ベルセルク (漫画)

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ベルセルク
ジャンル ダーク・ファンタジー
漫画
作者 三浦建太郎
出版社 白泉社
掲載誌 ヤングアニマル
レーベル ジェッツ・コミックス
発表期間 1989年 - 連載中
巻数 既刊34巻(2009年09月現在)
アニメ:剣風伝奇ベルセルク
監督 高橋ナオヒト
キャラクターデザイン 馬越嘉彦、松原徳弘
アニメーション制作 オー・エル・エム
製作 日本テレビバップ
放送局 日本テレビ
放送期間 1997年10月7日 - 1998年3月31日
話数 全25話
テンプレート使用方法 ノート
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ベルセルク』(BERSERK) は、三浦建太郎による日本漫画作品。白泉社発行の漫画誌『ヤングアニマル』にて不定期で連載されている。単行本は白泉社からジェッツ・コミックスのレーベルで刊行されている。

目次

[編集] 概要

中世ヨーロッパを下地にした「剣と魔法の世界」を舞台に、身の丈を超える巨大な剣を携えた剣士ガッツの、仲間達を生け贄にし魔を統べる神にも等しい存在になったかつての親友グリフィスへの復讐と、記憶と言葉を失った恋人キャスカの守護の旅を描いたダーク・ファンタジー。題名の『ベルセルク』は北欧神話狂戦士伝説に由来している。

ヤングアニマル誌の前身である『月刊アニマルハウス』1989年10月号より連載が始まった。細部に渡って緻密に描き込まれた重厚な画に加え、長大な俯瞰とモブシーンの多用、主要キャラクターの内面と感情的な繋がりを表現するストーリー、回を追う毎に広がる謎と壮大な世界観が特徴。現在は国内のみならず海外でも単行本が出版され、世界中で絶大な支持を集めている。1997年には『剣風伝奇ベルセルク』と題してアニメ化。2002年には第6回手塚治虫文化賞マンガ優秀賞を受賞し、2009年時点の単行本の発行部数は、国内累計2400万部、海外累計400万部を記録している。コンピューターゲームトレーディングカードゲームなど、他媒体にも展開を見せている。

20年以上に渡る長期連載作となっているが、世界観は拡大の一途を辿り、さらに休載期間が数ヶ月に渡ることは珍しくなく、一向に終結する気配を見せない。また、作者がヤングアニマル誌の巻末コメントで自身の体調に関する不安や「死ぬまでに頭の中を全て出せるのか」など完結の危惧を述べている。


注意以降の記述で物語・作品・登場人物に関する核心部分が明かされています。


[編集] ストーリー

[編集] 黒い剣士(1 - 3巻)

本作の序章。

身の丈を超える巨大な剣や大砲を仕込んだ義手など様々な武器を手に、ひとりゴッド・ハンドを探し出す旅を続ける「黒い剣士」ガッツ。行き掛かり上共に旅をすることになった妖精パックと共に、各地で人々を脅かしている使徒を追い、狂戦士のような戦いを繰り広げる。

[編集] 黄金時代(3 - 14巻)

序章から時を遡り、ガッツの生い立ちから鷹の団での青春時代、「蝕」、復讐の旅に出るまでを描いた長篇。

死んだ母親の骸から泥の中に産み落とされたガッツは、偶然通りかかった傭兵団に拾われ、過酷な環境の中で育ての親から剣術を教えられ、幼い頃から戦士として戦場で生きていく。ある日、育ての父を殺害してしまったガッツは傭兵団を脱走、フリーの傭兵として各地の戦場を転々とする生活を送るようになる。そんなある時、ある城での攻防戦において凄腕の騎士を倒したガッツに、「鷹の団」団長グリフィスが目を留める。

グリフィスとの決闘に敗れ、鷹の団に入団して3年。ガッツは切り込み隊隊長として、百年戦争での鷹の団の武勲の数々を支えていた。グリフィスをはじめかけがえのない仲間を得、剣士としても百人斬りを成し遂げるほどに成長したガッツ。しかしガッツは、ただ闇雲に剣を振ってきただけの自分の人生に問いを投げかけるようになる。そしてグリフィスがシャルロット王女に投げかけたある言葉をきっかけに、自分の生きる道を自らの手で見出す決意を固める。

百年戦争終結後、グリフィスと真に対等な友になるため、ガッツはグリフィスとの決闘を制し鷹の団を抜けた。ガッツの退団で自暴自棄になったグリフィスは王女と私通、そのことが国王の逆鱗に触れて地下に監禁され、鷹の団は逆賊としてミッドランドから追われる事となった。1年後、武者修行に区切りをつけ、流浪する鷹の団に戻ったガッツは、王女の手助けを得てグリフィスを牢獄から救出。しかしグリフィスは、度重なる拷問の末に廃人同然となっており、最早鷹の団には存在意義すらなくなってしまった。自ら命を絶つことすらできず、絶望に苛まれるグリフィス。その時、真紅のベヘリットがゴッド・ハンドを現世に召還した。

[編集] 断罪篇(14 - 21巻)

序章終了後の時系列からストーリーは再開される。

[編集] ロスト・チルドレンの章

使徒狩りの旅に出てから2年。「霧の谷」付近で悪霊を狩ったガッツは、なりゆきで盗賊に襲われていた少女ジルを助ける。パックの姿を見て悲鳴をあげるジル。話によると、ジルの村は「霧の谷の妖精」の度重なる襲撃に遭い、家畜や大人がことごとく殺害され、子供は霧の谷へとさらわれているという。烙印の痛みにより妖精の正体を使徒と見抜き、ガッツは万全ではない体調を押して霧の谷へ向かう。

