ブツ撮り
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ブツ撮り(-どり)とは、小規模な静物撮影の商業写真・映像業界における俗称。
写真においては、ブツ撮りとは主にアオリ撮影が可能なビューカメラ[1]を用いて、ライティング(照明)の構成によって被写体の形状や質感、ラベルや刻印の文字・記号を的確に描写し、同時に高級感を演出するといった、技術を駆使したスタジオ撮影を指すものであり、「ブツが撮れる」人といえば技術が一定のレベル以上であることを示した。しかし現在では、例えばビューティ系のロケの傍らで成りゆきの自然光を用いてアクセサリーや雑貨を撮ることもブツ撮りで通っており、広義に商業目的の静物撮影全般を指す言葉として用いられる。
ただし本来の解釈でも、自動車などのスタジオ撮影はこれに当たらない。また、調理され盛り付けられた食品の撮影も、ブツ撮りとは呼ばない場合が多い。それは単にブツと呼ぶには被写体が大きすぎたり不定形だということもあるが、スタジオ撮影の中でもことさら独自のノウハウが要求され、それぞれに専門家が存在するこれらの撮影について、商業写真業界では総じてブツ撮りと呼ばずにフード撮影など専門分野で便宜的に区別する傾向がある。
一方、昨今はフィギュアを愛好する者が自ら撮影したそれらの写真をウェブに掲載し「ブツ撮りブログ」と称したり、ネットオークションの出品者が自らの出品物を魅力的に見せるための簡易撮影装置に「ブツ撮りキット」などの名称が使われるなど、写真用語として一般にも認知される兆しがある。
最終更新 2009年11月12日 (木) 15:53 (日時は個人設定で未設定ならばUTC)。
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