プレスライダー

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プレスライダーとは、新聞社やテレビ局などの依頼を受けて、報道のための物資を急送するオートバイのライダー、およびその職種・業務を総称して呼ぶ表現。

[編集] 輸送するもの

プレスライダーが輸送するものは、原稿写真フィルムビデオテープなど。情報の大半が電子的に送受信できるようになるに従い、物理的に現物を輸送しなければならないものは激減し、業態の変化が生じている。

[編集] 歴史

以前は、報道目的のテキスト・画像・動画などは、原稿・フイルム・ビデオテープなどの現物を輸送するしか手段がなかった(テープネットスニーカーネットも参照)。

その輸送手段として、伝書鳩にかわるものとしてオートバイが登場し、(ヘリコプターなどと比べて)手軽で、(自動車鉄道などと比べて)早く、(伝書鳩と比べて)確実なものとして活用されるようになった。

一刻を争うものを輸送するため、公道を安全に速く走れるウデを持つ熟達のライダーだけが、選抜された上で、プレスライダーになることができた。速度制限違反なども日常茶飯事とされたが、報道という公益目的であることなどから、あまり問題視されることはなかった。

また、プレスライダーは、プレスライダーの証として、オートバイに依頼を受けた報道機関の旗を掲げていることが多かった。その社旗ゆえに、他社の社旗を掲げるプレスライダーとの間では、熾烈な競争が繰り広げられたこともあった。

その後、オンラインによる送稿が可能となった事や、ファックスインターネットマイクロウェーブ中継などの技術革新により、原稿・フイルム・ビデオテープの輸送目的はピーク時に比べ減退傾向にあるが、被疑者の追っかけや、マラソン駅伝中継のカメラバイクとして、今日に至っても代わるものがない存在として跋扈している。

経営体制としては独占的な企業が多く、年功序列が絶対となっている。入社順に上位者が利益を独占し、形式的にも役員に名を連ねている場合が多い。そのような体制から、新参者の入れ替わりはあっても古株が入れ替わらない。実際の収入は平が30前後(経費込み)とすると役員(に値する上位者)は80~100とされている。平はよっぽどの事が無い限り、役員(に値する上位者)となれることは無い。このような独占的、かつ独裁的な経営が社内で不満となっていたとしても、声に出した瞬間、辞職に追いやられる事もある。

[編集] プレスライダーの後継

プレスライダーの衰退とほぼシンクロして、バイク便が登場し、一般化している。急ぎのものの輸送という意味では共通項もあるが、「報道目的という限られたものではなく一般的な輸送を行うため、携わる人数が多く、プレスライダーほど粒ぞろいではない」「公益目的という言い訳が成立しないため、その時として暴走的な走り方が批判を受けている」など、新たな問題も生じている。

最終更新 2009年9月15日 (火) 02:16 (日時は個人設定で未設定ならばUTC)。
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