フェデックス
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| 市場情報 | NYSE: FDX
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|---|---|
| 本社所在地 | テネシー州メンフィス市 |
| 設立 | 1971年 |
| 業種 | 空運業 |
| 事業内容 | 各種運送 |
| 代表者 | フレドリック・W・スミス 会長・CEO |
| 従業員数 | 25万2000人 (2008) |
| 外部リンク | http://www.fedex.com/ |
フェデックス・コーポレーション(FedEx Corporation) は、空路や地上で、重量貨物やドキュメントなどの物流サービスを提供する世界最大手の会社である。取り扱い国は220カ国。
米国でfedexと言えば、「宅配便」の意味の普通名詞化しつつある。(日本で宅急便が「宅配便」の普通名詞化しつつあるのに似ている)
目次 |
[編集] 歴史
1971年、アーカンソー州リトルロックで元アメリカ合衆国海兵隊員フレッド・スミス(Frederick Wallace "Fred" Smith)によってにフェデラル・エクスプレス社(Federal Express)として設立された。
なお、創業者のフレデリック・スミスがビジネス・スクールでハブシステムの原案をレポートとして提出したとき、教授からCと評価された。しかしそのハブシステムこそがアメリカの広大な国土のほぼ全域でオーバーナイトデリバリー(翌朝配達)を可能にした。このレポートは現在もフェデックスの本社に飾られていると言う。
1973年、テネシー州メンフィスのメンフィス国際空港に拠点を移し、ダッソー・ファルコン20を使った米国主要25都市への翌日配達サービスを開始。1978年の航空会社規制緩和法(Airline Deregulation Act)により、サービスエリアを急速に拡大した。
1989年、国際貨物航空会社フライング・タイガー・ライン社を買収。1998年1月、RPS、ロバーツ・エクスプレス (Roberts Express) 、バイキング運送 (Viking Freight) 及びカリバー・ロジステックス (Caliber Logistics) の各会社を子会社に持つコルビー・システム社 (Caliber System, Inc.) を買収。続いてアメリカン・フリートウエイズ (American Freightways) を買収。各社の統合後は、フェデックス社 (FDX Corp.) として知られるようになる。
2004年2月、書類のコピー及びプリント・サービスを提供する1,200店舗を持つアメリカのチェーン店「キンコーズ」(Kinko's)を24億ドルで買収。
主要な競争相手はDHL、UPS、TNT及び各国郵便公社・会社(USPS、カナダ郵便公社、ロイヤルメール、JP 日本郵便など)である。
[編集] 運用ユニットとロゴ
フェデックスは、複数の運用部門として組織化されており、それぞれが自身のロゴを持っている。いずれのロゴも、Fedは紫色である。Ex はそれぞれの部門によって別々の色が使われる。会社としてのロゴは灰色の Ex を使用している。もともとのフェデックスのロゴは橙色の Ex を用いていたが、それは現在フェデックス・エキスプレスのロゴとして使われている。これらのロゴは世界的なデザイン会社ランドーアソシエイツの手によるものである[1]。
- フェデックス・エクスプレス(FedEx Express)
- フェデックス運送(FedEx Freight)
- フェデックス運送東(FedEx Freight East)- 元アメリカン・フリートウエイズ(American Freightways)
- フェデックス運送西(FedEx Freight West)- 元バイキング運送(Viking Freight)
- カリビアン輸送サービス(Caribbean Transport Services)- 2003年まで、フェデックス・トレード・ネットワークの一部。
- フェデックス・グランド(FedEx Ground)
- フェデックス・ホーム・デリバリー(FedEx Home Delivery)- フェデックス・グランドの1部門。
- フェデックス・スマートポスト(FedEx SmartPost)
- フェデックス・カスタム・クリティカル(FedEx Custom Critical)
- パスポート輸送(Passport Transport)
- フェデックス・トレード・ネットワークス(FedEx Trade Networks)
- フェデックス・サービス(FedEx Services)
- フェデックス・オフィス(FedEx Office、旧フェデックス・キンコーズ、日本では中国・九州地区を除き現在もフェデックス・キンコーズで営業[1])
[編集] フェデックス エクスプレス
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| 設立日 | 1971年 | |||
| ハブ空港 | メンフィス国際空港 | |||
| 焦点空港 | インディアナポリス国際空港 ニューアーク・リバティー国際空港 テッド・スティーブンス・アンカレッジ国際空港 オークランド国際空港 Fort Worth Alliance Airport マイアミ国際空港 トロント・ピアソン国際空港 シャルル・ド・ゴール国際空港 広州白雲国際空港 |
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| 保有機材数 | 651機 | |||
| 就航地 | 375都市 | |||
| 親会社 | フェデックス | |||
| 本拠地 | ||||
フェデックス社の貨物航空部門である。
[編集] 保有機材
この航空会社の機材は以下の航空機で構成されている (2008年9月現在):
- エアバスA300-600型機 68機 (エアバスA300-600F型機を含む。)[2]
- エアバスA310-200/300型機 66機
- ボーイング727-200型機 85機(順次退役中)
- ボーイング757-200型機 16機 (74機発注中)
