プレデター (映画)
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| プレデター Predator |
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|---|---|
| 監督 | ジョン・マクティアナン |
| 製作 | ローレンス・ゴードン ジョエル・シルヴァー ジョン・デイヴィス |
| 脚本 | ジェームズ・E・トーマス ジョン・C・トーマス |
| 出演者 | アーノルド・シュワルツェネッガー |
| 音楽 | アラン・シルヴェストリ |
| 撮影 | ドナルド・マッカルパイン |
| 編集 | ジョン・ヴァロン |
| 配給 | 20世紀フォックス |
| 公開 | |
| 上映時間 | 107分 |
| 製作国 | |
| 言語 | 英語 |
| 制作費 | $15,000,000[1] |
| 興行収入 | $59,735,548[1] $98,267,558[1] (全世界) |
| 次作 | プレデター2 |
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| キネマ旬報 | |
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| IMDb | |
『プレデター』(PREDATOR)は1987年にアメリカ合衆国で製作されたアクションSF映画のタイトルであり且つ、この映画シリーズに登場した架空の異星人種族を指す呼称。上映時間107分。
1991年には続編『プレデター2』(PREDATOR 2)、2004年には『エイリアンVSプレデター』も公開された。また2010年にはリメイク作として『プレデターズ』(PREDATORS)が公開される予定である。
目次 |
[編集] 解説
南米のとあるジャングルが舞台。要人をゲリラの手から救出するためにジャングルに乗り込んだ特殊部隊員が、正体不明の残虐な敵と死闘を繰り広げる。
ジャングルに隠れつつ強力な兵器を駆使する敵と、圧倒されつつも勝機を見出そうとする主人公達の駆け引きは見所の一つ。
ジャングルの中から突如襲い掛かる敵の脅威は、ベトナム戦において米軍側が抱いた恐怖をモデルにしているとされる。
監督はのちに『ダイ・ハード』シリーズ等を手がけることになるジョン・マクティアナン。
主演は『ターミネーター』や『コマンドー』でも主演を務めたアーノルド・シュワルツェネッガー。 主人公のダッチ・シェイファー少佐には弟がおり、コミック及び小説で刊行された『プレデター: コンクリート・ジャングル』で主人公として登場している。ニューヨーク市警察で刑事をしている設定である(続編の『プレデター: 冷戦』及び『プレデター: ダークリバー』にも登場する)。
[編集] プレデターという名称
英単語「predator」は動物学用語で、和訳は「天敵」「捕食者」(必ずしも獲物を捕食するとは限らないので、ニュアンスは微妙である)。旧来多くの日本人生物学者が、この単語を「捕食」を意味する"predation"の発音「プリデイション」に引きずられて「プリデイター」と誤って発音していた[要出典]が、この映画の流行によって[要出典]「プレデター」の発音に修正した者もいる。
注意:以降の記述で物語・作品・登場人物に関する核心部分が明かされています。
[編集] あらすじ
アメリカ軍の特殊救出部隊の隊長であるダッチ・シェイファー少佐はCIAの友人ディロンから、南米のとあるジャングルでヘリコプターが墜落し、搭乗していたアメリカ合衆国の要人がゲリラに捕らえられてしまったことを聞かされ、その要人の救出と調査の依頼を受ける。
シェイファーとその部下、機関銃手のマック、ポイントマンのビリー、榴弾手のポンチョ、ガトリング砲を扱うブレイン、通信士のホーキンス、そしてディロンらはヘリで現地に降下し、要人救出に向かう。その途中、人間の仕業とは思えないほど酷く損傷した死体を発見する。死体は米国特殊部隊の隊員たちのもので、シェイファーはその中の一人をよく知っていた。彼らがなぜここにいたのか、しかもなぜ変死しているのかということに疑念を抱きながらも、目的地であるゲリラの基地に到着した一行は、急襲をかけて基地を壊滅に追いやる。
しかし救出対象の要人は既に死亡しており、さらにその要人の正体は実はCIAのメンバーでディロンの部下にあたる者だという事実が明らかになる。しかも惨殺されていた特殊部隊は、実は先に救出に派遣されていた別働隊であった。これを知ったシェイファーは、ディロンに利用されたことに気づいて憤慨、彼を罵る。現地から撤収すべく、基地で捕虜にした女性ゲリラのアンナを連れてジャングルを進む一行。そこで彼等は、特殊部隊を惨殺した張本人である宇宙生物プレデターの襲撃を受ける。