[編集] 縛鎖の章

黙示録の予言にある「闇の鷹」を追い、ファルネーゼ率いる聖鉄鎖騎士団がジルの村を訪れた。使徒が狩り尽くされ死骸が山積する霧の谷の惨状を見た騎士団は、霧の谷を去ろうとしていたガッツを闇の鷹と見なし、取り囲んで捕縛する。

[編集] 生誕祭の章

世界中の人々が、世界を覆いつくす闇を光り輝く鷹が切り裂く夢を、一斉に眠りの中で見た。同じ頃、聖鉄鎖騎士団の手を逃れ、キャスカの身に危険が迫っていることを感じ取ったガッツは、ゴドーの住処へと戻り、キャスカの失踪を知る。ゴドーの手で鍛え直された剣や新しい武器と共に、キャスカを救うため、予言に聞かされた「盲目の羊の集う聖地」断罪の塔へ向かう。

[編集] 千年帝国の鷹(ミレニアム・ファルコン)篇(22 - 巻)

[編集] 聖魔戦記の章

断罪の塔で受肉したグリフィスは、ゾッドら使徒を配下として新生鷹の団を率い、ミッドランドを蹂躙するクシャーンに対し解放戦争を挑んだ。一方ガッツは、ゴドーの鉱洞が破壊され安全な場所のなくなったキャスカを守るため、パックの故郷である妖精郷を目指す。旅の途中、ファルネーゼ、セルピコ、イシドロが一行に合流。そして霊樹の森で魔女フローラとその弟子シールケに出会い、彼らと共に悪霊と戦ううち、再びかけがえのない仲間を得たことを実感する。

[編集] 鷹都(ファルコニア)の章

新生鷹の団に焼き尽くされた霊樹の森を後にしたガッツ達は、妖精郷を目指す船を手に入れるため、貿易都市ヴリタニスへ入る。法王庁教圏連合軍の出陣前夜祭に来襲したクシャーン妖獣兵を、新生鷹の団も入り乱れる激闘の末撃退し、妖精郷を目指す船旅に出発する一行。一方、クシャーンの手からシャルロット王女を救出したグリフィスは、ミッドランド王国正規軍として各地でクシャーンを撃破、魔都と化したウィンダムで互いの国家の存亡を懸け、ガニシュカ大帝と激突する。

[編集] 登場人物

詳細は「ベルセルクの登場人物」を参照

[編集] 設定・用語

[編集] 世界観

物語の舞台となるミッドランド王国をはじめ大陸にある国々は、領土と信仰を巡り、何百年に渡って幾度と無く争いを続けている。太古はアニミズムが宗教の規範となっていたが、現在はシャーマニズム偶像崇拝が主流になっている。人間以外にも超自然的な生物が存在するが、現在ではほぼ姿を消している。

人間社会は完全な階級制度で、農奴制が取られ、政治及び法権力は貴族など特権階級のものとなっている。諸国家は君主制で成り立っており、周辺諸国は冊封体制を執っている。貿易商などの商品取引業や銀行業務は存在するが、銀行券及び紙幣といったものは見られず、金貨や銀貨などが本位貨幣となっている。科学技術の面では、大砲や火薬は既に開発されているが、携帯用銃器類はまだ普及しておらず、戦争では弓矢ボウガン)などが主力兵器となっている。帆船が一般的。

[編集] 世界

現世(うつよ)
肉体を持った生物が生活する物質世界、いわゆる「この世」。妖精や怪物の類は基本的に存在しない。幽界からの何らかの干渉が無い限り、物理法則に逆らった事象・現象が起こる事はない。
幽界(かくりょ)
現世と表裏一体となって存在する、死んだ人間の魂や想像上の動物などが住まう精神世界、いわゆる「あの世」。同質幽体が寄り集まって出来た「局(セフィラ」」と呼ばれる領域が幾つも存在し、また幾層もの深みも持っている。肉体を持った存在が踏み入る事は基本的に不可能。
深淵
幽界の深層に渦巻く思念の渦。地獄の一部と言われる。使徒など魔の存在、或いは魔に係わった者が現世で死んだ場合、魂は渦に引き込まれて深淵を彷徨い続け、やがて個我を失い渦の一部となる。
闇の領域(クリフォト)
幽界の領域のひとつ。獣鬼や巨鬼を無限に産み出す「闇の子宮」が深層に存在する。ゴッドハンド・スランの棲む局。
狭間
現世と幽界が重なり合っている領域。通常現世と重なり合うのは、幽界の中でも最も浅い層に限られる。幽界であり同時に現世でもあるため、肉体を持った存在も踏み入る事ができる。狭間では精神の力が物質に作用しやすい。魔術士は主にこの層を住処としている。生贄の烙印を刻まれた者は、常に狭間に立たされている。
霊樹の森、霊樹の館
巨木信仰の本尊で200年前に朽ちた樹が、現世での存在力が大きかったために狭間に姿を留めており、魔女フローラがそこに館を構え住処にしていた。樹には常に青葉が茂っており、周囲は冬でも暖かく、治癒の力もある。フローラによって森の周囲に結界が張られており、普通の人間は立ち入ることができない。
妖精郷(エルフヘルム)
伝説の大妖精「花吹雪く王」が治めるエルフの楽園。西海の孤島・スケリグ島にあるが、この島自体が狭間であるため、通常の手段ではたどり着けない。妖精の他にも魔術士や人が大勢住んでいるという。
妖精縁の地
現世には、かつて妖精が棲んでいたとされる地域が点在している。作中で確認されているのは、ゴドーの鉱洞や霧の谷など。ゴドーの鉱洞は、妖精が去った後も山の気が湧いているため、悪霊の類は近づくことができない。

