ブライアンズタイム
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| ブライアンズタイム | |
|---|---|
| 英字表記 | Brian's Time |
| 品種 | サラブレッド |
| 性別 | 牡 |
| 毛色 | 黒鹿毛 |
| 生誕 | 1985年5月28日 |
| 父 | Roberto |
| 母 | Kelley's Day |
| 母の父 | Graustark |
| 生国 | |
| 生産 | Darby Dan Farm |
| 馬主 | James W.Phillips |
| 調教師 | John M.Veitch(米国) |
| 競走成績 | |
| 生涯成績 | 21戦5勝 |
| 獲得賞金 | 100万1269ドル |
ブライアンズタイム(Brian's Time、1985年 - )は、アメリカ合衆国の競走馬であり、フロリダダービー、ペガサスハンデキャップに勝利した。のちに日本に種牡馬として輸入されたサラブレッドである。
目次 |
[編集] 経歴
競走馬時代は後に種牡馬でもライバル関係となるフォーティナイナーを下した1988年3月のフロリダダービー優勝を含め21戦5勝。現役引退後日本に種牡馬として来日し、早田牧場(2002年破産)が中心となってシンジケート「ブライアンズタイム会」が結成された。
種牡馬入り時は折からのリアルシャダイブームだったこともあり同じ父を持つ本馬は中々の人気となった。産駒はその期待に応え、初年度から中央競馬では20世紀最後(史上5頭目)の日本のクラシック三冠馬となったナリタブライアン、優駿牝馬(オークス)優勝馬チョウカイキャロル、地方競馬でも同じく初年度産駒から、通算43勝という日本の戦後競馬のサラブレッド系最多勝利記録を樹立する事になる北関東の最強馬ブライアンズロマン、そのブライアンズロマンをとちぎダービー(宇都宮)で破ったカルラネイチャーなどを輩出し、中央・地方を問わず競馬関係者から大きな注目を集める事となった。
最近はクラシックとは無縁だったが、2007年の皐月賞でヴィクトリーが勝利を収め、久々のクラシックホースを輩出した。サンデーサイレンスという大種牡馬の存在もあってリーディングサイアーこそ取れないものの、多くの活躍馬を輩出し、1996年から11年連続でリーディング3位以内を保った。また、2009年4月25日の京都競馬場1Rにおいて産駒のグランプリスマイルが勝利し、中央競馬における種牡馬勝利数がサンデーサイレンス、ノーザンテーストに次いで歴代3位となった。
早田牧場は当初本馬ではなく、この馬のいとこで1988年の全米芝牡馬チャンピオンであるサンシャインフォーエヴァーを購入するつもりであった。しかし、競走実績の高さから当時の所有者・ダービーダンファーム側が高い価格を提示し、交渉が決裂した。そこで母が全姉妹、さらに同じ父とほぼ全兄弟も同然の血統構成を持ち、自身も重賞勝ち馬であったブライアンズタイムに白羽の矢が立てられ代替購入となった。因みに、サンシャインフォーエヴァーも後年輸入されたもののいまだ目立った活躍馬を出していない。これは代替種牡馬が本元を超えた数少ない例となっている[1]。
2002年に早田牧場が経営破綻した後、ブライアンズタイムの繋養先が早田の関連牧場・CBスタッドからジェイエスの関連牧場・アロースタッドに移動。現在のブライアンズタイム会の運営はジェイエスが行っている。
1990年代後半にはサンデーサイレンス、トニービンと三強種牡馬として君臨していたがその2頭も既に亡く、また自身も高齢のため、今後は後継種牡馬を含めて系統の生き残りをかけて争うことになる。代表産駒であるナリタブライアンこそ夭逝したが、マヤノトップガンは現在まで種牡馬としてある程度の実績を残しており、タニノギムレットも牝馬の東京優駿(日本ダービー)優勝馬ウオッカを出すなど初年度から好調な成績を挙げているのは明るい材料である。現時点では種牡馬となったブライアンズタイム産駒からは、そのまた後継となれるような産駒は出現しておらず、系統の先行きは今後次第となっている。
[編集] 産駒の傾向
中長距離に適性を示すため、仕上がりが早い産駒はクラシック戦線において活躍している。また、ダート戦での強さにも定評があり、レースを使われながらコンディションを整えていくタイプが多く、頑健で使い減りしにくい。そのため、高齢であっても活躍が見込まれるため、古馬になって中央競馬ではピークを過ぎたと見られる馬であっても、地方競馬の厩舎から譲渡の引き合いが来る場合もある。だが活躍馬の大多数は春のクラシック戦線以前から頭角を現しており、全体的に仕上がりが早い傾向が強い。
また、脚部不安を抱えていたために中央競馬ではなく地方競馬からデビューして実績を残した馬も少なからずおり、東京大賞典等を制したトーホウエンペラー(岩手)や、『栃木の怪物』の異名を持つブライアンズロマンがその代表的な活躍馬である。
