ペグマタイト
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ペグマタイト(pegmatite)は、大きな結晶からなる火成岩の一種。花崗岩質のものが多いため巨晶花崗岩(きょしょうかこうがん)と呼ばれることもあるが、閃緑岩質や斑れい岩質のものもある。
マグマが固結する際、最後に残った成分がゆっくり冷えたために結晶が大きく成長している。希土類元素を含むものなど、珍しい鉱物を産する。岩脈などの小岩体として産出する。
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[編集] ペグマタイト鉱物
ペグマタイトに含まれる鉱物をペグマタイト鉱物(pegmatitic mineral)という。石英、長石、雲母のほか、蛍石、トパズ、緑柱石、電気石、柘榴石などがある。
[編集] ペグマタイト鉱床
ペグマタイト鉱床(pegmatite deposit)は、ペグマタイトに含まれる諸鉱物を目的として加工する鉱床。
おもに日本国内では陶器材料の長石・ガラス材料の石英を目的に採掘された。江戸時代~戦後まで盛んに開発されたものの、現在では輸入品に押され稼工している鉱床は少ない。希元素鉱物を目的とした鉱床は戦時中~戦後盛んに探鉱されたものの、日本国内では堆積鉱床の人形峠等一部の例外を除いて稼工に耐えうる鉱床は発見されなかった。
日本国外では、宝石鉱物や雲母等を目的とした鉱床も存在する。
[編集] 日本国内のおもなペグマタイト
- 福島県石川町(日本三大ペグマタイト・珪石鉱床)
- 福島県郡山市 鹿島大神宮
- 岐阜県苗木地方及び長野県木曽田立(日本三大ペグマタイト・希元素鉱物の漂砂鉱床)
- 滋賀県田上山(日本三大ペグマタイト・明治期にトパーズを大量に欧米へ輸出)
- 山梨県金峰山一帯(水晶加工産業往時の水晶産地)
- 福岡県長垂(リチウム・ペグマタイト)
- 新潟県金丸鉱山(大規模ペグマタイト鉱床)
[編集] 関連項目
[編集] 参考文献
- 黒田吉益・諏訪兼位 『偏光顕微鏡と岩石鉱物 第2版』 共立出版、1983年、ISBN 4-320-04578-5。
- 益富壽之助 『原色岩石図鑑 全改訂新版』 保育社、1987年、ISBN 4-586-30013-2。
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最終更新 2009年10月5日 (月) 16:49 (日時は個人設定で未設定ならばUTC)。
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