[編集] 器物・道具

ドラゴンころし
ガッツの所持する両刃の大剣。身幅が広く、厚く大きな刃を備え、その全長は成人男性の背丈を上回る。鍔は無く、柄は長め。作中で「それは剣というにはあまりにも大きすぎた。大きく、ぶ厚く、重く、そして大雑把すぎた。それはまさに鉄塊だった」と語られる、ガッツの、ひいては本作の代名詞的存在である。
ゴドーが領主から「ドラゴンを撃ち殺せるような剣を献上しろ」と注文を受けた時に制作したものだが、破壊力を重視しすぎたために常人には持ち上げる事すら不可能な重量となり、長らく倉庫に死蔵されていた。ガッツが使徒狩りの旅に出る際に偶然倉庫から発見し、既に隻腕だったにも関わらず軽々と振るい使徒を斬殺、以来ガッツの愛剣となった。その後、2年以上に渡って酷使され続けひどく刃こぼれしたため、死ぬ間際のゴドーによって鍛え直された。
甲冑を着た人間複数人を一振りでまとめて両断し、強力な使徒にも十二分に威力を発揮する。武器としてだけでなく、その巨大さを活かし盾としても使用される。また使徒や悪霊を斬り続けた結果、通常の武具が通じない存在に対してもダメージを与えられるようになった。ゾッドからは「斬魔刀」と称されている。
大砲内蔵の義手
ガッツが左腕に装着している鋼鉄製の義手。リッケルトが、ゴドーの武器庫にあった有り合わせの部品から製作した。小型の大砲が内蔵されており、肘部分の金具、もしくは金具につないだ鎧の左肩口にある紐を引くと発射される(ただし単発で、一度発射した後は再装填しなければ使えない)。肘にあるバネが関節の役割を果たしている他、掌部分に磁石が埋め込まれており、剣を握る事も出来る。その頑丈さから盾としての役割を果たすこともあり、人間や弱い死霊相手なら撲殺することもできる。
連射式ボウガン
ガッツの武器の一つ。ゴドーの武器庫にあったもので、義手に装着して本体上部に矢を装填し、右についた取っ手を回すと連射される。後にドラゴンころしの再鍛錬に合わせてリッケルトの手で改良され、自動組み立て式となった。
投げナイフ
ガッツの武器の一つ。笹の葉に似た形状の小型のナイフ。使い方はかつてジュドーから教わった。また、ガッツは通常のナイフも一振り携帯している。
炸裂弾
ガッツの武器の一つ。製作者はリッケルト。新型ボウガンと共にリッケルトから渡された。擦過により導火線に着火、3つ数えた後に爆発する。イシドロが使用することもある。
ベヘリット
人間の眼・鼻・口のレリーフが乱雑に配置された、卵型の物体。人間の運命を司る「何か」が現世へ送ったもので、「魔法の石」「異界への喚び水」とも呼ばれる。
普段は無害だが、所有者が現世の力では贖い難い渇望・絶望に襲われた時、所有者の流した血によって発動し、目鼻が正しい位置に配置され、目と口を大きく開いて血涙を流す。そして現世と幽界の深層を繋ぐ扉を開く鍵となり、ゴッド・ハンドが召還され「降魔の儀」が行われる。
ただの物体ではなく命があり、時々瞼や口を開いたり、手荒く扱うと冷汗をかいたり落涙したりする。使徒やゴッド・ハンドの引き起こした超常現象に感応して小刻みに震えたり、目鼻が正しい位置に配置され目を閉じ困惑した顔になったりする。
因果律によって選ばれた者が様々な形で手に入れ、たとえ紛失しても、然るべき時に然る者の手に必ず戻る。逆に因果律に選ばれていない者が入手しても何事も起こらず、やがて手元を離れてゆく。
パックが所持し玩具にしているベヘリット「ベッチー」は、チーズが好物。
覇王の卵
ゴッド・ハンドに転生する資格がある者のみが手にすることが出来る、真紅のベヘリット。216年に1度現世に出現し、生贄と自らの肉体を引き換えにゴッド・ハンドへと転生する事が出来る。覇王の卵の呼応時には日蝕を伴う。
喚び水の剣
髑髏の騎士が作り上げた、溶解したベヘリットが刀身となった異形の剣。通常では入る事のできない幽界への入り口を開く事が出来る。ゴッドハンドを葬るための切札として準備しているものだという。
魔子宮
呪術師ダイバが製作した人造のベヘリットとも言うべき「転生器」。使徒の体が生きたまま繋ぎ合わされており、外見は魔物と人の肉体が溶解し混ざり合った巨大な肉の塊で、内部は羊水で満たされている。妊娠した人間の女性を羊水の中に入れると、魔を宿した鬼の子が母親の体を食い破って生まれてくる。使徒の再転生もできる。
戦輪(チャクラム
バーキラカの武器のひとつ。縁が鋭利な刃物となっている、掌大の大きさの金属の輪。投擲して用いる武器で、空中で軌道を自在に変えることができる。
ウルミン
バーキラカの武器のひとつ。布状の長く薄い刃で、非常に軽く、鞭のように大きくしなる。ウルミンとは「雷鳴」の意。
妖精の鱗粉
妖精の羽の鱗粉。即効性の鎮痛・止血作用がある。また長く妖精と共に居ると、鱗粉の作用で多少の裂傷なら傷跡も無くすぐに治癒するようになる。人間社会の中でもわずかながら流通している。
悪女の軟膏
アーモンドオイル、セロリ、ベラドンナ、トリカブト等を調合した麻酔薬。体に塗布すると五感が鈍くなり、幽体を知覚し易くなる。
銀の鎖帷子・ナイフ
銀製の武具・防具。銀の鎖帷子には悪霊を寄せ付けない効果があり、銀のナイフで切りつけられた悪霊は深刻な傷を負う。霊樹の館でファルネーゼとキャスカに授けられた。
聖別した木の実
実が房状になった小さな木の実。魔物に投げつけると瞬間的に拒否反応を起す。霊樹の館でイシドロに授けられた。