ブライアンズタイム自身は競走馬としてはやや小柄な部類に入る馬で、良績のある産駒は大型馬が少ない。しかし、大きな腹袋で見た目には実際の体重より重量感のある産駒が多く、またそういう産駒の方が走ると言われている。一方で、シルクジャスティスのように馬体がさして目立たない産駒の方が大レースを制したり、タニノギムレットのようにスプリンター風の筋肉質の馬体ながらも距離をこなす馬など、見たところが当てにならない産駒が出ることもままあり、馬券買い泣かせ、予想家泣かせというだけでなく、産駒を購入する側にとっても買い手泣かせという面も持っている。
[編集] 主な産駒
[編集] G1級勝利馬
- 1991年産
- ナリタブライアン(クラシック三冠、有馬記念、朝日杯3歳ステークス)
- チョウカイキャロル(優駿牝馬)
- 1992年産
- 1994年産
- 1995年産
- 1996年産
- 1997年産
- シルクプリマドンナ(優駿牝馬)
- 1998年産
- 1999年産
- 2004年産
- ヴィクトリー(皐月賞)
- フリオーソ(帝王賞、ジャパンダートダービー、全日本2歳優駿)
[編集] 重賞勝利馬
- 1991年産
- 1992年産
- 1994年産
- 1995年産
- 1997年産
- エリモブライアン(ステイヤーズステークス)
- トーホウシデン(中山金杯)
- マイネルブライアン(グランシャリオカップ、シリウスステークス、群馬記念)
- 1998年産
- ビッグゴールド(中山金杯)
- 1999年産
- アンドゥオール(東海ステークス、マーチステークス)
- ボールドブライアン(東京新聞杯)
- エリモマキシム(新潟ジャンプステークス)
- 2000年産
- 2001年産
- 2002年産
- 2003年産
- タガノバスティーユ(ファルコンステークス)
- ナイキアースワーク(ユニコーンテークス)
- 2004年産
- 2005年産
[編集] 母の父として
- ティコティコタック 父サッカーボーイ(秋華賞)
- ブルーコンコルド 父フサイチコンコルド(JBCスプリント、マイルチャンピオンシップ南部杯(2006年・2007年・2008年)、東京大賞典、かしわ記念)
- サンライズペガサス 父サンデーサイレンス(大阪杯、毎日王冠)
- ヴァンクルタテヤマ 父フォーティナイナー(プロキオンステークス、サマーチャンピオン、北海道スプリントカップ)
- エスポワールシチー 父ゴールドアリュール(マイルチャンピオンシップ南部杯、かしわ記念、マーチステークス)
- スリーロールス 父ダンスインザダーク(菊花賞)
[編集] 血統表
| ブライアンズタイムの血統 (ロベルト系/Sir Gallahad III5x5=6.25% Nearco5x5=6.25%(父内)Blue Larkspur5x5=6.25%(父内) 4代内アウトブリード) | |||
|
父
Roberto 1969 鹿毛 |
Hail to Reason 1958 黒鹿毛 |
Turn-to | Royal Charger |
| Source Sucree | |||
| Nothirdchance | Blue Swords | ||
| Galla Colors | |||
| Bramalea 1959 黒鹿毛 |
Nashua | Nasrullah | |
| Segula | |||
| Rarelea | Bull Lea | ||
| Bleebok | |||
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母
Kelley's Day 1977 鹿毛 |
Graustark 1963 栗毛 |
Ribot | Tenerani |
| Romanella | |||
| Flower Bowl | Alibhai | ||
| Flower Bed | |||
| Golden Trail 1958 黒鹿毛 |
Hasty Road | Roman | |
| Traffic Court | |||
| Sunny Vale | Eight Thirty | ||
| Sun Mixa F-No.4-r | |||
[編集] 脚注
- ^ 2006年ケンタッキーダービー優勝馬バーバロの父であるダイナフォーマーも、父Roberto、母の父His Majesty(本馬の母の父グロースタークの全弟)、三代母(曾祖母)Golden Trail(本馬の祖母)と、本馬の従甥でかつ血統構成がほぼ共通となっている。
[編集] 外部リンク
最終更新 2009年11月14日 (土) 01:50 (日時は個人設定で未設定ならばUTC)。
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