姿が見えず、強大な戦闘力を持つプレデターの急襲に、まずホーキンスが殺害され、さらにその遺体の捜索中にブレインがキャノン砲の犠牲となった。見えない相手に翻弄されながらも、なんとか反撃に転じようとするシェイファー一行。その中で元々は地元民であるアンナは「暑い夜には人間を襲い、皮をはぐ悪魔が現れる」という昔話を語る。一行は力を合わせてトラップを利用した攻撃を仕掛けるが、あっさりと破られ、攻撃に出たマックとディロンは返り討ちに遭い死亡する。
撤退中に殿を務めたビリーも犠牲となり、ポンチョも頭を狙撃されて死亡。残されたシェイファーはアンナを逃がすと、一人で相手を引き付ける。そこでシェイファーは相手が人間の体温に反応していることに気づき、全身に川底の冷たい泥を塗ってこちらも向こうの「眼」から姿を消し、逆襲に転じる。
一対一の激しい死闘が繰り広げられる。最終的にシェイファーの複雑なトラップに引っかかってプレデターは倒されることになるが、死を覚悟したこの宇宙生物は自爆を選択し、周辺のジャングルを焼き尽くしたのだった。自爆を悟り、まさに間一髪で逃げ延びたシェイファーは、ただ一人生還を果たす。
[編集] スタッフ
- 監督 - ジョン・マクティアナン
- 製作 - ローレンス・ゴードン、ジョエル・シルヴァー、ジョン・デイヴィス
- 脚本 - ジェームズ・E・トーマス、ジョン・C・トーマス
- 音楽 - アラン・シルヴェストリ
- 撮影 - ドナルド・マッカルパイン
- 編集 - ジョン・ヴァロン
[編集] キャスト
- アラン・ダッチ・シェイファー少佐
- 演 - アーノルド・シュワルツェネッガー
- 部隊指揮官。ディロンとは元戦友。過去に数々の困難な作戦を成功させ、百戦錬磨の優秀な指揮官として内外から絶大な信頼を得ているが、その一方で「自分たちは軍人であり殺し屋ではない」というポリシーを持ち暗殺などの作戦は引き受けない。ビリーに続いて早くからプレデターの存在を察知し、対決し勝利しなければ全滅は免れないことを悟る。ディロンと部隊員らが死亡した後、アンナを逃がし単身プレデターに立ち向かった。プレデターの圧倒的な戦闘能力の前に幾度も窮地に追い込まれる中で、彼らの決定的な弱点を発見する。その後アサルトライフルやグレネードなどほぼ全ての武装を失った状態で策を巡らせ、ナイフや弓矢、槍などの原始的な武器や罠を用い、死闘の末に勝利した。
- ジョージ・ディロン
- 演 - カール・ウェザース
- ダッチの元戦友。現在は軍を退役しCIA職員を務めている。部下のCIA職員の機がバル・ベルデのジャングルに墜落し、機密書類が漏洩しそうになったため、グリーンベレーのホッパーを派遣。さらにダッチにも虚偽の情報を教え現地へと派遣、機密文書の確保のため自分も随行する。ダッチの元戦友だけあり兵士としても優秀だが、劇中の描写から現役時代に比べて若干勘などが鈍っている様子が見受けられる。マックとともにプレデターを追跡するが、逆に待ち伏せを受け殺された。
- アンナ・ゴンザルベス
- 演 - エルピディア・カリロ
- ゲリラに所属する女性兵士。事件に関する重要な証人としてダッチの部隊に捕囚され、随行することになる。当初はスペイン語しか話せないふりをしていたが、実は英語でも普通に会話することが出来る。現地の先住民の末裔で、ダッチらに古くから部族に伝わる「蒸し暑い夏に現れる悪魔」の伝説を教えた。ダッチと共に生還を果たす。
- ブレイン・クーパー
- 演 - ジェシー・ベンチュラ
- かつてベトナム戦争でマックと同じ小隊に属し、小隊が彼ら二人を残して全滅するという激戦から生還した屈強な兵士。噛みたばこを常に噛んでいる。ディロンのことを快く思っていないらしく、行軍のヘリコプター内で彼の靴に唾を吐き挑発した。通称無痛ガンと呼ばれるM134をベースにした携行型ガトリングガンを扱う。ホーキンスの死体の捜索中に、プレデターのプラズマガンで撃ち殺される。
- マック・エリオット
- 演 - ビル・デューク
- かつてベトナム戦争でブレインと同じ小隊に属し、共に過酷な激戦を潜り抜けてきた。そのためブレインとは「兄弟」と呼び合うほど仲が良い。彼もまたディロンに大して好意的ではなく、行軍中にディロンが足を踏み外した際に激しい口調で恫喝した。プレデターを最初に目視し、傷を負わせる。プレデターに殺されたブレインの死体を前に復讐を誓い、激しい憎悪を燃やす。その後ディロンとともにプレデターを追跡するが、眉間にプラズマガンを浴び即死。