[編集] 魔法の呪物

魔術士が製作する、精霊の力が宿った道具。魔術士でなくとも使う事が出来る物もある。

ゴーレム
泥人形。核となっている小さな人形を、泥が覆うように包み込んで人の形を象っている。人形を抜き取られたり破壊されたりしない限り、地面から泥を注ぎ足して何度でも再生する。魔術師の使役として用いられる。
シルフェの剣・フード
風の元素霊・シルフェの加護を授かった魔法の呪物。剣は、大鷲の羽で作られた刃と、森で一番高い枝に生えた宿木で作られた柄からなり、旋風を巻き起こし離れた敵を切り裂くことができる。フードは、周囲に風を起こして着用者の身を守る他、風に乗って大きく跳躍することもできる。霊樹の館でセルピコに授けられた。
サラマンデルの短剣
火の元素霊・サラマンデルの加護を授かった短剣。超高温の溶岩を魔術で短剣にしたもので、切り口が激しく燃焼する。明かりにも使用可能。サラマンデルの気性が激しいため、制御はやや困難である。霊樹の館でイシドロに授けられた。
念話の指輪
指輪をしている者同士の意思を双方向で伝達する。魔術を会得してない者でも使用できる。シールケが自身の髪の毛から製作したもので、ガッツ一行は全員装着している。
棘の蛇
肉体を持った怪物対策にシールケの作った使い魔。棘の蔓の先端に袋が括りつけられた形をしており、敵を捕縛する。蛇と対になった棘の指環を持つ者の命令で動く。ファルネーゼが使用。
狂戦士の甲冑
鉱精(ドワーフ)が製作した呪いの甲冑。自己修復能力があり、着用した者の痛覚を麻痺させ、使徒を一方的に殺戮するほどの超人的な身体能力を発揮させる。
しかしその一方、着用者の心身にとてつもない負担を強いる。過負荷のかかった肉体は著しく損傷する上、着用者が戦闘中に骨折した場合は、甲冑の内側から鋼の棘が食い込んで粉砕した肉体を外部から固定し、戦闘を継続させる。また、着用者の激情を煽る禍禍しい気が宿っており、甲冑の力に自我が飲み込まれた場合、敵味方関係なく周囲を殲滅するか、着用者が絶命するまで戦いを止めない。白髪化、指の震え、色覚異常、味覚障害、視野狭窄など、連用の副作用もある。
サイズや形状は、着用者に合わせて変化する。普段は兜と篭手の部分は存在しないが、甲冑の力を発動させると具現化し、それぞれ頭と前腕を覆う。篭手はガッツの義手とも一体化し、義手の大砲も使用できる。兜は元々髑髏のようなデザインだったが、ガッツが着用してからは獣の頭部のように変化した。
かつて髑髏の騎士が着用していたもので、フローラの手により霊樹の館の宝物庫に厳重に封印されていた。新生鷹の団が館を襲撃した時にガッツに譲り渡され、以来ガッツが着用している。

