X-5 (航空機)
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ベル X-5
X-5は、アメリカ合衆国のベル・エアクラフト社が開発した実験機で飛行中に主翼の後退角を可変する機構をもった最初の航空機(可変翼機)である。
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[編集] 開発
原型となったドイツの計画機メッサーシュミット P.1101に可変後退角のアイデアはあったが、ベル社は電動モーターで、重力中心を保ちながら、後退角を可変にできるようにした。
1951年2月に最初のX-5が製作され、もう1機が製作された。それぞれ同年の6月20日と12月10日に初飛行し、そのうちの1機は1953年に事故で失われたが、もう1機は1958年までエドワーズ空軍基地で、自らの開発試験が終わったあとも、チェース・プレーンとして用いられた。
1958年にオハイオ州デイトンの国立アメリカ空軍博物館に送られてから、現在も展示されている。
X-5は、広い速度域で使われる航空機に対する可変後退翼の利点を証明し、F-111、B-1やF-14などへの可変後退翼の採用をもたらした。一方で安定性の問題も抱えていたため、NATOなど諸外国向けの低コスト戦闘機として導入する構想は中止された[1]。
[編集] 仕様
諸元
- 乗員: 1名
- 全長: 10.1 m (33 ft 4 in)
- 全高: 3.6 m (12 ft)
- 翼幅: 10.2 m
- 非後退時: 10.2 m(33 ft 6 in)
- 60°後退時: 6.5 m (20 ft 10 in)
- 翼面積: 16.26 m². (175 sq. ft.)
- 空虚重量: 2,880 kg (6,336 lb)
性能
- 最大速度: 1,150 km/h (716 mph)
- 航続距離: 1,207 km (750 mi)
- 実用上昇限度: 15,200 m (49,900 ft)
- 推力重量比: 0.50:1
[編集] 出典
[編集] 脚注
- ^ Hallion 1984, p. 47.
[編集] 参考文献
- Hallion, Richard P. On The Frontier: Flight Research At Dryden 1946-1981 (NASA SP4303). Washington, DC: National Aeronautics and Space Administration, 1984 (revised 2003 in Smithsonian edition). ISBN 1-58834-134-8.
- Winchester, Jim. "Bell X-5." Concept Aircraft: Prototypes, X-Planes and Experimental Aircraft. Kent, UK: Grange Books plc., 2005. ISBN 1-84013-309-2.
[編集] 外部リンク
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最終更新 2009年7月19日 (日) 14:41 (日時は個人設定で未設定ならばUTC)。
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