ベディヴィエール

ベディヴィエールの最新ニュースをまとめて検索!

エクスカリバーを水に投げ入れるベディヴィア卿。 オーブリー・ビアズリー, 1894年

サー・ベディヴィア(英語: Bedivere、ウェールズ語: Bedwyr、フランス語: BédoierもしくはBedevere)はアーサー王伝説における円卓の騎士の一人である。彼はケイガウェインと並んでアーサー王伝説に古くから登場していおり、エクスカリバー湖の貴婦人に返還した人物としても知られる。兄弟にサー・ルーカン、いとこにサー・グリフレットがいる。ウェールズではAmrenとEneuawcという息子と娘がいるとされる。彼は隻腕だが非常に勇猛な戦士として描かれている。

[編集] 中世騎士物語における位置づけ

前述のようにベディヴィアの初出は早く、ジェフリー・オブ・モンマスの『ブリテン王列伝』(Historia Regum Britanniae)にはすでにアーサー王の武将の1人として名が挙げられている。彼はアーサー王とケイによる『モンサンミシェルの巨人の戦い』を手助けし、ローマ皇帝ルキウスとの戦いにも加わったという。トマス・マロリーの『アーサー王の死』では、ベディヴィアは最後の戦いであるカムランの戦いに生き残った数少ない騎士の一人であり、戦いの後、致命傷を負ったアーサー王の頼みを受けて聖剣エクスカリバーを湖の貴婦人に返却したとされる。その後は修道院に隠棲し、隠者として余生を送ったという。

[編集] 現代文学における位置づけ

現代のアーサー王文学では、ベディヴィアは物語の最後にエクスカリバーを湖に投げ込む人物としてのほか、後世に伝説に追加されたランスロットに代わって「グィネヴィアの愛人」の役割を果たす人物として登場することも多い(ローズマリ・サトクリフ、ギリアン・ブラッドシャー、ジョン・M・フォード、メアリー・スチュワートの作品など)。また、バーナード・コーンウェルの『小説アーサー王物語シリーズ』(The Warlord Chronicles)の主人公ダーヴェル・カダーンは、いくつかの類似点から彼がモデルと考えられている。

[編集] 外部リンク

最終更新 2009年5月11日 (月) 08:10 (日時は個人設定で未設定ならばUTC)。
【ベディヴィエール】変更履歴

ご利用上の注意