[編集] 国家

ミッドランド王国
本作の舞台となっている王国。法王庁教圏国。首都は城塞都市ウィンダム。西方にシェト、南方にルミアスを領地に持つ。紋章は、太陽、星、稲妻、三日月の中央に王冠が乗った塔。
1000年前に大陸全土を掌握した伝説の覇王・ガイゼリックが建国した国家。ガイゼリックにより幽閉され拷問を受けていた賢者が、民衆に強いた圧政などガイゼリックの罪を神に訴え、その所業を見かねた神が遣わした5人或いは4人の天使が雷と地震によって都を一夜にして破壊、その後再建されたものが現在のミッドランドとされている。天変地異により地中へと没した都は、「再生の塔」地下にそのままの形で眠っているという伝説もある。
ミッドランド王家は、ガイゼリックに連なる血統を持つとされている。現在、第2・第3王位継承者が死亡し国王が崩御したため、王位継承権を持つのは国王の実娘のみとなっている。
隣国のチューダー帝国と繰り広げていた百年戦争は、鷹の団の活躍によって協定が結ばれ休戦となった。しかし国王亡き現在はクシャーン帝国の侵攻に遭い、国家存亡の危機に陥っている。
チューダー帝国
ミッドランド王国の東にある大国。法王庁教圏国。難攻不落と謳われたドルドレイ要塞をミッドランド王国から奪い、百年戦争を繰り広げミッドランド王国を脅かし続けていた。百年戦争終結後、皇位継承を巡る内紛により混乱状態に陥り、暫く表舞台には登場しなかったが、ミッドランド王国へのクシャーン侵攻に際して、法王庁教圏の国々と共に大軍勢を派遣した。
クシャーン帝国
ミッドランド王国東方の山脈の彼方に広がる、地上で最も広い領土を持つ国家。かつては多くの部族を制圧し、領土を拡大し続けていた。法王庁とは異なる多神教を唱え、独特の体系の魔術と、異形の兵士を武器に地上の制圧を目論む。百年戦争時代は暗殺集団を斥候に出すのみだった。その後、大神官への神託により、国王の崩御に合わせるようにミッドランドへ侵攻、首都ウィンダムを占拠し、ミッドランド全土を制圧下に置く。
イース国
北方にある辺境の島国。長年培った造船技術・操船術を誇る海洋国家。他国の干渉を拒み、閉鎖的な政策を執っている。法王庁教圏下にあるが、教派が異なることもあり、対クシャーン戦では積極的な派兵を行っていない。

[編集] 勢力・組織

鷹の団
グリフィスが結成した傭兵団。当初は盗賊紛いの寄せ集め集団に過ぎなかったが、グリフィスの指揮のもと次第に傭兵団として纏まってゆき、やがて「戦場の死神」の異名を取る精鋭部隊となった。
百年戦争においてミッドランド軍の一員として数々の武勲を挙げ、ミッドランド王国正規騎士団として認定。百年戦争終結時には軍の最高位である「白の称号」を与えられる予定だったが、グリフィスが監禁され逆賊として王都を追放され、1年に及ぶ流浪の果てに、グリフィスの起こした降魔の儀によって消滅した。
新生鷹の団
転生したグリフィスの手で再結成された騎士団。伝説的な勇者達が多く集う「神話の領域にあるような兵団」である。軍人だけでなく一般人も随伴しており、構成員にはミッドランド人以外の人種もいる。更に世界中のほぼ全ての使徒が「戦魔兵」として集結しており、幹部も使徒で構成されている。現ミッドランド王国正規軍。
黒犬騎士団
ミッドランド騎士団のひとつ。囚人で構成されており、華々しい戦果を挙げる一方、破壊・虐殺・略奪・陵辱などあまりの残虐行為の数々によってミッドランドの恥部と呼ばれ、鷹の団追撃を命じられるまで辺境へ配属されていた。
クシャーン帝国軍
通常の陸軍の他、武装した巨象の周囲に兵士を配した「戦象部隊」、術者が念で魔獣を操る「妖獣兵団」などからなる。
バーキラカ
暗殺を生業とする一族。一つ目の紋章と、数々の特殊な武器や暗殺・戦闘術を持っている。かつてクシャーン帝国の王位争いに敗れた皇族に荷担し、奴隷階級へと落とされて国を追われた。数百年来の悲願である帝国への正式な復帰を目指し、クシャーンのミッドランド侵攻に加担している。
法王庁
本作の世界に広く信仰されている公認宗教の中枢。地上における唯一の神の代弁者として黙示録及び怪異を精査する奇蹟認定局や、邪教徒や背信者の調査・処刑を行う異端審問官などの役職がある。民衆の信仰を集める一方、法王庁による執政・政策に異議を唱える者もいる。離婚は宗教上禁忌となっている模様。
法王庁教圏には、ミッドランド王国やチューダー帝国の他、バルデン王国、モルガル公国、ワラトリア公国、ランデル共和国、パネリア同盟諸国などがある。
聖鉄鎖騎士団
法王庁直属の騎士団。富裕層の子女から構成されており、実戦経験は無く、『おぼっちゃま騎士団』と呼ばれている。団長は乙女に限ると規定されている。紋章は×字状に交叉した鎖。
邪教
雄山羊の頭部を持つ神像の前で、多数の男女の信者が性交により快楽に浸る儀式を行う宗教。儀式には幻覚作用のある薬が使用されているとも言われる。