- ビリー・ソール
- 演 - ソニー・ランダム
- ネイティブアメリカン。部隊員の誰もが気付かない中、プレデターの存在を最初に察知した人物。劇中を通して、第六感が鋭いことが描写されている。ダッチらの逃避の時間を稼ぐために狭道でプレデターを待ち受けるも、間もなくして殺された。劇中で彼の死は断末魔の叫びでしか表現されていないが、後のシーンでプレデターが彼の頭蓋骨をトロフィーにする描写がある。なお、彼のメインウェポンであるM16は、ハンドガード部分にショットガンを装着した独特の改造が施されている。
- ホルヘ・"ポンチョ"・ラミレス
- 演 - リチャード・チャベス
- ラテン系。連装型のグレネードランチャーを扱う。プレデターによる最後の犠牲者。茂みから頭を撃ち抜かれた。
- リック・ホーキンス
- 演 - シェーン・ブラック
- 通信兵。部隊の中で唯一スペイン語を話すことが出来る人物である。大きなワイヤー眼鏡がトレードマーク。猥談の要素を含んだジョークとコミックが好き。(劇中での)プレデターによる最初の犠牲者。
- ジム・ホッパー
- グリーンベレーで、ダッチの古い友人。ダッチらの部隊に先立って派遣されたが、プレデターの手により殺される。その死体は皮を剥ぎ取られ、木に吊るされていた。ダッチの弁では優秀な兵士のようで、ホッパーに対してゲリラが待ち伏せを仕掛けたとしても回避、あるいは突破することが可能だという。
- ホーマー・フィリップス将軍
- 演 - R・G・アームストロング
- ダッチの部隊を派遣させた。後に、ヘリコプターで彼を救出。
- プレデター
- 演 - ケビン・ピーター・ホール、ピーター・カレン(声)
- 外宇宙からやってきた異星人=プレデター[2]。非常に高度な技術と知性を持ち、さらにその身体能力は地球の人類を遥かに凌駕する。強い生命体を「狩る」ことを生き甲斐とする好戦的な種族。地球の科学力ではありえない高機能な武装を多数持つが、あえてそれらを捨て徒手で「獲物」と対峙することもある。
- プレデターを演じたケビン・ピーター・ホールは、ラストでシェイファーを救出しに来たヘリコプターのパイロットとして顔出し出演をしている。
[編集] 吹き替え
吹き替えは2パターン存在する。DVDでは玄田哲章版が採用されている。
| 役名 | 屋良有作版 | 玄田哲章版 |
|---|---|---|
| ダッチ | 屋良有作 | 玄田哲章 |
| ディロン | 内海賢二 | 菅生隆之 |
| アンナ | 勝生真沙子 | 塩田朋子 |
| マック | 麦人 | 麦人 |
| ビリー | 飯塚昭三 | 大友龍三郎 |
| ポンチョ | 山口健 | 大塚芳忠 |
| ホーキンス | 江原正士 | 神谷和夫 |
| ブレイン | 銀河万丈 | 青野武 |
| 将軍 | 渡部猛 | 加藤精三 |
| プレデター | 笹岡繁蔵 | 大友龍三郎 |
| リリース、初放送年日 | 1989年4月22日 フジテレビ「ゴールデン洋画劇場」 | 1993年8月22日 テレビ朝日「日曜洋画劇場」 |
| 翻訳 | 宇津木道子 | 平田勝茂 |
| 演出 | 左近允洋 | 蕨南勝之 |
| 効果 | 関根正治 | |
| 調整 | 飯塚秀保 | 栗林秀年 |
| 製作 | グロービジョン | ムービーテレビジョン(現:ブロードメディア・スタジオ) |
[編集] 架空生物としてのプレデター
この映画で描かれたプレデターという宇宙生物は、文明的でありながら暴力的で、肉弾戦を好むという、これまであまり類のないキャラクターで目を引き、その後に他のメディアにも扱われる人気キャラとなった。これについてはプレデター(架空の生物)を参照のこと。
[編集] 脚注
- ^ い ろ は "Predator (1987)". Box Office Mojo. 2009年11月19日 閲覧。
- ^ ただし劇中では一連して「奴」「あいつ」などと呼ばれており、プレデターという呼称は用いられない。
[編集] 関連項目
- 『電撃戦隊チェンジマン』(1985年)
- 東映製作の特撮テレビドラマシリーズ。後年、映画製作スタッフがプレデターの決定デザインを同作の敵役・ブーバから流用した事を明かしている。
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最終更新 2009年12月3日 (木) 09:28 (日時は個人設定で未設定ならばUTC)。
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