フレデリック・ブルックス

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フレデリック・フィリップス・ブルックス・ジュニア(Frederick Phillips Brooks, Jr. 、1931年4月19日 - )は、アメリカ合衆国ソフトウェア技術者で、コンピュータ科学者である。IBMメインフレームである System/360 およびそのオペレーティングシステム OS/360 の開発者として有名である。バーチャルリアリティ技術に大きく貢献した人物でもある。 ブルックスが著した書籍『人月の神話』と論文『銀の弾などない』は、ソフトウェア工学およびソフトウェアプロジェクト管理の世界で多くの人々に読まれ、大きな影響をあたえている。

目次

[編集] 経歴と業績

ブルックスは、アメリカ合衆国ノースカロライナ州ダーラムに生まれ、デューク大学1953年に卒業、1956年応用数学コンピュータ科学)でハーバード大学から博士号を授与された。ハワード・エイケンが彼の指導教官であった。

ブルックスは、1956年にIBMに入社し、ニューヨークのポキプシーおよびヨークタウンでの勤務を行った。ロスアラモス国立研究所向けの一千万ドルもする科学計算用スーパーコンピュータであるStretchコンピュータや、HARVESTコンピュータの開発に従事した。その後、System/360 およびそのオペレーティングシステム OS/360開発グループのマネージャとなった。

1975年には、その著書 "The Mythical Man-Month" (日本語版での書名は『人月の神話』)[1]において、ソフトウェア工学におけるプロジェクト管理の経験則であるブルックスの法則を提唱した。1986年に発表した論文で No Silver Bullet銀の弾丸など無い)というフレーズを用いて、全て問題に通用する万能な解決策などは存在しないと論じたことから、理想論的なソフトウェア設計について否定的な意味で Silver Bullet (銀の弾丸)という言葉が用いられるきっかけともなった。

ブルックスは1999年に、情報工学におけるノーベル賞とも言われているチューリング賞を受賞した。

[編集] 脚注

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  1. ^ 人月ソフトウェア工学で特定のソフトウェア実装するのに必要となる工数として、人と時間との単純な掛け算という形で表現した単位である。例えば 5人が 3ヶ月かかってソフトウェアを実装する場合 15人月の工数ということになる。

[編集] 著書

[編集] 外部リンク

最終更新 2009年6月23日 (火) 08:21 (日時は個人設定で未設定ならばUTC)。
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