[編集] 種族

人間
現世に住まう種族。宗教・人種によっていくつもの国家に分かれ、互いに争いを繰り返している。
妖精(エルフ
人間の掌に乗る小さな体に羽根を持つ妖精。悪戯の好きな気紛れな存在で、人を幸福にする力もあるとされる。様々な気を感じる能力を持っている。人間社会の強い通念を持つ者には視認し難い。妖精の住処は霊的な加護を持っており、魔の者は容易に近づけない。
羽精(ピスキー)
風の元素霊(シルフェ)を先祖に持つ妖精の一族。お調子者が多い。
鉱精(ドワーフ
手先が器用で細工・工芸に秀で、掘削も得意な妖精の一族。地中もしくは鉱山の坑内に住むとされる。 呪物「狂戦士の甲冑」を作った種族とされるが、作中には登場していない。
魔術士
幽界に干渉して様々な精霊の力を借り、超自然的な現象を起こす存在。かつては現世の人間達のためにその力を使っていたが、現在は排斥され人間社会から姿を消し、主に妖精郷など狭間にいる。一部には組織立った行動を取る者や、魔道を中心とした国家設立を望む者もいる。魔術師の幽界での体は「光体」と呼ばれる。
ゴッド・ハンド
真紅のベヘリット「覇王の卵」によって人間から転生した、幽界の最深奥に存在する「何か」の意思を執行する存在。すべての使徒を統べ、数々の超常的な能力も誇っている。普段は巨大な思念体として幽界の深層のそれぞれの局に漂っているが、ベヘリットが発動すると現世に召還され、「降魔の儀」を行って人間を使徒に転生させる。1000年に1度ゴッドハンドの1人が受肉し、現世に出現する。
使徒
降魔の儀によって人間から転生した怪物。ゴッドハンドの下僕で、ゴッドハンドには本能的に逆らうことができない。唯一の戒律は「自らの望むままを行う」こと。
外見や能力はそれぞれ大きく異なっている。普段は人間の姿をしている者が多く、様々な形で人間社会を脅かしながら生活している。人間の姿をしている時も常人より遥かに高い戦闘能力を発揮するが、本性を現した時は戦闘力が更に増加する。一部の使徒は、普通の人間を「使徒もどき」に変える事もできる。強力な再生力を持ち不老であるが、急所を破壊されるか、再生が追い付かないほどの重傷を負わされた場合は死に至る。死ぬと転生前の姿に戻る。
使徒擬(もどき)
使徒の力によって怪物に変えられた人間。もどきを作る能力を持つ使徒はごく一部に限られており、その手法も使徒によって異なる。戦闘力は使徒に劣り、基本的に自我を持たず主人の命令に従うだけの存在である。使徒と同じく、死ぬと直ぐ人間の姿に戻る。
死霊
死んだ人間の幽体・残留思念。幽界の浅い層を彷徨っており、夜になると活発に活動する。生贄の烙印に直接群がることもあれば、周囲の生き物や死骸、自然物などに憑依して襲い掛かる事もある。悪霊に憑依された生き物は、普段からは考えられないような力を出す。火と太陽に弱い。
夢魔(インキュバス
人に悪夢を植え付け、その恐怖を喰らう悪霊。怨念を残して死んだ人間の血と性液が混じりあって生まれる。
獣鬼(トロール
直立歩行する獣。簡単な道具を使う程度の知能はある。極めて貪食で、人間や動物を襲うだけでなく、共喰いも日常的に行っている。洞窟の中など暗い所を棲家とし、人間の女を攫って繁殖する。クリフォトから生まれる。
巨鬼(オーグル)
顔面が前方へ異様にせり出した巨大な怪物。力任せの攻撃を行い、腕を切り落としても直ぐに接合する。トロール同様クリフォトから生まれる。
川馬(ケルピー
馬の身体にカエルのような顔を持つ中位の水妖。水を自在に操る能力を持ち、旅人を川で溺れさせるという言い伝えがある。
魔導生命体
魔術士が使役する使い魔の一種。動植物に何らかの霊体を宿す事で生み出される。宿った霊体の影響で異形化しているものもいる。クシャーンの主力兵器。
精霊
あらゆる自然物を司る幽界の存在。四大元素を司る元素霊をはじめ、その土地土地に様々な精霊が宿っている。方角や戦場などといった抽象的な存在を司る精霊も存在する。上位の幽体は同族下位の元素霊を従える事ができる。
元素霊(エレメンタル)
地・水・火・風の四大元素を司る精霊。自然物の働きは全て彼らの働きに共鳴しており、この世界のどこにでも存在する。明確な個我は持たない。
シルフェ
風を司る元素霊。羽虫の様な姿をしている。羽精(ピスキー)の祖先にあたる。
サラマンデル
火を司る元素霊。トカゲの様な姿をしている。気性が激しい。
ウインデイヌ
水を司る元素霊。人魚の様な姿をしている。
四方の王
幽界の深淵に存在する強力な力を持った4体の霊体。法王庁の教典には「四方の守護天使」、風と東を司る「風の王」、火と南を司る「南の王」、水と西を司る「西の王」、地と北を司る「北の王」としてその存在が記されている。魔女は彼らの力を借り、悪霊を滅却する結界「四方の王の陣」を張る事が出来る。

[編集] その他

降魔の儀
人間が使徒に転生する為の儀式。ベヘリットによって召還されたゴッド・ハンドによって行われ、「自らの半身とも呼べる最も大切なもの」を魔に捧げることで使徒に転生する。魔に捧げられた生贄は、体の何処かに生贄の烙印を刻まれる。
ベヘリットが発動すると異次元空間の扉が開き、そこを中心に黒く巨大な渦が発生する。「覇王の卵」によりゴッド・ハンドが誕生する降魔の儀は日食を伴い、「蝕」と呼ばれる。
生贄の烙印
降魔の儀において生贄として捧げられた人間に刻まれる烙印。烙印を刻まれた者は、体や命だけでなくその断末魔までもが生贄として魔に捧げられる。降魔の儀を生き延びても烙印が消えることはなく、生贄を求める悪霊に永遠に付け狙われる。
烙印には魔の存在に感応する性質があり、使徒や悪霊が接近すると痛みを伴い出血する。痛みは魔の強さに比例し、ゴッドハンドの場合は失神或いは死に至る程の激痛に襲われる。魔術師の作る護符によって、若干ではあるが魔を引き寄せる力を弱めることができる。

