ペンギンズ・メモリー 幸福物語

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ペンギンズ・メモリー 幸福物語
監督 木村俊士
製作 サントリー
博報堂
CMランド
脚本 河野洋
川崎良
久野麗
音楽 松任谷正隆(音楽監督)
主題歌 松田聖子
撮影監督 八巻磐
配給 東宝東和
公開 1985年
製作国 日本
言語 日本語
キネマ旬報
  

ペンギンズ・メモリー 幸福物語(ペンギンズ・メモリー しあわせものがたり)は、1985年に公開された日本の劇場用アニメーションサントリーCANビールのCMでイメージキャラクターとして登場し、人気者になったペンギン(のちのパピプペンギンズ)を登場人物としたアニメ作品。

目次

[編集] 概要

元となったCMの最初のバージョンは、小さなクラブでペンギンの女性歌手がスロー・テンポのジャズを唄っている姿を見て、客のペンギンの一人(一羽)が感極まって涙を流し、そこに所ジョージのナレーションが入る…というものだったが、このCMが評判になり、さらに当初は歌手と楽曲がクレジットされていなかったため、誰が唄っている何と言う曲なのかという謎が広まった。程なくして、それが松田聖子のシングル「ガラスの林檎」のカップリングである「SWEET MEMORIES」である事が知られ、そのシングルのヒット(オリコン1位)という相乗効果も作用して、このCMのシリーズが人気をさらった。

この状況を見たサントリーがペンギンを使った長編アニメーションの制作を決定し[1]、CMでアニメを担当していたCMランドのスタッフに相談を持ちかけた。

内容は、その可愛らしいキャラクターデザインに似合わず、非常に重くシリアスなものとなっている[2]。原作者の長沢のコメント[1]によると、缶ビールのコピーライターである渡辺裕一が発言した「若い頃に放浪の旅をしたこと」と「図書館員になりたかったこと」が、物語を作るうえでのインスピレーションになった。

監督の木村はそれまでCMの分野で活動しており、ペンギン達を起用した缶ビールの一連のシリーズを初め、キユーピーマヨネーズバドワイザーなどのCMを手がけていたが、長編アニメーションの監督は初めてだった。


注意以降の記述で物語・作品・登場人物に関する核心部分が明かされています。


[編集] あらすじ

過酷な戦況であったデルタ戦争から一人帰還したペンギンのマイク。今でも戦場での日々に思い悩まされることがあり、故郷では英雄と称されるも、マイクはその歓迎を受け入れられなかった。

マイクは街を後にし、離れた図書館で司書する。そこで出会った歌手志望のジルに恋をし、互いに惹かれあう。ジルは順調に歌手の道を進み、本格的に都会でデビューすることが決定する。ジルはマイクを連れて一緒に暮らしたいと告げる。

しかしマイクは、一緒になることで彼女の夢を壊すことと、静かな街で暮らしたいという理由から、一人街を出ようとするが…。

[編集] スタッフ

基本情報に含まれていないスタッフは以下の通り。

ボーイの季節/Musical Life/Sweet Memories
青空 On My Mind

[編集] キャスト

[編集] 脚注

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  1. ^ 劇場公開時のパンフレットの記述より。
  2. ^ 制作側からの公式なコメントは無いが、多くのファンは、デルタ戦争のモデルはベトナム戦争ではないかという説を挙げている。デルタ戦争のシーンは冒頭から12分ほどしかないのだが、そこで描かれた状況や、非常に精緻に描写されたマイクたちの装備からそう考えられている。この視点から、本作を「プラトーン』に先駆けて「ベトナム症候群」を描いた作品」と評価する向きもある。

最終更新 2009年9月22日 (火) 19:10 (日時は個人設定で未設定ならばUTC)。
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