1]

最終更新 2009年11月25日 (水) 15:01 (日時は個人設定で未設定ならばUTC)。
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