[編集] 単行本

(発行年月)白泉社ジェッツコミックス B6版
(2007年5月~9月) コンビニコミックA5版 白泉社

第83話『深淵の神・2』(グリフィスと「神」との対話、ゴッドハンドへの転生の場面)は、諸事情から欠番・未収録となっている

単行本14巻には『ベルセルク』の原型となっている同名の短編が収録されている。作者が大学生時代に投稿した作品で、1988年に白泉社の雑誌『月刊コミコミ』11月号に掲載され、第7回コミコミまんがスクール準入選作となった。細かな設定は違うもののプロットは本作とほぼ同じ。

[編集] アニメ版

1997年10月7日から1998年3月31日まで日本テレビにおいて、『剣風伝奇ベルセルク』のタイトルで深夜アニメ枠で放映された。全25話。

原作『黄金時代篇』を基にしたストーリーだが、多くの部分がカットされており、オリジナルエピソードもある。日本テレビは本作を『世界戦略アニメ』と位置づけ、衛星放送や海外セールスを前提に、日テレグループ全額出資で製作された[1]

[編集] 声の出演

[編集] スタッフ

[編集] 主題歌

オープニングテーマ「TELL ME WHY」
歌:PENPALS
エンディングテーマ「Waiting So Long」
歌:Silver Fins
劇中歌「BERSERK〜Forces〜」
歌:平沢進

[編集] 各話リスト

話数 サブタイトル 英題 脚本 絵コンテ 演出 作画監督
1 黒い剣士 The Black Swordsman 冨岡淳広 日高政光 鶴巻和哉 千羽由利子
2 鷹の団 Band Of The Hawk 大橋志吉 高橋ナオヒト 阿宮正和 谷口守泰
3 初陣 Baptism of Fire 板倉真琴 仁賀緑朗 大野和寿 平山英嗣
4 神の手 Hand Of God 米村正二 下司泰弘 小泉昇
5 剣風 Sword of Wind 藤田伸三 松田和也 山口美浩 佐久間信一
6 不死のゾッド Zodd the Immortal 冨岡淳広 松村康弘 渡辺和夫
7 剣の主 The Sword Master 大橋志吉 阿宮正和 千羽由利子
8 陰謀 Conspiracy 板倉真琴 仁賀緑朗 吉川浩司 平山英嗣
9 暗殺 Assassination 米村正二 日色如夏 飯田宏義
10 貴きもの Nobleman 藤田伸三 菊池一仁 岡崎幸男 馬越嘉彦
11 合戦 Battle Engagement 冨岡淳広 岡野ゆきお 松村康弘 渡辺和夫
12 ふたり Two People 大橋志吉 阿宮正和 千羽由利子
13 決死行 Suicidal Act 板倉真琴 井硲清高 山口美浩 斎藤浩信
14 夢のかがり火 Campfire of Dreams 米村正二 仁賀緑朗 吉川浩司 細山正樹
15 決戦 The Decisive Battle 藤田伸三 石山タカ明 岡崎幸男 馬越嘉彦
16 勝利者 The Conqueror 冨岡淳広 日色如夏 松原徳弘
17 栄光の瞬間 Moment of Glory 大橋志吉 岡野ゆきお 松村康弘 渡辺和夫
18 炎の墓標 Tombstone of Flames 板倉真琴 井硲清高 阿宮正和 千羽由利子
19 別れ Parting 米村正二 水谷貴哉 山口美浩 松原徳弘
20 火花 The Spark 藤田伸三 仁賀緑朗 吉川浩司 平山英嗣
21 告白 Confession 石山タカ明 岡崎幸男 馬越嘉彦
22 潜入 The Infiltration 板倉真琴 仁賀緑朗 日色如夏 山田俊也
23 前夜祭 Eve of the Feast 米村正二 石山タカ明 深沢幸司 千羽由利子
24 Eclipse 大橋志吉 井硲清高 阿宮正和 斉藤英子
25 永遠の刻 Perpetual Time 藤田伸三 石山タカ明 高橋ナオヒト 松原徳弘

[編集] 放送局

放送局 放送日時 放送期間 備考
日本テレビ【製作局】 毎週火曜 深夜25:45 - 1997年10月07日 - 1998年03月31日 *再放送1998/4/7-9/29 火25:45
福岡放送 毎週木曜 深夜 1997年10月22日 - 1998年04月15日
中京テレビ 毎週火曜 深夜25:25 - 1998年01月06日 - 1998年06月23日 3ヶ月遅れ
よみうりテレビ 毎週土曜 深夜 1998年04月 - 1998年09月 6ヶ月遅れ
AT-X 2000年 CS
とちぎテレビ 毎週月曜 夜23:35 - 2005年01月24日 - 2005年07月11日 独立UHF局
チャンネルNECO 2005年 CS
アニマックス 毎週木曜 夜23:00 - 他 2007年04月26日 - 2007年10月18日 CS
日本テレビ 火曜深夜枠
前番組 番組名 次番組
-
剣風伝奇ベルセルク
MASTERキートン
(月曜24:50枠で放映)

[編集] ゲーム版

[編集] 千年帝国の鷹篇 喪失花の章

1999年12月に発売されたドリームキャスト用アクションゲーム。開発はユークス、販売はアスキー

原作の『断罪篇・生誕祭の章』と『千年帝国の鷹篇・聖魔戦記の章』の間に位置する、オリジナルストーリーを展開している。シナリオは原作者である三浦建太郎が担当し、断罪篇後の展開を原作者自らがネタバレすることで話題となった。

