フェラーリ・F2007
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| コンストラクター | スクーデリア・フェラーリ |
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| チーム | スクーデリア・フェラーリ |
| エンジン | フェラーリTipo056 |
| デザイナー | アルド・コスタ |
| ドライバー | フェリペ・マッサ キミ・ライコネン |
| 出走時期 | 2007年 |
| 出走回数 | 17 |
| コンストラクターズ タイトル |
1(2007年) |
| ドライバーズタイトル | 1(2007年) |
| 優勝回数 | 9 |
| 表彰台(3位以内)回数 | 22 |
| ポールポジション | 9 |
| ファステストラップ | 10 |
| 通算獲得ポイント | 204 |
| 初戦 | 2007年オーストラリアGP |
| 初勝利 | 2007年オーストラリアGP |
| 最終戦 | 2007年ブラジルGP |
フェラーリF2007はスクーデリア・フェラーリが2007年のF1世界選手権に投入したフォーミュラカーで、アルド・コスタが中心となって設計した。2007年の開幕戦から最終戦まで実戦投入された。フェラーリとしてのコードナンバーは658。キミ・ライコネンに悲願のドライバーズタイトルをもたらしたマシンである。
目次 |
[編集] 開発
2006年、皇帝と呼ばれたミハエル・シューマッハが引退し、チームを支えてきたテクニカル・ディレクターのロス・ブラウンやパオロ・マルティネッリもチームを去るなど、2007年はフェラーリにとって大きな転換期となった。
F2007はシャーシ部門のアルド・コスタを中心に開発され、革新的なゼロキール・フロントサスペンションを搭載するために空力面に大きな改良を施されている。リアのサスペンション、フロントウィングは当初は昨年の248F1を改良したものを使用。また、安全性を重視した2007年のF1レギュレーションに適合させるため、マシン構造の強化が図られている。名称も2005年シーズンまでと同様にF+西暦となった。
第4戦スペインGPには、サイドポンツーンの形状を完全に見直したBスペック車が投入された。従来のものより前縁を後方に移動させることで、ロングホイールベースと相まって空力性能を向上させる。
マクラーレンのMP4-22はタイヤに厳しいマシン(サスペンションの接地効率が高いことによるメカニカルグリップ重視)であるのに対し、F2007はタイヤに優しい(接地効率の低さを空力性能で補う、エアログリップ重視型)マシンであると言われている。この対照的な性格はサーキットによって得手不得手がハッキリと分かれ、ストップ&ゴーで、縁石を積極的に使うサーキット(モンテカルロ,ハンガロリンク,モンツァなど)はMP4-22に、ダウンフォースを積極的に利用するために車体の姿勢変化が小さく、縁石の低いサーキット(カタロニア,スパ・フランコルシャン,インテルラゴスなど)ではF2007に分があった。
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2007年ブラジルGPスタート直後の6台。先頭の2台がF2007。スタート2番手のキミ・ライコネンはこの後逆転勝利を収め、ワールドチャンピオンを獲得した。 |
2008年6月に行われたグッドウッド フェスティバル オブ スピードでルカ・バドエルがドライブするF2007 |
[編集] スペック
[編集] シャーシ
- シャーシ名 F2007(658)
- 全長 4,545mm
- 全幅 1,796mm
- 全高 959mm
- ホイールベース 3,135mm
- 前トレッド 1,470mm
- 後トレッド 1,405mm
- ブレーキキャリパー ブレンボ
- ブレーキディスク/パッド ブレンボ・カーボンインダストリー
- ホイール BBS13インチ
- タイヤ ブリヂストン
- ギアボックス 7速+リバース1速セミオートマチック/カーボンファイバー製ケーシング
- 重量 605kg
[編集] エンジン
- エンジン名 Tipo056
- 気筒数・角度 V型8気筒・90度
- 排気量 2,398cc
- 最高回転数 19,000回転(レギュレーションで規定)
- シリンダーブロック アルミニウム
- ピストンボア 98mm
- エンジン重量 95kg
- スパークプラグ NGK
- 燃料 シェルV-Power ULG62
- 潤滑油 シェルSL-0977
- イグニッション マニエッティ・マレリ
- インジェクション マニエッティ・マレリ
[編集] 記録
前年にマクラーレンから移籍してきたキミ・ライコネンの優勝によって2007年シーズンの幕が上がる。シーズンを通して表彰台の頂点に上るのはフェラーリかマクラーレンかどちらかのドライバーという2強体制となっていたが、マクラーレンのスパイ疑惑によって、フェラーリのコンストラクターズタイトルが確定、ドライバーズタイトルも奇跡の逆転でキミ・ライコネンが悲願のタイトルを獲得した。
| 年 | No. | ドライバー | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 | 12 | 13 | 14 | 15 | 16 | 17 | ポイント | ランキング |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| AUS |
MAL |
BHR |
ESP |
MON |
CAN |
USA |
FRA |
GBR |
EUR |
HUN |
TUR |
ITA |
BEL |
JPN |
CHN |
BRA |
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| 2007 | 5 | 6 | 5 | 1 | 1 | 3 | DSQ | 3 | 2 | 5 | 2 | 13 | 1 | Ret | 2 | 6 | 3 | 2 | 204 | 1位 | |
| 6 | 1 | 3 | 3 | Ret | 8 | 5 | 4 | 1 | 1 | Ret | 2 | 2 | 3 | 1 | 3 | 1 | 1 |
[編集] シーズン終了後
[編集] 2007年
10月24日、この日フィアット社の役員会が行われており、このためミハエル・シューマッハがフィオラノ・サーキットでF2007のデモンストレーションランを行なった。
11月13日、バルセロナで行われたF1合同テストにおいて、1年以上ぶりにミハエル・シューマッハがトラクションコントロールの無い同マシンをテストドライブ、トップタイムをマークした。ドライバーエイドのないマシンを経験してきたために今回のテストに参加することとなったが、半分は楽しみのためとのことである。64周をドライブし、テストドライバーのルカ・バドエルより約コンマ2秒速い1分21秒922のタイムで20人の参加ドライバー中トップタイムをマークした。このテストにおいてフェラーリ勢は電気系のテスト、来季用の新コンポーネントの開発作業を主に行った。
[編集] 2009年
2009年シーズンの第10戦ハンガリーGPの予選中に負傷したマッサに代わり、シューマッハが代役で出場することとなった[1]。そのテストのためにF2007が使用され、ムジェロ・サーキットでテストが行われた[2]。このF2007は個人所有のものであり、GP2用のスリックタイヤを装着してテストが行われた[3]。
[編集] 脚注
- ^ [ミハエル・シューマッハの起用を正式発表”]. F1-Gate.com. (2009-07-30) 2009-08-01 閲覧。
- ^ [シューマッハのF60でのテストを要請”]. F1-Gate.com. (2009-08-01) 2009-08-01 閲覧。
- ^ [F2007でのテストに満足”]. F1-Gate.com. (2009-08-01) 2009-08-01 閲覧。
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最終更新 2009年8月1日 (土) 14:44 (日時は個人設定で未設定ならばUTC)。
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