フォード・トーラス
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トーラス(Taurus)は、フォード・モーターが製造・販売する、普通乗用車である。[1]
目次 |
[編集] 歴史
[編集] 初代(1985-1991年)
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1985年よりアメリカで発売開始。開発予算は30億ドル。 エアロダイナミックなエクステリア(cd値はセダン0.33、ワゴン0.35)、先進的な前輪駆動などを理由にアメリカでは記録的なセールスとなった。 日本には1988年よりオートラマによって輸入が開始。 バリエーションはセダンとワゴンとSHO(後述)で左ハンドルモデルのみ。 エンジンは基本グレードがV型6気筒OHVで当初は3Lモデル(140PS・22.1Kg-m)のみだったが、89年より3.8Lモデル(140ps・29.7Kg-m)が追加された。 また日本には輸入されなかったがアメリカ本国では直列4気筒OHVの2.5Lモデル(90ps・18.0Kg-m)も存在する。 駆動方式はFFでトランスミッションはV6モデルが4速AT、直4モデルが3速ATである。 乗車定員は車体形状及びシフトポジションによって異なり、セダンは5/6人、ワゴンは8人である。 ただしワゴンのサードシートは後ろ向きの折り畳み式であり子供用として設計されているので大人には不便かつ窮屈。 ヘッドライトの形状から日本のオーナーの間では「デカ目」の愛称で呼ばれ親しまれている。 1991年に販売終了、翌年2代目へ。
[編集] 2代目(1992-1995年)
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1992年に2代目が登場。歴代トーラスの日本国内販売数では最多のモデル。 エンジン・駆動系統は初代を踏襲し外装と内装をマイナーチェンジしたのが主な変更点。 また1994年より輸入販売元がオートラマからフォード・モーターに変更。 ヘッドライトの形状から日本のオーナーの間では「細目」の愛称で呼ばれ親しまれている。 1995年に販売終了。3代目へ。
[編集] 3代目(1996-1999年)
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1996年より販売開始。内外装は勿論エンジン・駆動系統も新しく再設計された。ただしプラットフォーム自体は先代のD186を改良したものである。 日本マーケットを意識し右ハンドルモデルが初登場したのも大きな特徴。 エンジンは旧来からのV6OHVと新設計の3L・V6DOHC。 当時フォードが推し進めていたデザインテーマであるオーバルを採用し、有機物の様な曲線を多用したデザインが特徴。 内装も同様にオーバル形状を多用したが、オーディオやエアコンスイッチなどが直感的に操作しにくいものとなり、不評であった。またオーディオ自体がDIN規格ではないため、社外品のオーディオ等に交換することができないなどの問題があった。
このデザインが日本人には合わず国内販売は振るわなかった。更にボディサイズが先代・先々代よりも一回り大きくなり国内での取り回しが不便になった、アメリカ車の魅力でもあるベンチシート&コラムシフトモデルが国内輸入版では皆無だった、などの要因もある。 ヘッドライトの形状から日本のオーナーの間では「丸目」と呼ばれ親しまれている。
なお、アジア・オセアニア仕様とアメリカ仕様ではヘッドランプ及びバンパーのデザインに違いがあり、アジア・オセアニア仕様は保安基準の関係でフロントマスクが姉妹車のセーブルのようなデザインとなっている。 1999年に生産を終了。
[編集] 4代目(2000-2007年)
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2000年より販売開始。エンジン・駆動系統は先代を踏襲し外装と内装をマイナーチェンジしたのが主な変更点。オーバルを大胆に採用した先代が不評で売上が落ち込んだため、オーバルを極力排除し大幅なデザイン変更が行われている。特に後席のヘッドスペースを改善するため、Cピラー以降は大きくパネルデザインの変更がされている。内装も不評であったオーバルモチーフを廃止し一般的なデザインに変更された。しかし全体的に保守的なデザインとなったことが逆に没個性化を招いて販売台数の落ち込みはあまり止まらず、ワゴンは2004年12月8日に、セダンは2006年10月27日に生産を終了した。しかし、アメリカの道路では比較的多く見かけることができる。在庫処分のため、2007年モデルまでが存在する。日本には正規輸入されなかった。
[編集] 5代目(2008年-2009年)