- ボーイング777-200LRF型機 0機 (15機発注中,15機オプション)
- マクドネル・ダグラスDC-10-10型機 4機
- マクドネル・ダグラスDC-10-30型機 10機
- マクドネル・ダグラスMD-10-10型機 58機
- マクドネル・ダグラスMD-10-30型機 10機
- マクドネル・ダグラスMD-11F型機 58機
- ATR 42-300/-320型機 27機
- ATR 72-200型機 13機
- セスナ208A型機 10機
- セスナ208B型機 242機
- フォッカー F27型機 4機(順次退役中)
合計671機(民間航空会社としては世界最大)
※上記のうち、ボーイング727型機は、騒音規制クリアのために、90機全てにハッシュキットと呼ばれる騒音軽減装置が装着されている。
※上記のうち、MD-10-10型機、MD-10-30型機の2種類は、DC-10の操縦システムを、MD-11の操縦システムと同様のものに改修した機材である。
フェデックスの保有する航空機は、子会社であるフェデックス・エクスプレス(FedEx Express)とフェデックス・フィーダー(FedEx Feeder)によって運航されている。このうち、前者はMD-11などのジェット機の運航を、後者はセスナ208Bなどターボプロップ機の運航を担当している。
フェデックスは、保有機材数が671機と世界の民間航空会社の中で最大の機材数を誇る。2位はアメリカン航空で653機。
フェデックスでは、機材の大がかりな更新を計画しており、進めている。 同社では、長年に渡ってボーイング727型貨物機を使用し、近年の騒音規制強化の流れの中でも、ハッシュキットと呼ばれる騒音軽減装置を全機に装着して、使用を続けていた。しかし、老朽化がさらに激しくなっているボーイング727型貨物機については、ボーイング757-200型機との置き換えが決定し、現在進められている。 これに関しては、ボーイング757-200型機の中古機を90機発注し、現在16機を受領している。この後も順次受領していく予定で、2016年までに727型貨物機は全機退役する予定である。
また、2009年から2011年にかけて、現在発注中のボーイング777-200LRFを受領、DC-10-10型、DC-10-30型貨物機と更新することを予定している。この置き換えについても、2009年-2016年にかけて行われる予定である。
DC-10などの3発機の更新を計画する中で、A380-800F型機の納入遅延・発注キャンセル問題が発生した。この問題の概略は、以下の通りである。
開発中であったエアバスA380-800F型機を最初に購入することを公表していたが、2006年11月、同機の納期遅延が慢性化しているなどの理由で発注を全てキャンセル、新たにボーイング777フレイター(ボーイング777-200LRF)を発注した。なお、エアバスA380-800Fについては、フェデックスの他にもユナイテッド・パーセル・サービス(UPS)や、エミレーツ航空(エミレーツ・スカイカーゴ)が発注していたが、現在ではこの2社も、同機の発注を全てキャンセルしている。このキャンセルで発注が全てなくなってしまったこともあり、A380-800F型機の開発は凍結、中止されている。
その他、ターボプロップ機に関しても、フォッカー27 フレンドシップの退役を進めている。
[編集] 事故
- 1997年7月31日:ニューアーク国際空港に着陸しようとしたフェデックス14便(マクドネル・ダグラスMD-11F型機、N611FE)が不安定になり宙返りして着地して炎上、機体は全損したが搭乗していた5名は救助された。
- 1999年10月17日:上海を出発しフィリピンのスービック・ベイ国際空港に着陸しようとしたフェデックス87便(マクドネル・ダグラスMD-11F型機、N581FE)が、滑走路で静止出来ずオーバーランし、海に突っ込んで大破し水没。幸い死者は無かった。
- 2009年3月23日:強風の中で成田国際空港に着陸しようとした中華人民共和国の広州発のフェデックス80便(マクドネル・ダグラスMD-11F型機)が、A滑走路に着陸時に滑走路上で2回バウンドし宙返りになって滑走路わきにたたきつけられ炎上した。2名が死亡。(フェデックス80便着陸失敗事故)。
[編集] 命名権と冠イベント
アメリカ合衆国のメリーランド州ランドーバー郊外にあるNFLワシントン・レッドスキンズの本拠地スタジアム「ジャック・ケント・クック・スタジアム」の命名権をフェデックスが1999年11月に取得し、スタジアム名が「フェデックスフィールド」となった。また、同国テネシー州メンフィス市中心部に2004年オープンしたフェデックスフォーラムは、NBAメンフィス・グリズリーズとメンフィス大学男子バスケットボールチームの本拠地となっている。
フェデックス・セント・ジュード・クラシックはメンフィス市で毎年5月に開催されるプロゴルフツアーである。1986年からフェデックスがスポンサーを務めているが、2007年からはスタンフォード・フィナンシャル・グループが新スポンサーとなり、フェデックスはスポンサーを降りる予定になっている。その代わりに年間チャンピオンシップシリーズのフェデックスカップのスポンサーになった。
日本法人は長野県塩尻市の塩尻営業所に社会人野球チームの本拠地登録をしており、都市対抗野球出場を目指して北信越代表として挑戦している。(フェデックス硬式野球部)
[編集] 日本での活動
- 2003年~2004年には水素・燃料電池自動車実証プロジェクト(JHFC)の一環としてゼネラルモーターズから燃料電池自動車"Hydrogen 3"(オペル・ザフィーラがベース)を借り受け、東京都江東区の有明営業所で配送車として使用していた。
- 日本国内では貨物を日本通運が配送する場合がある。
[編集] 関連項目
[編集] 脚注
- ^ 中国・九州地区は管理会社であるジーエークレアスが2009年4月1日にフェデックス・キンコーズからキンコーズに変更、これにより一部のサービスが利用できなくなった。
九州および中国地方におけるサービス内容変更のお知らせ
[編集] 外部リンク
最終更新 2009年7月26日 (日) 21:10 (日時は個人設定で未設定ならばUTC)。
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