プロジェクトA子

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プロジェクトA子』(ぷろじぇくとえーこ)は、創映新社製作のアニメ映画1986年松竹富士系にて公開された。併映は『旅立ち 亜美・終章』。続編がビデオアニメで作成される。伊藤美紀の初主演作であり、また篠原恵美の声優デビュー作である。

目次

[編集] ストーリー

ある日、女子高校・グラビトン学園に2人の少女が転校してくる。一人は並外れたパワーを持つ摩神英子(A子)。もう一人は能天気で子供のような寿詩子(C子)。クラスメイトとなった美人で頭脳明晰な大徳寺美子(B子)は一目でC子のことを気に入り、A子といつも行動しているC子を自分のものにしたいと思う。その後、B子は3人が同じ幼稚園だった事、そして当時A子に決闘を申し込んだが、A子が引越しした為に果たせなかった事を思い出す。翌日、B子はC子をかけた決着をつけようと、自分の開発したメカと共にA子を校門前で待ち構え、宣戦布告。A子とB子の戦いが幕を開ける。時を同じくして、巨大な謎の宇宙船が地球に飛来しようとしていた・・・。

[編集] スタッフ

  • 原作:西島克彦、白坂一美
  • 脚本:森山ゆうじ、西島克彦、川崎知子
  • 監督:西島克彦
  • 演出:森川しげる
  • キャラクターデザイン・作画監督:森山ゆうじ
  • メカニックデザイン:グラビトン
  • メカニック作画監督:増尾昭一
  • 作画監督補佐:平田智浩
  • メカニック作画監督補佐:伊藤浩二
  • 美術監督:木村真二
  • 美術設定:東條俊寿
  • 撮影監督:新井隆文
  • 音楽:リッチー・ジトー、ジョーイ・カーボン、赤坂東児
  • 音響監督:本田保則
  • プロデューサー:野村和史
  • 製作:創映新社、A.P.P.P.

原画には土器手司菊池通隆摩砂雪など今でも第一線で活躍するアニメーターが多数参加している。

[編集] 登場人物(声の出演)

[編集] シリーズ作品

  • プロジェクトA子2 大徳寺財閥の陰謀(1987年)
  • プロジェクトA子3 シンデレララプソディ(1988年)
  • プロジェクトA子 完結篇(1989年)
  • A-Ko The VS / GRAY SIDE(1990年)
  • A-Ko The VS / BLUE SIDE(1990年)

[編集] ノベライズ

1986年6月には角川書店講談社から小説版が発行された。講談社版の著者は川崎智子でほぼアニメの通り。角川版の著者は越沼初美で内容はかなり異なる。

[編集] その他

  • 言わずもがなだが、ジャッキー・チェン主演の「プロジェクトA」がタイトルの元ネタである。
  • くりいむレモンの1本として企画がスタートしているため初期の脚本では当然濡れ場が存在している。
  • 萩原一至がアンソロジー本で上記作品のパロディーを描いている。
  • プロモーションの一環として文化放送にてくりいむレモンの亜美がアシスタントを勤める『サンデーアニメジョッキー』が放送された。
  • 1986年に公開前の「アニメージュ」の記事において、監督の西島克彦は「最近のアニメは考え込ませるようなものが多い。宮崎さん押井さんが作らないようなものを作りたい」と発言した。これは「風の谷のナウシカ」や「天使のたまご」を念頭に置いて、社会性や芸術性の少ない、肩の凝らない娯楽作を作りたいという意図で発言したものと思われるが、これが当の宮崎駿の目に止まり、「天空の城ラピュタ」製作中に行ったアニメ雑誌記者を集めた会見で「セーラー服が機関銃撃って走り回っているようなアニメを作っているようではダメなんです。僕や押井君が作らないものを作ると言うが、志が低すぎる」という非難を浴びる結果になってしまった(アニメ業界の現状に対する批判の一環として出た発言である)。なお、付言すると本作には「機関銃を撃って」走り回る場面はない。一方、西島はこの発言を見て「営業妨害だ」とコメントしたと伝えられる。また、この会見内容は全録が「COMIC BOX」に、抄録が「月刊OUT」に掲載されたが、肝心の「アニメージュ」には一切掲載されなかった。
  • 海外でも人気のある作品であり、このアニメから日本のアニメに興味を持ったアニメファンも少なくない。ちなみにアメリカではDVD3枚で全ての作品が発売されている(1作・2~完結篇・A-Ko The VS)。特に1作目のDVDはコレクターズ・シリーズと銘を打ち、音声は日本語・英語・このDVDの為の森山ゆうじのコメンタリー、映像特典には予告編やTVスポット、プロモーションビデオ、メイキング(公開当時、日本で発売された物)、森山のインタビュー(このDVD用)など多数収録され、サントラCDまで付いているにもかかわらず、現在では10ドル以下で販売されている。リージョンALLなので日本のDVDでも視聴可能。
  • アメリカの漫画家ベン・ダンは、プロジェクトA子とうる星やつらからインスピレーションを受けて、「ニンジャ・ハイスクール」という漫画を描いた。こちらは20年以上続くヒット作である。

最終更新 2009年8月25日 (火) 17:23 (日時は個人設定で未設定ならばUTC)。
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