ペチカ
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ペチカ(ペーチカ;ロシア語:печкаピェーチュカ)は、暖炉の一種。ロシア語で暖炉やオーブンを意味する「печь」の指小形で、ロシアで普通のスタイルの暖炉を想定しつつその全般を指す。[1]日本では、特にロシア式暖炉のことをいう。
[編集] 概要
煙道がめぐらしてあるレンガなどで造った壁面の放射熱で部屋を暖める暖房設備。焚き口の炉は50センチほどの立方体、コンロとして料理にも利用できる。内部に温水管を通し貯湯タンクと組み合わせることにより給湯設備としても利用された。
暖房としての立ち上がりが遅いのが欠点だが、一度暖まるとペチカ特有の心地よさがある。部屋と部屋の間仕切りとして設置することにより、複数の部屋(2~4部屋)を同時に暖めることができる。燃料は石炭、薪のほか最近では石油ストーブを組み込んだものが主流となっている。石炭は北海道ひと冬で2~3トンほど消費する。
北欧生まれの暖房法がロシアを経由し1880年頃に開拓使が北海道に導入、満州拓殖公社が改良した壁型ペチカが終戦後普及したと言われている。炭鉱の閉山、石油ストーブの普及とともにペチカを暖房としている家庭はとても少なくなった。
石炭ストーブの道具としては什能(石炭用スコップ)、デレッキ(火かき棒)などがある。メンテナンスとして煙突や煙道の掃除が必要となる。
[編集] 脚注
- ^ ペチカ形式の暖房設備は、ロシア以外の近隣地域で広く見られる。
[編集] 関連事項
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