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2008年より販売開始。名称こそ同じトーラスだが元々はフォードのフルサイズとして発売されたファイブハンドレッドからの改名である(改名を機にCVTは廃止され6ATに一本化)。 尚、このチェンジを機に派生車種フリースタイルも「トーラスX」に車名変更されている。
日本での販売予定は未定。
[編集] 6代目(2010年-)
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2009年より販売開始。2009年、アメリカのミシガン州にあるCobo Hallにて開催されたデトロイト国際オートショーにて初披露。このモデルでSHOが復活。しかしCMなどでの読み方はいままでの「エス・エイチ・オー」ではなく「ショー」である。トーラス・SHOは前回と変わらずスポーティー路線のグレードである。グレードは下から順に、SE、SEL、Limited、SHO。SE、SEL、Limitedの標準エンジンは3.5LのV型6気筒DOHC、SHOのエンジンは新開発のECO-BOOSTと呼ばれる3.5LのV型6気筒DOHCツインターボのみ。
この6代目トーラスは初披露後から注目されていて評価は高い。価格面などでライバルとなるのはシボレー・インパラや、ミッドサイズではあるがシボレー・マリブ、クライスラー・300及びクライスラー・300C、トヨタ・カムリ、ホンダ・アコードなどであるが、品質はそれ以上のランクの車よりも優れている点がある。室内での外音の大きさはアキュラ・RLより優れていると評価され、塗装品質ではレクサス・LS460より優れていると評価されている。また、クロストラフィックアラートと呼ばれる、近くに自動車が走っているとドアミラーに設置されたライトが点滅する機能が装備されている。
SHOに標準搭載される新開発のECO-BOOSTエンジンは直噴ツインターボを採用し、高出力化と低燃費化と低公害化を同時に実現している。同じエンジンはリンカーン・MKSやフォード・フレックス等にも搭載され、今後のフォードの主力エンジンとなっていく予定。
[編集] SHO
「Super High Output」の略でセダンをベースとしたスポーティーモデル。各年代に存在する。日本にも少数のSHOが輸入・販売された。
[編集] 初代SHO
エンジンはヤマハ発動機と共同開発のV型6気筒DOHC(3リッター・24バルブ)で220ps・27.7Kg-mを発揮する。トランスミッションは5速MTでフロアシフト。ブレーキは4輪ディスク式。乗車定員は5名。外観の違いとして、エアロパーツが装着されている。
[編集] 2代目SHO
エンジンはV型6気筒DOHCの24バルブだが排気量の違いにより2種類のモデル(3Lモデル・3.2Lモデル)がある。更にトランスミッションにも違いがあり、3Lモデルは5速MTだが3.2Lモデルは4速ATである。外観上の違いとして、専用バンパー・専用ヘッドライト・エアロパーツが装着されている。
[編集] 3代目SHO
エンジンはヤマハ発動機と共同開発のV型8気筒DOHC(3.4L・24バルブ)で235ps・36.3Kg-mを発揮。トランスミッションは4速ATのみでMT設定は無い。外観上の違いとして、専用バンパー及びエアロパーツが装着されている。
[編集] 4代目SHO
4代目と5代目のトーラスにはSHOが存在しなかったため、SHOとしては4代目だがベース車両は6代目のトーラスである。エンジンは新開発のV型6気筒DOHCツインターボ(3.5L・24バルブ)。乗車人数は5名。外装は他のグレードのものとほぼ変わらないが、ホイールサイズやバンパーなどに細かな差異がある。
[編集] 5代目の名称変更
4代目トーラスの後継車はフォード・ファイブハンドレッド、またはフォード・フリースタイル(マーキュリーディビジョンではモンテゴ)だが、2008年、ファイブハンドレッド、フリースタイルもトーラスとして販売されるようになり、モンテゴはセーブルに名称変更となった。 詳細はフォード・ファイブハンドレッドを参照。
[編集] 関連項目
- マーキュリー・セーブル トーラスと同じシャシーを利用した姉妹車
- リンカーン・コンチネンタル
- フォード・フェスティバ
- フォード・モンデオ
- ロボコップ 劇場版3作品及びテレビシリーズにおいてツヤ消しブラックのセダン(劇場版では初代、テレビシリーズでは2代目)がデトロイト警察ポリスカーとして登場。
- フォード・プローブ 初代プローブLXのマイナーチェンジでトーラスの3Lモデル(140PS・22.1Kg-m)エンジンが搭載される。
- ガンスミスキャッツ レギュラーキャラクターの一人であるベッキーの愛車として2代目のセダンが登場。
[編集] 外部リンク
最終更新 2009年10月11日 (日) 14:19 (日時は個人設定で未設定ならばUTC)。
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