ブルベ

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ブルベ(Brevet)とは、組織化され、制限時間内での完走の認定を伴う自転車での長距離ロングライドイベントのことをいう。


目次

[編集] 言葉の用法と類義語

ブルベ Brevet は仏語で「認定」を意味し、参加者が携行しチェックポイントでスタンプをもらうカードのこと、または認定イベント自体のことを指す。 なお、イギリスやオーストラリアでは、オダックス(Audax)という呼称も用いられるが、実際は、この呼称は異なる種類の長距離自転車ライドのことを指す。 フランスでブルベを実施しているクラブは「オダックス・クラブ・パリジャン」と呼ばれるため、一層分かりにくくなっている。

[編集] ブルベの実施主体

日本でのブルベは、オダックス・クラブ・パリジャン(ACP、フランス)からの委任により、オダックス・ジャパン(Audax Japan)がその実施・認定を統括している。 さらに、同団体の認定ブルベ以外にも、類似のルールにより実施されているブルベがある。


[編集] ブルベでの走行

参加者は、指定されているが標識案内のないコース(通常200キロ~1,400キロ)を、チェックポイントを通過しながら、制限時間内に完走しなければならない。この制限時間は、努力は要するものの無理のない速度で走れるように設定されており、ロードレースのような速度や走行戦略を用いる必要はない。強いて言えば順位を付けない自転車版のラリーである。規定の距離を制限時間内に走るなどの基準をクリアすると、コース完走の認定を受けることができる。

参加者は、他のサイクリストと競うものではない。ブルベは耐久力、自律性及び自転車走行技術を試すものである。参加者は厳しい天候にも対応した装備や、予備の部品、道具を用意することが求められる。ブルベでは夜間走行も多く、その際にはライト、予備のバルブや反射素材のウェアも必要である。

車種は、特別の自転車は必要でなく、ほとんどのサイクリストはロードレーサーかツーリングバイクを使う。いくつかの業者は対象市場を反映させたランドネルまたはオダックスの名称によるモデルを販売しており、これらは大抵、荷物のキャリアーや泥除けを取り付けたロードレーサーである。多くのブルベではリカンベントベロモービルによる参加も見られる。これらの車種は、長距離の走行に適しているからである。


[編集] ブルベの種類

伝統的なブルベの距離は200キロ、300キロ、400キロ、600キロがある。これらをある1年を通して完走するものは、ブルベシリーズとして知られ、同時に最高峰である「パリ・ブレスト・パリ」への参加条件でもある(シリーズ完成者は「シューペル・ランドヌール」となる)。このブルベシリーズは、600キロ以上の距離のものもあるが、200キロ以下のものはない。また、ポピュラリーPopulairesと呼ばれる200キロ以下のイベントも運営されている。

距離ごとの制限時間は、次の通りである。

200キロ:13.5時間、300キロ:20時間、400キロ:27時間、600キロ:40時間、1,000キロ:75時間、1,200キロ:90時間、1,400キロ:116時間40分

[編集] ブルベの代表例

[編集] パリ・ブレスト・パリ

詳細は「パリ・ブレスト・パリ」を参照

[編集] ボストン・モントリオール・ボストン

略称BMB。ボストンモントリオール間の1,200キロの往復コースで、北アメリカにおけるPBPに相当するイベントと認識されることもある。PBP開催年を除き、毎年実施されていたが2007年以降開催されていない。

[編集] ゴールドラッシュランドナー

北米で開催されるいくつかの1200km級ブルベのひとつ。略称GRR。カリフォルニア州デイビスから北上する往復コースで設定されている。西海岸側で行われるため、日本からも参加し易い。参加資格やルールはPBPに準じる。


[編集] ディアゴナール

詳細は「ディアゴナール」を参照

フランス全土の対角線にあたる9つのルートを制限時間内に走る長距離サイクリング。

[編集] 関連項目

[編集] 外部リンク

最終更新 2009年11月11日 (水) 09:00 (日時は個人設定で未設定ならばUTC)。
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