声の出演
ガッツ:林延年
パック:渕崎ゆり子
キャスカ:宮村優子
バルザック、ゾッド:内海賢二
リタ:白鳥由里
アネット、エリザ:島本須美
ギョーヴ:徳山靖彦
ダンテス:吉水孝宏
主題歌
オープニングテーマ「ForcesII」(歌:平沢進
エンディングテーマ「INDRA」(歌:平沢進)

[編集] 千年帝国の鷹篇 聖魔戦記の章

サミーから2004年10月7日に発売された、PlayStation2用アクションアドベンチャーゲーム。

原作『千年帝国の鷹篇 聖魔戦記の章』にオリジナルシナリオを追加しゲーム化した。通常版と初回限定版「BRANDED BOX ~烙印の箱~」がある。発売時にはCEROレーティング18歳以上対象ソフトだったが、2006年の規制強化によるレーティング見直しにより、18歳未満販売禁止ソフトとなった。

声の出演
ガッツ:神奈延年
パック:渕崎ゆり子
キャスカ:宮村優子
シールケ:ゆかな
イシドロ:吉野裕行
セルピコ:水島大宙
ファルネーゼ:後藤邑子
イバレラ:田村ゆかり
グリフィス:森川智之
ゾッド:内海賢二
グルンベルド:玄田哲章
ジュドー:石田彰
ピピン:天田益男
コルカス:西村朋紘
ボイド:石塚運昇
スラン:田中敦子
ユービック:茶風林
フローラ:島本須美
シャルル:豊口めぐみ
髑髏の騎士:磯部勉
主題歌
「Sign」(歌:平沢進)

[編集] トレーディングカードゲーム

本作を元にしたカードゲーム。2003年から2004年にかけてコナミから発売された。全4弾。プレイヤーは傭兵隊長として様々なキャラクターを仲間にし、都市に傭兵を差し向け攻略することで都市を占拠し、戦利品や国を得るという内容である。レアカード40種類(パラレル仕様になっているレアカードが同絵柄で40種類)、アンコモンカード60種類、コモンカード60種類の全200種類からなる。

[編集] 関連作品

公式本

  • 『画集ベルセルク』 三浦建太郎 白泉社 1997年 ISBN 4592731387
  • 『ベルセルク ポストカードブック WAR CRY 雄叫び』 白泉社 1998年 ISBN 4592731522
  • 『Berserk剣風伝奇完全解析書』 ヤングアニマル編集部 (白泉社) ISBN 4592731573
    • アニメ版公式ガイドブック。
  • 『ベルセルクビジュアル&ストーリーFILE―千年帝国の鷹篇喪失花の章』 (白泉社) ISBN 4592731697
    • ゲーム版公式設定資料集。

評論

謎本

  • 『「ベルセルク」の謎』 「鷹の団」再建委員会 (文化創作出版 ) ISBN 4893871633
  • 『ベルセルク 正気と狂気の構造』 水出弘一 (フットワーク出版) ISBN 4876893454
  • 『ベルセルク深層心理分析書』 渡辺水央 (フットワーク出版) ISBN 4876894558
  • 『ベルセルク病巣解析書―罪深き欲望と憎悪』 大沼孝次 (フットワーク出版) ISBN 487689292X
  • 『ベルセルク完全解析書―異常心理とダークな刺激の世界』 大沼孝次 (フットワーク出版社) ISBN 4876893462

ゲーム攻略本

  • 『ベルセルク公式ガイドブック―黒き剣士の道標』 (アスキー) ISBN 475720647X
  • 『ベルセルク千年帝国の鷹篇 聖魔戦記の章 オフィシャルガイド』 (光栄) ISBN 4775802364
  • 『ベルセルク千年帝国の鷹篇 聖魔戦記の章 公式パーフェクトガイド』 (エンターブレイン) ISBN 4757720769

DVD

  • アニメ 剣風伝奇ベルセルク限定DVDBOX (バップ) 2001年03月20日
予約特典、豪華特製ブックレット
  • アニメ 剣風伝奇ベルセルク (バップ) 2003年
全7巻。他にはレンタル用のプロモーション0巻

他にLD版、VHS版があり。

CD

  • 『BERSERK~Forces』 平沢進 (コロムビアミュージックエンタテインメント) 1997年11月1日
  • 『剣風伝奇ベルセルク オリジナル・サウンドトラック』 (バップ) 1997年11月6日
  • 『TELL ME WHY』剣風伝奇ベルセルクオープニングテーマ PENPALS [Maxi] (バップ) 1997年11月6日
  • 『ベルセルク千年帝国の鷹篇 喪失花の章 オリジナルゲーム・サウンドトラック』(マリン・エンタテインメント) 1999年12月15日(平沢進によるセルフライナーノーツ掲載が掲載されている)
  • 『ベルセルク千年帝国の鷹篇 聖魔戦記の章 オリジナル・サウンドトラック』 (バップ) 2005年1月4日

[編集] 脚注

  1. ^ マーチャンダイジングライツレポート1997年11月号

[編集] 関連項目

[編集] 外部リンク

手塚治虫文化賞マンガ優秀賞
第5回 2001年度
『弥次喜多 in DEEP』
しりあがり寿
第6回 2002年度
ベルセルク
三浦建太郎
第7回 2003年度
廃止

最終更新 2009年11月28日 (土) 17:33 (日時は個人設定で未設定ならばUTC)。
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