フランコフォニー

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フランコフォニーとは、

  • (頭文字が小文字の「francophonie」) フランス語圏(仏語圏)のこと。フランス共和国を含めフランス語が何らかの形で用いられている国・地域の総称。また、広義では、日本などの必ずしもフランス語圏に含まれない国・地域における、フランス語話者(「フランコフォン」= francophone)の人々で構成されるコミュニティーを指す場合もある。
    • フランコフォニーという単語は、1880年にフランスの地理学者・オネジム・ルクリュにより初めて用いられた。
    • フランス語を公用語とする国は世界で50数カ国を数え、国の数では英語に次ぐ。しかしながら、フランス語話者(「フランコフォン」= francophone)は世界中で4億1000万人程度。
  • (頭の字が大文字の「Francophonie」) フランコフォニー国際組織(OIF = Organisation Internationale de la Francophonie)のこと。以下、詳述。

フランコフォニーの旗

フランコフォニー国際組織OIF, Organisation Internationale de la Francophonie)に加盟している国・地域は、必ずしもフランス語が広く使用されているとは限らない。

ベトナムラオスなど旧フランス植民地とはいえ、フランス語を公的な場で使用することのほとんどない国もあれば、東欧ポーランドチェコスロヴァキアギリシャなどのようにフランスの植民地にすらならなかった国、挙句の果てには明らかにドイツ語圏に属するはずのオーストリアオブザーバー)まで加わっている。

英語圏スペイン語圏、ポルトガル語圏やアラビア語圏の国もあり、「フランコフォニー国際組織の加盟国=フランス語圏」とは必ずしも言い切れない。

目次

[編集] 沿革

創設への動きは、1960年代、旧フランス領だったアフリカ諸国の指導者である、セネガルのレオポルド・セダール・サンゴールチュニジアハビーブ・ブルギーバニジェールアマニ・ディオリらにより進められた。その後、カナダのフランス語圏であるケベック州がこの動きに加わり、1970年代になると同じくカナダの首相ピエール・トルドーがサミット構想を掲げた。フランスはこの動きを新たな植民地政策につながりかねないとして積極的に関わらなかったが、ケベック州の仲介などでフランソワ・ミッテラン大統領期の1986年に第1回サミット開催を引き受けてから積極的に参加するようになった。

[編集] 組織

  • フランコフォニー常任理事会(CPF)とフランコフォニー閣僚会議(CMF)
    • CPFは事務総長の発議により、加盟国政府の代表者が参加し、事務総長の主宰で行われる会議。その役割はサミットの準備および決定事項が執行されているかの確認が主である。CMFは加盟国外相が参加する総合的な会議とそれ以外の閣僚が参加する専門会議がある。総合会議はサミット首脳会談で取りあげる議題やOIFの組織の在り方についてやサミットの加盟申請国の承認などを討議する。専門会議は文化や子ども、女性や環境問題、情報化、スポーツ、持続的発展など個別の問題について討議する。
  • フランコフォニー政府間機構(AIF)
    • AIFは上記の決議機関で決定した事項を実際に執行する行政機関。1970年ニジェールニアメで文化技術協力機構ACCTとして発足し、現在の形態になったのは1997年から。世界各地でフランコフォニー週間(3月20日から)が設けられているが、これはACCTが1970年3月20日に発足したのにちなむ。AIFの業務は多岐にわたり、文化、芸術、教育、経済、労働、金融、情報、環境、科学技術、青年スポーツ、女性など多種多様である。本部はパリにおかれている。
  • ダイレクトオペレーター(直接執行機関)
    • AIFとは別個の執行機関。フランス語国際放送テレビ局TV5、アレキサンドリア・サンゴール大学、フランコフォニー大学機構(AIF)、フランコフォニー市長会議(AIMF)の4組織がある。

[編集] 加盟国

2005年の加盟国

██ 加盟国

██ 準加盟国

██ オブザーバー

ヨーロッパ
準加盟国
オブザーバー
アフリカ
アジア・オセアニア
北米・カリブ

[編集] 関連項目

[編集] 外部リンク

最終更新 2009年11月16日 (月) 13:26 (日時は個人設定で未設定ならばUTC)。
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